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第3章
10 武器弾薬の行方
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問題の発生は、なんとペルセウスの扱いからであったらしい。
連合からの婚姻移民が、彼を中傷したのである。それに対して他の都市から移住して来た市民が反発し、元からのアルタイル市民を巻き込んで痛罵したのである。
———ペルセウス様が、どれ程の偉業を為さられたかも知らず。
———テセウス様と義兄弟の、仁慈の方であることも受け入れず。
と、勝手に隔離されたのであった。
これに怒った元来のアルタイル住民は他地域からの移民を経済封鎖し、周囲を自由都市連合からの婚姻移民で固めた。そして高みの見物を決め込んだのである。
これが、この二年前から半年前にかけて起きた出来事であった。
パーンはこの事実を知らなかった。
巧妙に報告を遮断されたことに気づいたパーンは、即座に担当各所の責任者を呼び出し、事情を訊くことにした。これは放置してはならない火種である。特に、表でテセウスを掲げながら、裏でペルセウスのことを紛争の切掛けとしようとしていることが厭らしい。
やはり、テセウスはこの世界の人間の、妙な従順さに違和感を覚えた。
時折、間尺に合わないことでも、悩みもなく呑み込んでしまうのである。思考の誘導を疑うのは穿ち過ぎだろうか———。自分も、かつては悩みなく迎合していた気がする。イオと関り、トモユキが魂に住み着くようになってからである。この違和感に気づくようになったのは———。
ペルセウスにも意見を聞いてみたかった。
消えた武器弾薬の件についても相談したが、首脳陣は把握していなかった。そして、それを大いに恥じていた。彼らとて、手足である者との情報を遮断されれば動きようがないのである。
「おかしいではないか!!テセウス様とネレウス卿は昵懇の様子であったぞ!!」
「特にテセウス様のご様子では、確執は無いようだ。これでは、ペルセウスについても怪しいものだ。下手をすると、排斥しようとすれば、我々こそが《救い手》の手に掛かってしまうぞ」
男たちは焦燥を込めた声で語り合った。
「ペルセウスは我が自由都市連合の恥ぞ。あれを礼賛する者どもに後れを取るわけにはいかぬ。武装蜂起しようにも、その武器がこの街から消え失せている」
「採掘師たちも困っているようだな。在庫は無い。外からの荷も入らないと———」
イオはここまで聞くと、闇の中に陽炎を呼び、その姿を隠した。大体の絵図が見えてきた。やはり、《戯曲家》が十数年以上を掛けて準備した計画であったのだ。ペルセウスの誕生が鍵であったに違いない。
テセウスの台頭による焦りが、《戯曲家》にこの計画を準備させたのであろう。
本物の《テセウス》の魂は、この世界に無い。
計画が破綻しているのにも気づいているだろうに、強行する理由が見えなかった。
イオは初めて《戯曲家》のことを不気味に思った。
干渉してきているので敵対すべき相手であるが、そもそも、目的としているのが自分たち一行でも無い気がしてきた。世界そのものに対する執着と憎しみのようなものが透けて見えていた。その後の利益を考えていないからこそ、やりっ放しで失敗してもいい作戦を各地にバラ撒けるのである。その姿は、標的を定めていなくとも、積極的に破壊してきているに等しい。
イオには、武器弾薬の在処に辺りがついていた。自由都市連合と軍の不満分子である。持ち込み方については不明だが、役割としては自由都市連合が持ち込み、軍が買い占めによる流通の閉鎖であると考えられた。そしてそれらは連動していない。
テセウスが感じている不気味さを、イオも覚えていた。
決められたことのように、従順に役割を果たしていく姿に、違和感が拭えない。
イレギュラーの塊のような、ヘリントスの一行に会いたくなった。
そこには不規則という安心があると思うのだ。
ペルセウスの標的は見つけるのが難しかった。
