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第三章
第六話 一方、元勇者パーティーは?
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元勇者パーティーのトール達はというと…?
「よし!ファイアリザード討伐完了‼︎」
火山地帯のクエストをこなしていた。
クラスチェンジは当然クリアしていない。
なら何故、火山地帯でクエストを請けているかというと…?
「これで…薬代と武器代が稼げたな!」
「第四層で止まっているからね。」
「レベルも40を超えたし、次は第五層を目指そうぜ!」
「そしてクラスチェンジをして、テイトに戻って来てもらいましょう!」
だから、そんな約束はしてないっつーの‼︎
お前らは地道にレベル上げでもしてろよ、今迄楽した分をな!
そんなツッコミを入れられても気付かないトール達の元勇者パーティーは、地道にレベルを稼いでいたのだった…が?
「それにしても、テイトの奴には全く会わねぇな!」
「職員の話では、長期間の大規模レイドに参加しているという話だしね。戻って来るまでに3ヶ月以上掛かるっていう話らしい。」
「それ迄にはクラスチェンジも終わっているだろうから、その時にテイトを捕まえるぞ‼︎」
長期間レイド話も当然の如く嘘っぱちである。
拳聖ゼオンが裏から冒険者ギルドに手を回しているからだった。
テイトの事を呼び捨てで聞いて来る奴がいたら、そう話す様に…と。
テイトパーティーを付け狙うストーカーで、テイト達が迷惑をしていると伝えてあった。
ぶっちゃけ、英雄を呼び捨てにする奴等はトール達くらいな物なので、職員達もすぐに分かった。
まぁ、3ヶ月も期間があったら別大陸に移っているだろう。
「よし、補充完了だ!」
「では向かうとするぞ!」
「今月中には最下層に辿り着いて、クラスチェンジを果たすぞ‼︎」
レベル40台で第四階層の癖に夢見るな!
それに今月は残り6日間しかないぞ!
残り6日で最下層に辿り着こくことは愚か、クラスチェンジなんか夢のまた夢だ!
果たして、トール達はその事にいつ気がつくのだろうか?
馬鹿だから最後まで気付かなさそうもするが…?
「よし!ファイアリザード討伐完了‼︎」
火山地帯のクエストをこなしていた。
クラスチェンジは当然クリアしていない。
なら何故、火山地帯でクエストを請けているかというと…?
「これで…薬代と武器代が稼げたな!」
「第四層で止まっているからね。」
「レベルも40を超えたし、次は第五層を目指そうぜ!」
「そしてクラスチェンジをして、テイトに戻って来てもらいましょう!」
だから、そんな約束はしてないっつーの‼︎
お前らは地道にレベル上げでもしてろよ、今迄楽した分をな!
そんなツッコミを入れられても気付かないトール達の元勇者パーティーは、地道にレベルを稼いでいたのだった…が?
「それにしても、テイトの奴には全く会わねぇな!」
「職員の話では、長期間の大規模レイドに参加しているという話だしね。戻って来るまでに3ヶ月以上掛かるっていう話らしい。」
「それ迄にはクラスチェンジも終わっているだろうから、その時にテイトを捕まえるぞ‼︎」
長期間レイド話も当然の如く嘘っぱちである。
拳聖ゼオンが裏から冒険者ギルドに手を回しているからだった。
テイトの事を呼び捨てで聞いて来る奴がいたら、そう話す様に…と。
テイトパーティーを付け狙うストーカーで、テイト達が迷惑をしていると伝えてあった。
ぶっちゃけ、英雄を呼び捨てにする奴等はトール達くらいな物なので、職員達もすぐに分かった。
まぁ、3ヶ月も期間があったら別大陸に移っているだろう。
「よし、補充完了だ!」
「では向かうとするぞ!」
「今月中には最下層に辿り着いて、クラスチェンジを果たすぞ‼︎」
レベル40台で第四階層の癖に夢見るな!
それに今月は残り6日間しかないぞ!
残り6日で最下層に辿り着こくことは愚か、クラスチェンジなんか夢のまた夢だ!
果たして、トール達はその事にいつ気がつくのだろうか?
馬鹿だから最後まで気付かなさそうもするが…?
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