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最後の異世界生活~カノン編~
~感謝~
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カノンの演奏が終わり、院長先生の風音さんとともに駆け寄って来た原さん達。
風音さんとカノンの話が終わり、風音さんが他の演者のもとへ挨拶に行ったのと入れ替わるように原さん達がカノンに声を掛けた。
「カノンちゃん、お疲れ様!演奏、すっごく良かったよ!
本当に効果てき面だったよ!サブリミナル効果!!」
「おっ、原さんがちゃんと言えた。サブリミナル効果。」
「そりゃぁ、言えるように猛特訓したんだから!」
「……猛特訓…。
それにしても、ほんと、すごく良かった!こう…ジーンときたよ。」
「ふふっ…。ありがとうございます、いのりちゃん、雅君。」
「カノンちゃんの演奏、やっと聞けたわ!もぅ、すっごく良かった!!
いつの間にか涙が出ちゃったわ。
最後のカノンをアレンジしたものを弾いていたわよね。
すごく素敵なアレンジだったわ。
聞かせてくれてありがとう。」
「本当に。お母さんの言うように、すごく良かったよ。お疲れ様。」
「お約束ですもの。いずれ機会があれば…と。今回がその機会だったのですわ。」
「……まぁ…よかったよ…。お疲れ………カノン。」
「…要さん…今…初めて名前…呼んでくださいましたわ…。」
「べ、別に、いいだろ!」
「初めての名前呼び、すごく嬉しいですわ。ありがとうございます。
今回演奏した曲は…風音さんの仰る通り、わたくしのこれまでの出来事を思いながら演奏してみましたの。
転調から最後にかけては……出会った方々の優しさを思いながら演奏しました。
本当に…わたくしは恵まれています…。ありがとうございます。」
各々がカノンに感想を伝え、カノンの感謝の言葉に照れた表情を浮かべた皆は、しばらく和気あいあいと談笑していた。
会話が一段落したところで、徹が軽食でも食べようと提案し、一行は挨拶周りをしていた風音さんに挨拶をしてその場を後にした。
その後、カノン達は徹の提案通り、帰る途中でカフェに寄り、軽食を食べたのち帰路に着いた。
チャリティーコンサートの翌日の午前中。
カノンは美桜の部屋でいつものように机に向かい、参考書やルーズリーフを広げて勉強に勤しんでいた。
「(今日は午後から空手部に顔を出すので…それまでにできる事をしてしまいましょう。
…………。
………だいぶペンを走らせましたわ。
家を出るまでまだお時間は……もう少しありますわね。
昨日のチャリティーコンサート…思い出すとまた胸がドキドキしますわ…。
あんなにも嬉しい反応が来るとは…。
……お世話になった皆さんにお手紙でも書いてみようかしら。)」
カノンは家を出る時間まで物思いにふけったり、手紙を書いたりのんびりと過ごしていた。
そうして、しばらくゆっくり過ごしていると、家を出る時間が迫り、カノンは机の上を片付け、軽くお昼ご飯を済まして家を出た。
カノンが家を出て学校の武道場に着いた頃、すでに皆が揃い、部活の準備も終え、談笑していた。
カノンも足早に更衣室に行き、着替えを素早く済ませ談笑している皆と合流した。
部の皆と談笑して過ごしていると、顧問の先生が顔を出し、部活が始まっていった。
カノンや皆がケガもなく部活を終えた頃。
部活の後片付けを皆としていたカノンは、顧問の先生に呼ばれ昇級試験の結果を伝えられた。
結果は見事合格。
晴れて初段になり、黒帯をもらい受けた。
「や…やりましたわーーーー!!!!!
ありがとうございます!!!すっっっごく嬉しいですわ!!!」
「一ノ瀬が頑張った結果だよ。
昇級試験…初段まで上り詰めたいと相談を受けた時は正直驚いたよ。
初段までいくつもの試験の項目を受ける事に心配はあったが…見事な頑張り、見事な結果だ。
初段…おめでとう。」
「ありがとうございます!!」
カノンは黒帯を受け取ると、念願の昇級が叶ったという実感に感情があふれ出た。
顧問の先生もカノンの頑張りを見ていた事もあり、祝福の言葉と同時に優しい笑みをカノンに向けた。
カノンも嬉しさのあまり、受け取った帯を持ち、その場でピョンピョン飛び跳ね、満面の笑みを見せた。
そんなカノンの様子を見た主将の柊さんや、後輩の皆が駆け寄り、カノンに祝福の声を掛けた。
カノンと部の皆が落ち着きを取り戻した頃、途中だった後片付けに戻り、着替えも済ませていった。
部活後、カノンはいつも通り図書室や第三音楽準備室に寄り、本を読んだり、ピアノの練習をして帰宅した。
時刻はすでに夕刻。
一ノ瀬家に帰宅し、ダイニングテーブルに顔を出すと、徹や結、要が揃っていた。
カノンが帰宅の挨拶をすると、機嫌の良いカノンに気付いた結が理由を聞いてきた。
「おかえり、カノンちゃん。なんだか嬉しそうね。何かあったの?」
「はい!この間受けた昇級試験!無事に合格して初段になりましたの!
黒帯もこの通りですわ!!」
カノンは意気揚々とカバンから黒帯を出して見せた。
「わぁ!やったわね!努力の賜物ね!!おめでとう!!」
「本当、すごく頑張っていたからな。おめでとう。今日の夕食は豪華に作らなきゃだな。」
「…まぁ、あんだけ頑張ってりゃ当然だよな。……一応、おめでと。」
「ふふっお兄ちゃんの方が誇らしげなのは気のせいかしら?」
「はぁ?!別に、そんなんじゃないし!」
「皆さん…ありがとうございます!着替えてお夕食の準備、お手伝いしますわ!」
カノンは一ノ瀬家の皆から祝福の言葉をもらい、にこやかな笑みを浮かべながら着替えに行った。
着替えを素早く済ませたカノンは、手を洗ったり、夕食の準備を手伝い、少しだけ豪華に出来上がった食事を手際よくテーブルに並べていった。
皆が食卓を囲い、改めてカノンに祝福の言葉をかけ、食事を進めていった。
一ノ瀬家の皆と談笑しながらも夕食を終えた後、カノンはお風呂を済ませ、寝るには少しだけ早い時間だが、美桜の部屋に戻り、一日の出来事を日記を書いていた。
カノンが日記を書き終わり、席を立った矢先、再びめまいに襲われた。
「(こ…れは…あの時の…。
こう…何度も訪れるとは…いったい…何なんですの…。
意識が…また…引っ張られる感覚…。今…回は…以前よりも…増して……。
っ…こんな……こんな所で…夢に…閉じ込められるなんて……つまらないですわ!!)」
カノンは意識や感覚が遠のき始めている中、力を振り絞り、机の上に置いていたおまじないの本を開き、目を強く閉じ、おまじないを唱えた。
「何か状況、変わってください!!リアライズチェンジ!!」
おまじないを唱えたのと同時に、カノンの意識は遠のき、気を失いその場に倒れた。
風音さんとカノンの話が終わり、風音さんが他の演者のもとへ挨拶に行ったのと入れ替わるように原さん達がカノンに声を掛けた。
「カノンちゃん、お疲れ様!演奏、すっごく良かったよ!
本当に効果てき面だったよ!サブリミナル効果!!」
「おっ、原さんがちゃんと言えた。サブリミナル効果。」
「そりゃぁ、言えるように猛特訓したんだから!」
「……猛特訓…。
それにしても、ほんと、すごく良かった!こう…ジーンときたよ。」
「ふふっ…。ありがとうございます、いのりちゃん、雅君。」
「カノンちゃんの演奏、やっと聞けたわ!もぅ、すっごく良かった!!
いつの間にか涙が出ちゃったわ。
最後のカノンをアレンジしたものを弾いていたわよね。
すごく素敵なアレンジだったわ。
聞かせてくれてありがとう。」
「本当に。お母さんの言うように、すごく良かったよ。お疲れ様。」
「お約束ですもの。いずれ機会があれば…と。今回がその機会だったのですわ。」
「……まぁ…よかったよ…。お疲れ………カノン。」
「…要さん…今…初めて名前…呼んでくださいましたわ…。」
「べ、別に、いいだろ!」
「初めての名前呼び、すごく嬉しいですわ。ありがとうございます。
今回演奏した曲は…風音さんの仰る通り、わたくしのこれまでの出来事を思いながら演奏してみましたの。
転調から最後にかけては……出会った方々の優しさを思いながら演奏しました。
本当に…わたくしは恵まれています…。ありがとうございます。」
各々がカノンに感想を伝え、カノンの感謝の言葉に照れた表情を浮かべた皆は、しばらく和気あいあいと談笑していた。
会話が一段落したところで、徹が軽食でも食べようと提案し、一行は挨拶周りをしていた風音さんに挨拶をしてその場を後にした。
その後、カノン達は徹の提案通り、帰る途中でカフェに寄り、軽食を食べたのち帰路に着いた。
チャリティーコンサートの翌日の午前中。
カノンは美桜の部屋でいつものように机に向かい、参考書やルーズリーフを広げて勉強に勤しんでいた。
「(今日は午後から空手部に顔を出すので…それまでにできる事をしてしまいましょう。
…………。
………だいぶペンを走らせましたわ。
家を出るまでまだお時間は……もう少しありますわね。
昨日のチャリティーコンサート…思い出すとまた胸がドキドキしますわ…。
あんなにも嬉しい反応が来るとは…。
……お世話になった皆さんにお手紙でも書いてみようかしら。)」
カノンは家を出る時間まで物思いにふけったり、手紙を書いたりのんびりと過ごしていた。
そうして、しばらくゆっくり過ごしていると、家を出る時間が迫り、カノンは机の上を片付け、軽くお昼ご飯を済まして家を出た。
カノンが家を出て学校の武道場に着いた頃、すでに皆が揃い、部活の準備も終え、談笑していた。
カノンも足早に更衣室に行き、着替えを素早く済ませ談笑している皆と合流した。
部の皆と談笑して過ごしていると、顧問の先生が顔を出し、部活が始まっていった。
カノンや皆がケガもなく部活を終えた頃。
部活の後片付けを皆としていたカノンは、顧問の先生に呼ばれ昇級試験の結果を伝えられた。
結果は見事合格。
晴れて初段になり、黒帯をもらい受けた。
「や…やりましたわーーーー!!!!!
ありがとうございます!!!すっっっごく嬉しいですわ!!!」
「一ノ瀬が頑張った結果だよ。
昇級試験…初段まで上り詰めたいと相談を受けた時は正直驚いたよ。
初段までいくつもの試験の項目を受ける事に心配はあったが…見事な頑張り、見事な結果だ。
初段…おめでとう。」
「ありがとうございます!!」
カノンは黒帯を受け取ると、念願の昇級が叶ったという実感に感情があふれ出た。
顧問の先生もカノンの頑張りを見ていた事もあり、祝福の言葉と同時に優しい笑みをカノンに向けた。
カノンも嬉しさのあまり、受け取った帯を持ち、その場でピョンピョン飛び跳ね、満面の笑みを見せた。
そんなカノンの様子を見た主将の柊さんや、後輩の皆が駆け寄り、カノンに祝福の声を掛けた。
カノンと部の皆が落ち着きを取り戻した頃、途中だった後片付けに戻り、着替えも済ませていった。
部活後、カノンはいつも通り図書室や第三音楽準備室に寄り、本を読んだり、ピアノの練習をして帰宅した。
時刻はすでに夕刻。
一ノ瀬家に帰宅し、ダイニングテーブルに顔を出すと、徹や結、要が揃っていた。
カノンが帰宅の挨拶をすると、機嫌の良いカノンに気付いた結が理由を聞いてきた。
「おかえり、カノンちゃん。なんだか嬉しそうね。何かあったの?」
「はい!この間受けた昇級試験!無事に合格して初段になりましたの!
黒帯もこの通りですわ!!」
カノンは意気揚々とカバンから黒帯を出して見せた。
「わぁ!やったわね!努力の賜物ね!!おめでとう!!」
「本当、すごく頑張っていたからな。おめでとう。今日の夕食は豪華に作らなきゃだな。」
「…まぁ、あんだけ頑張ってりゃ当然だよな。……一応、おめでと。」
「ふふっお兄ちゃんの方が誇らしげなのは気のせいかしら?」
「はぁ?!別に、そんなんじゃないし!」
「皆さん…ありがとうございます!着替えてお夕食の準備、お手伝いしますわ!」
カノンは一ノ瀬家の皆から祝福の言葉をもらい、にこやかな笑みを浮かべながら着替えに行った。
着替えを素早く済ませたカノンは、手を洗ったり、夕食の準備を手伝い、少しだけ豪華に出来上がった食事を手際よくテーブルに並べていった。
皆が食卓を囲い、改めてカノンに祝福の言葉をかけ、食事を進めていった。
一ノ瀬家の皆と談笑しながらも夕食を終えた後、カノンはお風呂を済ませ、寝るには少しだけ早い時間だが、美桜の部屋に戻り、一日の出来事を日記を書いていた。
カノンが日記を書き終わり、席を立った矢先、再びめまいに襲われた。
「(こ…れは…あの時の…。
こう…何度も訪れるとは…いったい…何なんですの…。
意識が…また…引っ張られる感覚…。今…回は…以前よりも…増して……。
っ…こんな……こんな所で…夢に…閉じ込められるなんて……つまらないですわ!!)」
カノンは意識や感覚が遠のき始めている中、力を振り絞り、机の上に置いていたおまじないの本を開き、目を強く閉じ、おまじないを唱えた。
「何か状況、変わってください!!リアライズチェンジ!!」
おまじないを唱えたのと同時に、カノンの意識は遠のき、気を失いその場に倒れた。
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