No One's Glory -もうひとりの物語-

はっくまん2XL

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第1章

8 加藤の甦りと由起子の傷

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 「……貴方、正気なの?」
 話を聞いた直後こそ黙っていたが、流石に黙してもいられなかったようだ。あの沈黙は、考察ではなく呆然だったのだろう。由紀子は方眉を上げて、加藤を詰った。
 「これがな、最悪なことに正気だし真剣なんだ———」
 顔を両手で隠すように押さえて、加藤は零した。当たり前だ。荒唐無稽に過ぎる。夢の中の世界で実用化されている機器を、現実世界で研究しようなどと———。
 だが、自身の専門分野である。あの世界で利用されている量子通信の概念は理解できる内容であったし、そしてそれが自分の脳から発生するアイディアでは有り得なかったからこそ、荒野の世界の実在をある程度、信じるに至ったのである。
 何らかのアクシデントかインシデント、この場合は戦争が最も可能性が高いが、それにより社会インフラは随分と後退していたようだが、実現されている研究や技術は、あの世界の方が圧倒的に先に行っていると考えられる。
    特に、細切れの切り抜きのような会話や共有した記憶の範囲では、最も興味を惹かれたのは「魂の理論」であった。
 曰く、魂とは弾み車であるらしい。生命が生命としての活動を始めるにあたってのきっかけを与えるものであるとされている。魂は連続する可能性の集合であり、であるから、それは肉体に、人格に影響を与える。加藤が考えるに、侵食獣の発生理由もここにある。つまり、量子通信によって、彼らの語る「運命確率」が変動する時、影響範囲にある自意識の薄弱な思考体が変性し、侵食獣と化すのだ。
 イオはテセウスに、「魂が歪」「魂が剥れかけている」と言っていた。自分の魂の存在を信じるのであれば、これを定着させれば、この鬱陶しい過眠症にもさよならを言える。そう踏んでいた。
 「直希さんと別離れてから、貴方まともじゃないわ……。そんな根拠の薄弱な理屈で資産とキャリアを投げ打つなんて———」
 痛いところに言葉の刃が刺さった。別に柏木直希との交際が不調に終わったことを気に病んでいる訳ではない。それを由紀子から言われることが耐え難かった。柏木と別離したからおかしいのではない。その前に、由紀子と離婚したからおかしくなったのである。
 「———直希さんは関係ないだろう……。もう終わったことだ。信じないならそれも結構だが、協力だけはして欲しい。もしオレの仮説が少しでも正しいのであれば、オレは近日中に目覚めなくなり、その後、命を落とす」
 懇願するように告げる。加藤には、由紀子と逢えなくなることが耐えられなかった。自身、拗らせているとは感じているが、離婚し、他の女性との交際を経て尚、由紀子を深く愛しているのである。柏木との間には、このような激情も安らぎも無かった。冷静に振り返れば、流産の後に二人の関係が冷えた際にも、加藤は諦め切れなかったのだ。
 ボックス席のテーブルに額を擦りつけるほどに頭を下げると、由紀子が、
 「そんな風に頭なんか下げないで。頼まれたことはやるわよ。仮にも科学者の智行がそこまで言うのなら、私には解らない何かがあるのでしょ?いやね、まるで私が貴方を虐めているみたいじゃないの……」
 話題を変える合図のように由紀子は次のドリンクのオーダーをし、少し強めの酒を選んだ。加藤も同じ銘柄の水割りをもう一度頼み、至極当たり前の酔客のように、取るに足らない話題に声を弾ませた。結婚していた昔にはもう戻れないが、このような関係でも続いてくれることに、加藤は泣きそうなほど感謝した。
 加藤は、死の淵に在って、自らがようやく甦るのを感じていた。
 
 
 
