【完結】学校帰りに石蹴りしながら帰っていたら異世界召喚! 貧乏なので異世界の知識はありませんよ?

アノマロカリス

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第七話 僕はお前を…絶対に許さない‼

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 忍びは僕に向かって刀を刺しにやって来た。
 僕は腕で頭を守ると、忍びの刀は軌道を変えて僕の心臓を目掛けて突いてきた。
 だが僕はそのままの姿勢で刀を受けた。

 「馬鹿な⁉ 何故刺さらない⁉」
 「ドワーフが作った武具は世界一だ! それに、鎧には龍の鱗が使われているから…そんなナマクラじゃ刺さらないよ‼」
 「我が愛刀をナマクラだと⁉」

 忍びは一旦僕から距離を取った。
 僕は忍びの左足の太腿にロックをすると、壁に触れた小さな石球に光を纏ってつま先で蹴った。
 すると、小さな光球は忍びの足を貫いた。

 「つぅ…」
 「集落の者達の痛みを少しでも感じた?」
 「蛮族共が幾ら死のうとも…」

 僕は続けて…両肩の付け根と右足の腿にロックをしてから光球を蹴り込んだ。
 すると光球は、ロックした場所を全て貫いた。
 骨のある場所を貫いたので、忍びは立てなくなって地面に伏していた。

 「指揮官よ、何をしているのです!」
 「あんたが王女か…メーモはどこにいる?」
 「メーモ…? あぁ、ハーフリングの王女ですか…あの者なら今頃ワルダー公爵に」
 
 僕は王女の顔にただの石の球を蹴り込んでいた。
 王女は、そのまま吹っ飛んだ。

 「そのワルダーというのはどこにいる?」
 「よくも…私の美しい顔に…」
 「醜いの間違いだろ? 心まで荒んでいる癖に…」
 「ハーフリングの王女を探しても、もう遅いですよ。 今頃…」
 
 僕は光球を王女の方に蹴り込んで太腿を貫いた。

 「言葉には気を付けろよ…発言は許しているが、卑下した言い方をすればお前を殺す! 集落の人達を皆殺しの命令を出したお前を僕は決して許さないからな!」
 「蛮族風情が幾ら死んでも…あぐぅ!」

 僕は頭に来て、脛の一番痛い所に石の球をぶつけた。
 ある意味、撃ち抜かれるより痛みが広がる場所だった。

 「それよりもワルダーというのは何処だ?」
 「ワルダー公爵は…」

 そう答えると同時に、先程倒したと思っていた忍びの指揮官が刀を加えて襲い掛かって来た。
 僕は忍びの指揮官が倒れている時に額にロックを施してあったので、僕は光球を作りだして撃ち抜くと…その死体が王女の前に転がった。

 「し…指揮官!」
 「動かなかったら早く死ななかったのに…まぁ、どうせ殺すから、後でも先でも変わらないけど。」
 「私も殺す気ですか?」
 「返答次第では生かして置いてやるよ。 さぁ、メーモの居場所を…ワルダーという男の場所を…」
 
 僕がそう言いかけた時、王女の部屋の扉が勢いよく開いた。
 そこには小太りで上半身裸の男が、下着姿のメーモの髪を掴んで引き摺って来た。

 「王女よ、この女はつまらん! 抱けぬし、気力がない顔をしていてつまら…」
 
 僕はワルダーの顔に蹴りを入れてから、メーモを救い抱きしめた。
 すると虚ろな目をしたメーモは、僕を見て涙を流したのだった。

 「テト君‼」
 「メーモ‼」

 僕はメーモの背中に手を回すと、メーモの背中は蚯蚓腫れで腫れていた。
 マジックバッグからポーションを取り出すと、メーモの背中に掛けてあげた。
 すると、背中の腫れが綺麗に消えたのだった。

