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第一章
第八話 味方を増やします!5(もう少しでコンプリート?)
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司書や研究者を味方に付ける…!
研究者の欲しい物については、大方予想出来るのだが…?
司書が欲しい物に関しては、あまり予想がつかない。
図書館を管理する館長は男性だが、その他の5人の司書は女性だった。
だとすると…メイド達と同じ様に服や下着類?
いや、違うだろうな…以前に図書館に入った時は、司書の服はそれ程重そうなイメージはない。
下着類は欲しがるかもしれないが、いきなり訪ねて「下着要りませんか?」…では、変態と思われたら嫌だしな…。
あとはそうだな…そういえば、若い子が多いのに勿体ないと感じた事があったんだよな。
よし、まずは図書館に顔を出そう!
図書館に着くと、司書が出迎えてくれた。
「慱様、今日はどの様な御用でしょうか?」
「えぇとですね…」
司書を見ると、年齢は24歳前後だけど、髪に艶がなく肌が少し乾燥をしていた。
メイド達の話によると、この世界の化粧水やせっけんの類は、主に貴族や王族が独占していて…庶民には出回らないらしい。
なので、庶民は体を洗う際にも、濡れたタオルで体を擦るくらいの事しか出来ないという。
髪を洗う場合は、髪をお湯でクシを通しながら、最後に香油を付けて終わりという。
元いた世界では、ボディソープやヘアソープなどは普通にあったから、苦労はしなかったが…?
「あ、そういえばメイド達から話を聞いたのですが、慱様は女性の下着を作られたとか…」
「あぁ、はい! メイドの方達は気に入って貰えたみたいですが…」
「私達にも作っては戴けませんか?」
僕との会話を聞きつけて、他の司書さん達も集まって来た。
司書達に下着を作る…まぁそれだけでも感謝はされるかもしれないが、更に引き込めないかと考えた時にもう1つ材料があれば…?
僕はギルドカードをみると、美容に関して何か良いスキルはないか探してみた。
美容云々はともかく、旅に必要な物は大体スキルの中にある。
全部を把握出来ている訳ではないが、攻撃や防御に生産、加工や調理に必要な道具を作れるスキルなどがある。
【創造作製】や【分解】や【性質変化】なども、生産系に属するスキルなのである。
そこに、【球体魔法】というのと、【泡魔法】という物があった。
【球体魔法】
あらゆる物質や魔力を貯める事が出来る魔法で、球体になる大きさは設定で自由に変える事が出来る。
中に入っている物を【球体解除】をすれば、一気に放出され、出ろと命じれば球体を解除する事なく取り出しが可能。
中に水などを収納すれば、そのまま持ち運びも出来る。
収納魔法と同じで、球体になった中の時間が止まる。
100m四方の物を球体に収納する事が出来る。
空の状態でも球体に出来る上に、球体の状態でも中に収納可能である。
【泡魔法】
水属性の泡で、攻撃による殺傷力はない。
物によっては防御にも使えない事は無いが、炎から身を護る以外に使い道は少ない。
その他に、この泡には石鹸の代わりに使う事が可能である。
身体に使えば、毛穴の汚れや角質を落とし美肌効果に…髪に使えば、頭皮の油を落として艶がいつまでも続くという物。
美容という点では、女性に大変喜ばれる物だろう。
それにしても、この泡魔法は…元いた世界のソープ類よりも性能が良いな…?
これを元いた世界で売りに出せたら、大金持ちになるかもしれない性能だ。
だがこれなら、下手したら城にいる女性達全てを味方に付けられるなw
僕は通路に出て、近くにいたメイドさんに声を掛けた。
城にいる全ての女性達を浴場に集めて欲しいと頼んだ。
理由として、画期的な美容法が手に入ると。
司書さんにもその事を話して、浴場に行って貰うようにした。
その間、僕は空の球体を10個に泡魔法を極限まで詰めた。
城にいる女性達は、全部で50人近くいるらしいから…泡魔法の玉…泡玉をスペア含めて500個くらい作る事にした。
自分の好感度の為に調子に乗って作り過ぎた為に、魔力を半分近く消費した為に体調が悪くなったのは言うまでもない。
僕は1階にある大浴場を目指した。
女性用の浴場に着くと、城の女性達がほぼ集合していた。
その中には、アルカディア王女もいた。
「お集まり戴き誠にありがとうございます。 今回は、この玉の使用法をお伝え致します。」
僕は手の平大の球体を用意した。
それを皆に見せると、不思議そうな目で見た。
「この玉を洗い場で【出て!】と命じると、この様に泡が出てきます。 その泡を体に使うと毛穴の汚れや角質を落とし、入浴後には美肌になるという物で…さらに髪に使用すると、頭皮の毛穴に詰まった油を落とし、髪の艶がいつまでも続くという効果をもたらします。 ですので、誰かに試供していただきたいのですが…?」
僕は3人の女性で、メイド、騎士、司書に泡を使ってもらった。
その間、僕は扉の外に出た。
少しすると、浴場から女性の声が聞こえて来た。
更に数分後…僕は更衣室から呼ばれて中に入ると、先程の3人の女性達が目を輝かしていた。
「これは凄いです! 私達の肌がしっとりすべすべになっていて、髪も艶が出てサラサラになりました!」
それだけではない!
泡を使った女性たちの肌が白くなっているように感じた。
「この球体の中に入っている泡は…そうだな? 空間魔法の一種で、城のホール並みに広い空間に泡が詰まっている状態なので、すぐになくなる事はありません。 一応、予備も用意しておりますので…」
僕は1人1個ずつ泡玉を渡して行った。
残りの予備は、メイド達が管理する事になった。
そして…3人の女性の効果を知った女性達は一斉に風呂に入って行った。
僕は下着作りは後にして、とりあえず研究室に行く事にした。
研究室の前に着くと、扉をノックした…が反応が無い。
扉を開けて勝手に入ってみた。
「おじゃましま~す!」
僕が入った事も解らない位に慌ただしく研究者たちが黒板に数字を書き込んでいた。
書きなぐりの数字だった為に、恐らく自分でしか解読出来ない物らしいが、研究者も荒く書いてある為に自分で書いた文字が読めない者もいた。
1人の研究者が僕に気付いて声を掛けて来た。
「おや? 君は誰だい?」
「この度、救世主召喚で異世界よりやって参りました、慱と申します。」
「おぉ、では貴方が異世界の人か…」
「ところで皆さんは何を熱心に作業しているのですか?」
「実は…我々は研究者と言っても、計算が苦手でね…紙に書いて計算をしているのだが、書き殴りの文字で書かれている為に読めなくなってしまってねぇ…」
「どんな問題ですか?」
「2.645.781×431がな…」
「1.140.331.611ですね。」
「は? 君は今どうやって解いた?」
「この程度なら、暗算で解けますけど?」
「紙に書かずにか⁉」
「僕等の世界では、この程度は暗算で出来ますので…」
他の研究者たちは一斉に僕の方を向いた。
そして、研究者の1人が僕にお願いをしてきた。
「異世界の道具で、その場で計算が出来る様な物は何かないか⁉」
元いた世界では、計算は暗算でも出来るけど…それ以上の桁の場合はスマホの計算機を使うからなぁ?
だけど、さすがに計算機を創造作製で作れるとは思えないし。
この世界でも自分で作る事が可能な計算機と言えば…あ、あれがあったな!
「初めて作る物なので、少し時間が掛かりますが…良いですか?」
「構いません、どうかお願いします。」
僕は、研究室の端にある丸太を貰って、計算機の材料を創造作製で作った。
短い木の棒と長い木の棒、串を数百本と穴の開いた玉を数百個用意した。
それらを組み立てていくと、元いた世界でも最近はあまり見なくなったソロバンを完成した。
研究者の1人にソロバンを見せると、首を傾げて見て来た。
「これは何に使う物なのですか?」
「これはソロバンという異世界での計算機です。 扱いが多少難しいですが、慣れるとかなり楽に計算が出来る様になります。」
僕は研究者に使い方を説明した。
研究者は実際に使いながら、やり方を覚えて行った。
そして…
「慱殿! この計算機は大変素晴らしい物です! これなら紙に書かなくても計算が出来ます!」
「それは良かったです…って、皆さんも欲しいですか?」
僕がそういうと、皆が一斉に頷いたので…とりあえず人数分を作って行った。
そして研究者も自分で作れる様にソロバン作りを手伝ってくれた。
「慱殿…これで紙を無駄にせずに計算が出来ます! 本当に貴重な物をありがとうございました、一生大事に致します!」
「いえいえ…この程度の物でこんなに喜んでくれるのなら、こちらも作った甲斐があります。」
「この程度なんて…我々には発想すら思い付きませんでした。 慱殿がもし何か困りごとがあれば言って下さい! 必ず力になりますので!」
僕は研究者に見送られながら部屋を出た。
研究者の好感度は中々良い感じだったな…!
これで彼らも味方に付いてくれるだろう。
僕は更衣室に戻ると、女性の皆様方が肌の潤いにうっとりしていた。
そしてその後に、司書さんの下着作りをした。
そうしたら、他の騎士や兵士の女性達も下着を欲しがったので、作る羽目になり…アルカディア王女も下着の完成度に驚き、催促をしてきた。
「こうなったら、全部まとめて面倒みますよ‼」
僕はそう言うと、全ての女性達の下着を作って行った。
作り終えた時は、日をまたいでいた。
これで…司書さん以外に、ほぼ城中にいる女性達を味方に付いたと言っても過言ではない筈…他にいないよね?
今日で5日目が過ぎたので、後のこり2日なのだが…何をしよう?
もう少し時間があれば街にも行ってみたかったけど、旅用の調味料などを作りながらスキルの確認でもしよう。
他にもういない…あ! もう1人いた!
宮廷魔術師の…テルセラ様という魔導師がいたなぁ…。
でも、さすがに宮廷魔術師を味方には無理だろうが、一応声を掛けてみるか。
その宮廷魔術師のテルセラ様の前で、とんでもない事をして驚かせることになるのだが…?
それは次回のお楽しみに!
研究者の欲しい物については、大方予想出来るのだが…?
司書が欲しい物に関しては、あまり予想がつかない。
図書館を管理する館長は男性だが、その他の5人の司書は女性だった。
だとすると…メイド達と同じ様に服や下着類?
いや、違うだろうな…以前に図書館に入った時は、司書の服はそれ程重そうなイメージはない。
下着類は欲しがるかもしれないが、いきなり訪ねて「下着要りませんか?」…では、変態と思われたら嫌だしな…。
あとはそうだな…そういえば、若い子が多いのに勿体ないと感じた事があったんだよな。
よし、まずは図書館に顔を出そう!
図書館に着くと、司書が出迎えてくれた。
「慱様、今日はどの様な御用でしょうか?」
「えぇとですね…」
司書を見ると、年齢は24歳前後だけど、髪に艶がなく肌が少し乾燥をしていた。
メイド達の話によると、この世界の化粧水やせっけんの類は、主に貴族や王族が独占していて…庶民には出回らないらしい。
なので、庶民は体を洗う際にも、濡れたタオルで体を擦るくらいの事しか出来ないという。
髪を洗う場合は、髪をお湯でクシを通しながら、最後に香油を付けて終わりという。
元いた世界では、ボディソープやヘアソープなどは普通にあったから、苦労はしなかったが…?
「あ、そういえばメイド達から話を聞いたのですが、慱様は女性の下着を作られたとか…」
「あぁ、はい! メイドの方達は気に入って貰えたみたいですが…」
「私達にも作っては戴けませんか?」
僕との会話を聞きつけて、他の司書さん達も集まって来た。
司書達に下着を作る…まぁそれだけでも感謝はされるかもしれないが、更に引き込めないかと考えた時にもう1つ材料があれば…?
