14 / 16
14.多次元世界構造
しおりを挟む
会合の部屋にエム。赤竜から真一、戦川、阿部。正義からジョー、リュー、ドウマン。スカルからはサスケ、五右衛門。四天王から香菜、司馬。
エムからこの世界の真実が話される。
「じゃあ、まず簡単に世界の成り立ちを話そうか」
全員がエムの話に集中する。
「まず簡単にこの世界は、第三次元の世界と呼ばれる質量の世界だ」
この世界には物が存在できるほど情報が入れられる。
「この世界が干渉できるのは、複雑な情報がない平面の世界と、情報がほぼない点の世界」
この平面の世界が第二次元。点の世界が第一次元。
「そしてその上の次元、この世界には見えない物、空気だったり、重力だったりとかこの世界に入り切らない見えない情報が、第四次元になると更に情報が入れられるようになる」
エムはホワイトボードに線を四本引く。下から一、二、三と数を入れる。
「世界は入れられる情報の数で分けられる。そして上の世界は下の世界に干渉できるが、基本的には下の世界が上の世界には干渉できない」
するとエムは人の絵を描く。
「しかしだ、お前ら人は元々は更に上の次元にいた存在で、その脳は上の次元に干渉できる。これが【超能力】だ」
「ムズい」
「そして、世界はいくつもの次元が重なりミルフィーユ状になってる」
「それが世界の成立ち」
「そう」
エムはホワイトボードを裏返す。
「そしてエムとは。私たちは高次元に位置する存在。この世界を管理していた。しかしだ、この世界を維持する人が辞めちゃって、この世界を壊すことが決まった。私以外の二人のエムは、最後に遊んで次元をメチャクチャにしてからゴミにしようとしてる。私はね、そんなことは望んでないのだよ。だからこそ、この世界を救いたい」
「世界が滅びないようにするにはどうしたらいい」
「二人のエムを倒し、世界を見る人がいなければならない。言わば神の目。私たちと同じ「神の視」を持つ者」
「シンノシ」
「その可能性があるのは君だよ、真一くん」
「僕?」
「ああ、君が瞬間移動する要領と同じ様に、次元を移動出来るようになれば可能だ」
「僕に出来るの?」
エムは真一の肩を持つ。
「出来るさ、戦いに興味がなく、世界に自分を認識せず、唯ひたすらに個で存在している君なら」
そして真一とエムは次元移動の準備に入る。その間、他のエムと戦うのは超能力者連合軍。
最後の戦いが始まる。
エムからこの世界の真実が話される。
「じゃあ、まず簡単に世界の成り立ちを話そうか」
全員がエムの話に集中する。
「まず簡単にこの世界は、第三次元の世界と呼ばれる質量の世界だ」
この世界には物が存在できるほど情報が入れられる。
「この世界が干渉できるのは、複雑な情報がない平面の世界と、情報がほぼない点の世界」
この平面の世界が第二次元。点の世界が第一次元。
「そしてその上の次元、この世界には見えない物、空気だったり、重力だったりとかこの世界に入り切らない見えない情報が、第四次元になると更に情報が入れられるようになる」
エムはホワイトボードに線を四本引く。下から一、二、三と数を入れる。
「世界は入れられる情報の数で分けられる。そして上の世界は下の世界に干渉できるが、基本的には下の世界が上の世界には干渉できない」
するとエムは人の絵を描く。
「しかしだ、お前ら人は元々は更に上の次元にいた存在で、その脳は上の次元に干渉できる。これが【超能力】だ」
「ムズい」
「そして、世界はいくつもの次元が重なりミルフィーユ状になってる」
「それが世界の成立ち」
「そう」
エムはホワイトボードを裏返す。
「そしてエムとは。私たちは高次元に位置する存在。この世界を管理していた。しかしだ、この世界を維持する人が辞めちゃって、この世界を壊すことが決まった。私以外の二人のエムは、最後に遊んで次元をメチャクチャにしてからゴミにしようとしてる。私はね、そんなことは望んでないのだよ。だからこそ、この世界を救いたい」
「世界が滅びないようにするにはどうしたらいい」
「二人のエムを倒し、世界を見る人がいなければならない。言わば神の目。私たちと同じ「神の視」を持つ者」
「シンノシ」
「その可能性があるのは君だよ、真一くん」
「僕?」
「ああ、君が瞬間移動する要領と同じ様に、次元を移動出来るようになれば可能だ」
「僕に出来るの?」
エムは真一の肩を持つ。
「出来るさ、戦いに興味がなく、世界に自分を認識せず、唯ひたすらに個で存在している君なら」
そして真一とエムは次元移動の準備に入る。その間、他のエムと戦うのは超能力者連合軍。
最後の戦いが始まる。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
古代日本文学ゼミナール
morituna
SF
与謝郡伊根町の宇良島神社に着くと、筒川嶼子(つつかわのしまこ)が、海中の嶋の高殿から帰る際に、
龜比賣(かめひめ)からもらったとされる玉手箱を、住職が見せてくれた。
住職は、『玉手箱に触るのは、駄目ですが、写真や動画は、自由に撮って下さい』
と言った。
俺は、1眼レフカメラのレンズをマクロレンズに取り替え、フラッシュを作動させて、玉手箱の外側および内部を、至近距離で撮影した。
すると、突然、玉手箱の内部から白い煙が立ち上り、俺の顔に掛かった。
白い煙を吸って、俺は、気を失った。
MMS ~メタル・モンキー・サーガ~
千両文士
SF
エネルギー問題、環境問題、経済格差、疫病、収まらぬ紛争に戦争、少子高齢化・・・人類が直面するありとあらゆる問題を科学の力で解決すべく世界政府が協力して始まった『プロジェクト・エデン』
洋上に建造された大型研究施設人工島『エデン』に招致された若き大天才学者ミクラ・フトウは自身のサポートメカとしてその人格と知能を完全電子化複製した人工知能『ミクラ・ブレイン』を建造。
その迅速で的確な技術開発力と問題解決能力で矢継ぎ早に改善されていく世界で人類はバラ色の未来が確約されていた・・・はずだった。
突如人類に牙を剥き、暴走したミクラ・ブレインによる『人類救済計画』。
その指揮下で人類を滅ぼさんとする軍事戦闘用アンドロイドと直属配下の上位管理者アンドロイド6体を倒すべく人工島エデンに乗り込むのは・・・宿命に導かれた天才学者ミクラ・フトウの愛娘にしてレジスタンス軍特殊エージェント科学者、サン・フトウ博士とその相棒の戦闘用人型アンドロイドのモンキーマンであった!!
機械と人間のSF西遊記、ここに開幕!!
トワイライト・クライシス
幸田 績
SF
仮想現実が現実世界を侵食するサイバーテロ〈黄昏の危機〉。その脅威に妄想、もとい想像力で立ち向かうのは物書き志望の女子高校生だった――!
桜咲く街を舞台に、すこしふしぎな青春群像劇が満を持して花開く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる