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檜山の衣類をすべて脱がし、一番大切な場所に触れたとき、そこはもうトロトロだった。
「もしかして、檜山、めちゃくちゃ感じてくれてる?」
「─…っ!」
「これ多分、簡単に指が挿入る気が…」
「ひ、あ…ッ!?」
入口を数回撫で、そのまま軽く押し込んだ指は、愛液を滑るように簡単に檜山のナカに収まった。
「すごい。何の抵抗もなく入る…」
ぐじゅぐじゅに濡れた熱い蜜壺の中で、指全体を慣らすように抽挿させる。
「あ…っ、やだ…、待って…っ」
根元まで埋めて、おなか側に指の腹を押し付けると、檜山が俺の首に腕を回してしがみついた。抱き寄せて、そのまま愛撫を続ける。
「指、増やしていい…?」
「だ、だめ…っ」
「ちゃんと気持ちよくするから」
「ん、あぁ…ッ!」
既にナカにある中指に薬指を足して、2本の指で内壁を拡げるように擦る。熱くトロトロのナカが俺の指をキュウッと締めつける。
こんな状態のココに挿入ったらすぐにでも果ててしまいそうだなと思いながら、檜山が感じる場所を探る。
「ココ、かな。腰浮いちゃってて可愛い…」
「ひ…ッ! 待…っ、ソ、ソコ、や…っ、あぁ…ッ」
俺にしがみつく力がぎゅうっと強くなる。支えるように背中に回した手で抱き締め返して、俺は指の動きを速めていく。
「あぁ…ッ、待…っ、村瀬…ッ! 激しいの、だめ…ッ!」
「いいよ、そのまま…」
ビクビクと跳ねる身体を追い詰めて、一気に昇らせる。
「あぁ…ッ、も…っ、やだ、これ、イっちゃう…っ、ひぁっ、ああぁあ──…ッ!!」
腕の中で甘い嬌声を上げながら檜山が達する。声も匂いも仕草も、全てがいとしすぎて、クラクラした。
◇
「檜山…」
準備が整った自身を檜山のソコにあてがう。先端をトロトロの入口に擦り付け、愛液をたっぷり纏わせる。
「んん─…っ!」
潤った先端をグッと檜山のソコに押し付けて、自身を檜山のナカにゆっくり埋めていく。圧迫感に背中を反らせる檜山の腰を引き寄せて、前後させながら少しずつ結合を深くする。
あの夜と同じ。
いや、それ以上かもしれない。
熱くて、幸せで、溶けそうだ…
「檜山…、大丈夫…?」
俺を全て受け入れて、少し苦しそうな檜山が、頬を紅潮させて息を吸う。指先を絡めるように繋ぎ、両腕の間に檜山を閉じ込めて落ち着くのを待つ。
幸せすぎる。いつまででも、こうして檜山を眺めていられる。
「む、村瀬…」
俺を呼んだ檜山の潤んだ瞳が、まだ少しボーっとしたまま、こちらを見ている。何か言いたそうな表情に、頬に優しくキスをして尋ねる。
「どうかした…?」
「繋がってるの、嬉しい…」
「─…っ!?」
檜山の急な不意打ちに、まだ動いてもないのに出しそうになって、まさかの事態に慌てる。
「だいすき…」
「ちょ…っ、 待て、待て、いまマズいから、それ以上は待って…」
「んん…ッ!」
血液が集中するソコを、檜山の最奥にググッと押し付けて耐える。キュウッと締め付けてくるナカに真っ白になりそうな頭と理性を、唇を噛んで引き留める。
この状況だけで充分興奮してんのに、そんな甘い声で、繋がってるのが嬉しいだとか大好きだとか言われたら、ヤバイどころじゃない。
「ハァ…、もうちょっと自分の破壊力、認識してくれる…?」
「む、村瀬…っ、これ、奥、苦し…」
「全部、檜山のせいだっつの」
