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第四章 学園生活編

第七話 妖魔王…?(不快に感じるかもしれませんので、読まれる方は御注意を…読まなくても本編とは…?)

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 朔夜と悠斗と真美が邸の中で妖魔王の所在を探っている頃…
 風郷杜市のとある場所では、暗い部屋の中でモニターを観ながらニヤついている者がいた。

 「セルリアたんもルナリアたんも…美しいな! これぞ人の究極なる美の姿だ‼︎」

 モニターの中では更衣室で体操着に着替えようとしている、セルリアとルナリアが映っていた。
 この者は盗撮をしていたのだった。

 「このアングルが堪らないな! これもプリントアウトしよう!」

 この者の部屋の中には、セルリアとルナリアの写真がたくさん貼られていた。
 全裸の写真こそ無いが、それに近い下着姿の写真が幾つもあった。
 警察に見付かったら確実に捕まるだろう………。
 その者は、その姿を眺めながら酷く興奮をしていた。

 「そしてコレが…セルリアたんの靴下とルナリアたんのタオル…」

 その者は、セルリアの靴下を顔に押し付けて匂いを嗅いでから、ルナリアのタオルに頬擦りをしならがまた興奮していた。
 
 「あぁ…女神の香りがする!」

 本当にコイツが妖魔王なんだろうか?
 ただのストーカー?
 ただの変態?
 とにかく、気持ち悪いとしか言えなかった。

 「そして…これが最高のお宝! 女子トイレに忍び込んで手に入れた使用済みの生理用品‼︎」

 や…やめろ‼︎
 何をするのか大体想像がつくが…それをやったらあまりの不快で、読者が離れていくだろ‼︎
 そしてその者は…それに対して口を開き………
 その後の事は皆さんの想像に任せます。
 しばらくその行為を堪能したその者は、次に写真に釘やカッターの刃が突き刺さった男の写真を睨んだ。

 「この男は…殺すことが出来なかったが、2度と彼女達には近付けないように出来た! この2人の女神の幼馴染というだけでも許せないのに、更には2人に好かれるだと? このままでは2人が汚されてしまうので、そうなる前に排除をして正解だった!」

 その者の近くには、木人形が転がっていた。
 その顔にはある者の写真が貼られていて、体には呪符が貼られていた。

 「不知火朔夜…ボクはあの2人の女神の近くにいるお前がいつも目障りだった! だから、木人形を使ってルナリアたんを襲わせてから、同時にセルリアたんにそれを目撃されることにより…貴様の評判を落としたのだ‼︎」

 何と⁉︎
 ルナリアを襲ったのは、神達の仕業ではなかった。
 では、神達…グヴェリオンは朔夜に何を仕掛けたのだろうか?
 それは…いまこの場で語る事は出来ない。
 何故なら、この先に書くはずの閑話のネタがなくなってしまうからだ!

 「だが…奴はボクの鬼の1匹を始末した。 人では決して敵わない筈の奴を…危険だな! それにこの周囲に放った妖の類も葬られているし…よし、残りの鬼を仕向けて不知火朔夜自体を始末させよう! 奴は家からも追い出されたし、あの人がいない場所では奴が死んだ所で問題は無い筈だ‼︎」

 どうやら…その者は、朔夜を始末したい様だ。
 果たして…そう上手くいくだろうか?
 朔夜の運命は⁉︎
 そして…その者の正体とは⁉︎
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