だが、手掛かりがない訳ではなかった。
例の、噂の出元である。
ペルセウスは丁寧に、噂を蒔いた商人の特徴を掴み、その動向を追った。小規模キャラバンの一員であるというカバーストーリーが大嘘で、実は大規模なキャラバンであったことも突き止めるのは難しくなかった。行商のスケジュールが完全に一致しており、一定の距離で行動していた為である。
だが、ある時期を境に、彼らは姿を隠してしまった。
ちょうど、テセウスが示威行為に走った頃である。
キャリアの規模から完全に隠れることは難しいため、コースを外れた個所を割り出すのは容易であった。そこから向かえる範囲で聞き込みを繰り返し、ペルセウスは敵を追った。
両境にある小規模集落でその尻尾を掴んだ時には、ペルセウスは報われた思いに小躍りした。
彼らは身分を隠すことを怠り、十数台のキャリアを抱えた大規模キャラバンとして、その集落を素通りしていった。通常はその内の数台が立ち寄って商いをするので、その市民は憶えていたのである。
かくして猟犬の追跡に捕まった扇動者たちは、自らその出自を明らかにする行動を取った。つまり、自由都市連合への帰還である。
彼らは思ったよりも噂が回っていることに状況の悪さを感じ、仕切り直しに自由都市連合側へ戻ったのであった。優秀な猟犬に追われたまま———。
そして、頑なに集落に近づかなかったキャリアに疑いを持った。
賢明なペルセウスは無理をせず、ここはイオを呼び出す時と割り切った。また、イオの方も仲間との合流を求めていたので、それを歓迎した。
「イオさん、あれらの積み荷の確認をお願いできませんでしょうか。僕が行くと目立つので、残念ですが任務に向きません」
「気にしなくていいさ!!ここまで追えただけでも、他者には出来ない功績だよ!!」
と労い、さっさと陽炎に身を包んで艇内に侵入していった。
———警報装置は起動しないのだろうか?
訝って、念の為に装備を整え、戦闘体制に移行したが、無用の心配であった。
イオは暫くして戻って来ると、ペルセウスをお手柄だと抱き締めた。この頃にはイオは完全に女性体になっていたので、ペルセウスを大いに照れさせた。メーダが居たならば、修羅場の可能性もあったであろう。
「いやぁ、流石にペルセウスは賢いね!!当たりだよ!!あれらには、兵員と装備が満載されている———」
そう言い、眦を険しくした。
———テセウス、イオだよ!!武器弾薬、オマケに兵員をペルセウスが発見した。
そう、通信すると、何やら相手キャリアの底面に小さなガジェットを貼り付け、ペルセウスを連れて去ってしまった。
「いいのですか?放置して」
「構わないさ!!どうせ何も出来ない。都市内部はテセウスが抑えているよ」
介入の切掛けを与えなければ問題ないと言う。
テセウスとイオが最も警戒していたのは、相手の手が読めないままに状況が推移することであった。だが、幸いにして最も大きな障害となる軋轢の発生原因の特定と、実行戦力の把握が終わった。
彼らはまだ気がついていないが、テセウス、イオ、ペルセウスのメンバーだから可能にしたことであった。
アストライア、ヘスティア、ケーレスではこうは行かなかったことだけは確かである。
能力ではない。彼女たちも有能である。
彼らの存在そのものに理由はあった。
「ペルセウスが敵兵力と武器弾薬を補足したそうだ。イオが確認した」
「———自由都市連合かの?」
「残念ながらな……。どうする?このまま泣き寝入りでは内部の収まりがつかないし、と言って、戦争を起こす愚は避けたい。落としどころは賠償だろうが、黒幕を抑止出来ないと、彼方から仕掛けられてもおかしくはない」
「そうじゃな、パーンはどう考える?」
話を振られたパーンは、
「黙殺、ですな。内部にも外部にも漏らさない解決が望ましい。ここにはそれを可能にする戦力がある。」
期待を込めた視線がテセウスらに向かった。
「どこまでやればいいのかによるな。殲滅は避けなければ、禍根を残す」
「そうかもしれん。だが、目撃者、証拠を残さなければ、それでも良いのではないか?」
