愛妻弁当

月詠嗣苑

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 最近、この近くでも不審者情報が飛び交うようになった。

「いやぁねぇ!」

「ほんとよねー」

「······。」

「ほら、そんな遊びしないの。おやつよ」と美月が、桃子と遊びに来ていたご近所の彩花ちゃんに手作りのクッキーを差し出す。

「ほんと困っちゃう」

「「ねぇーーっ! くすすっ」」三歳児と言えど、吸収力は半端なくうっかり子供の前で夫婦喧嘩などしたら、途端に遊びでやられてしまう。

 彩花ちゃんのお母さんは、いま下の子の病院へと行っていて、その間預かっている。

 ピンポーンッ···

「あ! ママだ!」チャイムが鳴り、彩花ちゃんと桃子が、一斉に駆け寄る。

「ちょっと、まだ···もぉっ!」美月が開ける前に桃子が開け(彩花ちゃんは、桃子より小さい)、

「お待たせぇ!」と弟の陸人くんを抱いた彩花ちゃんママが迎えにきた。

「大丈夫? なんだった?」

「風邪よ、風邪。うちの旦那大袈裟なんだから···。あ、ありがとうございました。ほら、彩花」

「桃子ちゃん、明日ね!」

「じゃーね!」と互いにハイタッチ(低いけど)をし、玄関を閉めた。


「あー、そろそろ買い物しないと! くるよね?」と答える前に答えられ?桃子を抱き、近くのショッピングモールへと行く。

「花屋?」

「そ! 桃子が、花を植えたいってしつこいのよねぇ」

「お花! お花! スコップほしー」騒ぐ桃子を抱き直し、店内へと入る。

(花か。昔母さんが色々育ててたな)

 そんなことをなんとなく考えながら、桃子を見る。

(あれから、桃子のおかしな態度はないが···)

 花屋でいくつかの花ポットとおもちゃ屋で桃子の赤いスコップを買い、家に戻ると早速桃子は、スコップで花壇の土を掘り起こしていく。

「桃子ー、そろそろやめなさいよぉ」と窓から美月が声を掛けるも桃子は、聞こえてないかのように土を掘り起こす。

「桃子? もうご飯だから」と桃子を強引にリビングへと戻した。

「明日、幼稚園から帰ったらお花植えようね」その美月の言葉に、やっと食事に手を付け笑った。

 風呂の時間になると、

「お風呂はママなの。ねんねはパパ!」と桃子流が始まり、互いに顔を見やる。

「お前には、ほんと頑張って貰ってるよ」と美月を労い、ホカホカの桃子にパジャマを着せ、二階へとあがる。

「パパ、大好きー」とベッドの中でじゃれ合う。

「桃子のこと、大好きだよ」とふたりで大好きを言い合う。

「ほんと? じゃぁ!」と桃子が起き上がって、俺の唇に自分のを押し付けて、静かに笑った。

「あなた···愛してる」息を飲み、桃子を見返す。

「桃子···」あろうことか、俺の手は震えながら、桃子の身体を弄り、パジャマのボタンを外していた。

「あなた···」桃子のようだが、声はもう母さんだった···

「会いたかったよ···」そう言い、ぺたんこな胸に唇を押し付けて、チロチロと舐める。

 んっ···んふっ···

 桃子の小さな身体···

 桃子を小さな胸も声も愛おしい···

 胸から下にいき、

「足、開いて···」いつも俺が母さんにしていたように、桃子の小さな若葉を開き顔を埋めた。

 石鹸の匂いが微かに鼻をつく。

 米粒程しかない小さな突起に舌を当てがい、チロチロと動かしていく。

 んふっ···んっ···んっ···

 小さな子供なのに、感じ方は大人の女そのもの。

「くすっ···可愛い」そう呟き、また舌先を突起へとあてがい刺激していった。

 あふぁ···んっ···んっ···気持ちいいのか小さな足を開いたり閉じたりとせわしなく動かす。

 あ···あ···

 ピチャピチャと小さな蜜壺から流れてくる蜜を舐めるように飲むと、腰を浮かす。

 俺は、下腹部に手を伸ばし、桃子の姿を見ながらもしごき始める。

 チロチロと舌の動きを早めると桃子の息遣いも荒くなり、身体を硬直させおとなしくなった。

「あな···た」桃子が自分の隣を叩き、俺は横になる。

「愛してる」そう言った桃子は、小さな口を一生懸命に動かし、裏筋を舐めたり、手でしごいたりする。

 ハッ···ウッ···ウッ···

 桃子の小さな口が、膣と同じ感覚に覚えておかしくなる。

「アァッ···そこ、いい···出そうだよ、もう」声を途切れ途切れに発し、桃子の肌を擦る。

 ヂュルヂュルと口を窄めてる横顔···

(母さん···俺の一番好きな女)

