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第一章 異世界召喚編
第十九話 第二回作戦開始!
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新月で月明かりすらない闇に中で、デスブリンガーは行動を開始した。
以前の様に城下街の門から街に入ると、闇を消し去るかの如く、かなり多くの松明の灯りが周囲を照らしていた。
デスブリンガーは以前の様に召喚魔法を使うと…デュラハンを筆頭に、作戦会議で話した通りの魔物を召喚した。
そしてデュラハンが号令を掛けると、冒険者達との戦いが始まったのだった。
俺は浮遊魔法で浮かびながら移動して、戦いの様子を見ていた。
「ヴェルナルドの奴…張り切っているなぁ! 呼んだのは久々だからか?」
デュラハンのヴェルナルド、ノーライフキングのシェルザード、ダークプリーストのマイヤネートは5回目の異世界召喚で仲間の契約をした。
戦いに勝利した俺は、奴等3人に服従か死を選択させた時に追加で…
「服従を誓うのなら、名を与え…自由に好きな様に戦わせてやる…」
…と言ったら、喜んで付いてきた。
魔王との決戦の時も奴等を呼んで戦わせたのだが、その時の魔王の表情がとても愉快で笑えた。
自分の配下が裏切って向かって来たら…魔王も唖然とするだろう。
「ただ…ヴェルナルドの奴は、たまに命令を無視するからなぁ? まぁ、殺すなという命令は守るだろうが…「生きていれば良いんですよね?」と言われた時は、何処までやるのかが不安だ。」
不安しかないが…とりあえずヴェルナルドに此処を任せよう。
まぁ、アダンの言う通り…Sランク冒険者というのも、見事に立ち振る舞っているしな。
俺は城門前に到着すると、兵士が前回の様に待ち構えていた。
俺は、スケルトンウォーリアを100体召喚した後に…スケルトンナイトを2体とダークプリーストのマイヤネートを呼び出した。
スケルトンウォーリア達は兵士に向かって行き…スケルトンナイトはバードとウォチングの元に向かって行った。
そして俺は、マイヤネートに此処を任せる様に伝えた。
『まぁ、適当にやってくれ…』
『畏まりましたわ、盟主様…人間達の絶望感と虚無感の表情を見れるかと思うと…体の火照りとゾクゾクがたまりませんわ!』
それを聞いて俺は…「本当にコイツに任せて平気なのだろうか?」と不安になって来た。
マイヤネートは破壊されたスケルトンウォーリアを瞬時に復活させながら…荒い呼吸をしていた。
別に苦しんでいる訳ではない…悦に浸っているという表情をしていたのだった。
「良いわ! 良いわ! もっとその絶望的な表情を頂戴! あぁ…ハァハァ…あぁん♡」と喘いでいた。
人選ミスっただろうか?
これならまだ…ノーライフキングのシェルザードの方がマシな気がする。
『とにかく…任せたぞマイヤネート!』
『はぁい! 任されましたわ盟主さまぁ~ん♡』
俺は不安を感じつつも、城の中庭に入った。
すると大勢の騎士達が殺気を放って待ち構えていた。
前回のドラゴントゥースウォーリア戦では、騎士達の殆どが重症だった。
俺は反省会の後に騎士達を回復魔法で癒してやった。
治ったと同時に訓練に励むという無茶をしだしたのだが…。
俺はドラゴントゥースウォーリアを25体召喚すると、騎士達に向かわせた。
そして騎士達が戦いを始めると、その間を抜けて先に行くと…グランとリオンとミクが待ち構えていた。
『貴様達にはコイツを用意しよう…』
そう言って俺は…姿を映し出す鏡を3人の前に出現させた。
3人の姿が鏡に映ると、鏡から3人の姿が全く同じのミラーファントムが現れた。
グランとリオンは、あらかじめ内容を知っていたので大して驚いてはいなかったが…ミクは驚愕した表情を浮かべていた。
そして俺は、ミラーファントム達に命令すると…ミラーファントム達はそれぞれの者達に向かって行った。
「それにしても…ここまで来るまでに、マサギの姿が何処にも見当たらなかったが…何処にいるんだ?」
俺は騎士達を見ると、劣勢の様な感じだが…見事に立ち振る舞っていた。
流石に同じ敵相手に遅れを取るわけには行かないのだろう。
グランとリオンも危なげながら戦っていたが…ミクの場合だけ、ミラーファントムの方が押されていた。
どうやら…ユウトとマミのバフが思った以上に威力が高くて、優勢になったのだろう。
だが、それだと…ミクが何も学べないと思って、イレギュラーだが…ユウトとマミの前にも鏡を出現させて、ミラーファントムを出現させたのだった。
「これは自分か?」
「これって…私?」
2人は戸惑った表情をしていた。
すると、ミクに掛かっているバフが解けて均衡が元に戻った。
そしてユウトとマミも参戦し始めたのだった。
それにしても本当に…マサギは何処にいるんだ?
そして城の入り口にサクヤの姿を見付けて、戦いを始めたのだった。
今度はサクヤをオートモードにした。
これで俺が勝利をするというシナリオが完成し、サクヤが死ぬというシナリオ通りになるからだ。
そして以前の様な戦いを繰り広げてから、以前と同じ様にサクヤが地面に倒れると…俺はオートモードを解除して会話をする感じに持って行った。
『中々楽しめたぞ!』
「お前の狙いは何だ⁉︎」
『我の狙いか…それはな‼︎』
「ちょっと待て‼︎」
デスブリンガーが言葉を発しようとしたその時、マサギが現れて会話を遮った。
マサギは剣を構えると…デスブリンガーの横に立って、サクヤに剣を向けて来た。
マサギは何を考えているのだろうか?