僕はギルドカードをみると、美容に関して何か良いスキルはないか探してみた。
美容云々はともかく、旅に必要な物は大体スキルの中にある。
全部を把握出来ている訳ではないが、攻撃や防御に生産、加工や調理に必要な道具を作れるスキルなどがある。
【創造作製】や【分解】や【性質変化】なども、生産系に属するスキルなのである。
そこに、【球体魔法】というのと、【泡魔法】という物があった。
【球体魔法】
あらゆる物質や魔力を貯める事が出来る魔法で、球体になる大きさは設定で自由に変える事が出来る。
中に入っている物を【球体解除】をすれば、一気に放出され、出ろと命じれば球体を解除する事なく取り出しが可能。
中に水などを収納すれば、そのまま持ち運びも出来る。
収納魔法と同じで、球体になった中の時間が止まる。
100m四方の物を球体に収納する事が出来る。
空の状態でも球体に出来る上に、球体の状態でも中に収納可能である。
【泡魔法】
水属性の泡で、攻撃による殺傷力はない。
物によっては防御にも使えない事は無いが、炎から身を護る以外に使い道は少ない。
その他に、この泡には石鹸の代わりに使う事が可能である。
身体に使えば、毛穴の汚れや角質を落とし美肌効果に…髪に使えば、頭皮の油を落として艶がいつまでも続くという物。
美容という点では、女性に大変喜ばれる物だろう。
それにしても、この泡魔法は…元いた世界のソープ類よりも性能が良いな…?
これを元いた世界で売りに出せたら、大金持ちになるかもしれない性能だ。
だがこれなら、下手したら城にいる女性達全てを味方に付けられるなw
僕は通路に出て、近くにいたメイドさんに声を掛けた。
城にいる全ての女性達を浴場に集めて欲しいと頼んだ。
理由として、画期的な美容法が手に入ると。
司書さんにもその事を話して、浴場に行って貰うようにした。
その間、僕は空の球体を10個に泡魔法を極限まで詰めた。
城にいる女性達は、全部で50人近くいるらしいから…泡魔法の玉…泡玉をスペア含めて500個くらい作る事にした。
自分の好感度の為に調子に乗って作り過ぎた為に、魔力を半分近く消費した為に体調が悪くなったのは言うまでもない。
僕は1階にある大浴場を目指した。
女性用の浴場に着くと、城の女性達がほぼ集合していた。
その中には、アルカディア王女もいた。
「お集まり戴き誠にありがとうございます。 今回は、この玉の使用法をお伝え致します。」
僕は手の平大の球体を用意した。
それを皆に見せると、不思議そうな目で見た。
「この玉を洗い場で【出て!】と命じると、この様に泡が出てきます。 その泡を体に使うと毛穴の汚れや角質を落とし、入浴後には美肌になるという物で…さらに髪に使用すると、頭皮の毛穴に詰まった油を落とし、髪の艶がいつまでも続くという効果をもたらします。 ですので、誰かに試供していただきたいのですが…?」
僕は3人の女性で、メイド、騎士、司書に泡を使ってもらった。
その間、僕は扉の外に出た。
少しすると、浴場から女性の声が聞こえて来た。
更に数分後…僕は更衣室から呼ばれて中に入ると、先程の3人の女性達が目を輝かしていた。
「これは凄いです! 私達の肌がしっとりすべすべになっていて、髪も艶が出てサラサラになりました!」
それだけではない!
