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第二章 本章スタート
第二十一話 父親は娘を気に掛ける…
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1週間後…基礎体力作りの工程が終わり、次は氣功術の習得に移った。
本来なら素振り一万回の予定だったのだが…?
この体力が平均以下の娘では、一万回はおろか…千回でもやり遂げられる可能性は低い。
なので、まずは氣功術を習得させてからにしたのだった。
…なのだが、魔法職のアイーシャは習得自体は簡単に終わった。
だが、攻撃魔法しか覚えてこなかったアイーシャには身体強化や補助魔法などの概念はなく、氣を体に纏うやり方が難抗していたのだった。
「氣を体に纏うイメージが出来ないか…」
「理屈では分かっているのですが…」
「なら指導方法を変えるかな?」
「どの様にでしょうか?」
「アイーシャさんは、氣弾は出来ますよね?」
「それなら攻撃魔法のイメージで可能です。」
「普通は氣弾の方が難しいんですけどねぇ…?」
アイーシャは、ここ数日は素直に指導を受けていた結果…以前よりは口調も変わって来た。
だが、心の中まで見える訳ではないので…謙虚に従っている様に見えて、たまに言葉の節に怒りが見える事がある。
私はアイーシャに、体に纏う氣のやり方を丁寧に教えるのだった。
~~~~~一方?~~~~~
少し離れた場所から望遠筒で此方の様子を伺う2人の男の姿があった。
変装をしている…みたいだが、明らかに場に馴染んでない怪しげな格好をしていたファルーラ王国の国王だった。
国王は国の為に娘を斬り捨てて見捨て、更には一切の接触を断つという約束を破ってこの場に来ていた。
やはり…娘の事は心配なのだろうが、来たタイミングが悪かった。
「あぁ!あの講師め…娘を丁寧に扱うという話では無かったのか⁉︎」
どうやら国王は勘違いをしていた。
テルパは責任を持って育てると言ったが、丁寧に扱うとは一言も言ってない。
そして更に娘に追撃される姿を見て、国王はその場から出て…という行為を必死になって我慢した。
だが、いつまで持つだろうか?
~~~~~再びテルパは?~~~~~
「では氣弾をアイーシャにぶつけて行きますので、先程教えた通りに氣を纏ってガードして下さいね。」
「はい!」
私は少し威力を抑えた氣弾をアイーシャに向けて放った。
とはいえ、アイーシャが放つ氣弾とは速度が桁違いで…アイーシャは躱す事も無く見事に喰らって吹っ飛んで行った。
「アイーシャさん、大丈夫ですか~?」
「はい、少し氣の膜が薄かったみたいですが…ダメージはそれほど通りませんでした。」
「アイーシャさんに選択をあげます。いち早く使いこなせる様になるのと、地道にゆっくりと覚えて行く方法のどちらが良いですか?」
「今後の予定を考えると、いち早く使いこなせる方が良いです!」
「分かりました。では少し威力を高めますので…死なないで下さいね!」
「え?ちょ…ちょっと⁉︎」
私は無数の氣弾出現させてから、アイーシャに向けて放った。
アイーシャは避ける事は儘ならず…全ての氣弾を喰らって地面を転げ回っていた。
そして…別の場所でそれを見て青い顔をした4人の女子が居た。
「あれ…アタイ達の時はしなかったよな?」
「アイーシャ…大丈夫かしら?」
「もう、地獄というレベルを遥かに越えているわん。」
「地獄というより、もう拷問よね?」
私はアイーシャに近付いて行ってから回復魔法で癒した後に、同じ数をまた喰らわせて行った。
人は死に物狂いになれば、嫌でもそれに対処する為に本能で動く生き物だ。
この方法は最も早くに覚えられる近道であり、決して遠回りでは無い。
その近道が…死に近付いている気がしないでも無かった。
…と、4人はそれを見て思っていた。
「アイーシャは死なないだろうな?」
「先生の回復魔法は、聖女の私よりも回復量が多いから大丈夫じゃないかしら?」
「先生だと死人すら生き返らせられるんじゃ無いかと思えてくるよん。」
「お姉様…容赦無いわね!」
4人はアイーシャに無事に終われる様に祈った。
~~~~~そしてこの男は?~~~~~
「あれはもう拷問では無いか‼︎」
「ですが…そうは思っても我等は手出しが出来ませんよ?」
「あの講師め…国王の権限でクビにしてやろうか‼︎」
「お忘れでしょうが、あの方は講師であると同時にドーラ商会の創設者でもありますよ。そんな事をなさったらどうなるか…」
「全く、厄介な‼︎」
「相手が悪いです。此処は必死に耐えて下さい!」
だがこの男は…もう我慢が出来ないところまで来ていたのだった。
~~~~~テルパとアイーシャ~~~~~
「アイーシャさん、生きていますか?」
「生きています…が何度か亡くなった祖母が目の前に見えました。」
「大丈夫の様ですね。では再開しましょうか!」
「…というか先生、私を殺す気ですか⁉︎」
「いえいえ、可愛い生徒を殺す様な真似は先生にはありませんよ。」
「では、質問を変えます。私に何か恨みでもあるのですか⁉︎」
「恨み…ですか?以前殺されそうになった事がありましたが、それはあの時にケリがついたので恨んではいませんよ。私は純粋にアイーシャさんを鍛える為に行っているだけで…」
「では、これが先生の普通ですか?」
「ですね、他の4人の方々も同じ様に接していますから…」
アイーシャは思い出した。
テルパの弱点を探る際に授業内容を見ていたら、4人に対して氣弾をぶっ放して吹っ飛ばされていた事を。
あの時は無数の氣弾では無かったけど、アレより大きな氣弾を喰らわせていた。
現在は質より量という感じだけど、どちらが良いのだろうかと。
「では、十分に休みましたね?再開しましょうか!」
「ちょ…ちょっとまだ!」
アイーシャは言い終わる前に無数の氣弾を喰らって吹っ飛んで行った。
~~~~~あの男は?~~~~~
「もう我慢出来ん!アイーシャを助けに行くぞ‼︎」
「お待ち下さい!今出て行かれては…」
「五月蝿い!あの状態を見せられて黙っていられるか‼︎」
この男は勝手に英雄学園に忍び込んできた癖に、好き勝手な事を言って向かって行った。
だがその時、魔法が発動して…国王と側近は王宮に戻されたのだった。
アイーシャに施した魔法は、王妃や兄妹達が会いに来た際には倉庫に移動するというものだが?
国王が接触を図って近付こうとすると、国王自身が飛ばされるという術式を施されていたのだった。
なので、王宮に飛ばされた国王と側近は…しばらくの間は呆けていたのだった。
「おい、英雄学園に向かうぞ‼︎」
「いえ…我々はもう入れません。退出する際に受付に渡す筈のゲストカードを持ち帰ってしまいました。これは契約に違反する行為で、我々はもう入る事が出来ないのです。」
「なら娘は…アイーシャは誰が守るというのだ‼︎」
「テルパ卿を信じるしか無いでしょうね。あの方はアイーシャ様を責任を持って育てると申したのですから…」
国王はその場は諦めた。
だが、完全に諦めている様子は無かった。
この男は…また何か仕掛けるぞ?
本来なら素振り一万回の予定だったのだが…?
この体力が平均以下の娘では、一万回はおろか…千回でもやり遂げられる可能性は低い。
なので、まずは氣功術を習得させてからにしたのだった。
…なのだが、魔法職のアイーシャは習得自体は簡単に終わった。
だが、攻撃魔法しか覚えてこなかったアイーシャには身体強化や補助魔法などの概念はなく、氣を体に纏うやり方が難抗していたのだった。
「氣を体に纏うイメージが出来ないか…」
「理屈では分かっているのですが…」
「なら指導方法を変えるかな?」
「どの様にでしょうか?」
「アイーシャさんは、氣弾は出来ますよね?」
「それなら攻撃魔法のイメージで可能です。」
「普通は氣弾の方が難しいんですけどねぇ…?」
アイーシャは、ここ数日は素直に指導を受けていた結果…以前よりは口調も変わって来た。
だが、心の中まで見える訳ではないので…謙虚に従っている様に見えて、たまに言葉の節に怒りが見える事がある。
私はアイーシャに、体に纏う氣のやり方を丁寧に教えるのだった。
~~~~~一方?~~~~~
少し離れた場所から望遠筒で此方の様子を伺う2人の男の姿があった。
変装をしている…みたいだが、明らかに場に馴染んでない怪しげな格好をしていたファルーラ王国の国王だった。
国王は国の為に娘を斬り捨てて見捨て、更には一切の接触を断つという約束を破ってこの場に来ていた。
やはり…娘の事は心配なのだろうが、来たタイミングが悪かった。
「あぁ!あの講師め…娘を丁寧に扱うという話では無かったのか⁉︎」
どうやら国王は勘違いをしていた。
テルパは責任を持って育てると言ったが、丁寧に扱うとは一言も言ってない。
そして更に娘に追撃される姿を見て、国王はその場から出て…という行為を必死になって我慢した。
だが、いつまで持つだろうか?
~~~~~再びテルパは?~~~~~
「では氣弾をアイーシャにぶつけて行きますので、先程教えた通りに氣を纏ってガードして下さいね。」
「はい!」
私は少し威力を抑えた氣弾をアイーシャに向けて放った。
とはいえ、アイーシャが放つ氣弾とは速度が桁違いで…アイーシャは躱す事も無く見事に喰らって吹っ飛んで行った。
「アイーシャさん、大丈夫ですか~?」
「はい、少し氣の膜が薄かったみたいですが…ダメージはそれほど通りませんでした。」
「アイーシャさんに選択をあげます。いち早く使いこなせる様になるのと、地道にゆっくりと覚えて行く方法のどちらが良いですか?」
「今後の予定を考えると、いち早く使いこなせる方が良いです!」
「分かりました。では少し威力を高めますので…死なないで下さいね!」
「え?ちょ…ちょっと⁉︎」
私は無数の氣弾出現させてから、アイーシャに向けて放った。
アイーシャは避ける事は儘ならず…全ての氣弾を喰らって地面を転げ回っていた。
そして…別の場所でそれを見て青い顔をした4人の女子が居た。
「あれ…アタイ達の時はしなかったよな?」
「アイーシャ…大丈夫かしら?」
「もう、地獄というレベルを遥かに越えているわん。」
「地獄というより、もう拷問よね?」
私はアイーシャに近付いて行ってから回復魔法で癒した後に、同じ数をまた喰らわせて行った。
人は死に物狂いになれば、嫌でもそれに対処する為に本能で動く生き物だ。
この方法は最も早くに覚えられる近道であり、決して遠回りでは無い。
その近道が…死に近付いている気がしないでも無かった。
…と、4人はそれを見て思っていた。
「アイーシャは死なないだろうな?」
「先生の回復魔法は、聖女の私よりも回復量が多いから大丈夫じゃないかしら?」
「先生だと死人すら生き返らせられるんじゃ無いかと思えてくるよん。」
「お姉様…容赦無いわね!」
4人はアイーシャに無事に終われる様に祈った。
~~~~~そしてこの男は?~~~~~
「あれはもう拷問では無いか‼︎」
「ですが…そうは思っても我等は手出しが出来ませんよ?」
「あの講師め…国王の権限でクビにしてやろうか‼︎」
「お忘れでしょうが、あの方は講師であると同時にドーラ商会の創設者でもありますよ。そんな事をなさったらどうなるか…」
「全く、厄介な‼︎」
「相手が悪いです。此処は必死に耐えて下さい!」
だがこの男は…もう我慢が出来ないところまで来ていたのだった。
~~~~~テルパとアイーシャ~~~~~
「アイーシャさん、生きていますか?」
「生きています…が何度か亡くなった祖母が目の前に見えました。」
「大丈夫の様ですね。では再開しましょうか!」
「…というか先生、私を殺す気ですか⁉︎」
「いえいえ、可愛い生徒を殺す様な真似は先生にはありませんよ。」
「では、質問を変えます。私に何か恨みでもあるのですか⁉︎」
「恨み…ですか?以前殺されそうになった事がありましたが、それはあの時にケリがついたので恨んではいませんよ。私は純粋にアイーシャさんを鍛える為に行っているだけで…」
「では、これが先生の普通ですか?」
「ですね、他の4人の方々も同じ様に接していますから…」
アイーシャは思い出した。
テルパの弱点を探る際に授業内容を見ていたら、4人に対して氣弾をぶっ放して吹っ飛ばされていた事を。
あの時は無数の氣弾では無かったけど、アレより大きな氣弾を喰らわせていた。
現在は質より量という感じだけど、どちらが良いのだろうかと。
「では、十分に休みましたね?再開しましょうか!」
「ちょ…ちょっとまだ!」
アイーシャは言い終わる前に無数の氣弾を喰らって吹っ飛んで行った。
~~~~~あの男は?~~~~~
「もう我慢出来ん!アイーシャを助けに行くぞ‼︎」
「お待ち下さい!今出て行かれては…」
「五月蝿い!あの状態を見せられて黙っていられるか‼︎」
この男は勝手に英雄学園に忍び込んできた癖に、好き勝手な事を言って向かって行った。
だがその時、魔法が発動して…国王と側近は王宮に戻されたのだった。
アイーシャに施した魔法は、王妃や兄妹達が会いに来た際には倉庫に移動するというものだが?
国王が接触を図って近付こうとすると、国王自身が飛ばされるという術式を施されていたのだった。
なので、王宮に飛ばされた国王と側近は…しばらくの間は呆けていたのだった。
「おい、英雄学園に向かうぞ‼︎」
「いえ…我々はもう入れません。退出する際に受付に渡す筈のゲストカードを持ち帰ってしまいました。これは契約に違反する行為で、我々はもう入る事が出来ないのです。」
「なら娘は…アイーシャは誰が守るというのだ‼︎」
「テルパ卿を信じるしか無いでしょうね。あの方はアイーシャ様を責任を持って育てると申したのですから…」
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