1 / 83
前編 プロローグ
一
しおりを挟む
――なぜ自分だったのだろう、と数え切れないほど考えた。
他の誰かであればよかったのに、と何度も恐ろしさに逃げ出したくなった。
けれどきっと、幾度でもこう思い直すのだ。
それでも誰も自分からは逃げられない。この役目を例え誰かに譲れるとしても、私は嫌だと言うのだろう。なぜなら、ここまで積み重ねてきたすべてを投げ出すことになるからだ。これまでのすべてが無為に終わることになるからだ。
それは自分の今までに対する裏切りだ。存在に対する叛逆だ。それだけはどうしたってできない。人生に嘘をついた瞬間、私の生命は滅び始める。生きていたいのならば、この道を進む他に選択肢はない。
宇宙が生まれ、文明が興っては滅び、流されてきた血の大河は天の川さえ赤く染め上げる。数十億年かけて築かれた屍の山。それほどの積み重ねがたったひとつの選択でふいになるかもしれない、それが何よりも恐ろしい。
いっそ不思議なほどに、自分の役割を貫徹するということにかけては、私は手段を選ばない。進めば傷つき懊悩するのだとどれほど知っていても、進まないという選択肢がない。それが見守っている誰かを悲しませたりするのだと分かっていても、貫かずにはいられない。魂に刻まれた衝動は私の臆病さを真っ白に塗りつぶし、絶えず生を戦いへと駆り立てる。
何を犠牲にしてもここに立つのだと、始まりの時から私はきっと知っていた。
――物語は、これほどまでの運命を、私に配している。
*二千二十三年 二月十一日
節分を超えたとはいえ、まだ冬の寒さも続く中、その日はやけに温かい日だった。
福井県は勝山市、平泉寺白山神社。背後には純白の冠雪を戴く白山の連峰が控えている。
雪国だからと雪中行軍を半ば覚悟していたにも関わらず、訪れた人間が拍子抜けするほど、道中のアスファルトは雪の欠片も見当たらず、日光に照らされ完全に露出して乾いていた。その一方で、厳かな鎮守の森は雪を陽の光から守り、現世と神の領域を確かに区切っていた。
ぽつりぽつりと参拝客はいるものの、境内に人気はほぼないと言ってもよい。膝丈まで積もった雪を人がすれ違える程度に細く掻いただけの、一直線の参道はやがて拝殿に辿り着くが、さらにその先、神域の最奥に鎮座する本社を前にして、二人の男女が向きあって立っていた。親子ほど年が離れた組み合わせだが――関係は、師弟というのが一番近いだろうか。
朝の九時に約束通りに大阪の某駅前で待ち合わせ、車に乗って三時間。遠路はるばるやってきて、先ほど参拝を終えたのだが――Mは困り果てていた。
「……何も起こらんな」
隣でぼそっと男が言う。
「そうですか……」
「何か、君の方でシラヤマヒメは言っていないのか。どうしろと言っている」
傍から聞けば、一般の人間は何の会話か皆目見当もつかないに違いない。しかし二人の間では当然のやりとりだった。神は実在し、人間は正しく訓練すれば、彼の存在とも言葉を交わす能力を有する。
Mはうーん、と唸って眉を潜めた。少し、自分の内側に意識を潜らせる。人間の体内とはひとつのミクロコスモスだ。その小宇宙から繋がる彼方の神へ、問いを投げかけた。白山に坐す神、シラヤマヒメへと。
(どうしたらいいのですか、シラヤマヒメ様)
しばらくして、微かな声で応えがあった。
