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第三章
第八話 決戦!クラウンカイザー(意外に…強かったりする?)
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「獅子王…流星斬‼︎」
クラウンカイザーは両腕をぐるぐると回しながら、僕に目掛けて突進して来た。
これって…小学生くらいの子達が怒って繰り出すパンチに似ているなぁ?
でもこれって、意外な弱点があるんだが…気付いてないのか?
僕はクランカイザーの攻撃を横に躱しながら、足を引っ掛けて転ばした。
すると勢いがつき過ぎたクラウンカイザーは、頭から前のめりになってゴロゴロと転がって行き、最後は顔面スライディングを決めていった。
「君の速度では、今迄に躱せられる者がいなかったから改良をしてこなかったんだろうけど…死ぬ前に改善策が見つかって良かったな!」
「な・な・な…」
この攻撃を繰り出す者の殆どは、喧嘩に無縁で運動神経があまり無い者が怒ってからやる攻撃手段である。
幼少時代の賢斗が、頭に来ると良く泣きながらこの攻撃を繰り出していた。
目線は前だけを向いていて、足元を一切見ない所為で…引っ掛けると簡単に転ぶというものだったのだが…?
まさか、魔王の三元将にもこの攻撃が有効だとは思わなかった。
「獅子王流星斬を見破った位で、もう勝った気になっているのか⁉︎」
「これ以外の攻撃方法があまりない気がしてな…」
クラウンカイザーの目線が泳ぎ出した。
どうやら図星を刺されて困惑しているのだろう。
まぁ、並の相手なら…この攻撃を繰り出せば大体終わるのだろうが。
繰り出した相手が悪かったな。
「胴長短足だけでは無く、腕も短い君にこれ以上の攻撃手段があるとは思えなく…」
僕が良い終わる前にクラウンカイザーは、膝から崩れるように地面に四つん這いになってから地面を叩いていた。
そう言えばコイツって…かなり打たれ弱かったんだっけ?
しかも演技では無くて、本気で落ち込んでいるようだった。
何だか…気の毒になっていた。
「おい、大丈夫か?」
僕はクランカイザーの元に近寄ろうとした。
だが、クラウンカイザーは僕が近付いて来たのをチャンスだと思って反撃をした。
だけど、クランカイザーの拳は僕を捉える事はなく…硬い何かにぶつかった音が響いた。
「な、何だこれは⁉︎」
「日々仲間達からセコいとか卑怯とか言われ続けた僕が、敵である君に不用意に近づくと思っているのかい?」
「貴様は盾を使ったのか‼︎」
「いや、魔境転写だ。」
コイツのトドメを色々と考えていたんだけど、クランカイザーに全力で走られると僕でも追いつけない可能性がある。
なので、全く同じ能力値の自分をぶつけてやったらどう対処をするのか見たかった。
クラウンカイザーは、立ち上がってから魔境転写から素早く後ろに下がった。
どうやって魔境転写から遠ざけようかと考えていたんだが、その手間が省けた。
十六鬼影衆や八魔将や四天王に使用した、アースウォールを出現して魔境転写にした時と違い…盾のサイズの大きさだと、その場で留まっていたら全身が表示されずにシャドウが出現しなかったからだ。
盾サイズの鏡面に全身の姿が映ったクラウンカイザーは、鏡の中からシャドウのクラウンカイザーが出現した。
「こ、コレは…我か!我なのか⁉︎」
「そうだよ、自分を相手にする恐怖を解くと味わうと良い!」
クランカイザーは身を低くした姿勢を取ると、恐らくだが…この場を去って広い場所に向かう筈。
だけど僕は、クランカイザーの機動力を奪う事にした。
「君はシャドウと広い場所で決着を付けようとか考えているかもしれないけど、君がこの場から去ったら…僕は遠慮無く魔王城に突撃するけど良いのかい?」
「な、なんて卑怯な‼︎」
「それは褒め言葉かい?僕に対して卑怯という言葉は、最高の賛辞さ!」
僕は高笑いをしながら答えると、クランカイザーはその場で悔しそうに地団駄を踏んでいた。
そして、クラウンカイザーに迫り来るシャドウ・クラウンカイザー…
機動力を完全に奪われたクラウンカイザーは、その場に留まって対処をしようと構えていた。
「クソォ…獅子王…流星斬!…って、何ぃ⁉︎」
クラウンカイザーが獅子王流星斬を発動すると、シャドウ・クランカイザーも獅子王流星斬を発動させた。
両者のぐるぐるパンチが僕の目の前で衝突した。
同じ攻撃を発動されたクラウンカイザーは極度に焦り、感情の無いシャドウ・クラウンカイザーは冷静に攻撃を繰り出していた。
金属の激しい音により火花が…なんていう事もなく、綿の詰まった殴り合いでボスンボスンという音だけが響いていた。
一見みると、ぬいぐるみ同士がじゃれ合っているようにしか見えないのだが…?
アレって…ダメージがあるのだろうか?
