最強天才俺「やれやれ……俺の出番ってわけか」

 とある小学校の七不思議のひとつ「名無しさん」。
 彼は三つ欲しいものをなんでも与えてくれるが、時期が来たときに過剰な「利子」をつけてその取り立てを行うのだ、といわれている。
 ある孤独な少女なその「名無しさん」と出会うことになる。
 彼女が願ったのは「家を出て行ったお父さん」、「友達」、そして「恋人」であった。
 彼女は翌日から順風な家庭で、級友に囲まれて賑やかな学校生活を送ることになる。
 だが、「名無しさん」の毒牙は、確実に彼女へと向きつつあった……。
*この小説は台詞のみで進行する脚本形式となっております。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,155 位 / 192,155件 ライト文芸 7,621 位 / 7,621件

あなたにおすすめの小説

Suger Eater

黒谷
キャラ文芸
ぶかぶかの真っ黒なロングコートに、びっくりするほど不釣り合いな、普通のセーラー服。 白髪赤目のアルビノカラー。 手には必ず『あまいもの』を持つ。 悪名名高き最強無敵の『シュガーイーター』。   高校生の彼女が求むは。 恋でも愛でも青春でも戦いでも金でも自由でもなく。 その身に余すほどの、『甘味』である。 ※2012年頃に執筆した作品です。 ※一冊の本にしたものなので、そのまま掲載しています。  読みにくかったらバラバラに切り分けるかもしれません。  

〈完結〉ごめんなさい、自分の居た場所のしていたことが判らなかった。

江戸川ばた散歩
ライト文芸
シングルマザーの親に捨てられ施設育ちだった真理子。 真っ直ぐに生きてきた彼女は、働く傍ら勉強してきた結果、同じ境遇の子供達の世話をすることとなる。 だがそこで出会った少年少女の行き場は彼女の想像できないものだった。 少年少女達は自分達のさせられていることを自覚していた。 また、どうにもならない姿になってしまった者もいた。 恐ろしさと無力さに取り憑かれた彼女は、職場を離れることとする。

九龍城砦奇譚

菰野るり
ライト文芸
舞台は返還前の香港九龍城。 極彩色の洗濯物なびかせながら 飛行機が啓徳空港へ降りてゆく。 何でも屋のジョニーに育てられたアンディは10才。国籍も名字もない。 少年と少女の出逢いと青春を 西洋と東洋の入り混じる香港を舞台に 雑多な異国の風俗や景色 時代の波と絡めながら描く

ミルクティ
ライト文芸
一年前、残酷な濡れ衣を着せられ、親にまで憎まれた少女、時雨 逸美は、天真爛漫で、常に笑顔に囲まれた、別世界の人間  卯月 陽菜と出会った。 あの日以来、初めて自分を蔑まない人間と出会った逸美は、徐々に灰色に静止した世界の凍結を溶かして行く。

話の闇鍋

紀之介
ライト文芸
短い作話、色々 1.お饅頭…  - 食べても太らない? -  (弥生さんと美卯さんのお話) 2.返事ぐらいしてよ。  高校入学を機に私が実行した事 3.私を撮った写真?  デジカメでなく、敢えてフィルムカメラで撮った理由  (弥生さんと美卯さんのお話) 4.残念。。。  テストで満点を取らなかった訳  (如月さんと弥生さんのお話) 5.月の光に照られて。  霜月さんのスカートの裾から見えたもの  (初音さんと霜月さんのお話) 6.悪いよ。  二葉さんの不機嫌な理由  (二葉さんと芽生子さんのお話) 7.ラブレター?  - お前の秘密を知っている -  (桔葉さんと生徒会長のお話) 8.何だと思う?  日々、机上に置かれるハート石  (桔葉さんと睦月さんのお話) 9.足音を忍ばせて。   いつもの様に呼び鈴を押さず、玄関を入った私が見たもの 10.大変じゃのぅ   七五三の裏の事情

うろたもも

GANA.
ライト文芸
故郷に金銀財宝を持ち帰った桃太郎。しかし、大団円までの経緯が分からない。辻褄合わせをさかのぼった先の「はじまり」とは……――

二度と恋なんかしない。これ振りとかじゃないからガチだから。

スズキアカネ
ライト文芸
「あの男、本命がいるぞ」 同級生の男子からもたらされた不穏な警告に、私は冗談だと笑い飛ばした。 でも、薄々気づいていた。 彼氏には女がいるんじゃないかって。 失恋に加えて人の裏切りを受けた私はもうどうでもよくなった。 彼氏のためにしていたお洒落は終わり。独り暮らしの部屋に残っていた遺物も全て処分した。 こんな屈辱を味わうくらいなら、もう二度と恋なんかしない。 ◇◆◇ 1ミリくらい恋愛要素が覗き込んでいますが、全然甘くないです。前後編で終わります。 DO NOT REPOST.

三度目に会えたら

まんまるムーン
ライト文芸
 “沢見君とはどういう訳だか一度だけキスした事がある。付き合ってもいないのに…”  学校一のモテ男、沢見君と体育祭の看板政策委員になった私。彼には同じく学校一の美人の彼女がいる。もともと私とは違う世界の住人と思っていたのに、毎日顔を合わせるうちに仲良くなっていった。そして沢見君の心変わりを知った彼女は…狂暴化して私に襲い掛かってきた! そんな二人のすれ違い続けたラブストーリー。