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4巻
4-1
しおりを挟む第一話 久々の再会(まさかこんな場所で?)
僕、リュカは、今日もクラウディア王国にある屋敷の庭で一人、剣の素振りに励んでいた。
無心のまま、剣を真っすぐに振るい続ける。
そんな作業を一時間ほど続けた後で、少し休憩することにした。
地面に座り込んで剣を手放すと、改めて自分の体に視線を向ける。
……何度見ても、やはりこの姿を見ると悲しい気持ちになるな。
というのも、今の僕の体は、八、九歳くらいのころに戻っているのだ。
僕は溜息を吐きながら、どうしてこのようなことになったのかを思い返す。
冒険者として活動している僕は、仲間と共に、聖女候補である妹、リッカの護衛をしつつ旅をしていた。
その目的は七大陸に一つずつある穢れを浄化すること。
ここ、クラウディア王国に立ち寄ったのも、穢れを浄化するためである。
僕らは巨大な穢れの反応を辿り、クラウディア王国にある森に入った。
そこで出会ったのが、穢れの主である骸骨の魔物、カトゥサだったのだ。
カトゥサは闇を操る強大な力を持っており、[時間逆行]という、受けた者を若返らせる技を僕に掛けてきた。
その技を食らった僕は、この姿になってしまったという訳だ。
仲間の力を借りてカトゥサの無力化と、穢れの浄化には成功したのだが、僕の体はそれから一週間近く経った今でも元に戻っていない。
しかも、なぜか魔力まで使えなくなっていた。
連れて帰ってきたカトゥサいわく、[時間逆行]の効果は一日という話だったんだがなぁ……。
ちなみに仲間の皆には、一足先に旅を再開してもらっている。
いつまでも僕の都合だけで皆を待たせるのは申し訳ないからね。
そんな訳で僕は一人、体を元に戻す手がかりを探しつつ、少しでも力を取り戻そうと空いた時間に修業に励んでいるのだ。
小さく息を吐いて、地面に置いた剣を手に取ると、立ち上がる。
そして再び素振りを始めた。
こうして修業に取り組む日々がさらに数日ほど続いた。
その間にも体は元に戻らなかったが、修業のおかげか、嬉しいことが三つあった。
一つ目は、僅かだけど魔力を使えるようになったことだ。
まぁ、今使える魔力量だと中級魔法くらいしか使えないけどね。
転移魔法や上級魔法、それに魔法同士を掛け合わせてより強力にする、複合統一魔法なんかはまだ使用出来ない。
それでも、少しでも力が元に戻っただけで、希望が湧いてくるというものである。
二つ目は、魔力を使えるようになったことで、手の甲に紋章が復活したことだ。
これで、普段は紋章にしまっている僕の仲間、タイニードラゴンのシドラを召喚出来るようになったんだよね。
ちなみに、久しぶりに召喚したシドラが最初に発した言葉は、「あるじ~お腹減ったョ~」だった。
涙を流して僕の胸に飛び込んでくるかもと少し期待していたんだけど……まぁ、いつもと変わらないシドラを見て、思わず安心しちゃったからよしとしよう。
三つ目は僕の持つ魔剣、アトランティカの声が聞こえたことだ。
魔剣や聖剣と呼ばれる武器は意思を持っており、長く鍛錬をして心を通わせると、会話が出来るようになる。
そしてこの状態になると、他の聖剣や魔剣の声も聞こえるようになるんだ。
以前はアトランティカと会話することが出来たんだけど、この体になってから出来なくなっていた。
しかし、魔力が使えるようになったのと同時に、アトランティカの声が再び聞こえるようになったのだ。
これで体を元に戻す手がかりが見つかるかも知れない。
アトランティカは物知りだからね。
そう思いながら、僕は日課となった素振りを終え、家のリビングへと向かったのだった。
リビングに辿り着いた僕はソファに座り、腰に差したアトランティカを抜く。
そして、目の前の机に置いた。
アトランティカと改めて話をするためだ。
僕はこれまで僕の身に何が起きたのか説明する。
「――という訳で、なぜか体が元に戻らないんだよ。原因とか、アトランティカに心当たりはない?」
僕が説明を終えた後にそう言うと、アトランティカは悩まし気に言う。
《うーむ。魔力を限界以上に使ったせいで老化が進行したという話は聞いたことがあるが、体が幼くなったまま戻らないなんて話は聞いたことがないな。そもそも[時間逆行]もよく知らん。相棒の体は一体どうなっているんだ?》