そう言って、俺は少し落ち着いた自身をゆっくり動かし始めた。
「もしかして、檜山、めちゃくちゃ感じてくれてる?」
「─…っ!」
「これ多分、簡単に指が挿入る気が…」
「ひ、あ…ッ!?」
入口を数回撫で、そのまま軽く押し込んだ指は、愛液を滑るように簡単に檜山のナカに収まった。
「すごい。何の抵抗もなく入る…」
ぐじゅぐじゅに濡れた熱い蜜壺の中で、指全体を慣らすように抽挿させる。
「あ…っ、やだ…、待って…っ」
根元まで埋めて、おなか側に指の腹を押し付けると、檜山が俺の首に腕を回してしがみついた。抱き寄せて、そのまま愛撫を続ける。
「指、増やしていい…?」
「だ、だめ…っ」
「ちゃんと気持ちよくするから」
「ん、あぁ…ッ!」
既にナカにある中指に薬指を足して、2本の指で内壁を拡げるように擦る。熱くトロトロのナカが俺の指をキュウッと締めつける。
こんな状態のココに挿入ったらすぐにでも果ててしまいそうだなと思いながら、檜山が感じる場所を探る。
「ココ、かな。腰浮いちゃってて可愛い…」
「ひ…ッ! 待…っ、ソ、ソコ、や…っ、あぁ…ッ」
俺にしがみつく力がぎゅうっと強くなる。支えるように背中に回した手で抱き締め返して、俺は指の動きを速めていく。
「あぁ…ッ、待…っ、村瀬…ッ! 激しいの、だめ…ッ!」
「いいよ、そのまま…」
ビクビクと跳ねる身体を追い詰めて、一気に昇らせる。
「あぁ…ッ、も…っ、やだ、これ、イっちゃう…っ、ひぁっ、ああぁあ──…ッ!!」
腕の中で甘い嬌声を上げながら檜山が達する。声も匂いも仕草も、全てがいとしすぎて、クラクラした。
◇
「檜山…」
準備が整った自身を檜山のソコにあてがう。先端をトロトロの入口に擦り付け、愛液をたっぷり纏わせる。
「んん─…っ!」
潤った先端をグッと檜山のソコに押し付けて、自身を檜山のナカにゆっくり埋めていく。圧迫感に背中を反らせる檜山の腰を引き寄せて、前後させながら少しずつ結合を深くする。
あの夜と同じ。
いや、それ以上かもしれない。
熱くて、幸せで、溶けそうだ…
「檜山…、大丈夫…?」
俺を全て受け入れて、少し苦しそうな檜山が、頬を紅潮させて息を吸う。指先を絡めるように繋ぎ、両腕の間に檜山を閉じ込めて落ち着くのを待つ。
幸せすぎる。いつまででも、こうして檜山を眺めていられる。
「む、村瀬…」
俺を呼んだ檜山の潤んだ瞳が、まだ少しボーっとしたまま、こちらを見ている。何か言いたそうな表情に、頬に優しくキスをして尋ねる。
「どうかした…?」
「繋がってるの、嬉しい…」
「─…っ!?」
檜山の急な不意打ちに、まだ動いてもないのに出しそうになって、まさかの事態に慌てる。
「だいすき…」
「ちょ…っ、 待て、待て、いまマズいから、それ以上は待って…」
「んん…ッ!」
血液が集中するソコを、檜山の最奥にググッと押し付けて耐える。キュウッと締め付けてくるナカに真っ白になりそうな頭と理性を、唇を噛んで引き留める。
この状況だけで充分興奮してんのに、そんな甘い声で、繋がってるのが嬉しいだとか大好きだとか言われたら、ヤバイどころじゃない。
「ハァ…、もうちょっと自分の破壊力、認識してくれる…?」
「む、村瀬…っ、これ、奥、苦し…」
「全部、檜山のせいだっつの」
そう言って、俺は少し落ち着いた自身をゆっくり動かし始めた。
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