 数日を掛けてテセウスがヨナス市へと戻ると、ちょうど収穫祭であった。生産能力の限界もあり、新品の衣服は非常に高価なのだが、この日ばかりは若い女性を中心に余所行きの衣服で着飾り、生き延びられたことを互いに褒め合う。そして、若者は将来への希望を旨に、愛を交わし合うのである。
 行き交う人々の衣装も、表情も晴れがましい。
 起源は何だっただろうか……。宗教的なものではなく、慣習が広まったものだと記憶している。
 車両レーンも渋滞気味であった。歩行者レーンとの間の駐機スペースからの合流で、判断の悪い操縦者が流れを滞らせ、全体としてのろのろと進むか、ところによっては完全に停車してしまっていた。
 数年前には、テセウスも参加者側であった。勿論、職務として警備に当たることが義務づけられてはいたが、期間中に休暇は与えられた。結婚前の妻や幼馴染たちと、街に出て遊び、踊ったものであった。精神に深い傷を負ってはいたが、まだ普通に笑えていたのである。
 遠い過去のように感じるそれを噛みしめながら、テセウスは黙々と操縦し、慎重に人影を避けた。晴れの日に事故などあってはならない。
 マーケットに溢れる人波を縫って、子供たちがメッセンジャーをしている。いたずらな彼らも、今日だけは真面目な恋の使者である。特別なご褒美はないが、自身の届けた便りによって新たなパートナーが成立すると、大変な名誉が得られるのである。多少の余禄も、それに比べれば霞むというものであった。
 懐かしさと親しみを込めて、大人たちが風物詩である子供たちを見守っている。いつかは通った道なのである。テセウスとしてもそう在りたいのであるが、抱えた事情がそうさせてはくれないのが恨めしい。
 いつものようにクランの駐機場に向かうと、これもまたいつものようにヘルメスが待っていた。連絡もしていないのに、何故、来るのが判るのだろうか———。
 「なんでいつも先に待っていられるンだ?……結構、気持ち悪いぞ」
 「そんなつれないことを言っていると、ギャラ払わんぞ?」
 ふたりで睨み合う。数十秒が流れ、先に折れたのはテセウスであった。定住者と異なり、時間は貴重なのであった。放浪者には、反りの合わない男とわざわざじゃれている余裕は無かった。
 望めば受け入れてくれる都市はあるが、テセウス自身がそれを望まなかった。
 彼の異能は、定住を許さないものなのである。
 「で、報告は」
 「したくない」
 「警備兵を呼んでもいいんだぜ」
 「そんなに挑戦的な性格をしているとは思わなかったな。まずはクランを焼くのと、おまえのその長ったらしい髪を焼くのとどちらが好みだ?」
 そのまま並んでヘルメスの私室まで競うように向かい、扉を閉じた瞬間から表情を改めた。お互いにいけ好かないと思っているのは間違いないが、気やすい仲でも、行動を理解し合った仲でもあった。
 ヘルメスがテセウスに隔意を抱いている理由に心当たりは無いが、テセウスについては自分自身のことなので明らかだった。
 テセウスとしても、他の者も含めてではあるが、各都市の力のある者たちには、アーテナイの救助要請に応えなかったという風化しない恨みがある。
 と、ヘルメスが珍しく酒を持ち出してきた。
 「飲むだろ?」
 「———まだ時間は早いぜ?」
 「茶を飲みながらでは話せん内容もある」
 いつになく真剣な表情で、ヘルメスは言った。
 ずい、とデータキューブをデスクの上に押し出す。
 「スケジュールを調整した。マップデータにコメントを入れて、予定変更がシミュレート出来るように、コンテナでシステム化してある」
 「随分な力の入れようだな……」
 データキューブを受け取るのを躊躇いながら、テセウスは皮肉を含んで苦笑した。
 「ヘルメス、勘違いしてもらっては困るが、オレはヨナス市の市民でも、おまえのクランのメンバーでもないンだぜ」
 「そんなことは承知の上だ。だが、今回ばかりはやってもらう」
    きっぱりと言い切った顎に、力が込められているのが見て取れた。断固として押し通すつもりのようだ。
 「すまんが、断る。他を当たるンだな。馴れ合っているのは否定できないが、ネレウスへの義理はもう、疾うに返している筈だし、おまえにはそもそも恩がない。便利使いされるのはゴメンなんでね。」
 一瞬、ヘルメスの瞳に仄暗い憎しみが籠った。
 すぐさま取り繕ったが、容易には消えない気色の悪さがあった。
 「これを聞いても同じことが言えるか?頼みたいのはアーテナイの現状調査だ。思うに、テセウスの証言していた、ヒト型侵食獣の司令官に関係している可能性が濃厚だ。ヨナスの精鋭諜報員がひとチーム、消息を絶った」
    ギラついた視線がテセウスをねめつけ、テセウスは思わずと反応し、剣帯に手を掛けた。ひりついた空気が漂い、テセウスの脇には冷たい汗が人知れず流れた。
 「元々、今回の旅では辺境を巡り、その後にアーテナイの様子を見に行くつもりだった。だが、おまの思惑に完全に乗るのはオレの趣味じゃない。用事を済ませた後なら、寄ってやろう。調査の内容、撤退の判断も任せてもらう。異論は受けつけない」
 少し険の取れた表情になって、
 「———素直じゃない」
 「ネレウスにも伝えておけ。アーテナイの滅びの日、救援依頼を無視したことは忘れていない。オレは評議会の飼い犬じゃない。いいように使おうなんて、愚かなことを考えたら、首に着けた鎖ごと喰い千切るぞ、とな」
 テセウスは用事が済んだとばかりに席を立ち、デスク上のデータキューブを無造作に掴むと、部屋を出て行った。
    残されたヘルメスの表情は得も言われぬものであった。彼を拾ったあの日から、一番近くに居た自負がある。友情めいたものが無い訳ではないのだ。だが、コンプレックスと、理不尽な、「裏切られた」という一方的な決めつけの感情が、ヘルメスを捕らえて離さないのである。
 ヘルメスはかつて、「テセウス」になる筈の男であった。
 今となっては、気安く会話の出来る立場ではなくなってしまった。まさか、自身がヘルメスに「成る」とは思ってもいなかったのである。運命のいたずらで、ヘルメスは情報を司り、他人との間に垣根を設けなければならなくなった。そして、その垣根を越えられるのは、かつての彼を知る者だけであった。
 幼子が兄弟に向かって拗ねているのと変わりない。
 つまり、素直でないのは、ヘルメスの方であった。
 
