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俺達がこの世界にやって来たのは意味があるのかもしれない
チャーミにゃんどうにかしてくれよと貧神が叫んでいますよ
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「チャーミにゃんふざけるな! 俺を地上に早く降ろせよ」
貧神がそう叫ぶのだがチャーミにゃんは、「にゃはは空を飛ぶのは楽しいよね」と言って笑っている。
「こ、これは空を飛んでいるんじゃない。浮いているんだよ。自由に空をス~イス~イ飛べるんだったら気持ちいいと思うけどな」
「……そんなものなんですかにゃん?」
「そうだ。だから、ス~イス~イと空を飛べる魔法をかけてくれないんだったら俺をここから降ろせよ!」
「……む、無理ですにゃん」
「はぁ? 無理ですにゃんとはどういうことなんだよ?」
「はいにゃん。わたし魔法の杖をブンブン振ってみたんだけど言うことを聞いてくれませんにゃん」
「そ、それはつまり地上に降ろす魔法が使えないと言うことなのかな? おい、チャーミにゃん、ハッキリ言えよ」
「はい、貧神正解ですにゃん」とチャーミにゃんはあっさり認めた。
「ふざけるな! あっさり認めるんじゃないよ」
貧神は空にぷかぷかと浮かびながらかなりご立腹のようだ。
「だ、だって、貧神がハッキリ言えよと言いましたにゃん。それにわたし正直に答えたにゃん」
チャーミにゃんは言いながら空にぷかぷか浮かんでいる貧神を見上げた。その顔はビクビクしつつどこか誇らしげにも見えたのだった。
俺は空にぷかぷかと浮かんでいる貧神と空を見上げるチャーミにゃんを交互に眺め思わずクスッと笑ってしまった。
だって、仕方がないだろう。貧神の空にぷかぷか浮きちょっと怖がっている姿を見ると笑ってしまうじゃないか。
貧神がそう叫ぶのだがチャーミにゃんは、「にゃはは空を飛ぶのは楽しいよね」と言って笑っている。
「こ、これは空を飛んでいるんじゃない。浮いているんだよ。自由に空をス~イス~イ飛べるんだったら気持ちいいと思うけどな」
「……そんなものなんですかにゃん?」
「そうだ。だから、ス~イス~イと空を飛べる魔法をかけてくれないんだったら俺をここから降ろせよ!」
「……む、無理ですにゃん」
「はぁ? 無理ですにゃんとはどういうことなんだよ?」
「はいにゃん。わたし魔法の杖をブンブン振ってみたんだけど言うことを聞いてくれませんにゃん」
「そ、それはつまり地上に降ろす魔法が使えないと言うことなのかな? おい、チャーミにゃん、ハッキリ言えよ」
「はい、貧神正解ですにゃん」とチャーミにゃんはあっさり認めた。
「ふざけるな! あっさり認めるんじゃないよ」
貧神は空にぷかぷかと浮かびながらかなりご立腹のようだ。
「だ、だって、貧神がハッキリ言えよと言いましたにゃん。それにわたし正直に答えたにゃん」
チャーミにゃんは言いながら空にぷかぷか浮かんでいる貧神を見上げた。その顔はビクビクしつつどこか誇らしげにも見えたのだった。
俺は空にぷかぷかと浮かんでいる貧神と空を見上げるチャーミにゃんを交互に眺め思わずクスッと笑ってしまった。
だって、仕方がないだろう。貧神の空にぷかぷか浮きちょっと怖がっている姿を見ると笑ってしまうじゃないか。
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