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異世界転移の章
第二話 創造作製のチュートリアル
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俺は神から与えられた創造作製のスキルが詳しく描かれた本を見た。
「なるほど…石に触れて頭に思い描いた物を変化させようとしても、必ず思った物には変化しないのか!」
石に触れて創造作製のスキルを使っても、食い物に変化するという訳ではない。
石材は鉱石の類に変化、木の実は果物に変化、木に触れれば木製の物に変化するという物で、属性によってそれらが変化するという物だった。
何に触れても思い描く物に変化出来る訳ではないのか…?
まぁ、それが可能なら何でも作れてしまうだろうしな。
更に変化した物から形を変える事は可能だった。
俺は早速、石を銅に変化させてから剣に変化させた。
「これが銅の剣か…結構重いな?」
石に触れて鉱石には変化出来る…が、いきなりオリハルコンやアダマンタイトに変化するという事はないらしい。
物事には順序があり、石から銅に、銅から鉄に、鉄から鋼に…という工程を繰り返して最終的にはオリハルコンやアダマンタイトに変化するという物らしいのだが、その工程を繰り返してオリハルコンやアダマンタイトを作りだすには相当な工程を繰り返さないと無理な上に、レベルが低いとそれ以上の変化は出来ないらしい。
物事は上手く出来ているもんだな!
ただ、この創造作製のスキルは既存の物に関しては特殊効果を付与出来るらしい。
例えば鞄などを触れてから創造作製を使うと、何でも収納出来るマジックバックを作りだす事が可能らしい。
だが、これもレベルが関係していて…何でも収納出来るが、収納出来る数はレベルによって変化するという物らしい。
「とりあえずはレベルを上げる事から始めるか!」
俺は銅の剣を鉄の剣に変化させてから、服に触れて創造作製で革の服に変化させた。
「草に触れたら薬草でも作れるのかねぇ?」
試しにやってはみたが、変化したかどうかは良く解らなかった。
薬剤師ではないので、見ただけでそれが薬草かどうかなんて判断出来なかった。
鑑定魔法とかが欲しい所だが…そうだ、眼鏡に触れて創造作製すれば鑑定魔法と同じ効果の物が作れるのでは?
早速試してみると、ある程度の鑑定が可能な眼鏡に変化した。
そして先程の草を見ると、下級薬草に変化していた。
「まぁ、何もないよりはマシだな。 早速レベル上げでもするかね!」
俺は鉄の剣を持って近くの魔物を狩りまくって行った。
だが、大したレベルは上がらずに3つ上がった所でその日はやめた。
「もっと効率の良い方法を考えないとだな…」
俺の初日はこうして潰れて行った。
「なるほど…石に触れて頭に思い描いた物を変化させようとしても、必ず思った物には変化しないのか!」
石に触れて創造作製のスキルを使っても、食い物に変化するという訳ではない。
石材は鉱石の類に変化、木の実は果物に変化、木に触れれば木製の物に変化するという物で、属性によってそれらが変化するという物だった。
何に触れても思い描く物に変化出来る訳ではないのか…?
まぁ、それが可能なら何でも作れてしまうだろうしな。
更に変化した物から形を変える事は可能だった。
俺は早速、石を銅に変化させてから剣に変化させた。
「これが銅の剣か…結構重いな?」
石に触れて鉱石には変化出来る…が、いきなりオリハルコンやアダマンタイトに変化するという事はないらしい。
物事には順序があり、石から銅に、銅から鉄に、鉄から鋼に…という工程を繰り返して最終的にはオリハルコンやアダマンタイトに変化するという物らしいのだが、その工程を繰り返してオリハルコンやアダマンタイトを作りだすには相当な工程を繰り返さないと無理な上に、レベルが低いとそれ以上の変化は出来ないらしい。
物事は上手く出来ているもんだな!
ただ、この創造作製のスキルは既存の物に関しては特殊効果を付与出来るらしい。
例えば鞄などを触れてから創造作製を使うと、何でも収納出来るマジックバックを作りだす事が可能らしい。
だが、これもレベルが関係していて…何でも収納出来るが、収納出来る数はレベルによって変化するという物らしい。
「とりあえずはレベルを上げる事から始めるか!」
俺は銅の剣を鉄の剣に変化させてから、服に触れて創造作製で革の服に変化させた。
「草に触れたら薬草でも作れるのかねぇ?」
試しにやってはみたが、変化したかどうかは良く解らなかった。
薬剤師ではないので、見ただけでそれが薬草かどうかなんて判断出来なかった。
鑑定魔法とかが欲しい所だが…そうだ、眼鏡に触れて創造作製すれば鑑定魔法と同じ効果の物が作れるのでは?
早速試してみると、ある程度の鑑定が可能な眼鏡に変化した。
そして先程の草を見ると、下級薬草に変化していた。
「まぁ、何もないよりはマシだな。 早速レベル上げでもするかね!」
俺は鉄の剣を持って近くの魔物を狩りまくって行った。
だが、大したレベルは上がらずに3つ上がった所でその日はやめた。
「もっと効率の良い方法を考えないとだな…」
俺の初日はこうして潰れて行った。
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