次回、マサギの真意が明らかになる‼︎
以前の様に城下街の門から街に入ると、闇を消し去るかの如く、かなり多くの松明の灯りが周囲を照らしていた。
デスブリンガーは以前の様に召喚魔法を使うと…デュラハンを筆頭に、作戦会議で話した通りの魔物を召喚した。
そしてデュラハンが号令を掛けると、冒険者達との戦いが始まったのだった。
俺は浮遊魔法で浮かびながら移動して、戦いの様子を見ていた。
「ヴェルナルドの奴…張り切っているなぁ! 呼んだのは久々だからか?」
デュラハンのヴェルナルド、ノーライフキングのシェルザード、ダークプリーストのマイヤネートは5回目の異世界召喚で仲間の契約をした。
戦いに勝利した俺は、奴等3人に服従か死を選択させた時に追加で…
「服従を誓うのなら、名を与え…自由に好きな様に戦わせてやる…」
…と言ったら、喜んで付いてきた。
魔王との決戦の時も奴等を呼んで戦わせたのだが、その時の魔王の表情がとても愉快で笑えた。
自分の配下が裏切って向かって来たら…魔王も唖然とするだろう。
「ただ…ヴェルナルドの奴は、たまに命令を無視するからなぁ? まぁ、殺すなという命令は守るだろうが…「生きていれば良いんですよね?」と言われた時は、何処までやるのかが不安だ。」
不安しかないが…とりあえずヴェルナルドに此処を任せよう。
まぁ、アダンの言う通り…Sランク冒険者というのも、見事に立ち振る舞っているしな。
俺は城門前に到着すると、兵士が前回の様に待ち構えていた。
俺は、スケルトンウォーリアを100体召喚した後に…スケルトンナイトを2体とダークプリーストのマイヤネートを呼び出した。
スケルトンウォーリア達は兵士に向かって行き…スケルトンナイトはバードとウォチングの元に向かって行った。
そして俺は、マイヤネートに此処を任せる様に伝えた。
『まぁ、適当にやってくれ…』
『畏まりましたわ、盟主様…人間達の絶望感と虚無感の表情を見れるかと思うと…体の火照りとゾクゾクがたまりませんわ!』
それを聞いて俺は…「本当にコイツに任せて平気なのだろうか?」と不安になって来た。
マイヤネートは破壊されたスケルトンウォーリアを瞬時に復活させながら…荒い呼吸をしていた。
別に苦しんでいる訳ではない…悦に浸っているという表情をしていたのだった。
「良いわ! 良いわ! もっとその絶望的な表情を頂戴! あぁ…ハァハァ…あぁん♡」と喘いでいた。
人選ミスっただろうか?
これならまだ…ノーライフキングのシェルザードの方がマシな気がする。
『とにかく…任せたぞマイヤネート!』
『はぁい! 任されましたわ盟主さまぁ~ん♡』
俺は不安を感じつつも、城の中庭に入った。
すると大勢の騎士達が殺気を放って待ち構えていた。
前回のドラゴントゥースウォーリア戦では、騎士達の殆どが重症だった。
俺は反省会の後に騎士達を回復魔法で癒してやった。
治ったと同時に訓練に励むという無茶をしだしたのだが…。
俺はドラゴントゥースウォーリアを25体召喚すると、騎士達に向かわせた。
そして騎士達が戦いを始めると、その間を抜けて先に行くと…グランとリオンとミクが待ち構えていた。
『貴様達にはコイツを用意しよう…』
そう言って俺は…姿を映し出す鏡を3人の前に出現させた。
3人の姿が鏡に映ると、鏡から3人の姿が全く同じのミラーファントムが現れた。
グランとリオンは、あらかじめ内容を知っていたので大して驚いてはいなかったが…ミクは驚愕した表情を浮かべていた。
そして俺は、ミラーファントム達に命令すると…ミラーファントム達はそれぞれの者達に向かって行った。
「それにしても…ここまで来るまでに、マサギの姿が何処にも見当たらなかったが…何処にいるんだ?」
俺は騎士達を見ると、劣勢の様な感じだが…見事に立ち振る舞っていた。
流石に同じ敵相手に遅れを取るわけには行かないのだろう。
グランとリオンも危なげながら戦っていたが…ミクの場合だけ、ミラーファントムの方が押されていた。
どうやら…ユウトとマミのバフが思った以上に威力が高くて、優勢になったのだろう。
だが、それだと…ミクが何も学べないと思って、イレギュラーだが…ユウトとマミの前にも鏡を出現させて、ミラーファントムを出現させたのだった。
「これは自分か?」
「これって…私?」
2人は戸惑った表情をしていた。
すると、ミクに掛かっているバフが解けて均衡が元に戻った。
そしてユウトとマミも参戦し始めたのだった。
それにしても本当に…マサギは何処にいるんだ?
そして城の入り口にサクヤの姿を見付けて、戦いを始めたのだった。
今度はサクヤをオートモードにした。
これで俺が勝利をするというシナリオが完成し、サクヤが死ぬというシナリオ通りになるからだ。
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マサギは剣を構えると…デスブリンガーの横に立って、サクヤに剣を向けて来た。
マサギは何を考えているのだろうか?
次回、マサギの真意が明らかになる‼︎
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