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異世界転移の章
第十七話 元家族に復讐・完結編
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「麗奈、麗美…急に来てどうしたんだ?」
「兄貴さぁ、クジで大儲けしているって聞いてさ…って、この料理を見ると本当の事だったんだね。」
「あぁ、喰いきれないから喰うのを手伝ってくれよ。」
妹達に席に案内すると、その真上には泥水が入っている袋の下に座らせた。
すると妹達は余程飢えていたのか、無我夢中で料理を食べ始めた。
…それが最後の晩餐になるとは知らずに。
俺達は料理を食べながら話をした。
「そういえば親父は?」
「家の周りに警察が居るから来れないから近くで待って貰っている。 兄貴から金を貰って来いって先に私達が来たんだけど…」
「兄貴が父さんや母さんを警察に売ったんでしょ?」
「人聞きが悪いな! 親父の所為で俺はこの家に取り立て屋が来ていて、警察に連絡したら全員掴まったんだが…その原因が何かを聞かれて、借用書や親父からの手紙を渡さなければならなくて…それを見た警察が親父やお袋を指名手配したんだよ。」
「じゃあ、兄貴が警察に両親を売ったんじゃなかったんだ?」
「警察に売る訳ないだろ! 警察に引き渡すくらいなら、俺の手で始末したかったのに…」
「兄貴は親を何だと思っているのよ‼」
「その親は自分の借金を失くす為に息子の命と臓器を闇金業者に売ったんだぞ‼ そんな奴等を親なんて思えるかっつーの‼」
この反応を見る限りでは、妹達はこの話を知らなかったみたいだった。
あのクソ両親に何を吹き込まれたのかは知らないが…この話を知らなかった所を見ると酷い話は聞かされてはいなかったんだろう。
「これで分かったか! 俺があのクソ両親共を始末したいといった訳が‼」
「だからと言って…」
俺は立ち上がると、妹達も同時に立ち上がった。
俺は腰の剣を抜いてから天井にセットしておいた泥水の入っている袋を斬ると、泥水は妹達に被らせる事に成功した。
突然の事で訳が分からない事が起きた妹達が混乱している際に、妹達の体に手を触れてから創造作製で金に換えた。
すると妹達は純金の像になったのだった。
これで第一段階が終了した。
「さてとクソ親父は何処だ?」
地図の場所から見ると…どうやら付近の場所からこっちを眺めているみたいだな。
妹達を俺に会わせて金を持って来たら合流する手筈を取っていたのだろう。
「クソお袋は、相変わらず名古屋の空港の中かか…」
クソお袋にも復讐をしたかったが、とりあえずクソ親父が残っているから良いだろう。
俺は外にいる警察に母親は名古屋空港にいる事を告げると、警察は連絡をする為に一旦持ち場を離れると言ってその場を去って行った。
クソ親父が一旦場所を離れたな?
警察が動いたから警戒して場所を移動したのか。
まぁ、しばらくすれば戻って来るだろう。
俺はこの隙に大型のタクシーを呼んでから、妹達の見えない場所にある装置をセットした。
「あのクソ親父が黄金になった妹達の像を売り払うとしたら…あの換金場所か!」
親父には駅から少し離れた場所に知り合いの古物商の店がある。
親父は良くそこに俺も一緒に連れて行かれて、入手した貴金属を換金していた。
俺はもう1本警察に連絡して、その換金場所に親父が行く筈と言っておいて警察を配備して貰った。
すると部屋の扉をノックする音が聞こえて来た。
俺は扉を開けると、クソ親父が滑り込む様に部屋に入って来た。
「麗奈と麗美は何処だ‼」
「親父が来る少し前に金を渡したら、買い物に行くと言って家を出て行ったぞ。」
目の前にはあのクソムカつくクソ親父がいる…
今すぐ剣でぶった切りにしてやりたい所だが、ここは敢えて我慢をした。
「この料理や家の中の様子を見ると、クジが当たったというのは本当の事だったんだな‼」
「あぁ、家族の黄金像も作りたかったんだが…金が足りなくて妹の像しか出来なかったが。」
「これは麗美と麗奈か? 良く出来ているな…」
「ところで妹達に聞いたんだが、俺から金を持って来るように親父に言われたと言っていたが、何処に行くつもりだ?」
「お前が俺達の事を指名手配してくれたお陰で日本に居られなくなったからな! 暫くの間…日本から離れるんだよ!」