しばらく見守っていると、またもクラウンカイザーは現状で不利を感じてその場から走り出そうと構えていた。
「良いのか?この場から離れると、僕は魔王城に向かうぞ~」
「くっ…貴様は何て姑息な手を使う奴なんだ‼︎」
クラウンカイザーは打たれ弱さ意外に、すぐに物忘れをする奴みたいだ。
なので僕は、こうしてイチイチ思い出させる為に声を掛けているのだった。
だけど…流石に自分との戦いに不利を感じたのか、その場から姿を消した。
シャドウ・クラウンカイザーの行き先を見ると、結構な距離に離れたみたいだった。
「じゃあ、この隙に…魔王城に突撃~!」
僕は別に行く気はなく、敢えてクランカイザーのいる方向にそう叫ぶと…?
その声を聞いたクラウンカイザーは、僕の前に素早く現れてから両手を広げて通せんぼをしていた。
「これで、貴様の行く手を塞いだ…」
「あ…!」
僕はクランカイザーの前で、右を向いてから指を差した。
すると、何度も嘘で騙されていたクラウンカイザーは、「そんな見え透いた手に、何度も同じ手に騙されるか‼︎」…と叫んだ直後に、僕の指差した方向からシャドウ・クラウンカイザーのドロップキックが飛んで来て、クラウンカイザーは見事に喰らって吹き飛んで行った。
「こ…今度は嘘ではなかったのか⁉︎」
「人聞きが悪いなぁ、僕が騙すなんて事をするわけが無いじゃないか!」
「貴様は先程から、散々騙して来たじゃないか‼︎」
「忘れているかもしれないから1つ言っておくが、君の敵は僕だけじゃないぞ。その証拠に背後を見ろ!」
クラウンカイザーは素早く背後を見たが、そこには何もいなかった。
代わりに、クラウンカイザーの真上からシャドウ・クラウンカイザーが降って来て、クラウンカイザーは押し潰されたのだった。
クラウンカイザーはジタバタと動いて、シャドウ・クラウンカイザーから逃げようとしていたが、びくともせずに動けずにいた。
「貴様…またしても騙しやがって‼︎」
「兵法と言って欲しいな、戦いの中で敵を欺くのは常套手段だよ。そのお陰で、やっと動きを封じることが出来たからね。」
「貴様…な、何をする気だ⁉︎」
僕は聖剣エグゼンリオンとシャンゼリオンを抜くと、身動きが取れないクラウンカイザーのコアがある魔石を貫いた。
すると、クラウンカイザーは少しずつ消滅をし始めて行った。
「貴様は…散々卑怯な手を使いやがって!だがな、三元将はまだ二人いる。我は三元将の中では最弱だが…我を倒した事で良い気になるのではないぞ!」
「安心しろ!残り二人もあっさり倒してから、魔王サズンデスも葬ってやるからな。」
「果たして、そう上手く行くかな…?奴に会って、貴様は絶望を知る事になるだろう…」
クラウンカイザーは意味深なセリフを吐きながら、完全に消滅した。
それと同時に、シャドウ・クラウンカイザーも消滅した。
クラウンカイザーの経験値はかなり入って来た。
これで…魔王サズンデスとの戦いも有利になるだろう。
…そう思っていたんだけど、三元将の二人の内のエキドナという女はあっさり倒したんだけど、もう一人の幻魔剣士デスブリンガーという奴に、僕は思っても見なかった苦戦を強いられる事になるとは…?
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でもこれって、意外な弱点があるんだが…気付いてないのか?
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すると勢いがつき過ぎたクラウンカイザーは、頭から前のめりになってゴロゴロと転がって行き、最後は顔面スライディングを決めていった。
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まさか、魔王の三元将にもこの攻撃が有効だとは思わなかった。
「獅子王流星斬を見破った位で、もう勝った気になっているのか⁉︎」
「これ以外の攻撃方法があまりない気がしてな…」
クラウンカイザーの目線が泳ぎ出した。
どうやら図星を刺されて困惑しているのだろう。
まぁ、並の相手なら…この攻撃を繰り出せば大体終わるのだろうが。
繰り出した相手が悪かったな。
「胴長短足だけでは無く、腕も短い君にこれ以上の攻撃手段があるとは思えなく…」
僕が良い終わる前にクラウンカイザーは、膝から崩れるように地面に四つん這いになってから地面を叩いていた。
そう言えばコイツって…かなり打たれ弱かったんだっけ?
