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神様と狛犬と一緒に神社へ
狛犬達ついてくるんですか?
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「ねえ、校舎の中にもついてくるの?」
わたしは、校門の一歩手前で立ち止まり小声で尋ねた。
「うん、もちろんだよ~」
「もちろんだよ~それがどうしたの?」
狛子と狛助はきょとん顔で首を横に傾げ答えた。
「……あのね、君達、ここは学校なんだよ。勉強をするところなんだからね」
わたしは、腰に手を当て呆れながら言った。
「君達じゃないよ。狛子だよ~ちゃんと名前があるんだからね」
「そうだよ、狛助だよ~」
「あ、あのね……狛子ちゃんに狛助君、クラスのみんながびっくりするでしょう?」
「わたし達はクラスの子達には見えないと思うから気にしないで勉強してね」
「見えなくても気が散るんだけど……」
それにわたしの目にはこんなにはっきりと見えているのに他の人には本当に見えないのだろうか?
「奈夜ちゃん、気にしないで早く行こうよ。遅刻しちゃうよ」
狛助がわたしの背中をぽーんと押した。
「ち、ちょっともう押さないでよ!」
わたしは、わわっとよろけながら狛助と一緒に校庭に足を踏み入れてしまった。もちろん狛子もついてきてる。ああ、この先が思いやられる。
わたしは、校門の一歩手前で立ち止まり小声で尋ねた。
「うん、もちろんだよ~」
「もちろんだよ~それがどうしたの?」
狛子と狛助はきょとん顔で首を横に傾げ答えた。
「……あのね、君達、ここは学校なんだよ。勉強をするところなんだからね」
わたしは、腰に手を当て呆れながら言った。
「君達じゃないよ。狛子だよ~ちゃんと名前があるんだからね」
「そうだよ、狛助だよ~」
「あ、あのね……狛子ちゃんに狛助君、クラスのみんながびっくりするでしょう?」
「わたし達はクラスの子達には見えないと思うから気にしないで勉強してね」
「見えなくても気が散るんだけど……」
それにわたしの目にはこんなにはっきりと見えているのに他の人には本当に見えないのだろうか?
「奈夜ちゃん、気にしないで早く行こうよ。遅刻しちゃうよ」
狛助がわたしの背中をぽーんと押した。
「ち、ちょっともう押さないでよ!」
わたしは、わわっとよろけながら狛助と一緒に校庭に足を踏み入れてしまった。もちろん狛子もついてきてる。ああ、この先が思いやられる。
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