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第一章 冒険者になる迄の道
第九話 絶体絶命⁉︎
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「どうも、ホーリーです。僕は現在…目の前にあるさくらんぼが乗っているプリンに手を触れようか迷っている所です。(小声)」
突然こんな事を言われてもわかりませんよね?
…説明致します。
~~~~~数時間前~~~~~
僕はマルザリィとケモミミっ子2人と共に、フリークスの街に入る事が出来ました。
そして、マルザリィのドリーズ商会に行ったんだけど…?
そこは元いた世界では、大型のスーパーと同じ位の規模がありました。
ただし、売り場面積は建物の3分の1、他のスペースは在庫置き場の倉庫と住居スペースという感じです。
僕とクリスとラミナは、マルザリィによって、そこで働く従業員達に紹介をされました。
そして、マルザリィによって僕達3人の部屋を与えられました。
「ホーリー君とクリスとラミナには、申し訳ないのだが少しの間はこの部屋で共同で使って欲しいのです。」
「まぁ、屋根と壁があれば問題はありませんが…」
「今回のクリスとラミナもそうだが、今回の商会での仕事で人を連れてくる予定がなかったのでな、突然の事で部屋を与えられる準備が出来なかったんだよ。まぁ…数ヶ月もすれば、部屋が確保されるだろうから、それまでの間だけどね。」
僕にとっては有り難い話だった。
僕達が与えられた部屋は、少し埃っぽい倉庫という感じだった。
だけど、ベッドが三つ設置されていて…久々にベッドで眠る事が出来る事に比べたら、文句の言いようも無かった。
「さてと、まずは…クリーン魔法!」
僕は部屋全体にクリーン魔法を施した。
すると、しばらく使用していなかった埃が溜まっていた物が全て除去された。
それをみていたマルザリィが、感心した様な声で頷いていた。
「ホーリー君の魔法は、他の者達とは比べ物にならんな!」
「そうなんですか?他に生活魔法を使える人を見た事がなかったので、比較が分かりませんが…」
僕はフリークスの街に入る前に、僕にはある程度の魔法が使える事をマルザリィには話していた。
それは、生活魔法と回復魔法とストレージの3つなんだけど、ストレージに生命が入る事だけは伏せて置いた。
これがバレたら、とんでもない事になると思っていたからだった。
「ホーリー君、回収して貰った荷物も良いかね?」
「そうですね、馬車もありますし…」
クリスとラミナは部屋の中を片付けて貰っている間、僕とマルザリィは倉庫の一角に来ていた。
僕の魔法はあまり他の人には見せられるものでは無く、マルザリィもその辺は気を遣ってくれた。
「では、行きますね!」
「我が商会にも収納魔法を使う者はいますが、馬車の荷車が入る程の収納魔法を使える者はおりませんぞ!」
僕の魔法の事はマルザリィには話してある。
世話になるのと、鑑定魔法で見た限りでは…マルザリィに悪意を感じなかったという事で話しても問題が無いと思ったからだった。
目の前に荷車と荷物と冒険者の遺体を出した。
マルザリィは従業員を呼び出してから、馬を連れて来てから荷車にセットして、荷物を運ぶ為に倉庫から出て行った。
「では、ホーリー君は食事の時間になるまでの間…クリスとラミナと一緒に部屋で休んでおいて下さい。我輩は冒険者ギルドに行って参りますので…」
マルザリィは僕にそう言って、馬車で冒険者ギルドに向かって行った。
冒険者の遺体を届ける為だという。
この世界では、余程の余裕がない限りは死体はそのまま放置され、遺品を持って帰るという事しか出来ないらしい。
だけど、今回僕が行った事で、家族に返す事が出来るという事で感謝された。
「さてと、僕も部屋に戻ろうか。」
僕が部屋に戻ると、部屋の中荷物は綺麗に片付けられていた。
結構重そうな木箱があった気がするが、それはクリスが運んで置いたらしい。
クリスの種族の餓狼族は、かなりの力があるらしい。
見た目は非力な女の子に見えるんだけど、力はかなりの物で80kg位なら楽に持ち上げてしまうらしい。
「クリス、これとこれは問題無いみたいだよ。」
「あいよ、じゃあこれも持って行くよ!」
ラミナには鑑定魔法が使えるという話だった。
ただ、レンズを通してでは無いと鑑定魔法が発動しないという事だった。
この世界では、鑑定魔法を使える者はあまり多くはないという話だった。
何かの道具を使用しながらでは無いと発動しないとか…?
僕の鑑定魔法は、特にこれと言った道具は必要ない。
やはり、僕は異質なんだろうか?
そして、2人の能力から推測すると、2人が商会で出稼ぎに来た理由は、クリスは荷物運びでラミナは鑑定要員という事なのだろう。
「おい、見習い達メシの時間だ!」
僕達は突然、先輩従業員にそう声を掛けられた。
そしてその先輩従業員に連れられて、僕達は食堂に来た。
その食堂は、従業員が勢揃いで…およそ100人近く居た。
この商会では、食事の時間は全員で集まってするらしい。
「遠慮無しに食べろ!明日からは大変だぞ!」
テーブルには、肉料理や野菜サラダ、パンやオートミール等が並べられていた。
僕は久々に米が食べたいと思っていたが、米料理は一切見当たらなかった。
仕方が無いので料理を口にするが、思った以上に味が良くてお代わりまでしていた。
調味料もふんだんに使われているし、何より…魚料理が堪らなく美味かった。
「そういえば、魚料理なんて公爵家ではあまり食べた事がなかったな…」
この世界では、海や川が近くに無いと魚料理が出る事はあまり無い。
運搬に問題があるのか、保存方法を知らないのか?
そして僕はというと、ひと足先に部屋に戻ってからベッドにダイブした。
やはり、ベッドの弾力はなかなか良いものだ。
今迄は、硬い床に布を敷いただけの物だったので、久々の弾力にすぐに寝落ちたのだった。
~~~~~それから数時間後~~~~~
僕は何かに圧迫されている様な苦しさがあって目を覚ました。
右側にも左側にも何かがある様な気がした。
僕はその何かを確認しようと目を凝らしてみると、右側にはクリスが左側にはラミナが僕を挟む様な感じで寝ていた。
「2人とも…自分のベッドがあるはずだよなぁ?」
僕はクリスを押し除けようと思って身体に触れると、何か柔らかい物が手の甲に当たった。
僕はクリスを見てみると、クリスは裸になって寝ていたのだった。
何故に裸で寝ているんだ⁉︎
部屋の中はカーテンで閉められていても、外からの微妙な灯りのお陰でクリスの姿を捉えていた。
しかも僕の目の前には、クリスの少し大きめのプリンに先端にはさくらんぼが…
転生前の人生は、女の子と付き合った記憶はなく…女性の裸はスマホの画像で見ただけだった。
それが目の前に…少し手を伸ばせば届きそうな位置にある。
クリスはよく眠っている様なので、問題は無いだろうと思ってプリンに手を伸ばした。
ただ、1つ問題がある。
触って目を覚ましたら、どうなってしまうのだろうか?
目を覚ましたら…寝返りをうって当たったと言って誤魔化せば良いか!
僕は少し震える手を極力抑えながら、クリスのプリンに恐る恐る手を伸ばした。
「何をしているの?」
背後からのその言葉に、僕の心臓は跳ね上がった感じがした。
僕は振り向くと、そこにはラミナが片目を擦りながら顔を上げていた。
いつから目が覚めていたのだろうか?
いや、どうせ目が覚めるのなら…クリスのプリンに触れた後にして欲しかった。
それよりも…どう言い訳すれば良い⁉︎
「何か…ベッドが狭く感じていてね、何があるんだろうと思って手を伸ばしていたところなんだ。」
「それにしては、クリスの胸を触ろうと真っ直ぐ手を伸ばしていたよね?」
「いや…僕は獣人族とは違って、暗闇では夜目が無いからね。」
これで…誤魔化す事が出来ただろうか?
だけど、ラミナは決定的な一言を僕に告げた。
「本当に?」
「勿論だよ。」
「なら、何でホーリー君の身体から発情期の匂いがするの?」
「⁉︎」
発情期の匂いって一体何だ⁉︎
スケベな行いにより、そんな匂いが身体から発するのか⁉︎
こうなって来ると、どんな言い訳をしても…?
