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聖女の修行の章
第二十二話
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攻撃魔法を学ぶに当たって、私は光以外に何の属性を所持しているかを調べる適性検査をされた。
光属性だけならすぐに終わるという話だったのだけれど、私の適性は光・火・水・風・土・雷・樹・無・闇の全属性だった。
これは非常に珍しい物で、伝承の聖女様もここまで多くの属性は所持していなかったという話だった。
だけどこれで…覚える物が多すぎて時間はかなり掛かるに違いない。
そして私は…ちゃんと身につける反面、魔法が使えないフリをする為におバカなキャラを演じる事にした。
これによって、更に時間を稼ぐ事が出来るだろう。
この隙にバックれる準備を進めて行こうと思った。
バックれる準備…と言っても、私物はそれほど多くは持ってない。
下着と替えの服と教典と少ないお金のみ。
後は薬草園から薬草と種をパクって、ガラス工房から瓶をパクって、調合室から調合器具をパクれば…外でもポーション作って生活費が稼げる!
未だに発行して貰えない回復術免許も…物は見ているし、登録の仕方も分かるから…免許をパクって最悪は偽装すれば問題無い。
後はバッくれた後に追手を差し向けられるだろうけど、追手に神殿騎士は使わないだろうから…返り討ちにしてから金と金になりそうな物を奪っておけば…
そして翌日、私の攻撃魔法を取得する為の授業が始まった。
光魔法は神殿の高位神官から、他の属性は城の宮廷魔術師から…
さ~て、演じますか!
光属性だけならすぐに終わるという話だったのだけれど、私の適性は光・火・水・風・土・雷・樹・無・闇の全属性だった。
これは非常に珍しい物で、伝承の聖女様もここまで多くの属性は所持していなかったという話だった。
だけどこれで…覚える物が多すぎて時間はかなり掛かるに違いない。
そして私は…ちゃんと身につける反面、魔法が使えないフリをする為におバカなキャラを演じる事にした。
これによって、更に時間を稼ぐ事が出来るだろう。
この隙にバックれる準備を進めて行こうと思った。
バックれる準備…と言っても、私物はそれほど多くは持ってない。
下着と替えの服と教典と少ないお金のみ。
後は薬草園から薬草と種をパクって、ガラス工房から瓶をパクって、調合室から調合器具をパクれば…外でもポーション作って生活費が稼げる!
未だに発行して貰えない回復術免許も…物は見ているし、登録の仕方も分かるから…免許をパクって最悪は偽装すれば問題無い。
後はバッくれた後に追手を差し向けられるだろうけど、追手に神殿騎士は使わないだろうから…返り討ちにしてから金と金になりそうな物を奪っておけば…
そして翌日、私の攻撃魔法を取得する為の授業が始まった。
光魔法は神殿の高位神官から、他の属性は城の宮廷魔術師から…
さ~て、演じますか!
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