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シーサーたんとミケナ
6 一緒に帰ろう
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シーサーたんの豪快な笑いにつられて、わたしとおばあさんにそれからみっきーも笑った。
ミケネコーンとミケナは、今も楽しそうに猫パンチを繰り広げている。
ーーー
「ミケナちゃん、元気でね」
おばあさんは、わたしが抱っこしているミケナの頭を撫でながら言った。
「あの、本当にミケナを連れて帰ってもいいんですか?」
「いいのよ。わたしには、この家を守ってくれているシーサーたんがいるしね」
おばあさんは、門柱の上で目をギョロギョロさせているシーサーたんの頭を撫でた。
「そうじゃ~おばあさんにはこのわたし、シーサーたんがいるのじゃ~」
「うふふ、シーサーたんは面白い置物なのよ。あ、もし良かったら時々ミケネコーンちゃんと遊びに来てくれたら嬉しいわ」
おばあさんは、そう言ってにっこりと微笑んだ。
「ミケネコーンは遊びに来ますにゃ~ん!
あ、お菓子を用意してくれていたらミケネコーンは喜びますにゃん」
ミケネコーンは、わたしの代わりに答えた。
「ミケネコーンちゃん、お菓子をたくさん用意しておくわね」
おばあさんがにっこり笑うとミケネコーンは、
「ミケネコーンは嬉しいですにゃん」と満面の笑みを浮かべた。
「ミケネコーンちゃんは愉快な怪獣さんだね。そうそうお嬢さん達のお名前を聞いていなかったわね」
おばあさんがわたし達の顔を見て言った。
「わたしは真川夏花。中学一年生です。趣味は本を読むことと心がわくわくすることを探すことです」
わたしは、挨拶をした。
「わたしは、三木田文代です。夏花ちゃんと同じく中学一年生です。あ、文代はダサいのでみっきーと呼んでください」
みっきーも挨拶をした。
「うふふ、夏花ちゃんにみっきーちゃんね。わたしは、園部加代子です」
おばあさんこと加代子さんはにっこりと微笑みを浮かべ挨拶をした。
「加代子もミケネコーンのお友達にしてあげますにゃん」
ミケネコーンはにゃぱにゃぱと笑った。
おばあさんのことも加代子と呼び捨てにするミケネコーンにちょっぴり呆れたけれど、まあいっか。
「うふふ、可愛らしいお友達ができて嬉しいわ。ミケナちゃんが呼び寄せてくれたのかもね」
そう言った加代子さんの目は生き生きと輝いていた。
わたしの腕の中にミケナがいる。そして、ミケナはわたしの顔にスリスリしてくる。ミケナがわたしの元に戻ってきたなんて嬉しくてたまらない。
「夏花ちゃん、良かったね」
隣を歩くみっきーが笑顔を浮かべわたしの顔を見た。
「うん、良かった。ミケナのこと諦めそうになっていたから……もう、嬉しくてたまらないよ~」
わたしは、満面の笑みを浮かべた。
「ミケナちゃんも夏花ちゃんも幸せそうな顔をしてるね」
わたしが抱っこしているミケナの頭をみっきーは優しく撫でた。
「うん、ミケナは今もそれから加代子おばあさんと一緒にいた時もどっちも幸せだよね」
わたしは、もふもふなミケナを見下ろしながら言った。
ミケナはそれに答えたのかにゃーんと鳴いた。
「お父ちゃまには会えないけどミケネコーンも夏花の家に住めて幸せですにゃん」
ミケネコーンは鞄の中から顔をにょきりんと出しにゃぱにゃぱと笑った。
うふふ、真川家にミケナとミケネコーンのか二匹が加わり賑やかになるね。
ミケネコーンとミケナは、今も楽しそうに猫パンチを繰り広げている。
ーーー
「ミケナちゃん、元気でね」
おばあさんは、わたしが抱っこしているミケナの頭を撫でながら言った。
「あの、本当にミケナを連れて帰ってもいいんですか?」
「いいのよ。わたしには、この家を守ってくれているシーサーたんがいるしね」
おばあさんは、門柱の上で目をギョロギョロさせているシーサーたんの頭を撫でた。
「そうじゃ~おばあさんにはこのわたし、シーサーたんがいるのじゃ~」
「うふふ、シーサーたんは面白い置物なのよ。あ、もし良かったら時々ミケネコーンちゃんと遊びに来てくれたら嬉しいわ」
おばあさんは、そう言ってにっこりと微笑んだ。
「ミケネコーンは遊びに来ますにゃ~ん!
あ、お菓子を用意してくれていたらミケネコーンは喜びますにゃん」
ミケネコーンは、わたしの代わりに答えた。
「ミケネコーンちゃん、お菓子をたくさん用意しておくわね」
おばあさんがにっこり笑うとミケネコーンは、
「ミケネコーンは嬉しいですにゃん」と満面の笑みを浮かべた。
「ミケネコーンちゃんは愉快な怪獣さんだね。そうそうお嬢さん達のお名前を聞いていなかったわね」
おばあさんがわたし達の顔を見て言った。
「わたしは真川夏花。中学一年生です。趣味は本を読むことと心がわくわくすることを探すことです」
わたしは、挨拶をした。
「わたしは、三木田文代です。夏花ちゃんと同じく中学一年生です。あ、文代はダサいのでみっきーと呼んでください」
みっきーも挨拶をした。
「うふふ、夏花ちゃんにみっきーちゃんね。わたしは、園部加代子です」
おばあさんこと加代子さんはにっこりと微笑みを浮かべ挨拶をした。
「加代子もミケネコーンのお友達にしてあげますにゃん」
ミケネコーンはにゃぱにゃぱと笑った。
おばあさんのことも加代子と呼び捨てにするミケネコーンにちょっぴり呆れたけれど、まあいっか。
「うふふ、可愛らしいお友達ができて嬉しいわ。ミケナちゃんが呼び寄せてくれたのかもね」
そう言った加代子さんの目は生き生きと輝いていた。
わたしの腕の中にミケナがいる。そして、ミケナはわたしの顔にスリスリしてくる。ミケナがわたしの元に戻ってきたなんて嬉しくてたまらない。
「夏花ちゃん、良かったね」
隣を歩くみっきーが笑顔を浮かべわたしの顔を見た。
「うん、良かった。ミケナのこと諦めそうになっていたから……もう、嬉しくてたまらないよ~」
わたしは、満面の笑みを浮かべた。
「ミケナちゃんも夏花ちゃんも幸せそうな顔をしてるね」
わたしが抱っこしているミケナの頭をみっきーは優しく撫でた。
「うん、ミケナは今もそれから加代子おばあさんと一緒にいた時もどっちも幸せだよね」
わたしは、もふもふなミケナを見下ろしながら言った。
ミケナはそれに答えたのかにゃーんと鳴いた。
「お父ちゃまには会えないけどミケネコーンも夏花の家に住めて幸せですにゃん」
ミケネコーンは鞄の中から顔をにょきりんと出しにゃぱにゃぱと笑った。
うふふ、真川家にミケナとミケネコーンのか二匹が加わり賑やかになるね。
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