「そうか、なら…このトランクに1億円が入っているのと、餞別にこの黄金像をくれてやるよ。」
「俺は今すぐお前をぶん殴ってやりたい所だが、そんな暇は無いしな。 これで許してやるよ…まぁ、二度と会う事は無いだろうな!」
「俺もあんたに会えなくて清々するよ‼」
すると家の扉がノックする音が聞こえてきて、クソ親父が一瞬奥の部屋に身を隠した。
「寿様、○○タクシーです!」
「なんだ、タクシーか…って、お前は何処かに行くのか?」
「そのつもりだったんだけど、親父が来ちまったからな…俺の代わりにタクシー使うか?」
「あぁ、なら金と…黄金像は貰って行くぞ!」
俺は妹達の像にシーツを被せてからタクシーに乗せた。
そしてクソ親父は上機嫌でその場からタクシーに乗って去って行った。
俺はスマホで親父の位置を確認すると、駅から離れた郊外の換金場所に順調に向かっているのを確認した。
「本当に面白い位に手の平で踊ってくれるな! えっと警察官は…これだけの人数がいれば問題ないか!」
換金場所の周りには警察が20名近く配備されていたので、逃亡出来る可能性はないだろう。
俺は妹に設置した装置を確認する為にスマホをスピーカーにした。
{これは…嬢ちゃん達の黄金像か?}
{あぁ、これは幾らで売れる?}
{一体どうしたんだ、こんな立派な物を?}
{馬鹿息子がな、寂しかったのか家族の像を作るとかいって家の中に置いてあったのを貰ってきてやったんだよ。 まぁ、あいつに対して情なんか一欠けらもないが…最後に役に立つ様な事をしてくれたのには感謝だな!}
「……安心しろ、俺もクソ親父に塵ほどの情なんか持ち合わせていない。」
{今用意出来るのは2億だ! それ以上は…}
{2億か! まぁそれで構わない!}
『警察だ! 寿 百獣郎…お前を逮捕する‼』
ふむ…警察も良いタイミングで突入してくれたな。
なら、もう1つ仕掛けた罠を解除してやるか!
俺はスマホのあるボタンを押すと、妹達の黄金像にヒビが入った。
そして死体になった妹達が裸の状態で地面に横たわった。
まぁ、服のところからヒビが入れば…服は砕けて素肌が晒されて全裸になるのは当然だ。
更に黄金の像に閉じ込めていたのだから…金に換えた時点で窒息死している。
親父と店主、そして突入した警察達はその死体を見て固まっていた。
警察からしてみたら、娘の死体に金を施して固めてから遺棄して売りに出そうとしている風に見える筈…?
これでクソ親父には、殺人罪と…別の何かが罪状で加わる筈だ。
クソ親父のいう通りに、俺に二度と会う事は無くなったな!
「さて、あのクソ親父はどんな言い訳をしてくれるんだろうな?」
最後の結末を見届けたい所だが…クソ親父の証言によっては、俺の身も危うくなるか?
俺はクソ親父に更に罪を重くする為に、もう1つの仕掛けを風呂場に仕掛けた。
これをすると…一旦持ち場を離れた警察官にも非難が行くのが少し気の毒だった。
俺はさっさと転移陣を起動してから異世界に戻って行った。
~~~~~その後~~~~~
警察に捕まったクソ両親共は、様々な罪状が発覚したのだった。
それだけでも二度と日の目を見る事は出来ない位の罪状の数に加えて、娘を殺した殺人罪も追加されていた。
更にその娘を死体遺棄以外に金を施して証拠隠滅の為に売りに出そうとしていたのだ。
まぁ…無期懲役は避けられないだろう。
更に親父の証言で家に突入した警察が風呂場から俺の死体を発見した。
近くには血や肉がこびり付いた鈍器や刃物が置いてあって、見るも無残な姿に変わり果てていたという。
それは異世界で倒した魔物に創造作製で俺の死体に偽装した物だった。
血液からも…恐らくDNAも俺の物と認識される筈だ。
この為に俺は、この偽装した死体に自分の血液を使ったからだった。
結構な痛い思いをし、結構な量の血を失ったが…あのクソ両親共を苦しめられるのなら、その程度の痛みなんて別に気になる事ではない!
これでクソ親父は更に刑期が加算されるだろう。
娘だけでは無く、息子も撲殺したと殺人罪が加算されるのと…自分の罪を逃れる為に息子も共犯していると言って捜査を撹乱した偽証罪が追加されて…。
直接手を下せなかったのには心残りではあるが、まぁ…これが結末なら別に良いだろう。
さて、次に元の世界に戻ってくるのは…いつになるのだろうな?
