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第三章
第四話 秘策(どう出るかな?)・前編
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『この卑怯者め‼︎』
『何故、正々堂々と戦おうとはしない⁉︎』
『こんな奴等に…どう足掻けというのだ⁉︎』
僕は現在、魔王軍の幹部達の相手をしていた。
大軍を率いて侵攻して来たくせに、正々堂々とは笑わせてくれる。
挑発を用いて罠に嵌めるという事を行った所、まんまと嵌っていて肩透かしを食らっているのだが…?
今回の侵攻では、ギルドマスターのヴォルガンが予想した通り…魔王サズンデスは居なかった。
配下の魔物達以外には、幹部達もいるのだが…?
流石に三元将も居らず、四天王と八魔将と十六鬼影衆を筆頭に侵攻して来たのだった。
まぁ、当初の作戦通りに冒険者達が魔物達を排除してくれたおかげで、僕は幹部達の相手だけをする事が出来ていた。
…と言っても、別に1人で戦っているわけでは無い。
流石の僕も、幹部全員を1人で相手に出来るほどの力は無い。
「ほれほれ、サッサと対処しないと…死ぬぞ!」
『貴様…‼︎』
僕が幹部達に何をしているのか、話は数時間前に遡る。
~~~~~数時間前~~~~~
遂に魔王軍が侵攻を開始した。
空には大きなモニターでこの場所の映像が流れていた。
魔王側からすれば、今日がサーディリアン聖王国の滅亡の日として、世界中の人々に絶望を味合わせるためにやっているのだろうけど…?
果たして絶望するのはどっちなんだろうかねぇ?
戦闘の場所はサーディリアン聖王国より少し離れた、バレサステップという草原地帯だった。
魔王軍側も余裕の表れなのか、良い場所を選んでくれたものだな。
サーディリアン聖王国付近は、鬱蒼とした森もあるので…その中で戦うには戦い辛い。
なので、草原地帯を選んでくれた事に感謝をしていたのだった。
「冒険者の皆さん達に、僕の付与した武具をお渡ししますので!」
「ダン殿…この武器は一体⁉︎」
「剣も斧も槍も…ハイパーカッターという武器で、触れるや否や真っ二つになるという…鋭い刃を持った武器です。」
「同士討ちにでもなったら、危なく無いか?」
「その心配も御無用で、付与されている防具を着ている者達には攻撃が当たらない仕組みになっております。」
ヴォルガンは防具も念入りに調べている様子だった。
「この防具も…普通の防具では無いようだな?」
「強力な回復魔法の付与を施していますからね、流石に斬り飛ばされた部位を回復は出来ませんが…深い傷位なら時間は掛かりますが、治す事も可能ですね。 ヒーラーの手助けにもなりますし…」
戦闘において、ヒーターの役回りが一番重要であり、一番大変だと言っても過言では無い。
怪我人は何処からでも出て来るだろうから、そう言ったヒーラーの負担を軽くする為の防具なのだ。
「これらの武器を手に入れると、幹部達もイケるんじゃね? …なんて考える者もいるかもしれないけど、あくまでも魔物達や魔獣を相手にし、幹部達には一切手を出さない様にお願いしますね。」
「それは作戦の打ち合わせで通達済みだが、ダン殿が1人で幹部達を相手にする事になるんだぞ!」
「だから、それについては策があると言っておいたじゃ無いですか! それに…右手には聖剣エグゼンリオン、左手には聖剣シャンゼリオンを持つ僕が魔王ならともかく、配下の下っ端の幹部連中に負ける筈が無いでしょう。」
「どんな策なのかは全く予想も出来ないが、ダン殿が言うのなら…信じるしか無いが、聖竜国グランディオが良く聖剣シャンゼリオンを貸したものだな。」
ヴォルガンの話に対して、僕は惚ける事を貫いていた。
まさか、聖竜国グランディオから黙って持って来たとは言えないから…なんだけど、映像に映っている時点で聖竜国グランディオの人達の中には気付いた者もいるだろうなぁ…?
