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最終章
第二話 魔王サズンデス・後編(意外な決着⁉︎)
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僕は未だに脛を押さえて蹲っている魔王サズンデスを見下ろしながら質問をした。
「そもそも…何で敵が来ると分かっていて、さっさと最終形態になっていない?」
『そんな事か!この姿で貴様の力量を測り、敵わぬのなら…と思っただけだ!我は弱者をいたぶる趣味はないのでな!』
「何か…面倒な奴だな。その強さで無双すればいいと思うんだけどなぁ?」
『まぁ、それ以外にも…最終形態は魔力消費が激しくてな、この状態に戻らないと…数分で体力や魔力を使い果たしてしまうという諸刃の剣なのだ‼︎』
話を聞く限り…?
仮に最終形態になったとしても、奴からの攻撃をある程度耐え切れていれば…勝手に自滅するという事か!
なんだ、なら…下手に身構える必要も無いという訳か。
どうせこのまま倒そうとしたところで、息絶えるまでの間…ずっと暴言を吐いていそうだし、ならば奴の主張を叶えてやるか。
「分かった。」
『ん?何を分かったというのだ?』
「最初はあまり気乗りはしなかったのだが、お前の望みである最終形態になる事を待っていてやるという事をだ!」
『貴様……我の事を馬鹿だと思っているのか?何度も何度も卑怯な攻撃をしてくれた貴様の発言を…鵜呑みにするとでも思ったか‼︎』
「いや、今度は本当に何もしない。その証拠として、お前を癒してやるよ。」
僕は上位の回復魔法を掛けようと思って、魔王サズンデスを見て何が良いかを考えていた。
魔王サズンデスはかなりの重傷を負っている感じがしていたので、最高位の回復魔法の蘇生魔法を放つ事にした。
蘇生魔法は究極の回復魔法で、その者が死んでいなくて重症だったとしても全てを癒すことが出来る魔法なのである。
「魔王サズンデス、受け取れ!レイズデッド‼︎」
『ちょ、ちょっと待て………って、ギャアァァァァァァァァァ‼︎』
魔王サズンデスは、レイズデッドを喰らって苦しさに悶え苦しんでいた。
あれ………一体何故?
『貴様…マジでふざけんじゃねぇぞ‼︎やはり、貴様の話を鵜呑みにした我が愚かだった…』
「いや、僕の攻撃の所為でかなりの重傷を負っていると思って…回復魔法の最上位であるレイズデッドを放っただけなんだが?」
『貴様、それは聖属性の魔法だろ⁉︎我の様な闇属性を纏う者に、聖属性魔法なんか…猛毒を喰らわされるのと同じ扱いだ‼︎』
「そうだったのか、考えて見れば…魔王と名のつくものだから、魔に属する存在は聖の攻撃に弱いか。」
あ、だから…魔王を倒すのに有効な武器が聖剣なのか!
僕にとって聖剣というのは、通常の剣より切れ味が良くて劣化のしない、良く切れる包丁の様な扱いだったんだけどなぁ?
あれ、…という事は待てよ…?
「試しに…セイクリッド・ターンアンデット!」
『我はアンデットでは………って、ギャァァァァァァァ‼︎』
やはり、この魔法も有効だったか!
そうすると、僕からの回復魔法は全て逆効果か。
『き、貴様…先程から我をおちょくっているのか⁉︎』
「いや…回復魔法で癒してあげようと思っていたんだが、全てが逆効果だと思い始めたら…もしかしたら、ターンアンデットも………」
『貴様の放つターンアンデットは、光属性の類の魔法だろう?聖属性程のダメージは無かったが、聖と光属性は魔族には毒なんだよ‼︎』
「みたいだな。なので、俺の所持している回復魔法は殆どが聖か光だから…それ以外の回復手段として、ラストエリクサーを用意した。これなら問題は無いだろう…」
そう言って僕は、魔王サズンデスの口に瓶を外したラストエリクサーを無理矢理飲ませてあげた。
魔王サズンデスは、レイズデッドとターンアンデットの所為で極大豪炎魔法を喰らわせた時よりも、ダメージを受けている感じだったし、火傷をしている感じだったからだ。
回復魔法では無いと思っていて安心したのか、ラストエリクサーを全て飲み干したのだが…?