『――南の方へ、お進みください』
「……南の方、と言っています」
「南? 南って言ったって、何にもないやろ」
「そうは言われましても……」
(ヒメは南って言ったもん……)
怪訝そうな師の顔に、Mは内心で肩をすくめた。自分の意識の直観は、南へ行け、そこではない、と告げている。なぜかは分からないが。どうも用があるのはこの拝殿ではないらしい。神域の中でそんなに重要な場所が拝殿以外にあるとも思えないのだが。
「南ってどっちでしょうね……」
「昼時だから、日が差している方――あっちだな」
拝殿に向かって右、Mの後方を師が示した。振り向けば、しかし、やはり何もない。いくつか、小さな社はあるのだが。少し進めば、三宮に続く道とは反対の下り道に見える社がひとつ――どうも、その社が気になるが、自分の感覚が果たして正しいものか、今ひとつ自信がない。
うろうろと、探し回るように二人で歩いた挙げ句――退屈したのか、途中で師は雪だるまさえこさえ出したが――やっぱり気になる、とMはそちらの方に行ってみた。
そして、師が何かに気づいたように、Mが内心気にしていた社に近づいた。ひとつ高いところに構えられた社へ、雪を踏み固めながら短く急な傾斜を上り、こちらを振り向いた。「泰澄さんがこちらにいらっしゃる」
平泉寺を開き、白山権現を祀った僧侶が、その社で待っていた。Mは小さく目を瞠り、師のつけた足跡を辿るよう注意しながら、同じく坂を登って社の前に立った。
「『ようこそいらっしゃいました、M殿』と言っているよ」
話してみなさい、と促され、Mはその社に意識を向けた。
(こんにちは、初めまして。――精神学協会の会員の、Mと申します)
『はい、遠路はるばるようこそおいでくださいました』
穏やかな男の声が、頭の中に響いた。社の傍らに僧侶が影のように佇んでいるのを、微かに感じる。
『本日、新しい神が、この場に立つということは知っていますね?』
(はい。会長から伺っております)
ひとつ、僧侶は頷いた。次いで告げられた一言は、Mの心に空白を生んだ。
『では、……――――――――――』
(え?)
思考が空転する。己の意識の感度を疑う。今の交信について、自分の機能は正常に働いていたのだろうか。何か余計な自意識が入り込んではいなかっただろうか。しかし、確認のために二度聞いても、同じ答えが返ってくる。
Mは、ここで自分はこれからの役割と働きのために、何か新しく神から能力を与えられるだとか、自分の中で何かの制限が解除されるのだと思っていた。自分はこの地に、シラヤマヒメが呼んでいるからと、師に連れられてきた。
「……………………えっ?」
再度驚くと、実際に声が漏れた。何だと顔をこちらに向けた師に、数秒逡巡したあとで、告げた。
「……その……」
「………………」
受けた言葉の内容を話すと、師は幾ばくかの間のあとに、「えぇ……」と当惑したように声を漏らした。師を面食らわせるのはこれで何度目だろう、とMは遠い目をする。しかし心の中で、困惑と同時にどこかで納得していた。なるほど、自分を連れてこいとシラヤマヒメが師に言うわけである。Mがその場にいなければ、それは、確かにどうしようもない。ないのだが、Mは(嘘でしょう?)と茫然としていた。
(神さま……、本気ですか?)
