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第四章 別大陸での活動の章

第九話 偽者(有名になるとこういうのが現れるのか!)

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 ゼイギア山に着き、シルロンダーを収納して山に登り始めた。
 森とは違い、山のモンスターは人を見ると襲って来るモンスターが多い。
 それに、数も多く修業には適した場所だった。
 中腹まで来ると中型のモンスターが多くいたのだが…?
 重症では無いが、手傷を負ったモンスターを多く見た。
 モンスター同士、縄張り意識が強く争いが絶えないのかと思ったのだが、明らかに剣で斬られた傷や魔法での攻撃による焦げだった。

 「こんな山の中でも、僕以外に戦う者がいるのかな? あ、討伐依頼か…」
 《大方、討伐依頼で向かった先に対象とは別の縄張りに入り攻撃でも受けたんだろう。 討伐出来ないで返り討ちに成功したが逃げられたというのがオチだろう。》

 それが本当だとしたら、何とも間抜けな話だ。
 普通は下調べをしてから作戦を練って踏み込む物だろう。
 この付近でも数を多く倒せば経験値も稼げるだろうけど、どうせなら山頂付近で大型モンスターを狩りたい。
 その為には山頂に抜ける道を探しているのだが…?

 《相棒、この先の方に人が4人ほどいるな。 3人と負傷して弱っているのが1人》
 《この先の方と言うことは… あ、やっぱり山頂へ続く道か…》

 他の冒険者とは、極力関わり合いになりたくは無い。
 今の状況から考えると、先方が勝手に仕切り出して共闘しよう!…とか、一緒に戦える仲間が必要だから、1人で行くのは危ないとか言うんだろうな。
 僕は岩陰から山頂へ続く道を見た。
 山頂に続く道は、人1人通れるかどうかという位に細い道だった。
 そこの場所に倒れた男の戦士を治療している女ヒーラーと、その前にいる男の剣士と女の魔術師がモンスターを牽制し合っていた。
 状況から見て、冒険者達の方が劣勢だった。

 「あそこ以外に山頂に続く道は無さそうだしな… さてどうするか?」
 《この辺一帯のモンスターを狩り尽くせば、暫く間は安全だろう。 その隙に奴等には山から降りて貰えば良い。》

 アトランティカの意見に従い、この辺一帯のモンスターに攻撃を仕掛けて全て倒した。
 さて、後はコイツらがどう出るか?

 「済まない、助かった! 仲間がやられてしまい劣勢だったのだ。」
 「そうですか、この辺一帯のモンスターは全て倒したので、今の内に仲間を担いで山から降りた方が良いですよ。」
 「君は強いな! しばらくの間…共闘しないか?」
 「仲間が傷付いているなら、今の内にさっさと山から降りた方が良いですよ。 それに共闘とは言いますが、僕が用があるのは山頂付近ですし、此処らのモンスターで手を焼いているなら共闘なんて無理な話ですよ。」
 「ねぇ、ちょっとあなた… こっちからせっかく良い条件出していると言うのに、何よその態度は?」
 「良い条件って?」
 「うちのリーダーが出した共闘の案よ。 あなたがどんなに強くたって、上に行けば上に行くほど敵が強くなるのよ!」
 「僕はこの付近のモンスターでは相手にならないし、出来ればもう少し強いモンスターと戦いたいのですがね。」
 「だが1人では危険だと思うのだよ。 共闘すれば多くのモンスターを狩れると思うのだが?」
 「いや、だから… 共闘には興味ないし、何より………あーもう、君達みたいな弱い人達と共闘した所で戦力なんて高が知れているだろう!」
 「弱いか… 僕が誰だか知らないみたいだね? 僕は最近巷で名が知れるようになった、ダン・スーガーだ!」
 「へーそーなんだー、わーすごい、えーゆーさまかー! それはーおみそれしましたー!!」

 僕の名前を騙る奴まで現れたか…
 僕は棒読みで小馬鹿にした物言いで、相手にするのを辞めた。

 「なら、尚の事…共闘は必要ないよね? では、さよーならー」

 僕はそう言って、山頂に続く道横たわっている負傷した仲間を飛び越えて、山頂に向かっていった。
 偽者ダン・スーガーが僕に肩を掴んだ。

 「何? 急いでいるんだけど?」
 「ここの敵は手強いんだ、共闘をやった方が得だと思うぞ!」
 「そうよ! それに英雄の言う事を無視するなんて、貴方何様のつもりよ!?」
 《このねーちゃんの方が何様のつもりなんだか…》
 「はっきり言おうか? 君達は弱い!! それに英雄が仲間に負傷させるとかあり得ないだろ? 共闘とかいって、僕が倒したモンスターを掻っ攫うのが目的じゃないのか?」
 《相棒よ… いっその事、正体を明かしたらどうだ?》
 《いや、こういう輩は必ず理由を付けて着いて来ようとするから面倒なんだ。》
 「何も言わないのなら、僕は行くよ。 本当に今の内ならモンスターは少ないから、仲間を担いで山を降りな。」
 「待ってくれ! ならせめて、治療系のポーションは持ってないか? 持っていたら…」
 
 あ、それで顔色が悪いのか…
 腕の傷口から毒が入り込んだんだな。

 「アンチドーテ…ヒール!」

 僕のこの間覚えた、初の治療魔法と治癒魔法だ。
 てっきり、自分で使うと思っていたけど…
 
 「さぁ、治してあげたんだから山を降りな!」

 僕は山頂を目指して登り出した。
 山頂に近付くに連れて、敵の強さが増して行くが…?
 
 《相棒よ、気付いていると思うが…》
 《あぁ、さっきの偽者だろ? 距離を開けて追って来ているね。》

 礼を言うつもり…では無さそうだな。
 共闘っと言っていたから、狙いはこの山に住む討伐書のモンスターだろう。
 そう思っていたのだが…?
 僕は山頂一歩手前で大きな広場に出た。
 そこは大きな岩も無く、まっさらな地面で少し波打っていた。
 普通に考えて、大型モンスターの住処といっても間違いでは無いだろう。
 しかも、翼の羽ばたきで出来た様に波打っている…今はいないが、翼を持つ大型モンスターというとドラゴンくらいしか思い付かない。
 僕は中心に行くと、背後から先程の冒険者4人組が現れた。
 
 「一応聞いておくけど、何の用?」
 「君が強い理由が解ったよ、その剣だね? その剣は君なんかより、英雄たる僕に相応しい武器だ。 素直に渡したまえ! そうすれば痛い目に遭わなくて済むよ。」
 「はっ…! 何言ってんだ、渡す訳無いだろ。 それに馬鹿かお前は? 中腹程度のモンスターに手こずっている奴等がどうやって僕を痛い目に合わすんだよ?」
 「素直に渡した方が良いわよ! あなたは1人で私達は4人居るんだから!!」
 「雑魚が4人いたところで大して戦況は変わらないと思うが?」
 「先程は世話になった! だが、それとこれとはまた違う話なんだ。 俺は剣より金を渡せ!」
 「金が欲しければまともに働け!」
 「神はより強き者に武具を差し上げてと申しております。 さぁ、貴方の剣を英雄様に…」
 「渡す訳ねぇだろ、このエセプリーストが!! あんたの神ってどんな神だ? 邪神か?」
 「我が神を侮辱するなど…天罰が!」
 「落としてみろよ~! 人の持っている物を偽りの英雄モドキに渡せという神の天罰を落としてみろよ! ほれほれどうした? 僕は無傷だぞ~。」
 「もう良い! せっかくのチャンスをあげたのに不意にしてさ、君は後悔すると良いよ。 もう、君は生きては帰れないのだから!」
 「そうよ、英雄に逆らって無事に…」
 《どうやら騒ぎ過ぎたな… ここの主人が帰って来たみたいだ。》

 上を向くと、翼のある巨大な鳥が羽ばたいていた。
 黄色い嘴、白い羽毛に頭から背中は黄色で、下の翼は黒い羽根があった。
 
 『我が名は、シンプルトン! 十六鬼影衆の1角よ! 英雄ダンよ、仲間の怨み晴らさせて貰うよ!』
 「今回は奴らの死体は無いのに何故気付かれたんだろう?」
 《まぁ良いでは無いか…何にしても、倒せば経験値も特盛で入るからな!》

 僕らは先程の4人を見ると、シンプルトンを見て震えている。
 まぁ、魔王配下の十六鬼影衆と聞けば魔王の復活の映像を見てない奴以外は、いやでも解っている筈だ!
 それにこれはチャンスでもある。
 人の名を騙れば、どういう目に遭うかを…

 『貴様が英雄ダンだな!』
 
 シンプルトンが僕を前にして言い放った。
 僕は偽者に指を刺して言った。

 「いえ、英雄ダンはこっちの人です。 先程、自分で名乗っていました。」
 「い…いや…ぼ…ぼく…は………!」
 「ほら、英雄の力を見せて下さいよ!」
 
 そして偽者には容赦無い攻撃として、僕の嘘つきパレードフルコースを与える事にした。
 ガイウスがこの場に居たらツッコミの嵐になっているだろう。

 「ほら、先程の言っていたじゃ無いですか…魔王サズンデスなんて、英雄の力の前ではなすすべくションベンを漏らしながら命乞いするって! 配下の十六鬼影衆も僕のペットみたいな物だから、英雄が命令をすれば尻尾を振って喜ぶって!」
 「いや、ぼ…ぼくはそんな事…ひとことも…」
 「おい、そこのペット! 焼き鳥になりたくなければ英雄ダン様に命乞いをするんだな! ほら、さっさとしろ! 本当に鳥頭は頭が悪いと、先程英雄ダン様に言われた通りですね。 そして英雄の仲間も、英雄がトドメを刺したら鳥の丸焼きにして犬に喰わせてやるって言ってたな。」
 『貴様ら…魔王様を侮辱するだけで無く、我らの事も愚弄しやがって…生きて帰れると思うなよ‼︎』

