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第六話 フレマアージュ王国に到着!
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関所を抜けてから二週間が経過しました。
私は遂に隣国のフレマアージュ王国に到着しました。
ここまで来るまでに色々な事や発見がありました。
まず発見から…
結界を解除して元の膨大の魔力が戻った状態だと、魔法の威力が桁違いに跳ね上がるという効果を知りました。
下級魔法のファイアボールが中級魔法のフィラフルフレアという、巨大な火球を放つ魔法に匹敵する威力になっておりました。
こんな魔力量では、上級魔法のエクスプロージョンなんて使おうものなら…
恐らくですが、地形が変わるでしょうねぇ?
氷魔法のブリザードを使ったら、辺り一面が雪景色に変わりましたし…
水魔法のスプレッドを使用したら、街道が洪水になって付近の木々が何処かに流れて行ったくらいです。
まぁ、攻撃魔法に関してはそんな感じですが…
野宿をする際に結界を張ってから、翌日目が覚めると…?
爪が全部折れたグリズリーが倒れていたり、黒焦げになった大量のウルフが伏していました。
王国を覆う結界とは違い自分中心に小型の結界を張ると、襲って来た魔物を撃退する効果があるのが分かりました。
知らない内に効果が上がっているみたいです。
次に色々な事ですが…
魔物の襲撃に遭った行商人を助けると、その方はフレマアージュ王国にある商会の頭目だったらしく…売り物の値引きをしてくれるという話になりました。
これで暫くはフレマアージュ王国に滞在する際に、余りお金の消費が防げます。
他にも…街道から少し外れた場所に襲撃に遭った破損した馬車と騎士が倒れていました。
私は回復魔法を施し、半数の命を救うことは出来ましたが…もう半数は助ける事ができませんでした。
そして馬車の中にはフレマアージュ王国の貴族が乗っていて、その貴族は高位の貴族らしく…フレマアージュ王国に着いたら礼をするから訪ねて来てほしいと言われました。
あまり貴族とは関わり合いたくはないのですが、貴族の息子(10歳)に頼まれると無碍に断ることも出来ないので、仕方なく約束をしました。
すると貴族の馬車は先に走り去って行きました。
まぁ、そんなこんなでフレマアージュ王国に到着しました。
フレマアージュ王国には海に面しているところで港があり、レントグレマール王国より賑わっています。
物流も多く、物品も豊富なのですが…ハリケーンなどで災害に見舞われる事があったり、たまに出現する大型の海の生物により被害を齎せられるという事もあります。
私は誘いを受けた貴族邸や行商人の商会に顔を出す前に、まずは冒険者ギルドに向かって…狩った魔物の素材を売りに出す為に向かいました。
私は冒険者ギルドの扉を開けると冒険者ギルドの内は…?
海が近い所為で日焼けをしている者達が多く、他にもこの土地の者ではない衣装を着た人も数人見かけた。
私はその中を通り過ぎてカウンターに行くと、受付嬢にギルドカードを提示してから討伐した魔物を収納魔法から取り出してカウンター前の納品テーブルに置いた。
すると受付嬢が飛んで来て、魔物を調べ始めた。
「これは…貴女様がお倒しになられたのですか⁉︎」
「討伐証明が分かるものは部位に分けて、分からないものはそのままにしておきました。」
「そうですか…」
受付嬢はカウンターの奥から他の職員達を呼び出して、鑑定や査定をし始めた。
「…っていうか、これを本当に1人で倒したのか? ジャイアントディアーにブラッディバイパー、ロックバードにバドルグリズリー、オークが5体にジャイアントボア…」
どれも一般の平民が口にする食材でした…が、バドルグリズリーとブラッディバイパーとロックバードは高級食材です。
「えーっと…ファスティア様、これらの魔物はこのあと如何いたしますか?」
「解体をお願いしますが、全ての肉を1種類ずつだけで…それ以外は全て買取でお願いします。」
「畏まりました。 それとバドルグリズリーとブラッディバイパーは懸賞金の魔物なので、買取以外に別途でお支払い致します。」
1時間後…解体が終了して私は魔物の肉を収納魔法に入れた。
そして解体費を抜いた買取金額と懸賞金を貰ったのだけれど、かなりの金額を手に入れる事が出来たのでした。
「これだけあれば…当分の生活費は困らないわね!」
私は冒険者ギルドを出ようとする時にパーティーに誘われたけど、私用があるという理由でお断りを入れた。
私は助けた行商人の商会に足を運んでいると…明らかに数人が私のあとを着いているのに気がついた。
「人通りが多い場所では接触して来ないみたいだけど、上手く撒けられるかなぁ?」
目的の商会にはこの通りを通れば着くみたいだから問題は無いけど、人通りから外れた道を通る時は気を付けないとね!
私は目的地のバルーデンス商会に到着してから中に入った。
着いて来ている者達が諦めてくれる事を思いながら頭目にあって話をしたのだけれど、商会を出てから歩いていると…いきなり絡まれる事になってしまったのだった。
この者達の目的は…人相が悪そうだから多分盗賊の類だとは思うんだけど?