 アァッ···

「出そう···飲んで···」舌先が俺の一番弱い箇所を攻め続け、もの口の中に出すと、ゆっくりと飲み込んでいった。

「私の方が上手いでしょ? あの子より」と小さく笑い、また意識が遠のき倒れる。

 なんだろう? これは、いったい···

 ベッドでスヤスヤと眠る桃子を見ながら、いまあった状況を振り返るも頭がついてこない。

(時々、母さんが現れるなら···)

「おやすみ、桃子···」


 寝室に行くと、美月は待ちくたびれたのか眠っていたが···

「美月?」とパジャマの中に手を入れ、乳房を揉むと目を覚まし抱きついてきた。

「遅かったのね···」

「な、今日犯していい? 服とかビリビリに破いて、後ろからヤリたくなった」という案に驚きながらも頷く美月。

 ビリッ···ビリッ···パジャマのボタンがいくつか飛び、どこかに転がった。

 チュッ···

 んっ···

 パジャマから二つの乳房が見え、力強く揉んでいく。

 あっ···んっ···

「今日は、いっぱい声出して。桃子爆睡だから」いつもより乳首に力を入れ入れて噛んだり、吸ったり···

「啓ちゃん···ああっ!!」美月の中はグショグショに濡れていた。

「もうグショグショじゃん」そう言いながら、器用にパジャマのズボンとショーツを脱がし、男根を蜜壺に当てこする。

「な、挿れろよ」美月の手を取り、握らせる。

「欲しいんだろ? これが」美月は、戸惑いながらも自身の手で入り口へと導き、俺は一気に突きあげた。
 
 はうぅっ!!

「どうだ? おい。気持ちいいだろ?」気分はもうレイプ犯。

 あっ···あっ···

「グチョグチョじゃねーか。おまんこ」

 パンッパンッパンッ···

 あっ···んっ···んっ···

 美月の腕が、背中に回る。

「おい、どけ。後ろで犯してやる」と抜き、美月の体位を変えて、背後から一気に突きあげる。

 あぁっ!!

 美月は、啼いた。雌豚のように、髪を振り乱し、尻を振り、悦んでいる。

 パチンッ···パチンッ···

 揺れる尻を叩きながら、後ろからガンガン突いていく。

「どうだ? おい。気持ちいいか? 美月!」

 パンッパンッパンッ···

 パチンッ···

 パンッパンッパンッ···

 あっ! あっ! あっ!

「いいぞ。啼けよ。もっと啼け。美月!美月!美月っ!!!」派手に腰を打ち付け、覆いかぶさり、中に出していった。

「啓ちゃん、怖い···」

「なんとなくだって! 男にだもん」そう誤魔化す。

 裸のまま眠り、翌朝目覚めると美月は居なく、まだ寝てる筈の桃子も居なかったが、リビングに降りるとふたりはいた。

 庭に···

 ガラッと窓を開け、美月に声を掛けるも、気付かず泣き顔の桃子が駆け寄ってきた。

「どうしたんだ? そんな泥だらけで」

「啓ちゃん? ちょっと来て」美月が、折れを呼び桃子もまた美月に近付く。

「ももちゃんね、花壇の土ほじってたの。でも、おしっこ行きたくなったの。そしたら···」

 美月が青白い顔で俺を見る。

「たかが、土ほじり···え?!」

 信じられなかった。桃子が掘ったとしてもせいぜい30cm足らずの筈が、目の前には1M✕2Mの花壇が1M位掘られてた。

「で、覗こうとしたらね、落ちちゃったの。んで、泣いたらママが来てくれて···」

「ね? イタズラ? 三歳の子が掘れる深さじゃないわよね?」不安がる美月に、混乱する俺。

 桃子だけは、また他の所を掘り出していた。

「なぁ? 聞いていいか?」花壇を見ながら、美月に問う。

「なに?」


「掘った土はどこいったんだ?」

 庭のどこを探しても、掘られて出る筈の土がどこにもなく、庭師を呼んでその花壇に土を埋めて貰った。
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