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つくも神のぬいぐるみミケ
さあ、みんなで調理をしましょう
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「にゃはは、おばあちゃんから注文を取って来たにゃんよ」
ミケは満足げな笑みを浮かべている。
「よし、よい子だ。おばあちゃんの注文は何かな?」
「え~とね、『君に会えたら嬉しいなセット』だにゃん」
ミケは得意げに答え胸を張った。
「おっ、『君に会えたら嬉しいなセット』だね」
ミケから注文内容を聞いた高男さんニマッと笑った。
「『君に会えたら嬉しいなセット』ですか?
変わったメニュー名ですね」
「真歌さん、あのおばあちゃんのお客さんの想いかもしれませんよ」
「おばあちゃんの想いですか。あ、そう言えば高男さんは人の食べたいものを感じ取る能力があるんでしたよね?」
「そうだよ、高男さんの感じ取る能力はピカ一だからね」
高男さんの代わりにムササビがまるで自分のことのように得意げに胸を張り答えた。
「高男さんは凄いな~」
わたしは高男さんの整った横顔をチラリと見ながらあのおばあちゃんの想いとは果たしてどんなものだろうかと考えた。
「さあ、みんな『君に会えたら嬉しいなセット』を作りますよ。ぼーっとしてないでくださいよ」
高男さんは腕まくりをしテキパキと動き出した。
「は~い、了解しました」
「は~い、了解~」
「は~い、了解だにゃん」
わたし達は元気よく返事をする。
「では、真歌さんはじゃがいもの皮を剥いてください。ミケちゃんはお魚を冷蔵庫から出して、ムササビはにんじんを切って」
高男さんはテキパキとわたし達に指示を出す。
じゃがいもやにんじん等の野菜にお魚とは変わった組み合わせだなと思いながらわたしは、食品戸棚からじゃがいもを取り出した。
その時。
「にゃはは、これは美味しそうなお魚だにゃん」
ミケの怪しげな声が聞こえてきた。これはちょっとマズイのではないかな。だって、ミケに視線を向けるとお魚をじーっと見ているのだから。
「高男さん、人選ミスじゃないですか? (猫だけどいやいやぬいぐるみか)」
「そ、そうみたいですね。こらこらミケちゃん何をしているんだ。お仕事の時間だぞ!」
ミケは満足げな笑みを浮かべている。
「よし、よい子だ。おばあちゃんの注文は何かな?」
「え~とね、『君に会えたら嬉しいなセット』だにゃん」
ミケは得意げに答え胸を張った。
「おっ、『君に会えたら嬉しいなセット』だね」
ミケから注文内容を聞いた高男さんニマッと笑った。
「『君に会えたら嬉しいなセット』ですか?
変わったメニュー名ですね」
「真歌さん、あのおばあちゃんのお客さんの想いかもしれませんよ」
「おばあちゃんの想いですか。あ、そう言えば高男さんは人の食べたいものを感じ取る能力があるんでしたよね?」
「そうだよ、高男さんの感じ取る能力はピカ一だからね」
高男さんの代わりにムササビがまるで自分のことのように得意げに胸を張り答えた。
「高男さんは凄いな~」
わたしは高男さんの整った横顔をチラリと見ながらあのおばあちゃんの想いとは果たしてどんなものだろうかと考えた。
「さあ、みんな『君に会えたら嬉しいなセット』を作りますよ。ぼーっとしてないでくださいよ」
高男さんは腕まくりをしテキパキと動き出した。
「は~い、了解しました」
「は~い、了解~」
「は~い、了解だにゃん」
わたし達は元気よく返事をする。
「では、真歌さんはじゃがいもの皮を剥いてください。ミケちゃんはお魚を冷蔵庫から出して、ムササビはにんじんを切って」
高男さんはテキパキとわたし達に指示を出す。
じゃがいもやにんじん等の野菜にお魚とは変わった組み合わせだなと思いながらわたしは、食品戸棚からじゃがいもを取り出した。
その時。
「にゃはは、これは美味しそうなお魚だにゃん」
ミケの怪しげな声が聞こえてきた。これはちょっとマズイのではないかな。だって、ミケに視線を向けるとお魚をじーっと見ているのだから。
「高男さん、人選ミスじゃないですか? (猫だけどいやいやぬいぐるみか)」
「そ、そうみたいですね。こらこらミケちゃん何をしているんだ。お仕事の時間だぞ!」
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