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ムササビカフェ食堂とおばあちゃん
そんなことってあるの!!
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「うふふ、楽しいな。なんだか懐かしいわ」
そう言って頬をゆるゆる緩めるおばあちゃん。
「わたしもなんか懐かしいですにゃん。真昼ちゃんもこうやって食べさてくれたにゃん」
ミケはおばあちゃんを通して真昼さんを見ている。
「真昼ちゃん?」
「うん、あそこに居る真昼ちゃんだにゃん」
ミケの指差す方向を辿るとニコニコと微笑みを浮かべる真昼さんがいた。それに高男さんにムササビもニコニコ笑いご飯を食べているではないか。
「あら、ミケちゃんはあの可愛らしいお嬢さん真昼ちゃんのぬいぐるみさんだったの」
「はいにゃん。わたし真昼ちゃんのぬいぐるみだったんだよ~」
ミケはもぐもぐにゃんと炊き込みご飯を頬張りながら得意げに胸を張る。
「そうだったのね。ミケちゃんはレトロっぽくなるほど可愛がれられていたのね」
おばあちゃんはミケと真昼さんを交互に眺めた。そのおばあちゃんの目はとても優しくてキラキラ輝いている。
そんなおばあちゃんを見ているとわたしも幸せな気持ちになれる。ってちょっと待ってください。
今度こそ、その時おばあちゃんがだ。
だって、おばあちゃんは……。
「おばあちゃん!!」
「真歌ちゃんってば大きな声を出して一体どうしたの?」
おばあちゃんはきょとん顔で首を横に傾げた。その顔はとても可愛らしかった。
「だ、だ、だ、だって! おばあちゃんがおばあちゃんじゃないんだもん」
わたしの声は震えてしまう。
「え? 真歌ちゃん、何を言っているのかしら? 変な子だね。顔が青白くなっているわね。大丈夫?」
「だ、大丈夫じゃ~な~い! だって、おばあちゃんってば女の子の姿になっているんだよ~」
そうなのだ。おばあちゃんは、十代くらいの少女になっていたのだ。
皺があったはずのおばあちゃんの顔に皺一つなくお肌なんて二十五歳のわたしよりもずっともちもちで触ると柔かそうなのだ。
目もくりっと大きくてあどけない表情なんだから。
これは一体どういうことなの?
そう言って頬をゆるゆる緩めるおばあちゃん。
「わたしもなんか懐かしいですにゃん。真昼ちゃんもこうやって食べさてくれたにゃん」
ミケはおばあちゃんを通して真昼さんを見ている。
「真昼ちゃん?」
「うん、あそこに居る真昼ちゃんだにゃん」
ミケの指差す方向を辿るとニコニコと微笑みを浮かべる真昼さんがいた。それに高男さんにムササビもニコニコ笑いご飯を食べているではないか。
「あら、ミケちゃんはあの可愛らしいお嬢さん真昼ちゃんのぬいぐるみさんだったの」
「はいにゃん。わたし真昼ちゃんのぬいぐるみだったんだよ~」
ミケはもぐもぐにゃんと炊き込みご飯を頬張りながら得意げに胸を張る。
「そうだったのね。ミケちゃんはレトロっぽくなるほど可愛がれられていたのね」
おばあちゃんはミケと真昼さんを交互に眺めた。そのおばあちゃんの目はとても優しくてキラキラ輝いている。
そんなおばあちゃんを見ているとわたしも幸せな気持ちになれる。ってちょっと待ってください。
今度こそ、その時おばあちゃんがだ。
だって、おばあちゃんは……。
「おばあちゃん!!」
「真歌ちゃんってば大きな声を出して一体どうしたの?」
おばあちゃんはきょとん顔で首を横に傾げた。その顔はとても可愛らしかった。
「だ、だ、だ、だって! おばあちゃんがおばあちゃんじゃないんだもん」
わたしの声は震えてしまう。
「え? 真歌ちゃん、何を言っているのかしら? 変な子だね。顔が青白くなっているわね。大丈夫?」
「だ、大丈夫じゃ~な~い! だって、おばあちゃんってば女の子の姿になっているんだよ~」
そうなのだ。おばあちゃんは、十代くらいの少女になっていたのだ。
皺があったはずのおばあちゃんの顔に皺一つなくお肌なんて二十五歳のわたしよりもずっともちもちで触ると柔かそうなのだ。
目もくりっと大きくてあどけない表情なんだから。
これは一体どういうことなの?
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