【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。

少年テッドには、両親がいない。

両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。

両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。

テッドには、妹が3人いる。

両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。

このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。

そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。

その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。

両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。

両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
 
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…

母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。

今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!

この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。

お楽しみくださいね!

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