時々思うのだが、この全体の物語を書いた神は、配役をだいぶ間違えているのではなかろうか。そもそも、今さらそんなことをMたちに言って、どうするというのだろう。
「――君と私は、まだ契約をしていなかったな」
本社の前に戻ってくると、師はそう言った。Mは思い出した。そういえば、師と共にこれからあちこち行くらしいとは聞いていたけれども、明確にそれと意識して、契約を結んだ覚えがない。
「どうやら、君とその契約をしないと、この御神業は始まらぬようだ。――そこで、改めて提案なんですが。私と一緒に働きませんか」
自分に向かって差し出された手を、奇妙な感慨を抱いて見下ろした。
――この手をとるためだけに、今日、この日まで足掻いてきた。
それは今生だけではなく、この体になる前から。
数十億年の時の彼方から、いくつもの滅びと痛みを乗り越えて、自分は今日、ここに立って、最後の旅を始めるのかもしれない。
時の重みはいつだって、運命に怯える自分の心を決意の色で塗りつぶす。
自分の役割は分かっている。この時空にすべての宇宙の物語の結末を届けるために、Mの魂は選ばれて、世の始めから、ずっと師を司る存在を待っていたのだろう。開闢の前から定められていた運命に、ようやく自分は辿り着いた。
ためらう時間は数秒にも満たない。
「――はい」
ああ、やっと。自分は、終わるための旅を始められる。
待ち望んでいた、終わりが来た。
胸の奥にあるのは――もう、あまりにも遠すぎて、何が本当だったかさえ分からない、ひとつの魂の記録だった。
他の誰かであればよかったのに、と何度も恐ろしさに逃げ出したくなった。
けれどきっと、幾度でもこう思い直すのだ。
それでも誰も自分からは逃げられない。この役目を例え誰かに譲れるとしても、私は嫌だと言うのだろう。なぜなら、ここまで積み重ねてきたすべてを投げ出すことになるからだ。これまでのすべてが無為に終わることになるからだ。
それは自分の今までに対する裏切りだ。存在に対する叛逆だ。それだけはどうしたってできない。人生に嘘をついた瞬間、私の生命は滅び始める。生きていたいのならば、この道を進む他に選択肢はない。
宇宙が生まれ、文明が興っては滅び、流されてきた血の大河は天の川さえ赤く染め上げる。数十億年かけて築かれた屍の山。それほどの積み重ねがたったひとつの選択でふいになるかもしれない、それが何よりも恐ろしい。
いっそ不思議なほどに、自分の役割を貫徹するということにかけては、私は手段を選ばない。進めば傷つき懊悩するのだとどれほど知っていても、進まないという選択肢がない。それが見守っている誰かを悲しませたりするのだと分かっていても、貫かずにはいられない。魂に刻まれた衝動は私の臆病さを真っ白に塗りつぶし、絶えず生を戦いへと駆り立てる。
何を犠牲にしてもここに立つのだと、始まりの時から私はきっと知っていた。
――物語は、これほどまでの運命を、私に配している。
*二千二十三年 二月十一日
節分を超えたとはいえ、まだ冬の寒さも続く中、その日はやけに温かい日だった。
福井県は勝山市、平泉寺白山神社。背後には純白の冠雪を戴く白山の連峰が控えている。
雪国だからと雪中行軍を半ば覚悟していたにも関わらず、訪れた人間が拍子抜けするほど、道中のアスファルトは雪の欠片も見当たらず、日光に照らされ完全に露出して乾いていた。その一方で、厳かな鎮守の森は雪を陽の光から守り、現世と神の領域を確かに区切っていた。
ぽつりぽつりと参拝客はいるものの、境内に人気はほぼないと言ってもよい。膝丈まで積もった雪を人がすれ違える程度に細く掻いただけの、一直線の参道はやがて拝殿に辿り着くが、さらにその先、神域の最奥に鎮座する本社を前にして、二人の男女が向きあって立っていた。親子ほど年が離れた組み合わせだが――関係は、師弟というのが一番近いだろうか。
朝の九時に約束通りに大阪の某駅前で待ち合わせ、車に乗って三時間。遠路はるばるやってきて、先ほど参拝を終えたのだが――Mは困り果てていた。