怪我が回復する兆しが中々起きなかった。
「あれ?この薬品は…確か即効性だよな?」
魔王サズンデスを見ると、全く言葉を発するどころか、全く動く気配がなかった。
僕は薬品を間違えたのかと思って瓶のラベルを見たが、そこにはちゃんとラストエリクサーと書かれていた。
…何だけど、あまりにも動きが無さすぎたので…僕はもう1本あるラストエリクサーを飲んでみた。
すると体力や気力に加え、使った分の魔力すら完全回復した。
「おかしいなぁ…?ちゃんと回復するよな…」
魔王サズンデスを見ていると突然、喉と腹を押さえながら苦しみ始めていた。
あまりにも尋常な苦しみ方ではないと思い、僕は先程行った事をすっかり忘れてしまい…上位の回復魔法であるリザレクションを放ってしまってから我に帰った。
…が、当然だけど…?
『グギャアァァァァァァァァァァァァァ‼︎』
「あ、悪い!」
僕は悶え苦しんでいる魔王サズンデスに、そう言って謝罪をしたが…?
魔王サズンデスには声が届いていない様だった。
回復魔法で苦しむのは思い出したけど、その前にラストエリクサーを飲んでから苦しんでいたよな?
僕はラストエリクサーを鑑定してみた。
すると、魔王サズンデスが苦しみ出した理由が判明したのだった。
「六種のホーリーハーブに、超聖水と神聖水にそれらをレイズデッドで圧縮させて完成した物か…レイズデッドを掛けられるよりも強力な猛毒を飲ませてしまったという事か!」
『ぐ…グガァ、グガガガガガガガガガ‼︎』
魔王サズンデスは苦しみのあまり、もう言語機能が機能していなかった。
こんな状態を見ていると僕にも…というか、ほぼ僕の所為でこうなった訳なんだけど?
阿鼻叫喚の断末魔の様な叫び後もあげているし、トドメを刺したげるのも優しさになるのだろうか…?
「これ以上に戦いも望めないだろうし、今楽にしてあげるよ。本当は最終形態の姿も見てみたかったんだけどね。」
僕は聖剣エグゼンリオンと聖剣シャンゼリオンを抜き放ってから、どうやって始末をしようか考えていた。
楽に死なせてあげるとしたら、心臓に剣を突き立てるのが早いんだろうけど…?
身体の構造は人間と一緒なのだろうか…?
そう思って透視魔法を使うと、魔王サズンデスには心臓が二つあった。
「流石、魔王と言うべきか…まさか心臓が二つもあるとは?」
僕は二対の聖剣で魔王サズンデスの心臓を貫いた。
どうせ、遅かれ早かれ…倒す事には違いが無いのだから。
魔王サズンデスは大絶叫を上げながら身体が硬直し始めると、頭の先の方から粒子が少しずつ飛び始めて…最期には綺麗さっぱりと消えて行ったのだった。
「これで魔王に勝利した…って、こんな勝ち方で良かったのだろうか?」
考えてみた所で仕方のない事だし、僕は玉座の間から後にしようとした。
そして来た道を戻っていると…?
通った時には封印が施されていたのか、頑なに閉まっていた扉が開いていた。
どうやら、魔王が死んだ事により封印が解除された様だった。
「感じからすると、宝物庫か何かかな?」
僕は中を覗いてみると、そこには金銀財宝が山の様に積まれていた。
それだけでは無く、数本の魔剣や何かの卵や魔導具らしき物も無数にあった。
「金銀財宝は別に興味は無いが、魔剣や魔導具をこのまま放置して誰かの手に渡るのはまずいかな?」
僕は宝物庫の中にある全てを収納魔法に放り込んでから、来た道を戻って城を出た。
他の部屋は覗いてはいなかったけど、そこにも魔剣や危険な魔導具があったりすると…?
なので僕は、いつかフェンリルのオルシェスとの戦いの前に開けた穴の様に、全属性の複合統一魔法の最大火力で魔王城を木っ端微塵に破壊した。
ただ…あまりにも威力が高過ぎる所為で、魔王城の周辺にあった森まで破壊し尽くして、大きなクレーターと化していた。
(この世界でカナイ村は未来永劫存在しないだろうなぁ…)
「さて、サーディリアン聖王国に帰るとしますか!リアやベルも待っているだろうし…」
僕は転移魔法でその場を去った。
これで…魔王を倒してハッピーエンド!
