No One's Glory -もうひとりの物語-

はっくまん2XL

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第1章

4 侵食獣

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 ヘルメスのクランに到着し、テセウスはキャリアを慎重に駐機した。近くに居たAIドールに指示し、空荷とそうでないものに仕訳し、テセウスの占有スペースに集積させる。
 「よう、旦那。景気の悪い顔して、どうした。新しい遺跡だぜ?お宝でウハウハだったんだろう?土産話を聞かせてくれよ」
 軽薄な笑みをして、細身の男がARゴーグルを磨きつつ現れた。
 裕福さの象徴である高級で小奇麗な衣服を纏い、腰には剣帯に大柄な杖を差している。個々の持ち物は趣味がいいのだが、全体としては、なんともちぐはぐな印象を受ける人物であった。
 「残念だったな、ヘルメス。空振りだ」
 「冗談はよしてくれ!!あの情報に幾らつぎ込んだと思っているんだ!!破産しちまうよ……。なぁ、街の前で死神と遊んでたから、機嫌が悪いだけだよな?な?」
 大きな身振りで嘆き、仕舞いにはテセウスの襟首を掴み、揺さぶる。
 「馬鹿言ってンじゃねぇぞ?道中は掃除済みって聞いていたから軽装で出掛けたのに、毎晩、侵食獣に襲撃された。宝は無い。イモータルには絡まれる。———申し開きをするなら今の内だぞ」
 襟首を掴んだままの手を、怒りを込めて強引に振り払い、凄んだ。
 「マジか……」
 「マジだ。残念だったな。破産しても、知り合いでは居てやるから安心して身包み剥がされて来い。短いつき合いだった。惜しいヤツを亡くすよ」
 構わず足を進め、クラン拠点の管理局出張所に向かう。まったくの手ぶらではないので、僅かではあるが、少しは経費の回収をしておこう。遺跡の住民リストとそれらのパーソナルデータは一定の価値があるのである。
 「オヤジ、住民リスト関連をダウンロードしてきた。評価と照合を頼む。一致しそうな暗号鍵があったら、ヘルメスのツケで、オレのストレージに送っておいてくれ」
 カウンターにデータキューブを幾つか置き、査定を頼んだ
 「なんだ、それっぽっちか……」
 「余計なお世話だ。クレームはヘルメスの野郎に頼む」
 踵を返し、ヘルメスを追う。
 
 テセウスは、巧妙に隠されているが、ヘルメスの本当の身分に気づいている。都合が良過ぎるのだ。新発見の遺跡鉱山の情報など、若手の所有するクランで取り扱えるものではない。古狸たちに独占されて然るべきである。また、彼の用意したテセウスの剣やデバイス、その他の装備についても、「正規品」なのである。モンキーモデルではなく。余程のコネがないとこれは有り得ない。ヘルメスは、街の評議員の子弟か、或いは張本人であると見ている。これまでも疑わしく思っていたが、今回の件で確信した。
 「ヘルメス、今回のネタ、出元は何処だ?誤魔化すなよ?シャレで済まない可能性がある。だからイモータルが出て来た」
 追ってくる気配を根拠に振り返り、ヘルメスをねめつけた。
 「———方舟か?」
 先刻までの軽薄さが嘘のように、端正な細面に真剣みを重ねた。
 「ああ……。話の続きは、お前の私室がいいな」
 「分かった。とりあえず、テセウスが湯を浴びてからだな。おまえ、ちょっと臭い」
 「余計なお世話だ。街の手前で、余計な戦闘をさせられたもんでな!!血を被っちまったンだよ!!チクショウ……、イモータルめ…」
 テセウスは足早にクリーンルームに向かい、何から話したものか思案した。言葉を選ばなければならない。衣服に隠された左上腕が重く感じた。これについては、明かした方がいいのだろうか……。神でもない身では、ヘルメスの反応が読めない。
 
 腕輪が、何かに共鳴するように、凛、と鳴った。
 
 
 