 「これは?」
 「ガルダ父さんのポーションだよ。 やはり、凄い効き目だよね!」
 「ガルダ父様の…そういえば、父様達は? 母様達は?」
  
 僕は目を閉じて首を横に振ると、メーモは僕の胸に顔を埋めて声を殺して泣いていた。
 すると起き上がったワルダーが僕達の方に近付いて来た。

 「なんだ! 声が出るんじゃないか! ならこちらへ来…」
 
 僕は石球をワルダーの顔に叩き込んだ。
 本当なら今頭ぐ殺してやりたい所だが、ハウザーとの約束を果たす事が…あ!
 僕は眩い光球を作りだして、王女の部屋の壁を撃ち抜いた。
 そして穴が開いて外で戦いの音がしている場所に向かって叫んだ。

 「ハウザーーーーーーー! ワルダーを確保した!!!」

 すると、ハウザーと部下の2人が王女の壁の穴から入って来た。
 ハウザー達はワルダーを見ると、剣を向けたのだった。

 「テトよ、感謝する! これで貴様の行った事は水に流し…新たな盟約を結ぼう!」
 「盟約とかそういうのは良いから、もう1つだけお願いしたい事があるんだけど、良いかな?」
 「貴様の頼みを断る事は無い、何でも言ってみろ!」
 「ゴブリン族って男は喰われるのなら、女はどういう扱いをされるの?」
 「女は繁殖の為に攫われる事が多い。 それがどうかしたのか?」
 「ここにいる王女が、亜人嫌いの為に世界中の亜人種を滅ぼそうとか考えたらしく、今回の父さんや母さん達の襲撃もこの王女が命令していたみたいなんだ。」
 「なるほど、亜人嫌いならゴブリン族なんかに引き渡せば…」
 「ハウザーだったらワルダーを酷い拷問をするだろうけど、王女の場合の拷問は絶望感を与える物としてゴブリンの巣に放り込んで散々卑猥な目に遭った方が罪の深さを知る良い機会だろうしね!」

 僕とハウザーがそんな事を話していると、王女から強気な発言が出た。

 「私は大国・トランドオーケス城の王女です!」
 「知ってるよ、だから?」
 「私に手を出したら、我が国の騎士が黙っていま…」
 「ハウザー、戦況はどうなっている?」
 「この城の騎士は皆殺しにしておいた。 生かして捕虜にでもしようと思ったが…騎士団の待機場に他種族の宝物を無下に扱っていたので、彼らの誇りの為に始末した。」
 「だってさ…」
 「私にはまだ忍び達が…」
 「忍び達は全て始末した。 嘘だと思うのなら、廊下を見てみなよ。」
 
 王女は足を引き摺りながら廊下に出ると、忍び達が頭を貫かれて横たわっている姿を見た。

 「僕の家族であるドワーフ達に手を出しておいて、生かしておくわけがないでしょう。」
 「そんな…!」
 「この城のメイド達は?」
 「全て拘束した! 奴等も他種族の装飾品を自分の物の様に身に付けていたからな。 中には我らの…妹の首飾りを身に付けた者もいてな!」
 「じゃあ、纏めてゴブリンの巣に放り込んでおいて。」
 「奴等の数が増える事になるが…そうなったら始末すれば良いだけの話だ!」
 「わ…私は王女なのですよ!」
 「だから何? たまたま生まれた先が王女だったという話でしょ?」
 「我が国に危害を加えれば、友好国が黙っていませんよ!」
 「それなら心配無用だ! 他国も亜人種と交流をしている国が数多くある。 それを一方的な理由で亜人種を殺害している様な国と友好なんてとっくに破棄されているさ。 城の書類を漁っている時に発見した。」
 「友好国は無い、味方をする者はいない…で? まだ言うことあるの?」
 
 王女は俯いて何かを考えている様だった。
 そして閃いた様に顔を上げた。

 「この国にはまだ勇者様達が…」
 「俺達はあんたの事はとっくに見限ったよ。」
 「貴女は私利私欲の為に私達を呼び出して…」
 「自分達は王女の話を聞く気はない!」

 王女の策は、やってきた勇者達に見事に打ち砕かれたのだった。
 ここまでになってくると逆に哀れな気がするけど、僕は止めの一言を言った。

 「僕たちの世界の言葉に、因果応報という言葉がある。 悪い行いをすれば、自分に跳ね返ると言う…」
 「私は間違った事は…」
 「しているだろ? 何の権限があって、罪もない亜人種を殺害したんだ?」
 「それは…亜人が私を襲って」
 「だからと言って、罪のない種族にまで危害を加えるのは…」
 「無駄だ! この女には何を言っても…」
 