 僕はその場から少し離れた所で見ていた。
 そして僕は砂魔法で偽者とその仲間を逃さないように捕らえていた。
 
 「ほら、英雄様! さっさと英雄の力を見せて下さいよ! 僕に掛かったらあんな鳥なんて泣いて漏らすって言っていたじゃ無いですか! ほら、お仲間も…英雄ダン様の手伝いをしてあげて! 僕の事を上から目線で見ていたんですから、実力くらい見せつけて下さいよ!!」
 《相棒よ、お主は良くもまぁそこまで口が回る物だな…》
 《言ったもん勝ちだよ。 それに偽者には頭にきているからね。》
 《名を騙られた事か?》
 《いや、あれだけすぐに嘘を付けたという事は、他にも騙している可能性があるからね。》

 シンプルトンは逃げられぬ偽者を巨大な足で踏み付けた。
 すると、4人は瀕死の重傷を負っていた。
 よし、次は回復地獄といこう!

 「英雄様の力はそんな物じゃ無いでしょ! キュアオール!」

 キュアオールの魔法で4人達は完全回復をした。
 そして、またシンプルトンに踏まれるとキュアオールを掛けた。
 
 「早く英雄様の力を見せて下さい!!」

 またシンプルトンに踏まれた重傷の怪我をキュアオールで治した。
 そしてまた踏まれ、回復、踏まれ、回復、踏まれ、回復を10回繰り返した。
 
 「もう、辞めてくれ!! 僕は英雄ダン・スーガーじゃない!!」
 「またまた~冗談を言わないで下さいよ! ほら、あの鳥を丸焼きにするんでしょ? 早く英雄の力を見せてくれよ!」

 そしてまた踏まれ回復…をしたら心が折れていた。
 4人はもう立ち上がる気力も無かった。

 《相棒よ…えげつないな、やり方が…だが、もう良いのでは無いか?》
 「そういえば今思い出したんだが…シンプルトンって、確か阿呆という意味だったような? 十六鬼影衆って、名前が全て悪口なんだな。」
 《そうなのか? だとすると、下っ端は見事に復讐を果たしたんだな。》

 シンプルトンがまた4人を踏み付けようとしていた。
 僕は4人の中に入り、アトランティカを構えてシンプルトンの足を貫いた。
 すると、シンプルトンは後ろに倒れてもがいていた。

 「おい、偽者! 君達はこれから英雄の名前を騙った罪で裁かれる。 良いな?」
 「はい、わかりました。 それでこの苦しみが救われるなら…」
 「シンプルトン! ここからはこの僕…ダン・スーガーが相手をしよう! アイマァフールと…、あれ?もう1匹の名前なんだっけ?の仇を打つんだろ?」
 『やはり貴様が英雄ダン・スーガーだったのか!?』

 4人は僕を見て驚愕していた。
 本人の目の前で英雄の名前を騙っていたとは思わなかったと。

 「さてと、サクッと済ませるか…行くぞアトランティカ!!」
 《おうよ、相棒!》

 シンプルトンは立ち上がり、嘴での攻撃を仕掛けて来た。
 僕はその嘴を剣で斬り落とした。
 そして、魔剣アトランティカの固有スキルの【ブースト】と【アクセル】を用いて、高く飛び上がると三連撃でシンプルトン顔に斬りつけた。
 そして、頭を垂れた瞬間に首を刎ねた。
 
 『ふっふっふ…首を落としたくらいでは、我は死なぬよ。』

 頭が無いのに何処から喋っているのか…?
 もしかしてと思い、僕は背中の羽毛を斬った。
 すると、背中から蛇が現れた。
 シンプルトンは、バジリスクだったのだ。

 「という事は、鳥側は尾っぽか…」
 
 確かバジリスクは石化の目があったはず…?
 蛇の目を見ないように戦った。
 僕は蛇の石化の目をかわすと、後ろにいた4人の冒険者の内3人が目を見てしまい石になった。
 偽物だけは伏せてかわしていた。