~~~~~~~~~~~~~~~
良かったら感想をお願いします。
面白いか…そうで無いかが知りたい(^_^;)
「兄貴さぁ、クジで大儲けしているって聞いてさ…って、この料理を見ると本当の事だったんだね。」
「あぁ、喰いきれないから喰うのを手伝ってくれよ。」
妹達に席に案内すると、その真上には泥水が入っている袋の下に座らせた。
すると妹達は余程飢えていたのか、無我夢中で料理を食べ始めた。
…それが最後の晩餐になるとは知らずに。
俺達は料理を食べながら話をした。
「そういえば親父は?」
「家の周りに警察が居るから来れないから近くで待って貰っている。 兄貴から金を貰って来いって先に私達が来たんだけど…」
「兄貴が父さんや母さんを警察に売ったんでしょ?」
「人聞きが悪いな! 親父の所為で俺はこの家に取り立て屋が来ていて、警察に連絡したら全員掴まったんだが…その原因が何かを聞かれて、借用書や親父からの手紙を渡さなければならなくて…それを見た警察が親父やお袋を指名手配したんだよ。」
「じゃあ、兄貴が警察に両親を売ったんじゃなかったんだ?」
「警察に売る訳ないだろ! 警察に引き渡すくらいなら、俺の手で始末したかったのに…」
「兄貴は親を何だと思っているのよ‼」
「その親は自分の借金を失くす為に息子の命と臓器を闇金業者に売ったんだぞ‼ そんな奴等を親なんて思えるかっつーの‼」
この反応を見る限りでは、妹達はこの話を知らなかったみたいだった。
あのクソ両親に何を吹き込まれたのかは知らないが…この話を知らなかった所を見ると酷い話は聞かされてはいなかったんだろう。
「これで分かったか! 俺があのクソ両親共を始末したいといった訳が‼」
「だからと言って…」
俺は立ち上がると、妹達も同時に立ち上がった。
俺は腰の剣を抜いてから天井にセットしておいた泥水の入っている袋を斬ると、泥水は妹達に被らせる事に成功した。
突然の事で訳が分からない事が起きた妹達が混乱している際に、妹達の体に手を触れてから創造作製で金に換えた。
すると妹達は純金の像になったのだった。
これで第一段階が終了した。
「さてとクソ親父は何処だ?」
地図の場所から見ると…どうやら付近の場所からこっちを眺めているみたいだな。
妹達を俺に会わせて金を持って来たら合流する手筈を取っていたのだろう。
「クソお袋は、相変わらず名古屋の空港の中かか…」
クソお袋にも復讐をしたかったが、とりあえずクソ親父が残っているから良いだろう。
俺は外にいる警察に母親は名古屋空港にいる事を告げると、警察は連絡をする為に一旦持ち場を離れると言ってその場を去って行った。
クソ親父が一旦場所を離れたな?
警察が動いたから警戒して場所を移動したのか。
まぁ、しばらくすれば戻って来るだろう。
俺はこの隙に大型のタクシーを呼んでから、妹達の見えない場所にある装置をセットした。
「あのクソ親父が黄金になった妹達の像を売り払うとしたら…あの換金場所か!」
親父には駅から少し離れた場所に知り合いの古物商の店がある。
親父は良くそこに俺も一緒に連れて行かれて、入手した貴金属を換金していた。
俺はもう1本警察に連絡して、その換金場所に親父が行く筈と言っておいて警察を配備して貰った。
すると部屋の扉をノックする音が聞こえて来た。
俺は扉を開けると、クソ親父が滑り込む様に部屋に入って来た。
「麗奈と麗美は何処だ‼」
「親父が来る少し前に金を渡したら、買い物に行くと言って家を出て行ったぞ。」
目の前にはあのクソムカつくクソ親父がいる…
今すぐ剣でぶった切りにしてやりたい所だが、ここは敢えて我慢をした。
「この料理や家の中の様子を見ると、クジが当たったというのは本当の事だったんだな‼」
「あぁ、家族の黄金像も作りたかったんだが…金が足りなくて妹の像しか出来なかったが。」
「これは麗美と麗奈か? 良く出来ているな…」
「ところで妹達に聞いたんだが、俺から金を持って来るように親父に言われたと言っていたが、何処に行くつもりだ?」
「お前が俺達の事を指名手配してくれたお陰で日本に居られなくなったからな! 暫くの間…日本から離れるんだよ!」
「そうか、なら…このトランクに1億円が入っているのと、餞別にこの黄金像をくれてやるよ。」
