12 / 55
上章
第十話 高校生達の初の実戦
しおりを挟む
「どうも、クケコです! 私達は現在、初の実戦の最中です!」
私達は城から出て草原に居ます。
そこで初の実戦が行われました。
対戦相手は、ヴォードバジリスクという気性の荒いトカゲだそうです。
トカゲ…と聞くと、手の平サイズの物を想像するのが異世界人ですが…
異世界では、体長が3m~5m弱の大きさの物がいます…それも複数。
そしてトカゲだと思っていましたが、見た目がどう見てもワニにしか見えませんでした。
「まぁ、ワニもトカゲの一種と言えばそうなんだろうけど…」
私達の後方で騎士団が護衛に着いています。
ですので、私達は後ろを気にせずに存分に力を奮えるのですが…
エオの剣戟での攻撃は、ヴォードバジリスクの硬い鱗で弾かれていました。
なので魔法攻撃に切り替えて、エオは雷魔法でヴォードバジリスクの体を貫いて倒しました。
セソも水魔法を操って、ヴォードバジリスクの頭を覆うと…窒息させて倒しました。
見た目がワニ…と言っても水棲生物という訳ではありません。
ここは、水辺が…無い訳ではないでしょうけど、草原の上ですので見た目がワニであろうと水には弱いみたいです。
元いた世界の知識は、時に邪魔になるという事が解りました。
「…と、私だけ見て解説しているだけにはいかないわよね? 聖なる槍よ、かの者達を打ち倒せ! ホーリーランス!」
私の放った無数の光の矢が、ヴォードバジリスク5体を貫いて倒しました。
そして皆が無事に討伐を終えると、私達のレベルは1→13になっていました。
急激なレベルアップを見て思ったのですが、この世界にはヴォードバジリスクよりも弱い魔物はいます。
ですが、いきなり初心者がこんな強い魔物と戦わされるとは思いませんでした。
それだけ城側では、私達に早く強くなってほしい…という意図が見えた気がしました。
「討伐はこれで終わりですか?」
「はい、お見事です! 次はもう少し強い物でも大丈夫そうですね。」
私は騎士の1人に声を掛けると、騎士はそう言って笑って居ました。
私は周囲を見渡して、索敵魔法を掛けましたが…やはりテト君の気配は感じられませんでした。
「クケコ様、今貴女から範囲魔法の効果を感じたのですが…」
「一応付近を索敵魔法を展開したのです。 訓練とはいえ、ここは城の中ではありませんので、他にも魔物がいたり危険な存在がいないとも限りませんからね。」
「なるほど、警戒をしていたのですね。 お見事です!」
危ない危ない…騎士の中にも魔法を探知出来る人がいるんだね?
私達の目的の第一は、旅をした時にテト君を探す事だった。
だけど、今のテト君なら恐らくは並みの魔物じゃ歯が立たないでしょう。
「なんでその事を知っているかって?」
それは…黒焦げの誰だか解らない死体の懐にあった、テト君のギルドカード…
私は形見として持っておきたいと言ったら、王女様は許してくれた。
私は何度か確認していると、テト君のギルドカードに表示されているレベルが急激に上がったのだ。
現在のテト君のレベルは49…
私達より遥かにレベルが高かった。
私はエオとセソにも見せた。
するとセソからこう言われた。
「このテト君のカードは、決して騎士や王女に知られない様にするんだぞ! さもないと、テト君が生きている事がバレて自分等は旅すら出させて貰えなくなる上に、テト君を探す為に捜索隊が動くかもしれないからな。」
「王女側がテト君を探すって事? もう1度引き入れる為に?」
「いや、恐らくは暗殺目的の為にだ! 王女側からしてみれば、テト君が生きている事を快く思ってないだろうし、生きていられると自分等の旅にも支障が出ると考えるだろうからね。」
「支障が出るって?」
「テト君が生きていたら、魔王討伐をそっちのけでクケコなら探し回るだろ? 王女側からしてみたら、魔王討伐の為に異世界から呼んだ勇者達が他に気を取られるのは良くは思わないだろうからさ。」
確かに…あんな子供を平気で殺す様な考えを持っている者がテト君が生きている事を知ったら、暗殺の為に兵を差し向けるかもしれない…
けど、騎士団のレベルがいくつかは解らないけど、レベル50近い相手を倒せる物なのかな?
そう思ってテト君のカードを見ると、レベルが86に上がっていたのだった。
「セソ…テト君の存在が仮に発見されても、暗殺は無理じゃないかな?」
「何でそう言い切れる?」
「テト君のギルドカードを見てよ! レベル49だったのが86になってる!」
「はぁ⁉ テト君は今何と戦っているんだ⁉」
「まさか…魔獣とか魔王の配下と戦っているんじゃないのかな?」
「この急激なレベルアップだと、ありえなくも無いか…って⁉」
「どうしたの?」
「テト君のレベルが107になった…」
「へ? この世界の人間の最高レベルが87って言う話だよね? という事は、それを遥かに上回っているっていう事?」
私達…必要あるのかな?