とりあえず、僕の考えた策については…後で教えるとしよう。
だって、敵軍が侵攻して来ている訳だしね。
冒険者達は僕の付与した武具を手に取ると、装備をしてから戦場に赴いた。
「僕の付与は武具だけじゃ無いよ! 攻撃力増加魔法シャープネス、防御力増加魔法プロテクション、素早さ上昇魔法クロックアップ、回復補助魔法リジェネート……」
…という形で20個近くの強化魔法を施しておいた。
これだったら、余程戦闘が不得意な者でも無い限り、敗北する事すら難しいだろう。
ベテラン勢がこの状態なら、ソロでも魔獣を倒せる程ではないかという感じだろうか?
だから先程、調子に乗って幹部達に攻撃をしないかどうかを懸念する発言が出たのだった。
「そう思っていたけど、冒険者達は弁えてくれているみたいだし、問題は無いかもね?」
冒険者は、大切な物を上げるとしたら…まずは自分の命で、次に金と言ったところか!
魔獣と互角に戦える程度では幹部達には歯が立たない事は分かりきっているので、無理して突っ込もうとする者はいないみたいだ。
バトルジャンキーみたいな性格の持ち主だったら、迷わず手を出す物だと思ったりもしたけど…?
まぁ、ならず者以外は冒険者ギルドは組織で形成されているので、上司であるギルドマスターには逆らわないか。
それから二時間が経過して、軍勢の内…魔物達は全て葬られた。
後は魔獣のみとなっているが、それも時間の問題だろう。
更に一時間後になり、冒険者達は全ての魔獣達を討伐する事ができた。
「やっと、僕の出番か!」
冒険者達は僕の言葉を聞くと同時に、戦戦から離脱していった。
それにしても、冒険者達が負傷はしたけど有利に戦えていたというのに、幹部達は余裕な笑みを浮かべて傍観しているなぁ?
まだ、自分達が優位な位置に立っているとでも思っているんだろうか?
まぁ、その余裕も…数分後にはパニック全開で逃げ惑う事になるんだけどね。
「さてと、秘策を発動しますか! 精々…無様に踊ってくれよ‼︎」
『何故、正々堂々と戦おうとはしない⁉︎』
『こんな奴等に…どう足掻けというのだ⁉︎』
僕は現在、魔王軍の幹部達の相手をしていた。
大軍を率いて侵攻して来たくせに、正々堂々とは笑わせてくれる。
挑発を用いて罠に嵌めるという事を行った所、まんまと嵌っていて肩透かしを食らっているのだが…?
今回の侵攻では、ギルドマスターのヴォルガンが予想した通り…魔王サズンデスは居なかった。
配下の魔物達以外には、幹部達もいるのだが…?
流石に三元将も居らず、四天王と八魔将と十六鬼影衆を筆頭に侵攻して来たのだった。
まぁ、当初の作戦通りに冒険者達が魔物達を排除してくれたおかげで、僕は幹部達の相手だけをする事が出来ていた。
…と言っても、別に1人で戦っているわけでは無い。
流石の僕も、幹部全員を1人で相手に出来るほどの力は無い。
「ほれほれ、サッサと対処しないと…死ぬぞ!」
『貴様…‼︎』
僕が幹部達に何をしているのか、話は数時間前に遡る。
~~~~~数時間前~~~~~
遂に魔王軍が侵攻を開始した。
空には大きなモニターでこの場所の映像が流れていた。
魔王側からすれば、今日がサーディリアン聖王国の滅亡の日として、世界中の人々に絶望を味合わせるためにやっているのだろうけど…?
果たして絶望するのはどっちなんだろうかねぇ?