「……何も起こらんな」
隣でぼそっと男が言う。
「そうですか……」
「何か、君の方でシラヤマヒメは言っていないのか。どうしろと言っている」
傍から聞けば、一般の人間は何の会話か皆目見当もつかないに違いない。しかし二人の間では当然のやりとりだった。神は実在し、人間は正しく訓練すれば、彼の存在とも言葉を交わす能力を有する。
Mはうーん、と唸って眉を潜めた。少し、自分の内側に意識を潜らせる。人間の体内とはひとつのミクロコスモスだ。その小宇宙から繋がる彼方の神へ、問いを投げかけた。白山に坐す神、シラヤマヒメへと。
(どうしたらいいのですか、シラヤマヒメ様)
しばらくして、微かな声で応えがあった。
『――南の方へ、お進みください』
「……南の方、と言っています」
「南? 南って言ったって、何にもないやろ」
「そうは言われましても……」
(ヒメは南って言ったもん……)
怪訝そうな師の顔に、Mは内心で肩をすくめた。自分の意識の直観は、南へ行け、そこではない、と告げている。なぜかは分からないが。どうも用があるのはこの拝殿ではないらしい。神域の中でそんなに重要な場所が拝殿以外にあるとも思えないのだが。
「南ってどっちでしょうね……」
「昼時だから、日が差している方――あっちだな」
拝殿に向かって右、Mの後方を師が示した。振り向けば、しかし、やはり何もない。いくつか、小さな社はあるのだが。少し進めば、三宮に続く道とは反対の下り道に見える社がひとつ――どうも、その社が気になるが、自分の感覚が果たして正しいものか、今ひとつ自信がない。
うろうろと、探し回るように二人で歩いた挙げ句――退屈したのか、途中で師は雪だるまさえこさえ出したが――やっぱり気になる、とMはそちらの方に行ってみた。
そして、師が何かに気づいたように、Mが内心気にしていた社に近づいた。ひとつ高いところに構えられた社へ、雪を踏み固めながら短く急な傾斜を上り、こちらを振り向いた。「泰澄さんがこちらにいらっしゃる」
平泉寺を開き、白山権現を祀った僧侶が、その社で待っていた。Mは小さく目を瞠り、師のつけた足跡を辿るよう注意しながら、同じく坂を登って社の前に立った。
「『ようこそいらっしゃいました、M殿』と言っているよ」
話してみなさい、と促され、Mはその社に意識を向けた。
(こんにちは、初めまして。――精神学協会の会員の、Mと申します)
『はい、遠路はるばるようこそおいでくださいました』
穏やかな男の声が、頭の中に響いた。社の傍らに僧侶が影のように佇んでいるのを、微かに感じる。
『本日、新しい神が、この場に立つということは知っていますね?』
(はい。会長から伺っております)
ひとつ、僧侶は頷いた。次いで告げられた一言は、Mの心に空白を生んだ。
『では、……――――――――――』
(え?)
思考が空転する。己の意識の感度を疑う。今の交信について、自分の機能は正常に働いていたのだろうか。何か余計な自意識が入り込んではいなかっただろうか。しかし、確認のために二度聞いても、同じ答えが返ってくる。
Mは、ここで自分はこれからの役割と働きのために、何か新しく神から能力を与えられるだとか、自分の中で何かの制限が解除されるのだと思っていた。自分はこの地に、シラヤマヒメが呼んでいるからと、師に連れられてきた。
「……………………えっ?」
再度驚くと、実際に声が漏れた。何だと顔をこちらに向けた師に、数秒逡巡したあとで、告げた。
「……その……」
「………………」
受けた言葉の内容を話すと、師は幾ばくかの間のあとに、「えぇ……」と当惑したように声を漏らした。師を面食らわせるのはこれで何度目だろう、とMは遠い目をする。しかし心の中で、困惑と同時にどこかで納得していた。なるほど、自分を連れてこいとシラヤマヒメが師に言うわけである。Mがその場にいなければ、それは、確かにどうしようもない。ないのだが、Mは(嘘でしょう?)と茫然としていた。
(神さま……、本気ですか?)