テト君だけで魔王すら倒せそうな気がする。
これだけ強くなっていたら、探しやすいのかもしれないわね?
「とりあえず、テト君のレベルに追い付くのは無理だとしても、自分達もそれ相応の強さを手に入れないとな!」
「そうね…これじゃあ、どっちが足手まといになるか分かった物じゃないからね。」
待っててねテト君!
私達も騎士や王女達に認められて、護衛なしで旅が出来る様に頑張るからね!
・・・・・・・・・一方、トランドオーケス城では?・・・・・・・・・
「報告です! 数日前に魔凶大森林に上空に爆発がありましたが、今回もまた爆発がありました。 その威力や規模は前回の比ではありません!」
「一体、魔凶大森林で何が起きているというのだ⁉」
「それが全く…魔王軍が侵攻してきているのでしょうか?」
「影達を魔凶大森林に調査に向かわせろ! 魔王軍の侵攻なら、こちらも早急に対処をせねばならん‼」
トランドオーケス城では大混乱になっていた。
話は騎士や魔術師で留めておいているが、いずれは王族たちの耳にも入るだろう。
そしてトランドオーケス城の者達は気付いていなかった。
この上空での大爆発を起こした者が、崖から突き落としたテトだという事に!
私達は城から出て草原に居ます。
そこで初の実戦が行われました。
対戦相手は、ヴォードバジリスクという気性の荒いトカゲだそうです。
トカゲ…と聞くと、手の平サイズの物を想像するのが異世界人ですが…
異世界では、体長が3m~5m弱の大きさの物がいます…それも複数。
そしてトカゲだと思っていましたが、見た目がどう見てもワニにしか見えませんでした。
「まぁ、ワニもトカゲの一種と言えばそうなんだろうけど…」
私達の後方で騎士団が護衛に着いています。
ですので、私達は後ろを気にせずに存分に力を奮えるのですが…
エオの剣戟での攻撃は、ヴォードバジリスクの硬い鱗で弾かれていました。
なので魔法攻撃に切り替えて、エオは雷魔法でヴォードバジリスクの体を貫いて倒しました。
セソも水魔法を操って、ヴォードバジリスクの頭を覆うと…窒息させて倒しました。
見た目がワニ…と言っても水棲生物という訳ではありません。
ここは、水辺が…無い訳ではないでしょうけど、草原の上ですので見た目がワニであろうと水には弱いみたいです。
元いた世界の知識は、時に邪魔になるという事が解りました。
「…と、私だけ見て解説しているだけにはいかないわよね? 聖なる槍よ、かの者達を打ち倒せ! ホーリーランス!」
私の放った無数の光の矢が、ヴォードバジリスク5体を貫いて倒しました。
そして皆が無事に討伐を終えると、私達のレベルは1→13になっていました。
急激なレベルアップを見て思ったのですが、この世界にはヴォードバジリスクよりも弱い魔物はいます。
ですが、いきなり初心者がこんな強い魔物と戦わされるとは思いませんでした。
それだけ城側では、私達に早く強くなってほしい…という意図が見えた気がしました。
「討伐はこれで終わりですか?」
「はい、お見事です! 次はもう少し強い物でも大丈夫そうですね。」
私は騎士の1人に声を掛けると、騎士はそう言って笑って居ました。
私は周囲を見渡して、索敵魔法を掛けましたが…やはりテト君の気配は感じられませんでした。
「クケコ様、今貴女から範囲魔法の効果を感じたのですが…」
「一応付近を索敵魔法を展開したのです。 訓練とはいえ、ここは城の中ではありませんので、他にも魔物がいたり危険な存在がいないとも限りませんからね。」
「なるほど、警戒をしていたのですね。 お見事です!」
危ない危ない…騎士の中にも魔法を探知出来る人がいるんだね?
私達の目的の第一は、旅をした時にテト君を探す事だった。
だけど、今のテト君なら恐らくは並みの魔物じゃ歯が立たないでしょう。
「なんでその事を知っているかって?」
それは…黒焦げの誰だか解らない死体の懐にあった、テト君のギルドカード…
私は形見として持っておきたいと言ったら、王女様は許してくれた。
私は何度か確認していると、テト君のギルドカードに表示されているレベルが急激に上がったのだ。
現在のテト君のレベルは49…
私達より遥かにレベルが高かった。
私はエオとセソにも見せた。
するとセソからこう言われた。
「このテト君のカードは、決して騎士や王女に知られない様にするんだぞ! さもないと、テト君が生きている事がバレて自分等は旅すら出させて貰えなくなる上に、テト君を探す為に捜索隊が動くかもしれないからな。」
「王女側がテト君を探すって事? もう1度引き入れる為に?」
「いや、恐らくは暗殺目的の為にだ! 王女側からしてみれば、テト君が生きている事を快く思ってないだろうし、生きていられると自分等の旅にも支障が出ると考えるだろうからね。」
「支障が出るって?」
「テト君が生きていたら、魔王討伐をそっちのけでクケコなら探し回るだろ? 王女側からしてみたら、魔王討伐の為に異世界から呼んだ勇者達が他に気を取られるのは良くは思わないだろうからさ。」
確かに…あんな子供を平気で殺す様な考えを持っている者がテト君が生きている事を知ったら、暗殺の為に兵を差し向けるかもしれない…
けど、騎士団のレベルがいくつかは解らないけど、レベル50近い相手を倒せる物なのかな?
