夢と記憶小説一覧
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東屋橙子(あずまやとうこ)は、男性アイドルの発掘を任されている。とはいえ、全くもって見る目がないのか売れっ子を見極める事が出来ず職場での地位も年々下がってきている。
一発どかんと当てたい橙子は、一日中スカウトに力を入れるも、撃沈。夜の街で自暴自棄になり呑んだくれていた時、猛烈な罵声が聞こえてくる。
酔った客に絡まれる線の細い店員。どこからどう見てもイケてないそんな男なのに、何故か煌々と光がさす感覚に陥った。酔いが一瞬に冷めた橙子は、凄みをきかせて酔っ払いを追払い、その店員の男のスカウトに試みる。
その出会いが実は……。
文字数 14,486
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.26
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