「そんなのは僕が知りたいよ」
《相棒に起きた変化は小さくなったことと、使える魔力が減ったことだけなのか? もう少し手がかりが欲しいぞ》
うーん、手がかりか……。そう言われてもなぁ。
僕は懸命に体が小さくなる以前と今を頭の中で比べる。
すると、一つ思い当たる点を見つけた。
「あっ、ダークの声が聞こえなくなったね!」
僕の体には、ダークと呼ばれる、意思ある呪いが宿っている。
以前はそうしようと思えば心の中でダークと話が出来た。
しかし、今はいくら呼び掛けても返事がない。
ダークとは普段ほとんど話さないから、すっかり忘れていたよ。
《呪いと会話出来ない……か……意味はありそうだが、それだけではいまいち分からんな……他は?》
「流石にこれ以上は思いつかないかな」
僕がそう言うと、アトランティカは静かになってしまった。
現状では、答えは出せないということだろう。
僕とアトランティカの間に沈黙が広がる。
うーん、アトランティカでも分からないのか……。
内心参ったと思いながらも、僕は暗い空気を変えるために言う。
「そういえば、皆は今ごろどの辺にいるんだろうね?」
皆は新たな穢れの反応があった、フレアニール大陸に向かっているはずだ。
皆がここ、クラウディア王国を出てから一週間くらい経っているし、今は大陸間の移動のため船に乗っているかもしれないな。
すると、僕の言葉にアトランティカが反応する。
《念話は送ったのか?》
「送ろうとしたけど、無理だったよ。届けられなかった」
魔力が戻った後、僕はすぐに仲間に魔力による念話を送ろうとした。
しかし、届いた手ごたえがなかった。
今の僕の魔力量では、遠いところまでは念話は送れないということだろう。
《そうか。それでは故郷のカナイ村とも連絡は取れないのだな》
「そうなんだよ。母さんやとー祖母ちゃんと話せれば、体を元に戻す手がかりを見つけられるかもなんだけどね」
僕の故郷、カナイ村はゴルディシア大陸の北部にある。
カナイ村の周囲には強力な魔物がうじゃうじゃいるせいで、村に暮らす人々は普通の人と比べればかなり強い。
中でも僕の家族は「黄昏の夜明け」という伝説的冒険者パーティの元メンバーで、信じられない強さを誇っているのだ。
だからこそ、元聖女である母さんや魔女である父方の祖母――とー祖母ちゃんの知恵を借りられれば、何かヒントを掴めるかもしれないという訳である。
まぁ、念話が届かない以上、それも今は叶わないんだけどね。
《魔猟祭はもう終わっているのだろう? 向こうから連絡はないのか》
「ないよ。連絡の一つくらい欲しいんだけどね」
カナイ村では毎年決まった時期の一週間ほど、土地の魔素が一気に増大して魔物が増殖する。
その魔物をカナイ村の人々で狩るのが、魔猟祭というイベントだ。
魔猟祭が終わったら家族の誰かが念話をくれるという話になっていたのだが、いまだになんの連絡もない。
家族の皆は結構適当だから、ただ単に忘れているだけだと思うけど、少し心配だ。
《誰とも連絡がつかないとなると、相棒はこれからどうするつもりだ?》
アトランティカに尋ねられ、僕は少し考えてから答える。
「体を元に戻したいんだけど、手がかりがないからね。このまま修業を続ければ戻るとも思えないし……」
今は毎日五千回素振りしているし、魔力が使えるようになってからは、魔力操作の訓練も欠かさず行っている。
だが、力は少し戻っても、体そのものには全く変化がない。
修業を続けるのは前提として、何か別のアプローチが出来ればなぁ。
それに正直に言えば、家にこもって修業するだけの暮らしに少し飽きてきた。
せめて冒険者ギルドで依頼でも受けられれば気分転換が出来るんだけど……。
僕が悩んでいると、突如として玄関の方から、コトンという音が聞こえてきた。
玄関にあったポストに何か物が入れられたのだろう。
「郵便だね」
そう呟くと、意識を切り替える意味も込めて、玄関へと向かった。
ポストを開けると、そこには派手な装飾が施された封筒が入っていた。
僕はそれを掴みリビングに戻ると、改めて封筒を見つめる。
……シフォンティーヌ公爵家の紋章と、ファルシュラム公爵家の紋章がついているな。
どちらもクラウディア王国の有力貴族家だ。
そんな家が、僕になんの用だろう。
あっ、もしかしてシンシアとクララからかな。