しかも演技では無くて、本気で落ち込んでいるようだった。
何だか…気の毒になっていた。
「おい、大丈夫か?」
僕はクランカイザーの元に近寄ろうとした。
だが、クラウンカイザーは僕が近付いて来たのをチャンスだと思って反撃をした。
だけど、クランカイザーの拳は僕を捉える事はなく…硬い何かにぶつかった音が響いた。
「な、何だこれは⁉︎」
「日々仲間達からセコいとか卑怯とか言われ続けた僕が、敵である君に不用意に近づくと思っているのかい?」
「貴様は盾を使ったのか‼︎」
「いや、魔境転写だ。」
コイツのトドメを色々と考えていたんだけど、クランカイザーに全力で走られると僕でも追いつけない可能性がある。
なので、全く同じ能力値の自分をぶつけてやったらどう対処をするのか見たかった。
クラウンカイザーは、立ち上がってから魔境転写から素早く後ろに下がった。
どうやって魔境転写から遠ざけようかと考えていたんだが、その手間が省けた。
十六鬼影衆や八魔将や四天王に使用した、アースウォールを出現して魔境転写にした時と違い…盾のサイズの大きさだと、その場で留まっていたら全身が表示されずにシャドウが出現しなかったからだ。
盾サイズの鏡面に全身の姿が映ったクラウンカイザーは、鏡の中からシャドウのクラウンカイザーが出現した。
「こ、コレは…我か!我なのか⁉︎」
「そうだよ、自分を相手にする恐怖を解くと味わうと良い!」
クランカイザーは身を低くした姿勢を取ると、恐らくだが…この場を去って広い場所に向かう筈。
だけど僕は、クランカイザーの機動力を奪う事にした。
「君はシャドウと広い場所で決着を付けようとか考えているかもしれないけど、君がこの場から去ったら…僕は遠慮無く魔王城に突撃するけど良いのかい?」
「な、なんて卑怯な‼︎」
「それは褒め言葉かい?僕に対して卑怯という言葉は、最高の賛辞さ!」
僕は高笑いをしながら答えると、クランカイザーはその場で悔しそうに地団駄を踏んでいた。
そして、クラウンカイザーに迫り来るシャドウ・クラウンカイザー…
機動力を完全に奪われたクラウンカイザーは、その場に留まって対処をしようと構えていた。
「クソォ…獅子王…流星斬!…って、何ぃ⁉︎」
クラウンカイザーが獅子王流星斬を発動すると、シャドウ・クランカイザーも獅子王流星斬を発動させた。
両者のぐるぐるパンチが僕の目の前で衝突した。
同じ攻撃を発動されたクラウンカイザーは極度に焦り、感情の無いシャドウ・クラウンカイザーは冷静に攻撃を繰り出していた。
金属の激しい音により火花が…なんていう事もなく、綿の詰まった殴り合いでボスンボスンという音だけが響いていた。
一見みると、ぬいぐるみ同士がじゃれ合っているようにしか見えないのだが…?
アレって…ダメージがあるのだろうか?
しばらく見守っていると、またもクラウンカイザーは現状で不利を感じてその場から走り出そうと構えていた。
「良いのか?この場から離れると、僕は魔王城に向かうぞ~」
「くっ…貴様は何て姑息な手を使う奴なんだ‼︎」
クラウンカイザーは打たれ弱さ意外に、すぐに物忘れをする奴みたいだ。
なので僕は、こうしてイチイチ思い出させる為に声を掛けているのだった。
だけど…流石に自分との戦いに不利を感じたのか、その場から姿を消した。
シャドウ・クラウンカイザーの行き先を見ると、結構な距離に離れたみたいだった。
「じゃあ、この隙に…魔王城に突撃~!」
僕は別に行く気はなく、敢えてクランカイザーのいる方向にそう叫ぶと…?
その声を聞いたクラウンカイザーは、僕の前に素早く現れてから両手を広げて通せんぼをしていた。
「これで、貴様の行く手を塞いだ…」
「あ…!」
僕はクランカイザーの前で、右を向いてから指を差した。
すると、何度も嘘で騙されていたクラウンカイザーは、「そんな見え透いた手に、何度も同じ手に騙されるか‼︎」…と叫んだ直後に、僕の指差した方向からシャドウ・クラウンカイザーのドロップキックが飛んで来て、クラウンカイザーは見事に喰らって吹き飛んで行った。
「こ…今度は嘘ではなかったのか⁉︎」
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「貴様…またしても騙しやがって‼︎」
「兵法と言って欲しいな、戦いの中で敵を欺くのは常套手段だよ。そのお陰で、やっと動きを封じることが出来たからね。」
「貴様…な、何をする気だ⁉︎」
僕は聖剣エグゼンリオンとシャンゼリオンを抜くと、身動きが取れないクラウンカイザーのコアがある魔石を貫いた。
すると、クラウンカイザーは少しずつ消滅をし始めて行った。
「貴様は…散々卑怯な手を使いやがって!だがな、三元将はまだ二人いる。我は三元将の中では最弱だが…我を倒した事で良い気になるのではないぞ!」
「安心しろ!残り二人もあっさり倒してから、魔王サズンデスも葬ってやるからな。」
「果たして、そう上手く行くかな…?奴に会って、貴様は絶望を知る事になるだろう…」
クラウンカイザーは意味深なセリフを吐きながら、完全に消滅した。
それと同時に、シャドウ・クラウンカイザーも消滅した。
クラウンカイザーの経験値はかなり入って来た。
これで…魔王サズンデスとの戦いも有利になるだろう。
…そう思っていたんだけど、三元将の二人の内のエキドナという女はあっさり倒したんだけど、もう一人の幻魔剣士デスブリンガーという奴に、僕は思っても見なかった苦戦を強いられる事になるとは…?
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