「俺は今すぐお前をぶん殴ってやりたい所だが、そんな暇は無いしな。 これで許してやるよ…まぁ、二度と会う事は無いだろうな!」
「俺もあんたに会えなくて清々するよ‼」
すると家の扉がノックする音が聞こえてきて、クソ親父が一瞬奥の部屋に身を隠した。
「寿様、○○タクシーです!」
「なんだ、タクシーか…って、お前は何処かに行くのか?」
「そのつもりだったんだけど、親父が来ちまったからな…俺の代わりにタクシー使うか?」
「あぁ、なら金と…黄金像は貰って行くぞ!」
俺は妹達の像にシーツを被せてからタクシーに乗せた。
そしてクソ親父は上機嫌でその場からタクシーに乗って去って行った。
俺はスマホで親父の位置を確認すると、駅から離れた郊外の換金場所に順調に向かっているのを確認した。
「本当に面白い位に手の平で踊ってくれるな! えっと警察官は…これだけの人数がいれば問題ないか!」
換金場所の周りには警察が20名近く配備されていたので、逃亡出来る可能性はないだろう。
俺は妹に設置した装置を確認する為にスマホをスピーカーにした。
{これは…嬢ちゃん達の黄金像か?}
{あぁ、これは幾らで売れる?}
{一体どうしたんだ、こんな立派な物を?}
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「……安心しろ、俺もクソ親父に塵ほどの情なんか持ち合わせていない。」
{今用意出来るのは2億だ! それ以上は…}
{2億か! まぁそれで構わない!}
『警察だ! 寿 百獣郎…お前を逮捕する‼』
ふむ…警察も良いタイミングで突入してくれたな。
なら、もう1つ仕掛けた罠を解除してやるか!
俺はスマホのあるボタンを押すと、妹達の黄金像にヒビが入った。
そして死体になった妹達が裸の状態で地面に横たわった。
まぁ、服のところからヒビが入れば…服は砕けて素肌が晒されて全裸になるのは当然だ。
更に黄金の像に閉じ込めていたのだから…金に換えた時点で窒息死している。
親父と店主、そして突入した警察達はその死体を見て固まっていた。
警察からしてみたら、娘の死体に金を施して固めてから遺棄して売りに出そうとしている風に見える筈…?
これでクソ親父には、殺人罪と…別の何かが罪状で加わる筈だ。
クソ親父のいう通りに、俺に二度と会う事は無くなったな!
「さて、あのクソ親父はどんな言い訳をしてくれるんだろうな?」
最後の結末を見届けたい所だが…クソ親父の証言によっては、俺の身も危うくなるか?
俺はクソ親父に更に罪を重くする為に、もう1つの仕掛けを風呂場に仕掛けた。
これをすると…一旦持ち場を離れた警察官にも非難が行くのが少し気の毒だった。
俺はさっさと転移陣を起動してから異世界に戻って行った。
~~~~~その後~~~~~
警察に捕まったクソ両親共は、様々な罪状が発覚したのだった。
それだけでも二度と日の目を見る事は出来ない位の罪状の数に加えて、娘を殺した殺人罪も追加されていた。
更にその娘を死体遺棄以外に金を施して証拠隠滅の為に売りに出そうとしていたのだ。
まぁ…無期懲役は避けられないだろう。
更に親父の証言で家に突入した警察が風呂場から俺の死体を発見した。
近くには血や肉がこびり付いた鈍器や刃物が置いてあって、見るも無残な姿に変わり果てていたという。
それは異世界で倒した魔物に創造作製で俺の死体に偽装した物だった。
血液からも…恐らくDNAも俺の物と認識される筈だ。
この為に俺は、この偽装した死体に自分の血液を使ったからだった。
結構な痛い思いをし、結構な量の血を失ったが…あのクソ両親共を苦しめられるのなら、その程度の痛みなんて別に気になる事ではない!
これでクソ親父は更に刑期が加算されるだろう。
娘だけでは無く、息子も撲殺したと殺人罪が加算されるのと…自分の罪を逃れる為に息子も共犯していると言って捜査を撹乱した偽証罪が追加されて…。
直接手を下せなかったのには心残りではあるが、まぁ…これが結末なら別に良いだろう。
さて、次に元の世界に戻ってくるのは…いつになるのだろうな?
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