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日本から異世界へ
現在俺はゴリラともふもふ猫シロミンと
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そして、現在。
俺はこのゴリーラと共に行動している。この異世界もふもふモフラーに召喚されて早七年が経つ。
名前も相川直人からナオートに変更した。それと、ゴリラの名前は俺が付けた。ゴリーラだ。
動物園で付けられていた名前はゴリ男らしい。ゴリーラ曰くゴリ男なんてダサダサらしい。まあ、確かにね。
俺と両親はこのもふもふモフラーという地球ではない異世界にテイマーとしてモフーにより召喚された。
どうして俺達を召喚したのだ? 何故なんだとモフーに尋ねると「君達のもふもふ好きに感動したからよ。だからもふもふをテイム出来る最強の能力を与えてあげたのよ」と笑うのだった。
なんだか誤魔化されているような気もするけれど、俺はもふもふモフラーでの生活を実は意外と心地よく思っている。ゴリーラに好かれることを除いてだけどね。
今もゴリーラの奴は俺の顔をブサ可愛い笑顔を浮べ見ている。勘弁してもらいたい。
「なあ、ナオートご飯はまだかな?」
「知るかよ。自分で作れよ」
「俺はナオートが作ってくれたご飯を食べたいんだよ」
「知るかよ」
なんていつものやり取りを繰り広げる俺達なのだ。
「アハハ、ナオートとゴリーラは相変わらず仲良しだな」
猫のシロミンを抱っこしたお父さんが俺とゴリーラを交互に眺め豪快に笑う。可愛らしい白猫の名前をシロミンと付けたのはお父さんとお母さんだ。ほんと羨ましい限りだ。
「俺とゴリーラのどこが仲良しなんだよ」
ふぅーと溜め息をつく俺にゴリーラは、「照れるなよ」なんて言ってグハハと笑う。
「照れてなどいないよ。暑苦しいからスリスリするなよ」
俺の頬に自分の頬をスリスリ擦りつけてくるゴリーラに呆れてしまう。
一方お父さんは「シロミン可愛いな」と頬を緩め抱っこしているシロミンの頭を優しく撫でた。
すると、シロミンはニャーと可愛らしい声で鳴いた。う、羨ましすぎるぞ。
「お父さん、このゴリーラとシロミンを交換してよ」
俺にくっついているゴリーラを引きはがしお父さんに差し出す。
「な、何をするんだ。ナオート」
こちらに振り向きゴリーラは悲しげな表情を浮かべる。そんな顔をされるとなんだか罪悪感を抱いてしまうではないか。
それにシロミンは澄ました顔で俺とゴリーラを見ている。可愛らしい猫だけど、なんだかな。
「にゃはは、ゴリーラはナオートが大好きなんだよ」
口を開いたシロミンはにゃぱーと笑いその可愛い肉球のある手でゴリーラをこちらに押し返した。
「流石、シロミン」とゴリーラは嬉しそうな声を出し俺に視線を向けゴリッと満面の笑みを浮かべた。
相変わらずブサ可愛い微笑みではあるけれど、ゴリーラと一緒にいるのも楽しい……。かな? ということにしておこう。
そんなこんなで俺は毎日楽しく過ごしている。
俺はこのゴリーラと共に行動している。この異世界もふもふモフラーに召喚されて早七年が経つ。
名前も相川直人からナオートに変更した。それと、ゴリラの名前は俺が付けた。ゴリーラだ。
動物園で付けられていた名前はゴリ男らしい。ゴリーラ曰くゴリ男なんてダサダサらしい。まあ、確かにね。
俺と両親はこのもふもふモフラーという地球ではない異世界にテイマーとしてモフーにより召喚された。
どうして俺達を召喚したのだ? 何故なんだとモフーに尋ねると「君達のもふもふ好きに感動したからよ。だからもふもふをテイム出来る最強の能力を与えてあげたのよ」と笑うのだった。
なんだか誤魔化されているような気もするけれど、俺はもふもふモフラーでの生活を実は意外と心地よく思っている。ゴリーラに好かれることを除いてだけどね。
今もゴリーラの奴は俺の顔をブサ可愛い笑顔を浮べ見ている。勘弁してもらいたい。
「なあ、ナオートご飯はまだかな?」
「知るかよ。自分で作れよ」
「俺はナオートが作ってくれたご飯を食べたいんだよ」
「知るかよ」
なんていつものやり取りを繰り広げる俺達なのだ。
「アハハ、ナオートとゴリーラは相変わらず仲良しだな」
猫のシロミンを抱っこしたお父さんが俺とゴリーラを交互に眺め豪快に笑う。可愛らしい白猫の名前をシロミンと付けたのはお父さんとお母さんだ。ほんと羨ましい限りだ。
「俺とゴリーラのどこが仲良しなんだよ」
ふぅーと溜め息をつく俺にゴリーラは、「照れるなよ」なんて言ってグハハと笑う。
「照れてなどいないよ。暑苦しいからスリスリするなよ」
俺の頬に自分の頬をスリスリ擦りつけてくるゴリーラに呆れてしまう。
一方お父さんは「シロミン可愛いな」と頬を緩め抱っこしているシロミンの頭を優しく撫でた。
すると、シロミンはニャーと可愛らしい声で鳴いた。う、羨ましすぎるぞ。
「お父さん、このゴリーラとシロミンを交換してよ」
俺にくっついているゴリーラを引きはがしお父さんに差し出す。
「な、何をするんだ。ナオート」
こちらに振り向きゴリーラは悲しげな表情を浮かべる。そんな顔をされるとなんだか罪悪感を抱いてしまうではないか。
それにシロミンは澄ました顔で俺とゴリーラを見ている。可愛らしい猫だけど、なんだかな。
「にゃはは、ゴリーラはナオートが大好きなんだよ」
口を開いたシロミンはにゃぱーと笑いその可愛い肉球のある手でゴリーラをこちらに押し返した。
「流石、シロミン」とゴリーラは嬉しそうな声を出し俺に視線を向けゴリッと満面の笑みを浮かべた。
相変わらずブサ可愛い微笑みではあるけれど、ゴリーラと一緒にいるのも楽しい……。かな? ということにしておこう。
そんなこんなで俺は毎日楽しく過ごしている。
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