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俺は猫人間になりました
魚の丸かじりだ~い!
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「おい、成行。俺の顔に何かついているか?」
魚を咥えもごもご顔の貧神がこちらを見て尋ねた。
「生焼けぽい魚を猫みたいに丸かじりしてるなと思ったんだよ」
「えっ? これか頭から丸かじりするとめちゃくちゃ美味しいぜ」
貧神はそう言って幸せそうな表情で魚を食べた。
「そうだよ。魚は頭から丸かじりすると食べ応えがあって最高だよにゃん」
チャーミにゃんもニコニコと笑いながら大きな口を開けて魚にかぶりついている。
「そうよ。皮も骨も美味しいわよ。それに新鮮な魚だから最高だよにゃん」
ミキニルにゃんもうふふと微笑みを浮かべ大きな口を開けてガブッと魚にかじりついた。
魚を丸かじりしているみんなが俺の顔じっと見ている。
「はぁ、そうなのかな? 魚の丸かじりをすると美味しそうだけど生焼けぽいような気がするんですけど……」
俺はちょっと言いにくかったけれど、ミキニルにゃんの顔を見て言った。だって、俺は人間なんだぜ。
「ああ、これね。ちょっと生焼けぽいかもですね。でも大丈夫だにゃん」
「はぁ、大丈夫なんですか?」
俺は生焼けぽい魚に目を落とし言った。
「しっかり焼いた魚も美味しいけど生焼け魚も美味しいのよにゃん」
ミキニルにゃんはうふふとお上品に笑った。
「でも、俺は人間だからちょっと心配なんですよ」
「人間ね……。成行君ちょっと言いにくいのですがうちのチャーミにゃんがあなたを猫人間にしてしまいましたので半猫人間みたいな状態なので生焼け魚食べても大丈夫だと思いますにゃん」
なんて言ってミキニルにゃんはニコニコと笑うのだった。
ミキニルにゃんさん今とんでもない発言をしましたよ。
魚を咥えもごもご顔の貧神がこちらを見て尋ねた。
「生焼けぽい魚を猫みたいに丸かじりしてるなと思ったんだよ」
「えっ? これか頭から丸かじりするとめちゃくちゃ美味しいぜ」
貧神はそう言って幸せそうな表情で魚を食べた。
「そうだよ。魚は頭から丸かじりすると食べ応えがあって最高だよにゃん」
チャーミにゃんもニコニコと笑いながら大きな口を開けて魚にかぶりついている。
「そうよ。皮も骨も美味しいわよ。それに新鮮な魚だから最高だよにゃん」
ミキニルにゃんもうふふと微笑みを浮かべ大きな口を開けてガブッと魚にかじりついた。
魚を丸かじりしているみんなが俺の顔じっと見ている。
「はぁ、そうなのかな? 魚の丸かじりをすると美味しそうだけど生焼けぽいような気がするんですけど……」
俺はちょっと言いにくかったけれど、ミキニルにゃんの顔を見て言った。だって、俺は人間なんだぜ。
「ああ、これね。ちょっと生焼けぽいかもですね。でも大丈夫だにゃん」
「はぁ、大丈夫なんですか?」
俺は生焼けぽい魚に目を落とし言った。
「しっかり焼いた魚も美味しいけど生焼け魚も美味しいのよにゃん」
ミキニルにゃんはうふふとお上品に笑った。
「でも、俺は人間だからちょっと心配なんですよ」
「人間ね……。成行君ちょっと言いにくいのですがうちのチャーミにゃんがあなたを猫人間にしてしまいましたので半猫人間みたいな状態なので生焼け魚食べても大丈夫だと思いますにゃん」
なんて言ってミキニルにゃんはニコニコと笑うのだった。
ミキニルにゃんさん今とんでもない発言をしましたよ。
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