シフォンティーヌ家の令嬢であるシンシア、ファルシュラム家の令嬢であるクララとは、僕が魔法学園に潜入した時に知り合い、今でも交流は続いている。
二人とも、僕に何か用があるのだろうか。
でも少し前に今の姿で二人に会ったら、思い切り子供扱いされたんだよなぁ。
恥ずかしいし、今はあんまり会いたくないんだけど……。
僕は気が重くなりながらも、封筒を開ける。
「……あれ、これ、シンシアとクララからじゃないな……」
中に入っていたのは、シフォンティーヌ公爵とファルシュラム公爵の名前が書かれた招待状と手紙だった。
僕は不思議に思いながら、手紙を開いた。
そして、文面に視線を落とす。
……おいおい、近々シフォンティーヌ家で行われるパーティーに僕を招待するだって⁉
なんでそんなことになったのか知るために、僕は手紙を読み進める。
すると、シンシアとクララの父親達が僕に直接会ってみたいという旨が書かれていた。
「マジかぁ~! この姿で行くのはなぁ……」
思わず一人ごちる。
招待状には子供の姿でも構わないと書いてあったので、シンシア達から僕の事情は聞いているのだろう。
でも、多くの人が参加するパーティーに、今の姿で参加するのはかなり恥ずかしい。
それにパーティー用の服なんかも持っていない。
とはいえ招待主が公爵となると、断るのもマズそうである。
僕は手紙とにらめっこしながら、しばらく一人で悩み続けた。
招待状を受け取ってしばらくしてから、僕はシフォンティーヌ家の御者さんが操る馬車の客席にいた。
あれから改めて考えたのだが、パーティーには参加することにした。
恥ずかしいという理由だけで公爵家の頼みを断るのは、流石に失礼すぎるからね。
僕は緊張しながら、改めて周囲を眺める。
流石公爵家の馬車ということだろう。客用の座席が個室になっている。
いわゆる箱馬車だ。
装飾も非常に豪華であり、大きな窓からは周囲の景色も見える。
うーん、こんな馬車に乗るなんて、なんだか落ち着かないなぁ。
僕は田舎のカナイ村育ちだ。
だから、貴族のパーティーになんて参加したことがない。
礼儀とかもよく知らないけど、本当に大丈夫だろうか。
まぁ手紙で何度かやり取りし、マナーとかはそこまで気にしないでいいし、服装もいつも通りでいいと聞いてはいるけど……それでも不安は不安だ。
僕が落ち着かないでそわそわしていると、窓から外を見ていたシドラが言う。
「あるじ~たくさんの馬車が屋敷に向かっているョ」
シドラはいつも通り、のんきな様子だった。
そんなシドラを見て、僕も少しリラックス出来た。
僕もシドラに合わせて窓の外を見る。
「あ、本当だ。それに、ここからでも屋敷が見えるね」
まだ少し距離はあるが、それでもシフォンティーヌ家の屋敷が見えている。
「あの、執事さん、この馬車達には今日のパーティーに招かれた人が乗っているんですか?」
僕の問いに、護衛係として客室に同乗していた執事さんが答える。
「それだけではないと思います。本日は屋敷の別ホールで、貴族の交流会も行われる予定なんです。そちらに参加する人も多いと思いますよ」
なるほど、どうりで多くの馬車が通っている訳だ。
公爵ともなれば、毎日のように他の貴族と交流しているのだろう。
想像もつかない世界である。
僕は興味深いと思いながら、シドラと窓の奥を眺め続けるのだった。
十分ほど馬車に揺られ、僕らはシフォンティーヌ家の敷地内に入っていた。
流石は有力貴族というべきか、屋敷の庭が広すぎて、もう敷地を囲う外壁が見えなくなってしまった。
しかも、屋敷そのものも本当に大きく、立派だ。
横幅が大きすぎて、視界に入りきらないほどである。
僕がそんな光景に感動していると、僕の乗っている馬車が、他の馬車とは異なる方向へ向かっていった。
馬車は屋敷の正面ではなく、裏口の方へ進んでいく。
そして、地下に繋がる入り口を通り、通路を進んで行くと、馬車が停まった。
執事さんがドアを開けてくれたので、外に降りる。
周囲は開けた空間となっているが、ここは馬車の待機場所だろうか。
「ここに馬車を停めるんですか?」
僕がそう言うと、次いで降りてきた執事さんが答える。
「いえ、実はこの近くに来賓室へと直通している隠し通路があるのです。リュカ様にはそこを通っていただこうと思いまして」
「表を通ってはいけない理由は何かあるのですか?」