戦闘の場所はサーディリアン聖王国より少し離れた、バレサステップという草原地帯だった。
魔王軍側も余裕の表れなのか、良い場所を選んでくれたものだな。
サーディリアン聖王国付近は、鬱蒼とした森もあるので…その中で戦うには戦い辛い。
なので、草原地帯を選んでくれた事に感謝をしていたのだった。
「冒険者の皆さん達に、僕の付与した武具をお渡ししますので!」
「ダン殿…この武器は一体⁉︎」
「剣も斧も槍も…ハイパーカッターという武器で、触れるや否や真っ二つになるという…鋭い刃を持った武器です。」
「同士討ちにでもなったら、危なく無いか?」
「その心配も御無用で、付与されている防具を着ている者達には攻撃が当たらない仕組みになっております。」
ヴォルガンは防具も念入りに調べている様子だった。
「この防具も…普通の防具では無いようだな?」
「強力な回復魔法の付与を施していますからね、流石に斬り飛ばされた部位を回復は出来ませんが…深い傷位なら時間は掛かりますが、治す事も可能ですね。 ヒーラーの手助けにもなりますし…」
戦闘において、ヒーターの役回りが一番重要であり、一番大変だと言っても過言では無い。
怪我人は何処からでも出て来るだろうから、そう言ったヒーラーの負担を軽くする為の防具なのだ。
「これらの武器を手に入れると、幹部達もイケるんじゃね? …なんて考える者もいるかもしれないけど、あくまでも魔物達や魔獣を相手にし、幹部達には一切手を出さない様にお願いしますね。」
「それは作戦の打ち合わせで通達済みだが、ダン殿が1人で幹部達を相手にする事になるんだぞ!」
「だから、それについては策があると言っておいたじゃ無いですか! それに…右手には聖剣エグゼンリオン、左手には聖剣シャンゼリオンを持つ僕が魔王ならともかく、配下の下っ端の幹部連中に負ける筈が無いでしょう。」
「どんな策なのかは全く予想も出来ないが、ダン殿が言うのなら…信じるしか無いが、聖竜国グランディオが良く聖剣シャンゼリオンを貸したものだな。」
ヴォルガンの話に対して、僕は惚ける事を貫いていた。
まさか、聖竜国グランディオから黙って持って来たとは言えないから…なんだけど、映像に映っている時点で聖竜国グランディオの人達の中には気付いた者もいるだろうなぁ…?
とりあえず、僕の考えた策については…後で教えるとしよう。
だって、敵軍が侵攻して来ている訳だしね。
冒険者達は僕の付与した武具を手に取ると、装備をしてから戦場に赴いた。
「僕の付与は武具だけじゃ無いよ! 攻撃力増加魔法シャープネス、防御力増加魔法プロテクション、素早さ上昇魔法クロックアップ、回復補助魔法リジェネート……」
…という形で20個近くの強化魔法を施しておいた。
これだったら、余程戦闘が不得意な者でも無い限り、敗北する事すら難しいだろう。
ベテラン勢がこの状態なら、ソロでも魔獣を倒せる程ではないかという感じだろうか?
だから先程、調子に乗って幹部達に攻撃をしないかどうかを懸念する発言が出たのだった。
「そう思っていたけど、冒険者達は弁えてくれているみたいだし、問題は無いかもね?」
冒険者は、大切な物を上げるとしたら…まずは自分の命で、次に金と言ったところか!
魔獣と互角に戦える程度では幹部達には歯が立たない事は分かりきっているので、無理して突っ込もうとする者はいないみたいだ。
バトルジャンキーみたいな性格の持ち主だったら、迷わず手を出す物だと思ったりもしたけど…?
まぁ、ならず者以外は冒険者ギルドは組織で形成されているので、上司であるギルドマスターには逆らわないか。
それから二時間が経過して、軍勢の内…魔物達は全て葬られた。
後は魔獣のみとなっているが、それも時間の問題だろう。
更に一時間後になり、冒険者達は全ての魔獣達を討伐する事ができた。
「やっと、僕の出番か!」
冒険者達は僕の言葉を聞くと同時に、戦戦から離脱していった。
それにしても、冒険者達が負傷はしたけど有利に戦えていたというのに、幹部達は余裕な笑みを浮かべて傍観しているなぁ?
まだ、自分達が優位な位置に立っているとでも思っているんだろうか?
まぁ、その余裕も…数分後にはパニック全開で逃げ惑う事になるんだけどね。
「さてと、秘策を発動しますか! 精々…無様に踊ってくれよ‼︎」
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