何だか…絶体絶命の予感がする‼︎
「えーっと…えーっとね~~~」
どんな言い訳が良いか…今の僕はテンパっていた。
一体どうしたら良いのだろうか?
突然こんな事を言われてもわかりませんよね?
…説明致します。
~~~~~数時間前~~~~~
僕はマルザリィとケモミミっ子2人と共に、フリークスの街に入る事が出来ました。
そして、マルザリィのドリーズ商会に行ったんだけど…?
そこは元いた世界では、大型のスーパーと同じ位の規模がありました。
ただし、売り場面積は建物の3分の1、他のスペースは在庫置き場の倉庫と住居スペースという感じです。
僕とクリスとラミナは、マルザリィによって、そこで働く従業員達に紹介をされました。
そして、マルザリィによって僕達3人の部屋を与えられました。
「ホーリー君とクリスとラミナには、申し訳ないのだが少しの間はこの部屋で共同で使って欲しいのです。」
「まぁ、屋根と壁があれば問題はありませんが…」
「今回のクリスとラミナもそうだが、今回の商会での仕事で人を連れてくる予定がなかったのでな、突然の事で部屋を与えられる準備が出来なかったんだよ。まぁ…数ヶ月もすれば、部屋が確保されるだろうから、それまでの間だけどね。」
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だけど、ベッドが三つ設置されていて…久々にベッドで眠る事が出来る事に比べたら、文句の言いようも無かった。
「さてと、まずは…クリーン魔法!」
僕は部屋全体にクリーン魔法を施した。
すると、しばらく使用していなかった埃が溜まっていた物が全て除去された。
それをみていたマルザリィが、感心した様な声で頷いていた。
「ホーリー君の魔法は、他の者達とは比べ物にならんな!」
「そうなんですか?他に生活魔法を使える人を見た事がなかったので、比較が分かりませんが…」
僕はフリークスの街に入る前に、僕にはある程度の魔法が使える事をマルザリィには話していた。
それは、生活魔法と回復魔法とストレージの3つなんだけど、ストレージに生命が入る事だけは伏せて置いた。
これがバレたら、とんでもない事になると思っていたからだった。
「ホーリー君、回収して貰った荷物も良いかね?」
「そうですね、馬車もありますし…」
クリスとラミナは部屋の中を片付けて貰っている間、僕とマルザリィは倉庫の一角に来ていた。
僕の魔法はあまり他の人には見せられるものでは無く、マルザリィもその辺は気を遣ってくれた。
「では、行きますね!」
「我が商会にも収納魔法を使う者はいますが、馬車の荷車が入る程の収納魔法を使える者はおりませんぞ!」
僕の魔法の事はマルザリィには話してある。
世話になるのと、鑑定魔法で見た限りでは…マルザリィに悪意を感じなかったという事で話しても問題が無いと思ったからだった。
目の前に荷車と荷物と冒険者の遺体を出した。
マルザリィは従業員を呼び出してから、馬を連れて来てから荷車にセットして、荷物を運ぶ為に倉庫から出て行った。
「では、ホーリー君は食事の時間になるまでの間…クリスとラミナと一緒に部屋で休んでおいて下さい。我輩は冒険者ギルドに行って参りますので…」
マルザリィは僕にそう言って、馬車で冒険者ギルドに向かって行った。
冒険者の遺体を届ける為だという。
この世界では、余程の余裕がない限りは死体はそのまま放置され、遺品を持って帰るという事しか出来ないらしい。
だけど、今回僕が行った事で、家族に返す事が出来るという事で感謝された。
「さてと、僕も部屋に戻ろうか。」
僕が部屋に戻ると、部屋の中荷物は綺麗に片付けられていた。
結構重そうな木箱があった気がするが、それはクリスが運んで置いたらしい。
クリスの種族の餓狼族は、かなりの力があるらしい。
見た目は非力な女の子に見えるんだけど、力はかなりの物で80kg位なら楽に持ち上げてしまうらしい。
「クリス、これとこれは問題無いみたいだよ。」
「あいよ、じゃあこれも持って行くよ!」
ラミナには鑑定魔法が使えるという話だった。
ただ、レンズを通してでは無いと鑑定魔法が発動しないという事だった。
この世界では、鑑定魔法を使える者はあまり多くはないという話だった。
何かの道具を使用しながらでは無いと発動しないとか…?