泡を使った女性たちの肌が白くなっているように感じた。
「この球体の中に入っている泡は…そうだな? 空間魔法の一種で、城のホール並みに広い空間に泡が詰まっている状態なので、すぐになくなる事はありません。 一応、予備も用意しておりますので…」
僕は1人1個ずつ泡玉を渡して行った。
残りの予備は、メイド達が管理する事になった。
そして…3人の女性の効果を知った女性達は一斉に風呂に入って行った。
僕は下着作りは後にして、とりあえず研究室に行く事にした。
研究室の前に着くと、扉をノックした…が反応が無い。
扉を開けて勝手に入ってみた。
「おじゃましま~す!」
僕が入った事も解らない位に慌ただしく研究者たちが黒板に数字を書き込んでいた。
書きなぐりの数字だった為に、恐らく自分でしか解読出来ない物らしいが、研究者も荒く書いてある為に自分で書いた文字が読めない者もいた。
1人の研究者が僕に気付いて声を掛けて来た。
「おや? 君は誰だい?」
「この度、救世主召喚で異世界よりやって参りました、慱と申します。」
「おぉ、では貴方が異世界の人か…」
「ところで皆さんは何を熱心に作業しているのですか?」
「実は…我々は研究者と言っても、計算が苦手でね…紙に書いて計算をしているのだが、書き殴りの文字で書かれている為に読めなくなってしまってねぇ…」
「どんな問題ですか?」
「2.645.781×431がな…」
「1.140.331.611ですね。」
「は? 君は今どうやって解いた?」
「この程度なら、暗算で解けますけど?」
「紙に書かずにか⁉」
「僕等の世界では、この程度は暗算で出来ますので…」
他の研究者たちは一斉に僕の方を向いた。
そして、研究者の1人が僕にお願いをしてきた。
「異世界の道具で、その場で計算が出来る様な物は何かないか⁉」
元いた世界では、計算は暗算でも出来るけど…それ以上の桁の場合はスマホの計算機を使うからなぁ?
だけど、さすがに計算機を創造作製で作れるとは思えないし。
この世界でも自分で作る事が可能な計算機と言えば…あ、あれがあったな!
「初めて作る物なので、少し時間が掛かりますが…良いですか?」
「構いません、どうかお願いします。」
僕は、研究室の端にある丸太を貰って、計算機の材料を創造作製で作った。
短い木の棒と長い木の棒、串を数百本と穴の開いた玉を数百個用意した。
それらを組み立てていくと、元いた世界でも最近はあまり見なくなったソロバンを完成した。
研究者の1人にソロバンを見せると、首を傾げて見て来た。
「これは何に使う物なのですか?」
「これはソロバンという異世界での計算機です。 扱いが多少難しいですが、慣れるとかなり楽に計算が出来る様になります。」
僕は研究者に使い方を説明した。
研究者は実際に使いながら、やり方を覚えて行った。
そして…
「慱殿! この計算機は大変素晴らしい物です! これなら紙に書かなくても計算が出来ます!」
「それは良かったです…って、皆さんも欲しいですか?」
僕がそういうと、皆が一斉に頷いたので…とりあえず人数分を作って行った。
そして研究者も自分で作れる様にソロバン作りを手伝ってくれた。
「慱殿…これで紙を無駄にせずに計算が出来ます! 本当に貴重な物をありがとうございました、一生大事に致します!」
「いえいえ…この程度の物でこんなに喜んでくれるのなら、こちらも作った甲斐があります。」
「この程度なんて…我々には発想すら思い付きませんでした。 慱殿がもし何か困りごとがあれば言って下さい! 必ず力になりますので!」
僕は研究者に見送られながら部屋を出た。
研究者の好感度は中々良い感じだったな…!
これで彼らも味方に付いてくれるだろう。
僕は更衣室に戻ると、女性の皆様方が肌の潤いにうっとりしていた。
そしてその後に、司書さんの下着作りをした。
そうしたら、他の騎士や兵士の女性達も下着を欲しがったので、作る羽目になり…アルカディア王女も下着の完成度に驚き、催促をしてきた。
「こうなったら、全部まとめて面倒みますよ‼」
僕はそう言うと、全ての女性達の下着を作って行った。
作り終えた時は、日をまたいでいた。
これで…司書さん以外に、ほぼ城中にいる女性達を味方に付いたと言っても過言ではない筈…他にいないよね?
今日で5日目が過ぎたので、後のこり2日なのだが…何をしよう?
もう少し時間があれば街にも行ってみたかったけど、旅用の調味料などを作りながらスキルの確認でもしよう。
他にもういない…あ! もう1人いた!
宮廷魔術師の…テルセラ様という魔導師がいたなぁ…。
でも、さすがに宮廷魔術師を味方には無理だろうが、一応声を掛けてみるか。
その宮廷魔術師のテルセラ様の前で、とんでもない事をして驚かせることになるのだが…?
それは次回のお楽しみに!
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