「外に居る兵員はそれでいい。問題は都市内部の工作員だな。これはヘスティア指揮でアストライアとケーレスに任せよう」
そう言うことになった。
連合からの婚姻移民が、彼を中傷したのである。それに対して他の都市から移住して来た市民が反発し、元からのアルタイル市民を巻き込んで痛罵したのである。
———ペルセウス様が、どれ程の偉業を為さられたかも知らず。
———テセウス様と義兄弟の、仁慈の方であることも受け入れず。
と、勝手に隔離されたのであった。
これに怒った元来のアルタイル住民は他地域からの移民を経済封鎖し、周囲を自由都市連合からの婚姻移民で固めた。そして高みの見物を決め込んだのである。
これが、この二年前から半年前にかけて起きた出来事であった。
パーンはこの事実を知らなかった。
巧妙に報告を遮断されたことに気づいたパーンは、即座に担当各所の責任者を呼び出し、事情を訊くことにした。これは放置してはならない火種である。特に、表でテセウスを掲げながら、裏でペルセウスのことを紛争の切掛けとしようとしていることが厭らしい。
やはり、テセウスはこの世界の人間の、妙な従順さに違和感を覚えた。
時折、間尺に合わないことでも、悩みもなく呑み込んでしまうのである。思考の誘導を疑うのは穿ち過ぎだろうか———。自分も、かつては悩みなく迎合していた気がする。イオと関り、トモユキが魂に住み着くようになってからである。この違和感に気づくようになったのは———。
ペルセウスにも意見を聞いてみたかった。
消えた武器弾薬の件についても相談したが、首脳陣は把握していなかった。そして、それを大いに恥じていた。彼らとて、手足である者との情報を遮断されれば動きようがないのである。
「おかしいではないか!!テセウス様とネレウス卿は昵懇の様子であったぞ!!」
「特にテセウス様のご様子では、確執は無いようだ。これでは、ペルセウスについても怪しいものだ。下手をすると、排斥しようとすれば、我々こそが《救い手》の手に掛かってしまうぞ」
男たちは焦燥を込めた声で語り合った。
「ペルセウスは我が自由都市連合の恥ぞ。あれを礼賛する者どもに後れを取るわけにはいかぬ。武装蜂起しようにも、その武器がこの街から消え失せている」
「採掘師たちも困っているようだな。在庫は無い。外からの荷も入らないと———」
イオはここまで聞くと、闇の中に陽炎を呼び、その姿を隠した。大体の絵図が見えてきた。やはり、《戯曲家》が十数年以上を掛けて準備した計画であったのだ。ペルセウスの誕生が鍵であったに違いない。
テセウスの台頭による焦りが、《戯曲家》にこの計画を準備させたのであろう。
本物の《テセウス》の魂は、この世界に無い。
計画が破綻しているのにも気づいているだろうに、強行する理由が見えなかった。
イオは初めて《戯曲家》のことを不気味に思った。
干渉してきているので敵対すべき相手であるが、そもそも、目的としているのが自分たち一行でも無い気がしてきた。世界そのものに対する執着と憎しみのようなものが透けて見えていた。その後の利益を考えていないからこそ、やりっ放しで失敗してもいい作戦を各地にバラ撒けるのである。その姿は、標的を定めていなくとも、積極的に破壊してきているに等しい。
イオには、武器弾薬の在処に辺りがついていた。自由都市連合と軍の不満分子である。持ち込み方については不明だが、役割としては自由都市連合が持ち込み、軍が買い占めによる流通の閉鎖であると考えられた。そしてそれらは連動していない。
テセウスが感じている不気味さを、イオも覚えていた。
決められたことのように、従順に役割を果たしていく姿に、違和感が拭えない。
イレギュラーの塊のような、ヘリントスの一行に会いたくなった。
そこには不規則という安心があると思うのだ。
ペルセウスの標的は見つけるのが難しかった。
だが、手掛かりがない訳ではなかった。
例の、噂の出元である。
ペルセウスは丁寧に、噂を蒔いた商人の特徴を掴み、その動向を追った。小規模キャラバンの一員であるというカバーストーリーが大嘘で、実は大規模なキャラバンであったことも突き止めるのは難しくなかった。行商のスケジュールが完全に一致しており、一定の距離で行動していた為である。
