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第七章
閑話 リュカの秘密
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今回は、何故にリュカがあそこまでのチート能力があるのにも関わらず、雑魚同然のザッシュに従ったのかを説明したいと思います。
実はこれ…結構質問が来ているんですよね。
リュカには、1つの目標がありました。
それは、英雄ダンの様に歴史に名を残す英雄になる事…
幼い頃はそれを公言しておりましたが、家族からの反応はというと…?
「お前みたいな弱い奴がなんて烏滸がましい戯れ言を…」
「そういう事は、村の中で最下位から脱してからほざけ!」
「魔法も中途半端な物しか使えない癖に、身の程を知れ‼︎」
「お前に英雄なんて、夢のまた夢だ。しかも、よりにもよって師匠の様なるって…」
…という言葉を、作中では描かれませんでしたが、日常茶飯事の様に常日頃から言い聞かされて育って来ました。
そんな事が続いた結果、リュカは自分の強さに自信が持てず、カナイ村から飛び出して冒険者になっても、自分は英雄になんかなれる器ではない!
なら、冒険者のベテランからリーダーの素質や技術を学ぶ事から始める事にして、冒険者ギルドでパーティーを誘われるのを待ちました。
そしてリュカはザッシュという…当時は真面目な冒険者のパーティーに参加する事になりました。
だけど、そんなリーダーとしての素質を学べたのは、ほんの数ヶ月の間だけ。
リュカのバフによる支援魔法のお陰で、自分の強さに自惚れを持ち始めたザッシュと【烈火の羽ばたき】のメンバー達は、ガイアン以外は性格が横柄に変化して…
そしてリュカを下に見始める様になり、役立たずの烙印を押して、無理矢理追い出される事になったのでした。
これが、リュカがザッシュの元に就いていた理由です。
それと告知ですが…
先月迄は、第四巻の編集作業やコミックスに販売の関係で更新が出来ずに終わってしまいました。
今月からは、話を再開致しますので…もう少しだけ更新をお待ち下さいね。
実はこれ…結構質問が来ているんですよね。
リュカには、1つの目標がありました。
それは、英雄ダンの様に歴史に名を残す英雄になる事…
幼い頃はそれを公言しておりましたが、家族からの反応はというと…?
「お前みたいな弱い奴がなんて烏滸がましい戯れ言を…」
「そういう事は、村の中で最下位から脱してからほざけ!」
「魔法も中途半端な物しか使えない癖に、身の程を知れ‼︎」
「お前に英雄なんて、夢のまた夢だ。しかも、よりにもよって師匠の様なるって…」
…という言葉を、作中では描かれませんでしたが、日常茶飯事の様に常日頃から言い聞かされて育って来ました。
そんな事が続いた結果、リュカは自分の強さに自信が持てず、カナイ村から飛び出して冒険者になっても、自分は英雄になんかなれる器ではない!
なら、冒険者のベテランからリーダーの素質や技術を学ぶ事から始める事にして、冒険者ギルドでパーティーを誘われるのを待ちました。
そしてリュカはザッシュという…当時は真面目な冒険者のパーティーに参加する事になりました。
だけど、そんなリーダーとしての素質を学べたのは、ほんの数ヶ月の間だけ。
リュカのバフによる支援魔法のお陰で、自分の強さに自惚れを持ち始めたザッシュと【烈火の羽ばたき】のメンバー達は、ガイアン以外は性格が横柄に変化して…
そしてリュカを下に見始める様になり、役立たずの烙印を押して、無理矢理追い出される事になったのでした。
これが、リュカがザッシュの元に就いていた理由です。
それと告知ですが…
先月迄は、第四巻の編集作業やコミックスに販売の関係で更新が出来ずに終わってしまいました。
今月からは、話を再開致しますので…もう少しだけ更新をお待ち下さいね。
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