そう思ってテト君のカードを見ると、レベルが86に上がっていたのだった。
「セソ…テト君の存在が仮に発見されても、暗殺は無理じゃないかな?」
「何でそう言い切れる?」
「テト君のギルドカードを見てよ! レベル49だったのが86になってる!」
「はぁ⁉ テト君は今何と戦っているんだ⁉」
「まさか…魔獣とか魔王の配下と戦っているんじゃないのかな?」
「この急激なレベルアップだと、ありえなくも無いか…って⁉」
「どうしたの?」
「テト君のレベルが107になった…」
「へ? この世界の人間の最高レベルが87って言う話だよね? という事は、それを遥かに上回っているっていう事?」
私達…必要あるのかな?
テト君だけで魔王すら倒せそうな気がする。
これだけ強くなっていたら、探しやすいのかもしれないわね?
「とりあえず、テト君のレベルに追い付くのは無理だとしても、自分達もそれ相応の強さを手に入れないとな!」
「そうね…これじゃあ、どっちが足手まといになるか分かった物じゃないからね。」
待っててねテト君!
私達も騎士や王女達に認められて、護衛なしで旅が出来る様に頑張るからね!
・・・・・・・・・一方、トランドオーケス城では?・・・・・・・・・
「報告です! 数日前に魔凶大森林に上空に爆発がありましたが、今回もまた爆発がありました。 その威力や規模は前回の比ではありません!」
「一体、魔凶大森林で何が起きているというのだ⁉」
「それが全く…魔王軍が侵攻してきているのでしょうか?」
「影達を魔凶大森林に調査に向かわせろ! 魔王軍の侵攻なら、こちらも早急に対処をせねばならん‼」
トランドオーケス城では大混乱になっていた。
話は騎士や魔術師で留めておいているが、いずれは王族たちの耳にも入るだろう。
そしてトランドオーケス城の者達は気付いていなかった。
この上空での大爆発を起こした者が、崖から突き落としたテトだという事に!
0
お気に入りに追加
556
あなたにおすすめの小説
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
社畜おっさんは巻き込まれて異世界!? とにかく生きねばなりません!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はユアサ マモル
14連勤を終えて家に帰ろうと思ったら少女とぶつかってしまった
とても人柄のいい奥さんに謝っていると一瞬で周りの景色が変わり
奥さんも少女もいなくなっていた
若者の間で、はやっている話を聞いていた私はすぐに気持ちを切り替えて生きていくことにしました
いや~自炊をしていてよかったです
異世界人生を楽しみたい そのためにも赤ん坊から努力する
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は朝霧 雷斗(アサギリ ライト)
前世の記憶を持ったまま僕は別の世界に転生した
生まれてからすぐに両親の持っていた本を読み魔法があることを学ぶ
魔力は筋力と同じ、訓練をすれば上達する
ということで努力していくことにしました
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つ物なのかな?
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚。
ネット小説や歴史の英雄話好きの高校生の洲河 慱(すが だん)
いつものように幼馴染達と学校帰りに公園で雑談していると突然魔法陣が現れて光に包まれて…
幼馴染達と一緒に救世主召喚でテルシア王国に召喚され、幼馴染達は素晴らしいジョブとスキルを手に入れたのに僕のは何だこれ?
王宮からはハズレと言われて追い出されそうになるが、幼馴染達は庇ってくれた。
だけど、夢にみた迄の異世界…
慱は幼馴染達とは別に行動する事にした。
自分のスキルを駆使して冒険する、魔物と魔法が存在する異世界ファンタジー。
現在書籍化されている…
「魔境育ちの全能冒険者は好き勝手に生きる!〜追い出した癖クセに戻って来いだと?そんなの知るか‼︎〜」
の100年前の物語です。
リュカが憧れる英雄ダン・スーガーの物語。
そして、コミカライズ内で登場する「僕スキなのか…」がこの作品です。
その作品の【改訂版】です。
全く同じな部分もあれば、新たなストーリーも追加されています。
今回のHOTランキングでは最高5位かな?
応援有り難う御座います。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる