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取り調べ

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   おええええ!
   くそっ!こんな時に吐き気が……流石に飲みすぎた。頭が頭痛で痛い……やべえ。脳みそに釘を打ち付けられてるかのような痛みだ。

「おい!大丈夫か?」

    心配した役人が駆け寄って背中を撫でてくれた。文字通り頭が上がらない。酷い頭痛と吐き気に襲われて。一体どれだけ飲んでんだよ。


     気持ち悪すぎて動きにくかったので役人の肩を借りて移動した。
     
     そして、何やら部屋の中に入るように言われ、椅子に座らされた。立ってるよりも楽なのでありがたい。そして、椅子の前には机もある。ちょうどいい。暫く寝れる。


     暫く机に身体を預けて待っているとどなたかが入ってきた音がした。

「顔を上げろ」

      結構アレな警察だな。と思いながら支持に従う。
     が、やっぱり気持ち悪い。

「吐きそう……」

「そうだろうと思って持ってきてやったぞ。ほら!」

     と言って渡されたのは桶だった。ありがてえ。存分に吐かせてもらうとしよう。おええええええああああああ。
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