ファスティアはどうなってしまうのだろうか?
私は遂に隣国のフレマアージュ王国に到着しました。
ここまで来るまでに色々な事や発見がありました。
まず発見から…
結界を解除して元の膨大の魔力が戻った状態だと、魔法の威力が桁違いに跳ね上がるという効果を知りました。
下級魔法のファイアボールが中級魔法のフィラフルフレアという、巨大な火球を放つ魔法に匹敵する威力になっておりました。
こんな魔力量では、上級魔法のエクスプロージョンなんて使おうものなら…
恐らくですが、地形が変わるでしょうねぇ?
氷魔法のブリザードを使ったら、辺り一面が雪景色に変わりましたし…
水魔法のスプレッドを使用したら、街道が洪水になって付近の木々が何処かに流れて行ったくらいです。
まぁ、攻撃魔法に関してはそんな感じですが…
野宿をする際に結界を張ってから、翌日目が覚めると…?
爪が全部折れたグリズリーが倒れていたり、黒焦げになった大量のウルフが伏していました。
王国を覆う結界とは違い自分中心に小型の結界を張ると、襲って来た魔物を撃退する効果があるのが分かりました。
知らない内に効果が上がっているみたいです。
次に色々な事ですが…
魔物の襲撃に遭った行商人を助けると、その方はフレマアージュ王国にある商会の頭目だったらしく…売り物の値引きをしてくれるという話になりました。
これで暫くはフレマアージュ王国に滞在する際に、余りお金の消費が防げます。
他にも…街道から少し外れた場所に襲撃に遭った破損した馬車と騎士が倒れていました。
私は回復魔法を施し、半数の命を救うことは出来ましたが…もう半数は助ける事ができませんでした。
そして馬車の中にはフレマアージュ王国の貴族が乗っていて、その貴族は高位の貴族らしく…フレマアージュ王国に着いたら礼をするから訪ねて来てほしいと言われました。
あまり貴族とは関わり合いたくはないのですが、貴族の息子(10歳)に頼まれると無碍に断ることも出来ないので、仕方なく約束をしました。
すると貴族の馬車は先に走り去って行きました。
まぁ、そんなこんなでフレマアージュ王国に到着しました。
フレマアージュ王国には海に面しているところで港があり、レントグレマール王国より賑わっています。
物流も多く、物品も豊富なのですが…ハリケーンなどで災害に見舞われる事があったり、たまに出現する大型の海の生物により被害を齎せられるという事もあります。
私は誘いを受けた貴族邸や行商人の商会に顔を出す前に、まずは冒険者ギルドに向かって…狩った魔物の素材を売りに出す為に向かいました。
私は冒険者ギルドの扉を開けると冒険者ギルドの内は…?
海が近い所為で日焼けをしている者達が多く、他にもこの土地の者ではない衣装を着た人も数人見かけた。
私はその中を通り過ぎてカウンターに行くと、受付嬢にギルドカードを提示してから討伐した魔物を収納魔法から取り出してカウンター前の納品テーブルに置いた。
すると受付嬢が飛んで来て、魔物を調べ始めた。
「これは…貴女様がお倒しになられたのですか⁉︎」
「討伐証明が分かるものは部位に分けて、分からないものはそのままにしておきました。」
「そうですか…」
受付嬢はカウンターの奥から他の職員達を呼び出して、鑑定や査定をし始めた。
「…っていうか、これを本当に1人で倒したのか? ジャイアントディアーにブラッディバイパー、ロックバードにバドルグリズリー、オークが5体にジャイアントボア…」
どれも一般の平民が口にする食材でした…が、バドルグリズリーとブラッディバイパーとロックバードは高級食材です。
「えーっと…ファスティア様、これらの魔物はこのあと如何いたしますか?」
「解体をお願いしますが、全ての肉を1種類ずつだけで…それ以外は全て買取でお願いします。」
「畏まりました。 それとバドルグリズリーとブラッディバイパーは懸賞金の魔物なので、買取以外に別途でお支払い致します。」
1時間後…解体が終了して私は魔物の肉を収納魔法に入れた。
そして解体費を抜いた買取金額と懸賞金を貰ったのだけれど、かなりの金額を手に入れる事が出来たのでした。
「これだけあれば…当分の生活費は困らないわね!」
私は冒険者ギルドを出ようとする時にパーティーに誘われたけど、私用があるという理由でお断りを入れた。
私は助けた行商人の商会に足を運んでいると…明らかに数人が私のあとを着いているのに気がついた。
「人通りが多い場所では接触して来ないみたいだけど、上手く撒けられるかなぁ?」
目的の商会にはこの通りを通れば着くみたいだから問題は無いけど、人通りから外れた道を通る時は気を付けないとね!
私は目的地のバルーデンス商会に到着してから中に入った。
着いて来ている者達が諦めてくれる事を思いながら頭目にあって話をしたのだけれど、商会を出てから歩いていると…いきなり絡まれる事になってしまったのだった。
この者達の目的は…人相が悪そうだから多分盗賊の類だとは思うんだけど?
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