時々思うのだが、この全体の物語を書いた神は、配役をだいぶ間違えているのではなかろうか。そもそも、今さらそんなことをMたちに言って、どうするというのだろう。
「――君と私は、まだ契約をしていなかったな」
本社の前に戻ってくると、師はそう言った。Mは思い出した。そういえば、師と共にこれからあちこち行くらしいとは聞いていたけれども、明確にそれと意識して、契約を結んだ覚えがない。
「どうやら、君とその契約をしないと、この御神業は始まらぬようだ。――そこで、改めて提案なんですが。私と一緒に働きませんか」
自分に向かって差し出された手を、奇妙な感慨を抱いて見下ろした。
――この手をとるためだけに、今日、この日まで足掻いてきた。
それは今生だけではなく、この体になる前から。
数十億年の時の彼方から、いくつもの滅びと痛みを乗り越えて、自分は今日、ここに立って、最後の旅を始めるのかもしれない。
時の重みはいつだって、運命に怯える自分の心を決意の色で塗りつぶす。
自分の役割は分かっている。この時空にすべての宇宙の物語の結末を届けるために、Mの魂は選ばれて、世の始めから、ずっと師を司る存在を待っていたのだろう。開闢の前から定められていた運命に、ようやく自分は辿り着いた。
ためらう時間は数秒にも満たない。
「――はい」
ああ、やっと。自分は、終わるための旅を始められる。
待ち望んでいた、終わりが来た。
胸の奥にあるのは――もう、あまりにも遠すぎて、何が本当だったかさえ分からない、ひとつの魂の記録だった。
2
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
鋼殻牙龍ドラグリヲ
南蛮蜥蜴
ファンタジー
歪なる怪物「害獣」の侵攻によって緩やかに滅びゆく世界にて、「アーマメントビースト」と呼ばれる兵器を操り、相棒のアンドロイド「カルマ」と共に戦いに明け暮れる主人公「真継雪兎」
ある日、彼はとある任務中に害獣に寄生され、身体を根本から造り替えられてしまう。 乗っ取られる危険を意識しつつも生きることを選んだ雪兎だったが、それが苦難の道のりの始まりだった。
次々と出現する凶悪な害獣達相手に、無双の機械龍「ドラグリヲ」が咆哮と共に牙を剥く。
延々と繰り返される殺戮と喪失の果てに、勇敢で臆病な青年を待ち受けるのは絶対的な破滅か、それともささやかな希望か。
※小説になろう、カクヨム、ノベプラでも掲載中です。
※挿絵は雨川真優(アメカワマユ)様@zgmf_x11dより頂きました。利用許可済です。
❤️レムールアーナ人の遺産❤️
apusuking
SF
アランは、神代記の伝説〈宇宙が誕生してから40億年後に始めての知性体が誕生し、更に20億年の時を経てから知性体は宇宙に進出を始める。
神々の申し子で有るレムルアーナ人は、数億年を掛けて宇宙の至る所にレムルアーナ人の文明を築き上げて宇宙は人々で溢れ平和で共存共栄で発展を続ける。
時を経てレムルアーナ文明は予知せぬ謎の種族の襲来を受け、宇宙を二分する戦いとなる。戦争終焉頃にはレムルアーナ人は誕生星系を除いて衰退し滅亡するが、レムルアーナ人は後世の為に科学的資産と数々の奇跡的な遺産を残した。
レムールアーナ人に代わり3大種族が台頭して、やがてレムルアーナ人は伝説となり宇宙に蔓延する。
宇宙の彼方の隠蔽された星系に、レムルアーナ文明の輝かしい遺産が眠る。其の遺産を手にした者は宇宙を征するで有ろ。但し、辿り付くには3つの鍵と7つの試練を乗り越えねばならない。
3つの鍵は心の中に眠り、開けるには心の目を開いて真実を見よ。心の鍵は3つ有り、3つの鍵を開けて真実の鍵が開く〉を知り、其の神代記時代のレムールアーナ人が残した遺産を残した場所が暗示されていると悟るが、闇の勢力の陰謀に巻き込まれゴーストリアンが破壊さ
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
トライアルズアンドエラーズ
中谷干
SF
「シンギュラリティ」という言葉が陳腐になるほどにはAIが進化した、遠からぬ未来。
特別な頭脳を持つ少女ナオは、アンドロイド破壊事件の調査をきっかけに、様々な人の願いや試行に巻き込まれていく。
未来社会で起こる多様な事件に、彼女はどう対峙し、何に挑み、どこへ向かうのか――
※少々残酷なシーンがありますので苦手な方はご注意ください。
※この小説は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、エブリスタ、novelup、novel days、nola novelで同時公開されています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる