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第二章 本章スタート
第六話 残った3人は…?
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「カーリスに続いて、ベル迄もか!」
「そのベルなんだけど…なんか凄く気持ち悪かったよ。」
「気持ち悪い…とは?」
「あの私達にも平気で毒を吐く物言いがサッパリ消えているの。まるで毒気を抜かれた様な感じに…」
「あのベルがか?いったい昨日に何があったんだ‼︎」
昨日の事件に関しては、賊が侵入し撃退したというだけで他は伏せられていた。
ただ、事の詳細は国王に報告しないといけないので、その経由でアイーシャの耳にも届いたのだろう。
だがアイーシャも、ベルリーニが人質にされて救い出された位しか聞いておらず、詳細までは分からなかった。
「取り敢えずあの講師がやり手なのは分かった。じゃなければ、ベルはともかくカーリスが従う理由が無いからな!」
「でも、ウチ等は大丈夫だよねん。あの講師の言いなりになる事はないだろうし…」
「それはそうなんだけど、ボクはあの講師に少し違和感を感じていてね。」
「どういう事だテトラ?」
「まだハッキリとした事は言えないけど、あの講師…何処かで以前会った気がしてならないのよね。」
「次に来たら誰が相手をする?」
「なら、ウチが行くのねん。あの講師は個人的に恨みもあるし…」
「そういえば以前からそんな事を言っていたな!」
「任せて欲しいのねん。ウチはあの2人みたく落ちたりはしないからん。」
テルパがリーゼの攻略に向かっている時、此方もリーゼが迎え撃つ事になった。
果たして次の2人は、一体何が起きるのだろうか?
「そのベルなんだけど…なんか凄く気持ち悪かったよ。」
「気持ち悪い…とは?」
「あの私達にも平気で毒を吐く物言いがサッパリ消えているの。まるで毒気を抜かれた様な感じに…」
「あのベルがか?いったい昨日に何があったんだ‼︎」
昨日の事件に関しては、賊が侵入し撃退したというだけで他は伏せられていた。
ただ、事の詳細は国王に報告しないといけないので、その経由でアイーシャの耳にも届いたのだろう。
だがアイーシャも、ベルリーニが人質にされて救い出された位しか聞いておらず、詳細までは分からなかった。
「取り敢えずあの講師がやり手なのは分かった。じゃなければ、ベルはともかくカーリスが従う理由が無いからな!」
「でも、ウチ等は大丈夫だよねん。あの講師の言いなりになる事はないだろうし…」
「それはそうなんだけど、ボクはあの講師に少し違和感を感じていてね。」
「どういう事だテトラ?」
「まだハッキリとした事は言えないけど、あの講師…何処かで以前会った気がしてならないのよね。」
「次に来たら誰が相手をする?」
「なら、ウチが行くのねん。あの講師は個人的に恨みもあるし…」
「そういえば以前からそんな事を言っていたな!」
「任せて欲しいのねん。ウチはあの2人みたく落ちたりはしないからん。」
テルパがリーゼの攻略に向かっている時、此方もリーゼが迎え撃つ事になった。
果たして次の2人は、一体何が起きるのだろうか?
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