 僕は周りを見て違和感を覚えた。

 「そういえば、この国の国王は何をしているんだろう? 娘の暴挙をここまで許すなんて…」
 「国王は…何処を探してもいなかった。 王妃もな!」
 「逃げたのか? ハウザー…この城の宝物庫の中の物と書庫の本全てを回収しておいてくれないか?」
 「それは構わないが、その後はどうする?」
 「この国を地図から消す! 跡形も無くね…」
 「そんな事が可能なのか?」
 「僕は以前、ハードロッグズ山を半分消した事がある。」
 「あれは貴様の仕業だったのか!」
 「ハウザー的に、この国は必要か?」
 「いや、全く必要ない。 この国の王族も貴族も騎士ですら腐り切っているからな。」

 ハウザーはエルフ達に指示を出しながら、城中の全ての宝飾品と書物を回収した。
 その中には、メーモの父親である国王の剣もあったので、それはメーモに渡した。
するとメーモは、父親の剣を大事に抱えていた。

 「さて…王女とメイド達は連行してゴブリンの巣に放り込んで来て。」
 「お願いします! 許しては頂けませんか?」
 「この国の騎士達に攻め入られた他種族達も同じ事を言ったと思うけど、その人達をこの国は何をしたか忘れたの?」
 「それは騎士達がやった事で…」
 「でも、命じたのはアンタだよね?」
 
 僕はそういうと、王女は黙った。
 僕は良い事を思いついた。

 「王女をゴブリンの巣に送る前に、絶望を与えよう! 皆を城から離れた場所に連れて行って。」

 ハウザー達は、城にいた者達を連れて城から離れた場所に来た。
 そして僕は、複数の鉄球を取り出してリフティングを始めた。
 リフティングによって鉄球は、青き炎を纏って周辺を焼け付く様な熱さを撒き散らせていた。

 「よく見ていると良い! この国の消える様を‼︎」

 僕は青き炎を纏った球を一斉に蹴り飛ばした。
 すると城に直撃してから大爆発を起こしたのだった。
 暫くしてから煙が収まると、目の前にあった城が建物の瓦礫を残さずに綺麗に吹き飛んだのだった。

 「そんな…私の国が⁉︎」
 「もう国は無いよ、そしてアンタももう王女でもない…ただの平民だから。 …連れて行け!」

 王女とメイド達は、エルフの戦士団に連れて行かれた。
 王女…もとい、元王女は俯いた顔をしながら言葉を発する事も出来ずに絶望感に浸っている様だった。

 「これで…全てが終わったか!」
 「後は…ドワーフの集落に行ってみんなの墓を作らないとね…簡素な墓しか出来ていないから、ちゃんとした墓を作ってあげないと。」
 「さっきは動揺してちゃんと聞けなかったけど…父さんや母さん達は本当に死んでいたの?」
 「あぁ…胸に耳を当てたけど、心臓の鼓動はしていなかった。」
 
 ハウザーとメーモは何かを考えていた。

 「なぁ、本当にドワーフ達は死んでいたのか?」
 「胸に耳を当てて確認したから間違い無いよ。」
 
 するとメーモは言った。

 「ドワーフの心臓は右にあるんだけど、本当に確認したんだよね?」
 「え? 左じゃ無いの? 普通、人間の心臓は左にあるよ?」
 「人間やエルフの様な長身の種族はね。 でもドワーフやホビットの様に短身の種族は、心臓が右にあるの…って、知らなかったの?」
 「初めて聞いた…それにシルビア母さんは首を斬られて血が止まらなくて…」

 ハウザーとメーモは頭を押さえていた。
 あれ? 僕は何か変な事を言ったかな?
 
 この後に僕はドワーフ達の秘密を知る事になる。
 それらを全て聞いた時に、僕は冷や汗が止まらなくなっていたのだった。
 その話とは一体?
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