 窓から朱の空が臨める部屋で、ヘルメスは待っていた。
 若干苛ついているのは、いつになく乱雑に脱ぎ捨てた上衣の様子から感じた。
 「で、何があって、何を知った」
 徐にヘルメスが訊ねた。デスクの上には秘匿フィールド発生器が設置されている。包み込むようにランダムな気流を発生し、特定の距離以上離れた辺りから音波を乱すだけの単純なガジェットだが、使い勝手はいい。
 テセウスは、話すべきと、隠すべきについて取捨選択しながら、脳裏でストーリーを再構成した。イモータルから受け取った腕輪については明かさなければ方舟教会との今後のトラブルに巻き込めないが、魂の定着や、身体能力、思考能力の向上については、現時点では秘匿すべきだろう。そもそもが、能力の向上に関しては自覚がない。完全にイモータルの発言のみで根拠に乏しいのだ。
 「まずは往路だが、小型大型を問わず、侵食獣が徘徊していた」
 「遺跡の発見の報があってから、内密にハンターを雇って、浅層については掃除をしたばかりだぞ?それに、ソナーで綿密にエリアを虱潰しにして調査したんだが……」
 苛立ちを見せて、天板を指先で叩く。テセウスは客用のソファに腰を落ち着け、予め巻いておいたタバコに火を点けた。そのまま胸いっぱいに吸い込み、長く、長く息を吐いた。つまりは、あれらは浅層の侵食獣ではなかったということだ……。
 「雑魚は柔らかかったが、遺跡を喰ったのが大半だった。異能は確認していないが、群れのアタマはおそらく能力持ちだな」
 この部屋は禁煙だぞ、テセウス!!と、怒鳴りつけ、
 「———チッ、それが毎晩か……」
 「ああ。深層から押し出されたのかもしれん。いずれにせよ、暫くはキャラバンにも警告だな。数が多いし、なにより飢えている。スメル・デコイにしゃぶりつきそうな勢いだった。一般人は襲われた時点でアウトだな」
 採掘師としてのスキルには、インプラント手術がある意味、必須である。そしてそれは、高性能になれば、侵食獣との戦闘にも大いに役に立つ。空間把握能力、情報処理能力の向上により、多対一の戦況で的確な対応を可能にするのである。また、テセウスの剣のような、特殊な効果を仕込んだデバイスの利用という副産物がある。
 
 採掘師、マイナーは、旧文明のネットワークをクラックし、接続対象のストレージから情報を抜き出すことを生業とする。当然のことながら、重要度の高い情報には神経質なほどの秘匿対策が施されており、それに対処できるかによって、制度化はされていないが大まかにクラス分けされている。軍用のインプラントを施し、ハードな訓練も受けたテセウスのクラスは最高位である。
 また、秘匿情報にアクセスしようとすると、正規の暗号鍵を所持していない場合、攻性防壁というシステムが稼働することが多い。これはネットワークのプロトコル上での反撃で収まる場合もあるが、アクセス元を特定されると、特別製のAIドールや、AIドールの侵食獣が物理攻撃や異能によるデータ消去などを仕掛けてくるのである。
情報デバイス、モノリスには特定の命令を受諾すると自壊するシステムが組み込まれており、逆にそこをクラックされる。性質の悪いことに、運命確率に汚染されたシステムの場合、採掘師が影響を受けて発狂する場合もある。
こうした攻撃の迎撃の専門家が、階層潜行師である。腕の悪い採掘師の場合、浅層のパブリックネットワークのストレージを漁るのが関の山だが、腕が良くなると、秘匿されたプライベートネットワークやクローズドネットワークへのアクセスを目指すものだ。その手助けや護衛を、階層潜行師は行う。階層潜行師をレイヤーダイバーとも呼ぶ。テセウスも階層潜行師のスキルセットは持ち合わせているが、採掘師としての腕が超一流のため、あまり階層潜行師として活動することは少ない。
 遺跡鉱山の表層を漁って荒らしていく盗掘屋との大きな違いは、先述した通りインプラント手術である。これは非常に高価で、一般の採掘師は、盗掘屋を営みながら金を貯めてインプラントを行う。だが、正規の医師の手術を受けられる者は稀で、大抵は品質の悪いストレージデバイスを闇医者に組み込んでもらう金を貯めるのに、四苦八苦している。
 
 
 
 「護衛のハンターを確保しておかないと、まず生活インフラが死ぬな……」
 「そうだな。街道沿いに出るくらいだ。あちらも相当切羽詰まっている。甘く見ていると街道閉鎖に一直線だ」
 この荒野に囲まれ、残された自然である森林地帯を侵食獣に抑えられた人類社会は、大動脈である街道を閉鎖されると、もとより専門性が高く自給率の低い各都市は干上がる。また、ヨナス市は近隣の穀倉地帯なので、輸出が止まると飢える都市が軒並みだろう。
 「だがな、理由がちと、キナ臭いンだ———」
 
 
 
 8日余りを掛けて、テセウスは新発見の遺跡に辿り着いた。
 本来ならもう少し早めに到着の予定だったが、街道の安全確認も業務内容であるために、慎重に侵食獣の様子を見ながら進んで来たのである。進捗を気にして命を落としては、本末転倒というものだ。
 「表層は……、盗掘屋はまだなのか!!これは期待できるな!!」
 遺跡には風化はあっても、掘り返したり削ったりしたような痕跡がない。盗掘屋が現れているのならば、壁面に大きな穴のひとつも開いているものだ。事前の予想と異なり、盗掘屋が訪れた様子ではなかった。
 テセウスは早速、作業に移った。遺跡のエントランスと思しき場所の端末にフィンガーコネクタを近付け、経路を確保する。情報デバイスで都市の住民の公開パーソナルデータにアクセスし、自分が所持している暗号鍵のオーナーとの一致件数を確認した。地道な作業ではあるが、無暗に攻性防壁を刺激しても、誰も幸せにはなれない。
 「12件か……。多いとみるべきか。ひとりでも当たりが出てくれると助かるが」
 当然のことながら同姓同名は居るが、生年や出身地である程度はクエリを掛けられる。こちらの暗号鍵に含有した生体認証情報を照会して、通ればビンゴだ。こんなことならば、暗号屋で、暗号鍵を新しく買い集めておけばよかったかもしれない。高価なので二の足を踏んだのだ。現在のストックはおよそ40万件。決して少ない数ではないが、新規の遺跡鉱山であると、住民の行き来があったのかが判然としないため、自ずとハズレが多くなるのは必然である。
 12件の内の7件が、テセウスの合成暗号鍵であった。別の案件で使用したものだろう。運が良ければ通るが、まずは完全一致の5件について、同一人物であることを祈ろう。
 結果、2名が一致を見せた。この2名が管理者権限を持っていると考えるのは都合が良過ぎるであろう。ゲストや一般ユーザの場合、パブリックネットワークまでしかアクセス出来ない。つまりは、ここからが採掘師としての腕の見せ所である。
 2件の鍵をそれぞれ用いて、システムにログインする。フィンガーアクセサーが明滅を繰り返し、データのやり取りを行っている。これが無事に終われば、量子通信による制御に主体を移行できるのだが、2要素で認証を通さないと、怖い獣や、殺意の高い可愛らしいAIドールがやってきて、エントランスホールが即席の戦場と化すのである。
 1件は、当時にして死亡登録が為されているアカウントであった。これでは、何をしてもゲストとしてしかアクセスを認められず、当然、パブリックネットワークだけにしか立ち入れない。年齢詐称は、後の工程に取っておこう。
 と、もう1件の生きているアカウントでアクセスを試みると、ラストログにここ最近のアクセスの形跡が見受けられた。
 ———手垢のついてない、新規遺跡じゃなったのか?
 暗号鍵の購入履歴を管理表から拾い出す。テセウスはこうした手間を惜しまないことにしている。デネブ経由で今は亡きアーテナイを訪れたキャラバンから入手したものだった。記憶にないが、当時の身分を考えると、怪しい業者ではなかった筈だが……。
 ものは試しと、当たり障りのないプロフィール等を閲覧し、住民のリストをダウンロードした。そして、アクセス権の詳細を調査する。
 
 チリッと、うなじに火花が走り、腰の辺りが緊張に締まった。
 
 ———ここで、加藤の意識が、荒野の世界に浮上した。
 
 埋伏機雷か……。攻性防壁の起動を、モノリスの侵入検知システムがアラートという形で報せてきた。コンソールに表示された脅威度は最高———、この遺跡、生きている……。慌てず今後のためにアカウントにマーキングし、接続に用いたプロキシのパーソナルデータを削除してログアウトをする。そして接続したままに攻性防壁のタイプをパターン解析し、今後の憂鬱な対処に備えた。
 真っ赤に染まったコンソールには、モノリスへの複数経路からの侵入の試行が示されている。モデリング・インターフェイスから予め用意したスクリプトをルーティングすると、遺跡のストレージに送り込んで接続を閉鎖した。
 「そろそろ、AIの侵食獣が来るヨ?歪な魂の君!!」
 複数の声帯を同時に鳴らしたような、和声合唱のような声が、肩口から聞こえた。
 
 ———いつの間に背後を取られた?!!
 
 首筋に突きつけられた切っ先を手甲で避けながら、
 「……夜の王よ、心臓に悪い登場は止めていただきたい」
 「ほら、ゲートが開いた。私はあのゲートの奥に興味があるので、残念だけど、ここで失礼するよ!!方舟とか言う、あの気持ち悪い集団がゴソゴソしていたから、君も注意して仕事をするがいい!!森にもなにか仕掛けているようだしね!!では!!」
 と言い、なにやら腕輪のような物をテセウスの掌に放り投げ、イモータルは霞のように煙って消えた。それを、テセウスは反射的に受け取ってしまい、額に手を当てた。
 
 ———あ、その腕輪は、常に装着しておくようにね!!
 
 遠くとも近くともつかない距離感で、イモータルの声が耳に響いた。あの存在に逆らっても良いことはないので、止む無く腕輪を装着する。こんなものひとつ、邪魔にもならんだろう……。
 ゲートからは、姿かたちが歪になったAIドールが数体、重装備で現れた。遺跡を更地にする気だろうか。明らかな過剰火力に、テセウスは逃げの一手を打った。そして、行き掛けの駄賃に、フラッシュバン、バルーンデコイ、チャフを贅沢にばら撒く。何も手にしていない状態でこの出費は痛いが、命のリスクと秤には掛けられない。
 生きている遺跡、方舟教会、アーテナイで出会った商人———。
 気味の悪さを噛みしめながらヴィークルに飛び乗り、街道近くに駐機したキャリアを目指す。……ヘルメスを締め上げないとならんな。独り言ちて、遺跡外まで追跡してきた侵食獣にロケットランチャーを叩き込んだ。業火が天を焦がし、AIドールが四肢を捥がれても、地に這い、テセウスへとにじり寄るのが見える。炎の揺らめきで出来る陰影もあり、非現実的でありながら、この上なく生々しかった。
 キャリアに辿り着く頃には、テセウスの全身は滝のような汗に濡れ、ヴィークルに搭乗していたにも拘わらず、肩で息をするほど疲れを覚えていた。
 「森を焼いちまったか……。管理局に知られたら、何を言われるか」
 ヴィークルを駆る間に、樹々の間から、方舟教会の司祭の衣装が幾度か見えた気がしていた。イモータルの言は正しかったのか、それは深層の方角であった。企みの詳細は知れないが、禁忌とされている森林への干渉を行っていることは、追って調査が必要だろう。次回は階層潜行師など、戦力重視で訪れなければならない。
 
 加藤の意識が剥れるのと同時に、腕輪が、凛、と鳴った。
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