コレクターガールの憂鬱な日常

宇宙警察

ザイル隊長

天気が良い、いや…暑い？いや、寒いのか…？

わからない事は地球人に聞くしか無い…か…？

ザイルは、トレモロの宇宙船が墜落した辺りの位置を割り出し周辺を隈なく探していた…。

しかし、どこを探しても影も形も無く、消えてしまった宇宙船メティアローズ…。

まだこの未開の星の第3惑星地球に潜伏している事は間違いないのだ。

…探し出すしかない。

潜入捜査専門のセーレ星人は、普段はスライムの様な姿をしていて、

自在に身体の形を変えられる…それも体質から変えられるのだ。
 
だから、極端な暑さや寒さでも痛みや苦しさを感じる事はない。
、
未開の星に降り、何が危険で何が大丈夫な物なのか、まだわからないのだ。


トレモロ達を探索するため

セーレ星人数名を引き連れ地球人に成りすまし

すでにアメリカ郊外で安い一戸建てを借りる事に成功していた。



今回、トレモロを追い詰め、かなり手応えはあったのだ。

なんとしても、ここで宇宙海賊トレモロを捕まえる！

ザイルも含めた宇宙警察第三銀河系担当部の心が一致団結、熱くなっていた。