「リュカ様はあまり目立ちたくないと伺いましたので。それにそちらの飛竜も人目を引くでしょうし」
今の姿を見られるのが恥ずかしいという話は、事前に手紙で公爵家に伝えていた。
だからこのような対応をしてくれたのか。
「気を遣っていただいた訳ですね。ありがとうございます」
僕はお礼を言うと、執事さんはニッコリと笑い、近くの壁に手を当てた。
すると、壁の一部が突然スライドし、通路が出現する。
「どうぞ、こちらです」
おぉ、こんな仕掛けがあるのか。
僕は驚きながら、前を歩く執事さんについていった。
薄暗い道を五分ほど歩き、再び執事さんが近くの壁に手を当てると、また壁の一部がスライドした。
その通路の奥には、豪華な装飾で彩られた部屋が広がっている。
ここか来賓室なのだろう。
執事さんの後に続いて部屋に入る。
「パーティの開始まではこちらでお待ちください。後ほど公爵様もいらっしゃると思います」
「分かりました」
僕がそう言うと、執事の人は隠し通路への入口を元に戻し、部屋を出て行った。
僕は改めて周囲を見回す。
部屋の中央には大きな四角形の机が置かれており、それを囲むようにソファが四つ配置されていた。
机の上に置かれた皿には、色鮮やかなフルーツが盛られている。
うーん、やっぱり凄い部屋だなぁ。
実家で暮らす二人のばーちゃんの部屋もレアな魔道具が置かれていて豪華だけど、ここまで品がある訳ではない。
まぁ、ただの平民の家と、公爵様の屋敷を比べてもしょうがないけどね。
僕は少し羨ましく思いながら、ソファに座るのだった。
十分後、僕はメイドさんが持ってきてくれた紅茶を飲みながら一息ついていた。
シドラはテーブルの中央にあるフルーツを美味しそうに食べている。
メイドさんには食べてもいいと言われたけど、こんなところでも食欲が衰えないなんて、流石シドラだなぁ。
そんなことを考えていると、部屋の扉がノックされた。
僕が立ち上がり返事をすると、扉が開く。
そこには豪華な衣服を身に纏った中年の男性が二人立っていた。
彼らがきっと公爵だろう。
二人が部屋に入ってきたので、僕は頭を下げる。
「初めまして、リュカ・ハーサフェイと申します」
「初めまして。君のことは娘のシンシアから聞いているよ」
「私の娘のクララからもな」
二人はそう言うと、笑みを浮かべてからソファに座った。
「おい、シドラ。そろそろ――」
失礼だと思い僕がシドラに声を掛けるが、シフォンティーヌ公爵は大きな声で笑う。
「ははっ。私達が君を招いたのだ。気楽にしてくれ」
ファルシュラム公爵もその言葉に頷き、僕をソファに座るよう促してきた。
二人が優しそうなことに安堵しつつ、僕はソファに腰掛ける。
そして改めて二人を見つめた。
両公爵とも、僕の父さんと同い年くらいだろう。
シフォンティーヌ公爵はシンシアと同じように肌が浅黒く、ファルシュラム公爵はクララと同じ青っぽい髪色をしている。
見分けがつきやすくてよかったと思っていると、シンシアの父のシフォンティーヌ公爵が口を開く。
「今日は来てくれてありがとう。娘は用事があって少し席を外しているが、すぐに来ると思う」
「いえいえ、気になさらないでください」
僕がそう言って頭を下げると、ファルシュラム公爵が感慨深そうに言う。
「それにしても君があのジーニアスの子供か」
「父さんのことをご存知なのですか?」
突然父さんの名前が出てきて、僕は思わず尋ねた。
シフォンティーヌ公爵が頷く。
「私達二人と君の父上のジーニアスは、学生時代を魔都ウィンデルで一緒に過ごした仲なんだよ。昔の学友という訳だ」
「学生の頃からジーニアスは頭一つどころか二つか三つも抜きん出た存在でな。試験の時はよく世話になったものだ」
父さんは錬金術師で、今は村で研究ばかりしている。
父さんの学生時代の話はあまり聞いたことがなかったけど、シフォンティーヌ公爵やファルシュラム公爵と知り合いだったなんて、驚きだ。
「そういう訳もあって、今日は君と直接話したかったんだ」
「まさか、小さくなっているとは思わなかったけどね」
そう言って、シフォンティーヌ公爵とファルシュラム公爵達は愉快そうに笑った。
イメージしていたよりもずっと気のいい人達だと、僕は思ったのだった。
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