幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つ物なのかな?

アノマロカリス

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第五章 動き出す…?

第十六話 束の間の休息

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 「さて、どこから回りましょうか?」

 僕は皆と別れて、1人で城内を歩いていた。
 料理長にも会いたいですし、メイドの方々にも会いたいし、騎士団の方にも…あ、トム爺さんにも会っておきたいですね。
 よし、まずは料理長に挨拶に行きますか…
 僕は食堂に顔を出した。
 時間的には夕方になります。
 夕食の準備でごった返していた。

 「料理長! お久しぶりですね!」
 「先生…お久しぶりです‼ あ、いえ…今は英雄様ですね。」
 「僕は僕です、今まで通りの呼び方で良いですよ…ところで、夕食の準備ですか?」
 「はい、この時間から急いで作らないと、全員分は間に合いませんから…」
 
 料理長は僕と話しながらも、食材をカットしていた。
 ゆっくり話をしたい所ですが、邪魔するのも…いえ、久々に手伝いますか!

 「料理長、久々に僕も手伝いますよ!」
 
 僕は球体解除で食材を出現させて、調理を始めた。
 グレートホーンブルステーキを16個のフライパンで焼き始めた。
 その間、別な鍋でステーキソースとパンを焼いた。
 
 「先生手伝います!」
 「自分達もお手伝いします!」 
 「わかりました、指示を出しますね! まず…3番と7番をひっくり返して、2番と8番と11番と13番を側面に焦げ目を、1番と4番と6番と9番を弱火に変えて、12番と15番と16番は終わりなので皿に入れてから新たな肉を焼き始めて!」
 「「「わかりました!」」」
 「3・4・5・7・11・13は火が強い! もう少し弱火でしっかり! 1・2・6・9・10は終わりだから皿に乗せてソースを掛けて出して、そこ! 空いたフライパンに肉を追加…あと、パンの火の通りが強い、硬くなるよ!」
 「「「「わかりました!」」」」
 
 ………20分後………

 「よし、これで終わりだね。 皆さん、お疲れさまでした!」
 
 料理人達は、へたり込んでいた。
 クタクタに疲れ果てていたので、回復魔法を掛けてあげた。

 「先生の調理は相変わらず凄まじいですね…自分は言われた通りにする位しか出来ませんでした。」
 「慣れだよ慣れw さて、厨房用の賄いは、海産物料理を調理するよ! その代わり、騎士達には内緒でね!」
 
 僕は卵と蟹で痛めたシェルイーターかに玉と、トコブシェーターのステーキ、海のスープとしてワカメスープを作って振舞った。
 料理人たちは、無我夢中で食べていた。
 
 「先生、これらの食材はどうしたのですか?」
 「サーディリアン領から以前船で渡っている間に釣り上げた物や、襲って来た魔物を撃退して捕らえた食材…ほい、タコ焼き完成したよ!」
 「はふ…はふ…あっつい!」
 「「「熱いですけど、美味いですね…」」」
 「本当は料理長とゆっくり話をしたかったんだけど、時間が無いから行くね! この海産物とブル肉は置いて行くから、料理の研究で使ってね。」
 「先生、何から何までありがとうございました!」
 
 僕は食堂を出た。
 次は…メイド達の部屋に行こう!
 メイド達が待機する部屋に来ると、扉をノックした。

 「入っても平気ですか?」
 「「「ダン様!」」」
 「メイド長、お久しぶりです!」
 「ダン様…いえ、英雄様…お久しぶりです!」 
 
 もう、英雄様と呼ばれる事を否定するのも疲れたので、このままにした。
 
 「ダン様、私は努力の甲斐がありまして、生活魔法のレベルが4になりました!」
 「あ、それはおめでとうございます! 僕も生活魔法はレベル10になりましたよ!」
 「レベル10ですか⁉ そこまで上がる物なのですね…」

 そして僕は調理キッチンを解除して、サーディリアンで販売しようと思って作った揚げたてカレーパンとクレープをメイド達に配った。
 カレーパンは好みがあるみたいだけど、クレープは皆喜んでくれた。

 そして僕とメイド達はしばらくの間、雑談をして部屋を出た。
 さて、次は…?
 時間的に遅いからなぁ、トム爺さんの所に顔を出そう。
 ちなみに、サーディリアンの国王陛下と王妃殿下は、テルシア王国に泊まるという事なので、送って行くのは明日で良いと言われたので、今日はゆっくりしよう。
 僕は中庭の小屋に来た。

 「トム爺さん、いますか?」
 「おぉ、ダン殿! よくぞいらっしゃった!」

 トム爺さんの対応は安心する。
 僕の事は色眼鏡で見たりしないので気が楽だった。
 そして僕とトム爺さんは小一時間ばかり話をして…

 「僕はそろそろ…あ、トム爺さんにこれをあげます。」
 「これは何だ?」

 トム爺さんに渡したのは、旅の途中で作った新たな肥料と生活魔法の水魔法を満たした玉を3つ渡した。
 
 「この玉に出ろというと、水が出て止まれと言えば止まります。」
 「この玉にはどれだけ水が入っておるのだ?」
 「100m四方の水が3つなので、当分の間はなくならないでしょう。」
 「ひぁーーーこいつはたまげたわい!」
 「では、また会いましょう!」