だが、ある時期を境に、彼らは姿を隠してしまった。
ちょうど、テセウスが示威行為に走った頃である。
キャリアの規模から完全に隠れることは難しいため、コースを外れた個所を割り出すのは容易であった。そこから向かえる範囲で聞き込みを繰り返し、ペルセウスは敵を追った。
両境にある小規模集落でその尻尾を掴んだ時には、ペルセウスは報われた思いに小躍りした。
彼らは身分を隠すことを怠り、十数台のキャリアを抱えた大規模キャラバンとして、その集落を素通りしていった。通常はその内の数台が立ち寄って商いをするので、その市民は憶えていたのである。
かくして猟犬の追跡に捕まった扇動者たちは、自らその出自を明らかにする行動を取った。つまり、自由都市連合への帰還である。
彼らは思ったよりも噂が回っていることに状況の悪さを感じ、仕切り直しに自由都市連合側へ戻ったのであった。優秀な猟犬に追われたまま———。
そして、頑なに集落に近づかなかったキャリアに疑いを持った。
賢明なペルセウスは無理をせず、ここはイオを呼び出す時と割り切った。また、イオの方も仲間との合流を求めていたので、それを歓迎した。
「イオさん、あれらの積み荷の確認をお願いできませんでしょうか。僕が行くと目立つので、残念ですが任務に向きません」
「気にしなくていいさ!!ここまで追えただけでも、他者には出来ない功績だよ!!」
と労い、さっさと陽炎に身を包んで艇内に侵入していった。
———警報装置は起動しないのだろうか?
訝って、念の為に装備を整え、戦闘体制に移行したが、無用の心配であった。
イオは暫くして戻って来ると、ペルセウスをお手柄だと抱き締めた。この頃にはイオは完全に女性体になっていたので、ペルセウスを大いに照れさせた。メーダが居たならば、修羅場の可能性もあったであろう。
「いやぁ、流石にペルセウスは賢いね!!当たりだよ!!あれらには、兵員と装備が満載されている———」
そう言い、眦を険しくした。
———テセウス、イオだよ!!武器弾薬、オマケに兵員をペルセウスが発見した。
そう、通信すると、何やら相手キャリアの底面に小さなガジェットを貼り付け、ペルセウスを連れて去ってしまった。
「いいのですか?放置して」
「構わないさ!!どうせ何も出来ない。都市内部はテセウスが抑えているよ」
介入の切掛けを与えなければ問題ないと言う。
テセウスとイオが最も警戒していたのは、相手の手が読めないままに状況が推移することであった。だが、幸いにして最も大きな障害となる軋轢の発生原因の特定と、実行戦力の把握が終わった。
彼らはまだ気がついていないが、テセウス、イオ、ペルセウスのメンバーだから可能にしたことであった。
アストライア、ヘスティア、ケーレスではこうは行かなかったことだけは確かである。
能力ではない。彼女たちも有能である。
彼らの存在そのものに理由はあった。
「ペルセウスが敵兵力と武器弾薬を補足したそうだ。イオが確認した」
「———自由都市連合かの?」
「残念ながらな……。どうする?このまま泣き寝入りでは内部の収まりがつかないし、と言って、戦争を起こす愚は避けたい。落としどころは賠償だろうが、黒幕を抑止出来ないと、彼方から仕掛けられてもおかしくはない」
「そうじゃな、パーンはどう考える?」
話を振られたパーンは、
「黙殺、ですな。内部にも外部にも漏らさない解決が望ましい。ここにはそれを可能にする戦力がある。」
期待を込めた視線がテセウスらに向かった。
「どこまでやればいいのかによるな。殲滅は避けなければ、禍根を残す」
「そうかもしれん。だが、目撃者、証拠を残さなければ、それでも良いのではないか?」
「外に居る兵員はそれでいい。問題は都市内部の工作員だな。これはヘスティア指揮でアストライアとケーレスに任せよう」
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