…と思っていたんだけど、サーディリアン聖王国が見える前に到着すると、巨大なドラゴンが数百の飛竜を率いてサーディリアン聖王国を囲んでいたのだった。
…って、魔王を倒したら終わりじゃ無いのかよ⁉︎
「そもそも…何で敵が来ると分かっていて、さっさと最終形態になっていない?」
『そんな事か!この姿で貴様の力量を測り、敵わぬのなら…と思っただけだ!我は弱者をいたぶる趣味はないのでな!』
「何か…面倒な奴だな。その強さで無双すればいいと思うんだけどなぁ?」
『まぁ、それ以外にも…最終形態は魔力消費が激しくてな、この状態に戻らないと…数分で体力や魔力を使い果たしてしまうという諸刃の剣なのだ‼︎』
話を聞く限り…?
仮に最終形態になったとしても、奴からの攻撃をある程度耐え切れていれば…勝手に自滅するという事か!
なんだ、なら…下手に身構える必要も無いという訳か。
どうせこのまま倒そうとしたところで、息絶えるまでの間…ずっと暴言を吐いていそうだし、ならば奴の主張を叶えてやるか。
「分かった。」
『ん?何を分かったというのだ?』
「最初はあまり気乗りはしなかったのだが、お前の望みである最終形態になる事を待っていてやるという事をだ!」
『貴様……我の事を馬鹿だと思っているのか?何度も何度も卑怯な攻撃をしてくれた貴様の発言を…鵜呑みにするとでも思ったか‼︎』
「いや、今度は本当に何もしない。その証拠として、お前を癒してやるよ。」
僕は上位の回復魔法を掛けようと思って、魔王サズンデスを見て何が良いかを考えていた。
魔王サズンデスはかなりの重傷を負っている感じがしていたので、最高位の回復魔法の蘇生魔法を放つ事にした。
蘇生魔法は究極の回復魔法で、その者が死んでいなくて重症だったとしても全てを癒すことが出来る魔法なのである。
「魔王サズンデス、受け取れ!レイズデッド‼︎」
『ちょ、ちょっと待て………って、ギャアァァァァァァァァァ‼︎』
魔王サズンデスは、レイズデッドを喰らって苦しさに悶え苦しんでいた。
あれ………一体何故?
『貴様…マジでふざけんじゃねぇぞ‼︎やはり、貴様の話を鵜呑みにした我が愚かだった…』
「いや、僕の攻撃の所為でかなりの重傷を負っていると思って…回復魔法の最上位であるレイズデッドを放っただけなんだが?」
『貴様、それは聖属性の魔法だろ⁉︎我の様な闇属性を纏う者に、聖属性魔法なんか…猛毒を喰らわされるのと同じ扱いだ‼︎』
「そうだったのか、考えて見れば…魔王と名のつくものだから、魔に属する存在は聖の攻撃に弱いか。」
あ、だから…魔王を倒すのに有効な武器が聖剣なのか!
僕にとって聖剣というのは、通常の剣より切れ味が良くて劣化のしない、良く切れる包丁の様な扱いだったんだけどなぁ?
あれ、…という事は待てよ…?
「試しに…セイクリッド・ターンアンデット!」
『我はアンデットでは………って、ギャァァァァァァァ‼︎』
やはり、この魔法も有効だったか!
そうすると、僕からの回復魔法は全て逆効果か。
『き、貴様…先程から我をおちょくっているのか⁉︎』
「いや…回復魔法で癒してあげようと思っていたんだが、全てが逆効果だと思い始めたら…もしかしたら、ターンアンデットも………」
『貴様の放つターンアンデットは、光属性の類の魔法だろう?聖属性程のダメージは無かったが、聖と光属性は魔族には毒なんだよ‼︎』
「みたいだな。なので、俺の所持している回復魔法は殆どが聖か光だから…それ以外の回復手段として、ラストエリクサーを用意した。これなら問題は無いだろう…」
そう言って僕は、魔王サズンデスの口に瓶を外したラストエリクサーを無理矢理飲ませてあげた。
魔王サズンデスは、レイズデッドとターンアンデットの所為で極大豪炎魔法を喰らわせた時よりも、ダメージを受けている感じだったし、火傷をしている感じだったからだ。
回復魔法では無いと思っていて安心したのか、ラストエリクサーを全て飲み干したのだが…?
怪我が回復する兆しが中々起きなかった。
「あれ?この薬品は…確か即効性だよな?」
魔王サズンデスを見ると、全く言葉を発するどころか、全く動く気配がなかった。
僕は薬品を間違えたのかと思って瓶のラベルを見たが、そこにはちゃんとラストエリクサーと書かれていた。
…何だけど、あまりにも動きが無さすぎたので…僕はもう1本あるラストエリクサーを飲んでみた。
すると体力や気力に加え、使った分の魔力すら完全回復した。
「おかしいなぁ…?ちゃんと回復するよな…」
魔王サズンデスを見ていると突然、喉と腹を押さえながら苦しみ始めていた。
あまりにも尋常な苦しみ方ではないと思い、僕は先程行った事をすっかり忘れてしまい…上位の回復魔法であるリザレクションを放ってしまってから我に帰った。
…が、当然だけど…?
『グギャアァァァァァァァァァァァァァ‼︎』
「あ、悪い!」
僕は悶え苦しんでいる魔王サズンデスに、そう言って謝罪をしたが…?
魔王サズンデスには声が届いていない様だった。
回復魔法で苦しむのは思い出したけど、その前にラストエリクサーを飲んでから苦しんでいたよな?
僕はラストエリクサーを鑑定してみた。
すると、魔王サズンデスが苦しみ出した理由が判明したのだった。
「六種のホーリーハーブに、超聖水と神聖水にそれらをレイズデッドで圧縮させて完成した物か…レイズデッドを掛けられるよりも強力な猛毒を飲ませてしまったという事か!」
『ぐ…グガァ、グガガガガガガガガガ‼︎』
魔王サズンデスは苦しみのあまり、もう言語機能が機能していなかった。
こんな状態を見ていると僕にも…というか、ほぼ僕の所為でこうなった訳なんだけど?
阿鼻叫喚の断末魔の様な叫び後もあげているし、トドメを刺したげるのも優しさになるのだろうか…?
「これ以上に戦いも望めないだろうし、今楽にしてあげるよ。本当は最終形態の姿も見てみたかったんだけどね。」
僕は聖剣エグゼンリオンと聖剣シャンゼリオンを抜き放ってから、どうやって始末をしようか考えていた。
楽に死なせてあげるとしたら、心臓に剣を突き立てるのが早いんだろうけど…?
身体の構造は人間と一緒なのだろうか…?
そう思って透視魔法を使うと、魔王サズンデスには心臓が二つあった。
「流石、魔王と言うべきか…まさか心臓が二つもあるとは?」
僕は二対の聖剣で魔王サズンデスの心臓を貫いた。
どうせ、遅かれ早かれ…倒す事には違いが無いのだから。
魔王サズンデスは大絶叫を上げながら身体が硬直し始めると、頭の先の方から粒子が少しずつ飛び始めて…最期には綺麗さっぱりと消えて行ったのだった。
「これで魔王に勝利した…って、こんな勝ち方で良かったのだろうか?」
考えてみた所で仕方のない事だし、僕は玉座の間から後にしようとした。
そして来た道を戻っていると…?
通った時には封印が施されていたのか、頑なに閉まっていた扉が開いていた。
どうやら、魔王が死んだ事により封印が解除された様だった。
「感じからすると、宝物庫か何かかな?」
僕は中を覗いてみると、そこには金銀財宝が山の様に積まれていた。
それだけでは無く、数本の魔剣や何かの卵や魔導具らしき物も無数にあった。
「金銀財宝は別に興味は無いが、魔剣や魔導具をこのまま放置して誰かの手に渡るのはまずいかな?」
僕は宝物庫の中にある全てを収納魔法に放り込んでから、来た道を戻って城を出た。
他の部屋は覗いてはいなかったけど、そこにも魔剣や危険な魔導具があったりすると…?
なので僕は、いつかフェンリルのオルシェスとの戦いの前に開けた穴の様に、全属性の複合統一魔法の最大火力で魔王城を木っ端微塵に破壊した。
ただ…あまりにも威力が高過ぎる所為で、魔王城の周辺にあった森まで破壊し尽くして、大きなクレーターと化していた。
(この世界でカナイ村は未来永劫存在しないだろうなぁ…)
「さて、サーディリアン聖王国に帰るとしますか!リアやベルも待っているだろうし…」
僕は転移魔法でその場を去った。
これで…魔王を倒してハッピーエンド!
…と思っていたんだけど、サーディリアン聖王国が見える前に到着すると、巨大なドラゴンが数百の飛竜を率いてサーディリアン聖王国を囲んでいたのだった。
…って、魔王を倒したら終わりじゃ無いのかよ⁉︎
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