勇者・魔王・魔族・エルフ・天界人小説(外部サイト)一覧
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『どう足掻こうとも、未来はすでに決まっている。運命の歯車が終焉を告げるまで、滑稽に足掻くが良いよ』
ごく普通だった筈の小学生六人は、迎えに来た仲間と共に“勇者”として異界へ旅立つことになる。
それが、全ての始まり……否、それは終焉へ向けて加速する過程のひとつに過ぎない。
遥か昔の記憶が揺さぶり起こされ、現実を直視し、そうして懺悔する。
何故彼女達は勇者になったのだろう。
背後で蠢く支配の手に気づき、逃れられるのか、それとも。
――ここで、全てが終わる。
「私が犯した罪を、拭いきる事が出来ません。ならばせめて、最善を尽くしたいと思います。……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……ごめんなさい」
間違った運命の歯車は、誰が正す?
登録日 2020.10.25
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