 「あの攻撃は厄介だなぁ…」
 《相棒よ考えがある! 奴が攻撃に来る瞬間に目を閉じろ! 後はオレを信じろ‼︎》

 僕は剣を振りかぶって目を閉じた。
 そしてアトランティカのタイミングで剣を下ろした。
 すると…バジリスクの本体の蛇の顔が真っ二つになっていた。
 バジリスクを倒したのであった。
 勝因としては、鳥の中に隠れていた本体の蛇の状態異常が効果なければただの蛇なのである。
 ただの蛇なら負けるわけも無いし、今の切れ味のアトランティカならあれ位なら楽勝なのである。 
 そして僕は偽者を見ると、仲間が石化した前でオロオロとしている。
 僕は仕方なく…石化した偽者の仲間達に石化解除の治癒魔法を施した。

 「これで分かったか偽者ども、人の名前を語ればどうなるかをな! それに僕の事は魔王サズンデスが躍起になって捜しているんだ! 下手な場所で僕の名前を名乗ったら、次に狙われるのはお前達になるぞ。」
 「はい…二度とこんな真似は致しません!」
 「それとさぁ、僕の名前を語ったのは初めてじゃ無いよね? 他の場所でも僕の名前を語って悪さをした事があるんじゃないか?」
 「はい、以前立ち寄った村で…」
 「なら、その村に行ってから事情を話して全てを弁償してこい! そして二度と悪さをしないと誓うのなら許してやるよ。」

 偽者達は顔の表情が緩んだ感じがした。
 ここで素直に頷いていれば、やり過ごせるのだろうと…。

 《相棒、流石にそれでは甘いのでは無いか? 奴等が約束を守らずにバックれたらどうする?》
 《大丈夫、それについては考えがある!》
 
 僕はスマホを取り出してから4人を撮影して、それを紙に転写して物を4人に見せて言った。

 「この通りにお前達の姿はこんな感じに描いておいた。 もしもお前達の態度に変化がなければ、この紙は手配書に変化してお前達は追われる立場になるだろう。 僕はSランクなので、僕からの依頼なら冒険者ギルドはまず断ることは無いし、各支部にも賞金首として懸賞金を掛ければお前達はどこに逃げても捕まるのは時間の問題だからな。」
 「け…懸賞金って⁉︎」
 「この山で僕が倒したモンスターのほとんどは、冒険者ギルドで討伐依頼を要請しているモンスターだからね。 そのほとんどを討伐しているので、依頼の報奨金はかなりの金額になるだろう。 そうだなぁ…お前達の賞金に金貨100枚にでもしてやれば、お前達が逃げれる事はまず不可能だろうな。」
 「そ…それは?」
 「お前達がちゃんと約束を守って、村に行って全てを打ち明けてから弁償をすれば…この話は無しするが?」
 「ダン様はそれをどうやって確認するのですか?」
 「冒険者ギルドから各村に通達をして、お前達のやった悪行を改善したかどうかを確認する。 変化が無ければ…即座にお前達に賞金を掛けるが?」

 4人は青い顔をして項垂れていた。
 こういう奴等の行動は大体分かる。
 適当に従ったフリをした後にバックれるのは目に見えているからな!
 まぁ、こうでも言えば…余程の馬鹿では無い限り約束を反故にする事はしないだろう。
 自分達の首に懸賞金が金貨100枚でも掛かっていれば尚更だろうしな。

 「それで、お前達は…約束は守れるか?」
 「はい! すぐに村に向かいます‼︎」

 偽者達はすぐに目の前から消える様に山を降りて行った。
 後は彼等が約束を守ってくれれば問題は無いない…のだけれど?

 《考えがあると言っていたが、これだったのだな!》
 《こうでも脅しておけば、約束を破る様な真似はしないだろう。》
 《金貨100枚なんか掛けられたら、この大陸から出ない限り逃げることは出来ないだろうしな!》
 《金に困っている冒険者なら、躍起になって捜すだろうしね。》
 《それはそうと相棒、こんな話で忘れていたが…オレはかなりレベルが上がったぞ!》

 アトランティカは、かなりのレベルアップをした。
 僕も全スキルが10まで上がった。
 アトランティカの固有スキルが5個増え、魔剣ランクがミスリルからダマスクス鋼に進化した。
 やはり、十六鬼影衆の経験値は桁違いだった。 
 僕は慱を助けれるかどうか聞いたけど、これの2つ上のレベルに上がらないと助けられ無いという事だった。
 僕は、次の狩場に移動した。

 ~~~~~ダンの偽者達は~~~~~

 奴等は僕の言い付けをちゃんと守って、村に行って騙した事を懺悔して弁償しに各村を回ったらしい。
 奴等の行った犯行は、1件や2件だけでは無かった。
 これに懲りて…奴等はもう悪さはしないだろう。

 ~~~~~盗賊の新人冒険者~~~~~

 僕を探して山をあっちこっち探していたが、当然モンスターも襲ってくるわけで…
 命からがら逃げ出した彼は、次を頼りに歩き出した。
 それは、ダンとは全く別の方向に…
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