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第二章 本章スタート

第一話 ど・の・子・に・し・よ・う・か・な?

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 恐らくこれを実行したら、親御さんからクレームが来るでしょう。

 下手すれば…学園から追放されるかもしれませんし、面目の為に暗殺者を差し向けられる可能性もあるかも?

 でも…私はもう我慢する事は辞めました。

 お世話になったギルドマスターや学園長の信頼を裏切る事になるかもしれませんが…?

 ここまで虚仮にされて黙っていられる程…私は大人ではありません。

 どうせクビになるのなら、徹底的にやってあげましょう!

 私を怒らせた事を後悔させて…泣かせます!

 テルパはアブノーマルクラスの名簿を開いて、その中から最初のターゲットを選んでいた。

 1番手っ取り早いのは、クラスを纏めている人物を屈服させるのが早いでしょうが…?

 それだと我儘な第三王女が…になるでしょうけど、立場上を考えると他の子に行き当たる前にゲームオーバーになる可能性がありますね。

 この親の国王が娘に激甘ですからね。

 下手に怒りを買う…というか、絶対に怒りを買うでしょうけど。

 この王女の攻略は取り敢えずは後回しですね。

 クラスの中でそこそこ地位が高くて、最初に声を掛けて決闘場での戦いをすっぽかしてくれた…パラディンのジョブを持つカーリス・ドリーム・ドートリッシュにしましょうか!

 戦いの場は…下手に場所を指定しても逃げられると思いますので、アソコにしましょう。

 私は索敵魔法でカーリスの居場所を特定した。

 どうやらカーリスは、カフェテラスで1人で居るみたいだった。

 「さてと、まずは彼女を泣かせましょうか!」

 テルパは早速行動に移した。

 これからアブノーマルクラスの生徒達の攻略が始まるのだった。
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