 
 
 自宅に帰りついた時には、由紀子はいい具合にほろ酔いで、気分が良かった。
    ふとした瞬間に苦い痛みが胸を襲うが、それでも、まだ智行の助けになれる……、そう思えることが相貌を綻ばせた。
 無論、彼の病状が望ましくないことについての不安は否めない。だが、ふたりを繋ぐ縁が切れていなかったことに、どうしようもない悦びを覚えてしまうのである。
 正直な話、智行が語った内容には、一部には未知の理が確かに息づいていたし、不明な点の抜け漏れを考慮した上でなら、論理は大きく破綻していなかった。実現出来たら、証明だけでも出来たらと、胸が高鳴るのは、元科学者の端くれとしての感覚だけではない。それほどに魅力のある研究を展開しようとしているのだ。
    ただ、元科学者としては、オカルティックな要素を孕んだ論理展開に抵抗があるのも確かで、心中では堂々巡りを繰り返していた。止める方を選べなかったのは、未練と弱さだろう。
 ———すべては、あの女が悪い。
 奥歯を噛みしめて、俄かに去った浮かれた気分に残念に思いながら、離婚理由となった出来事を思い返していた。
 思い出したことで、憎しみが滾る。
 加藤は実は、離婚について、表面的なところしか情報を持っていない。