 僕は再開を約束した。
 ただし、八魔将と勝利をしなければ…いや、必ず勝利してまた会いに来ようと思った。
 さて、今日も夜が更けて来たし、ゲストハウスに泊まろう。

 ………翌日・早朝………

 僕は騎士団訓練所にいた。
 騎士団の団員との訓練に参加していた。

 「そろそろ体が温まっただろう? ダン殿、お手合わせお願い出来るかな?」
 「はい、宜しくお願いします。」

 正直言って、以前城にいる時は全く歯が立たなかった。
 だけど、僕も様々な戦いを得たので、以前よりはマシなはず…
 そう思っていたのだけど、騎士達の動きが遅く感じた。
 
 「あの…全員で掛かって来てもらえますか?」
 「大した自信ですな、後悔しないで下さいよ!」

 騎士は8人で一斉に掛かって来た…が、動きを読みながら全て峰打ちで撃退した。
 騎士団の人達は、僕の成長を信じられないみたいだった。
 
 「大した強さじゃないか、さすが英雄と呼ばれるだけはあるな。」
 「騎士団長の一手お願いしたいのですが…」
 「遠慮させていただこう…今のダン殿には勝てる気どころか相手にすらならないからね。」

 テルシア王国の騎士団も決して弱くはない。
 様々なモンスターとの戦いや十六鬼影衆との戦いは知らない内に経験になっていたと感じた。
 僕は騎士達にお礼を言うと、訓練所を立ち去った。

 食堂に行って食事をした後に、僕は初めてのテルシア王国の城下町に足を運んだ。
 カイナンの街とはまた違った街並みと店の種類だった。
 色々な店を巡りながら、僕は冒険者ギルドを目指した。
 冒険者ギルドに辿り着くと、扉を開けて中に入った。

 「受付は…あそこかな?」
 「おい、ガキ! ここはガキの来る場所じゃねえぞ!」

 これもお約束なのか、それとも僕には強さを感じられないのか…
 知名度が低いと良く絡んでくるのが多いなぁ…
 それとも、僕はそんなに弱く見えるのだろうか…?
 僕は無視して受付に向かおうとした。

 「おい…無視してんじゃねぇよ‼」
 「はぁ…面倒だ。」
 「あぁ? 面倒とはどういう意味だ⁉」
 
 僕はブーストを使用して、絡んできた男を殴ると壁まで吹っ飛んだ。
 それを見ていた仲間が僕の方にやって来ようとしたので、受付嬢にギルドカードを見せて要件を話した。

 「カードを確認します。 名前は…ダン・スーガー⁉ Sランクで英雄ダン・スーガー様ですか⁉」
 「はい、そうです。 ギルドマスターのヴァルガン様に用があるのですが、面会は出来ますか?」
 
 僕は振り返ると、先程までの男たちは震えていた。
 そりゃ、Sランクと英雄の名前が聞こえれば、手を出そうとするものはいないだろうしね。

 「一応言っておくけど…この場にいるという事は、僕に殺されても文句はないという事で良いんだよな?」
 「ヒィ…すいません!」

 男たちは、吹っ飛ばされた男を連れてギルドを出て行った。
 別にあそこまでする事は無かったんだけど、少しは身の程を知ってもらった方が良いと思って威嚇した。
 僕は受付嬢にヴァルガンのギルドマスターの部屋に案内された。
 
 「ダン殿、お久しぶりですな。 それとも英雄様と呼んだ方が良いかな?」
 「普通にダンで構いませんよ。 その節はお世話になりました!」
 「弟からも連絡が入っていてな…サーディリアンでは派手に立ち回ったそうじゃないか!」
 「成り行きと巻き込まれが多くて、知らない内に名が売れて行きました。」
 
 その後、小一時間ほど…話をした。
 そして、話題は八魔将の事を話した。

 「やはり、八魔将の捜索は難しいですか?」
 「そうだな、どんなタイプの敵とかが解れば対処が出来るのだが…」
 「そうですねぇ…ガルムと呼ばれるデスウルフみたいな姿をした者以外なら、解るとすればぬいぐるみくらいですかね?」
 「ぬいぐるみ?」

 僕は無属性魔法で形を作り、ペイントで色を付けた物を見せた。
 ヴァルガンは信じられないという顔で見た。

 「この敵が十六鬼影衆にいたぬいぐるみなんです。 攻撃力自体は大した事は無いのですが、動きが速過ぎてこちらの攻撃を全て躱すかわりに、向こうからの攻撃は回避出来ないという…戦い難さという点では、十六鬼影衆最強だったと思います。」
 「こいつが八魔将にもいるかもしれないと?」
 「はい、奴を倒した際に…仇は兄弟たちが取ってくれると言って、他の十六鬼影衆にぬいぐるみがいない事を考えると八魔将にいる可能性があるのです。」
 「俄かには信じられない話だが、一応他のギルドにも報告しておこう。」
 
 僕は冒険者ギルドを後にして、城に向かった。
 そして僕は、テルセラと王様に会わない様に国王陛下と王妃殿下を連れ出して、翔也達と合流してからシルフィンダーでサーディリアンに帰った。
 国王陛下と王妃殿下とは、カイナンの入り口で別れ…2人は馬車で城に帰って行った。
 そして僕達は宿に帰ったのだが…
 そこにはガイウスがいて、気難しそうな顔をしていた。

 「ダン! 実はバレサステップのダンジョンの奥で奇妙な物を発見して、球体に収納したのだが…」
 
 そういってガイウスから玉を渡されて、球体解除を行うと…その奇妙な物は目の前に出現した。
 そしてその奇妙な物は、今後の旅に必要な存在となるのだった。
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