僕の鑑定魔法は、特にこれと言った道具は必要ない。
やはり、僕は異質なんだろうか?
そして、2人の能力から推測すると、2人が商会で出稼ぎに来た理由は、クリスは荷物運びでラミナは鑑定要員という事なのだろう。
「おい、見習い達メシの時間だ!」
僕達は突然、先輩従業員にそう声を掛けられた。
そしてその先輩従業員に連れられて、僕達は食堂に来た。
その食堂は、従業員が勢揃いで…およそ100人近く居た。
この商会では、食事の時間は全員で集まってするらしい。
「遠慮無しに食べろ!明日からは大変だぞ!」
テーブルには、肉料理や野菜サラダ、パンやオートミール等が並べられていた。
僕は久々に米が食べたいと思っていたが、米料理は一切見当たらなかった。
仕方が無いので料理を口にするが、思った以上に味が良くてお代わりまでしていた。
調味料もふんだんに使われているし、何より…魚料理が堪らなく美味かった。
「そういえば、魚料理なんて公爵家ではあまり食べた事がなかったな…」
この世界では、海や川が近くに無いと魚料理が出る事はあまり無い。
運搬に問題があるのか、保存方法を知らないのか?
そして僕はというと、ひと足先に部屋に戻ってからベッドにダイブした。
やはり、ベッドの弾力はなかなか良いものだ。
今迄は、硬い床に布を敷いただけの物だったので、久々の弾力にすぐに寝落ちたのだった。
~~~~~それから数時間後~~~~~
僕は何かに圧迫されている様な苦しさがあって目を覚ました。
右側にも左側にも何かがある様な気がした。
僕はその何かを確認しようと目を凝らしてみると、右側にはクリスが左側にはラミナが僕を挟む様な感じで寝ていた。
「2人とも…自分のベッドがあるはずだよなぁ?」
僕はクリスを押し除けようと思って身体に触れると、何か柔らかい物が手の甲に当たった。
僕はクリスを見てみると、クリスは裸になって寝ていたのだった。
何故に裸で寝ているんだ⁉︎
部屋の中はカーテンで閉められていても、外からの微妙な灯りのお陰でクリスの姿を捉えていた。
しかも僕の目の前には、クリスの少し大きめのプリンに先端にはさくらんぼが…
転生前の人生は、女の子と付き合った記憶はなく…女性の裸はスマホの画像で見ただけだった。
それが目の前に…少し手を伸ばせば届きそうな位置にある。
クリスはよく眠っている様なので、問題は無いだろうと思ってプリンに手を伸ばした。
ただ、1つ問題がある。
触って目を覚ましたら、どうなってしまうのだろうか?
目を覚ましたら…寝返りをうって当たったと言って誤魔化せば良いか!
僕は少し震える手を極力抑えながら、クリスのプリンに恐る恐る手を伸ばした。
「何をしているの?」
背後からのその言葉に、僕の心臓は跳ね上がった感じがした。
僕は振り向くと、そこにはラミナが片目を擦りながら顔を上げていた。
いつから目が覚めていたのだろうか?
いや、どうせ目が覚めるのなら…クリスのプリンに触れた後にして欲しかった。
それよりも…どう言い訳すれば良い⁉︎
「何か…ベッドが狭く感じていてね、何があるんだろうと思って手を伸ばしていたところなんだ。」
「それにしては、クリスの胸を触ろうと真っ直ぐ手を伸ばしていたよね?」
「いや…僕は獣人族とは違って、暗闇では夜目が無いからね。」
これで…誤魔化す事が出来ただろうか?
だけど、ラミナは決定的な一言を僕に告げた。
「本当に?」
「勿論だよ。」
「なら、何でホーリー君の身体から発情期の匂いがするの?」
「⁉︎」
発情期の匂いって一体何だ⁉︎
スケベな行いにより、そんな匂いが身体から発するのか⁉︎
こうなって来ると、どんな言い訳をしても…?
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