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怪盗コレクターVS宇宙警察
帰還
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ユーナが元に戻ると同時にトレモロの身体も元に戻った。
宇宙警察達も再生され、安堵している姿を尻目に
カメレオンバリアーで、身を隠しつつ、
トレモロはポシェットから無事メティアローズに戻った。
すでに左手は再生されていた。
原子分解型5次元キャノン砲の再生記憶モードのすごい威力と
猫屋敷先輩の占いが凄い事を改めて感じ、感慨にふけっていると
私を元に戻すべく、トレモロが救命ポットに直行した。
この居心地の良い球体のから
巨体掃除機で吸われているのでは無いかと思われるくらいの勢いで自分の身体に無事帰還した。
左手をグーパーしてみる。
うん、普通だ。
「遥香さん、イタリアの件で怖い思いをさせてしまったので、
出発する前、密かに遥香さんの全身を基本設定としてキャノン砲に登録しておいたんです。
やはり、しておいて正解でした。」
「ありがとう!、それにしてもすごいね…。
そんな科学技術があるなんて、すでに不老不死って言っても過言じゃないじゃない?
恐ろしいくらい発展しているね!」
「でも、おかげで宇宙警察の人達も元通りです。良かったのか、悪かったのか…。」
「いやいや、良かったよ! ねぇその記憶再生モードってどんな仕組みなの?」
「うーん、説明は難しいです。」
「…遥香…地球の科学では説明する事が出来ない。
それに、知らなくて良い事は知らない方が良い時もある…。」
「えっ?そうなの?」
(それより後数個で身体が揃う。怪盗コレクターとして働くのも後数回程度だ。
後は怪盗ではなく、自然にある鉱物だが、少しばかり毒素を含んだ鉱物なので
準備しなければならない。
無事全て集めたら我々は宇宙に帰還する。
そうしたら記憶を消し、この身体を御返しする。
夏休みも後少しだ。性根を入れて勉強した方が身の為だと思うが…。)
日本時間は午後3時少し前…。
「ハードな1日だったのに…。今日くらいゆっくりさせて貰いたいのにぃ~。」
「…そうか?遥香は球体でゆっくりしていただろう? 」
「う…まぁ…。そうだけど…。」
「夏休み明け課題テストあるだろう?」
「…ううっ…嫌な事を思い出させるなぁ…。」
言いたい事たくさんあったけど、トレモロは無事帰還出来たんだし
とりあえず、今日のところは良かったって事なんだろうけど…。
球体にいたまま夏休み明けの課題テストまで迎えたかった…。
宇宙警察達も再生され、安堵している姿を尻目に
カメレオンバリアーで、身を隠しつつ、
トレモロはポシェットから無事メティアローズに戻った。
すでに左手は再生されていた。
原子分解型5次元キャノン砲の再生記憶モードのすごい威力と
猫屋敷先輩の占いが凄い事を改めて感じ、感慨にふけっていると
私を元に戻すべく、トレモロが救命ポットに直行した。
この居心地の良い球体のから
巨体掃除機で吸われているのでは無いかと思われるくらいの勢いで自分の身体に無事帰還した。
左手をグーパーしてみる。
うん、普通だ。
「遥香さん、イタリアの件で怖い思いをさせてしまったので、
出発する前、密かに遥香さんの全身を基本設定としてキャノン砲に登録しておいたんです。
やはり、しておいて正解でした。」
「ありがとう!、それにしてもすごいね…。
そんな科学技術があるなんて、すでに不老不死って言っても過言じゃないじゃない?
恐ろしいくらい発展しているね!」
「でも、おかげで宇宙警察の人達も元通りです。良かったのか、悪かったのか…。」
「いやいや、良かったよ! ねぇその記憶再生モードってどんな仕組みなの?」
「うーん、説明は難しいです。」
「…遥香…地球の科学では説明する事が出来ない。
それに、知らなくて良い事は知らない方が良い時もある…。」
「えっ?そうなの?」
(それより後数個で身体が揃う。怪盗コレクターとして働くのも後数回程度だ。
後は怪盗ではなく、自然にある鉱物だが、少しばかり毒素を含んだ鉱物なので
準備しなければならない。
無事全て集めたら我々は宇宙に帰還する。
そうしたら記憶を消し、この身体を御返しする。
夏休みも後少しだ。性根を入れて勉強した方が身の為だと思うが…。)
日本時間は午後3時少し前…。
「ハードな1日だったのに…。今日くらいゆっくりさせて貰いたいのにぃ~。」
「…そうか?遥香は球体でゆっくりしていただろう? 」
「う…まぁ…。そうだけど…。」
「夏休み明け課題テストあるだろう?」
「…ううっ…嫌な事を思い出させるなぁ…。」
言いたい事たくさんあったけど、トレモロは無事帰還出来たんだし
とりあえず、今日のところは良かったって事なんだろうけど…。
球体にいたまま夏休み明けの課題テストまで迎えたかった…。
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