 きっかけは由紀子の開業だった。
 妊娠が明らかになった時、由紀子は岐路に立たされた。才気を感じさせない研究者としての道を智行の傍で続けるか、腹の中の子に望ましい環境を、持ち前のコミュニケーション能力、情報処理能力で獲得するか———。
 常から、能力の方向性に限界を感じていたのである。
 本人は思ってもいないだろうが、どちらかと言えば、依存していたのは由紀子の方であった。不器用に、これからの人生を共に歩んでほしいと願った智行のことを、誇らしく、愛おしく感じていたのは表面に顕れない由紀子の内気が原因である。

 幼少期より共に過ごし、学生時代から加藤が気になっていた由紀子は、それでも素直に打ち明けることが出来なかった。生来の性格もあったが、加藤の不器用さに胡坐を掻いていたことは否めない。研究の段取りなどには手際が良いのだが、私生活になると感情を伝えるのが途端に下手になる彼に、由紀子は安心しきっていた。外見も、清潔感こそあるが、決して派手な印象ではない。それでも少しずつ距離を詰め、彼の方から交際、プロポーズを決めてくれたことに身体が震えたのだった。
 才気煥発な加藤が研究をリードし、由紀子がそれを補佐する理想の関係が形成された時、ふたりの関係には暗雲が近寄っていた。どちらもそれには全く気づかず、産まれてくる子を待って、幸せに浸っていたのであった。暗雲は、近しい女の姿を象っていた。

 きっかけは、結果として由紀子が作ってしまった。当時の加藤の助手であるその女性が、由紀子に自分のポジションと存在感をアピールしはじめたことがきっかけだった。仕事に持ち込みたくないとして、婚姻関係にあることを、一部を除き伏せていたことも災いした。
 同僚としてでなく、異性としての接近が露骨になった。不慣れな智行の動揺が、由紀子の苛立ちを誘った。その、あからさまに詰められた距離感に戸惑いつつも、智行は、彼女が異性としての好意があることに気づかなかったのである。
 経過を観察し、危険域に達した瞬間に即座に由紀子は動くことにした。妊娠で若干、精神状態が防御本能から来る攻撃性に寄っていたことも原因かもしれない。放置しては、表沙汰になり、智行のキャリアに傷が付く。
 問い詰めた由紀子に、女性は由紀子が自分から加藤の傍を降りたのに、子供を理由に縛りつけるのがおかしいと、逆に由紀子を詰った。自分のような、彼の能力を伸ばし、研究の財源を確保できる人間こそ相応しいと———。

 そして事故は起きた。
 人通りの少ない研究棟の非常階段は、ひとつの小さな命を永久に奪った。
 揉み合いになり、弾みで、由紀子が階下に転落したのである。
 女性は、自分の仕出かしたことに恐怖したのか、助け起こしも、他人を呼ぶこともなくその場を去った。遠ざかる靴音に、やり切った満足感と、取り返しのつかない喪失感が残された。痛みと出血の中で想ったのは、妊娠を知った時の智行の満面の笑顔からの涙だった。
 ———ごめん、家族、あげられないかもしれない……。
 智行は幼少期に家族に恵まれず、自分がきちんとした父親になれるのかと懊悩しながらも、期待を隠さなかった。歓びに溢れた表情であった。事故の後、智行の表情から笑顔が消えた。
 喪われた命は、両者の狭間に完全な楔を打ち込んだ。
 打ち明けられなかったのである。貴方の助手が、横恋慕の挙句に殺したのだとは———。
 自分を責めて自滅していく智行を見ることは、由紀子には許せることではなかった。想像に過ぎないが、確信があった。由紀子はすべてを黙秘し、離婚届をふたりの間に置いたのであった。
 ましてや、事故で喪われたのが腹に在った命だけでなく、将来への可能性であったことは知られる訳にはいかなかった。
 医師の診断では、次の妊娠は難しいかもしれないとのことだった。
 由紀子の子宮は、深刻に傷ついていた。
    取り返しのつかないこともあるのだと、由紀子は思い知らされたのであった。
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