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コレクターガール
猫屋敷 茜 弟子になる。
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猫屋敷 茜先輩は初めてふれあう異星人にとの文化交流にひたすら感動していた。
トレモロの強さと聡明さ、メティアローズの最新の技術を駆使した宇宙船に…。
しかし、先輩が1番 衝撃を受けたのはMR.チョーだった。
それについては私もある意味かなりの衝撃を受けた。
先輩を操舵室に案内して奥に入って行くとある
変わった色に輝く巨大な水槽 その両左右にスピーカー。
水槽の中に居るグロい人魚、その姿のシュールさ加減がなんとも言えない…MR.チョー。
その人魚はこちらに気づくと手を振ってきた。
綺麗な七色の鱗に全身覆われた中年腹が哀しい…ハゲのおっさん…。
「よお!マスター!
おっ!また新しい子かいな!なんや、今回のねーちゃんも寒そうやなぁ。」
「あ、初めまして、猫屋敷 茜と言います。」
「こんちわぁ~はじめましてぇ おじょーちゃん。」
「す…すごく綺麗なオーラですね! 私こんなオーラ初めてです。」
「お?なんや、なんやぁ わいの凄さが判るんか?
隠しても滲み出るもんなんやなぁ。
ええやん!気に入った!わいの弟子にしたってもええで~。」
水槽の横のスピーカーから流れてくるのは相変わらず訛りの強い流暢な日本語…。
グルングルン水槽の中で回り七色に輝く綺麗な鱗が美しく光るみっともこっ恥ずかしい中年腹を
たるんたるんと不気味に揺らめかせながら
調子こく人魚中年オヤジ…見ていて見苦しい…MR.チョー。
しかし、在ろう事か先輩は、理解し難いくらいMR.チョーに心酔してしまったのだ。
「凄い、凄いんですよ、あの方の纏う空気…。光が凄くて、あんなオーラ見たの初めてで…。」
熱く語るものの私には理解出来ない。
「弟子にしてやる。」と言われ、先輩はうれしそうに飛び上がり
「弟子にして頂けれるんですか?
嬉しいです!ありがとうございます!弟子にしてください!」
「ぇぇえええええええぇ!?」
あり得ない出来事だ!
…凡人にはわからない何かがあるのだろうか…?
「気は確かですか?先輩、占いし過ぎて疲れているんじゃないですか?
救命ポット入って下さい!」
有無を言わさず、問答無用で先輩を救命ポットへ押し込んだくらいだ。
その時トレモロは何も言わなかったが、
「茜の目はいいのだな。」と呟いた。メティも頷いていた。
…なんだか、少しだけ置いていかれた感が…否めない…。
が、私はMR.チョーの弟子なんぞにはならん!
絶対に…。
トレモロの強さと聡明さ、メティアローズの最新の技術を駆使した宇宙船に…。
しかし、先輩が1番 衝撃を受けたのはMR.チョーだった。
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先輩を操舵室に案内して奥に入って行くとある
変わった色に輝く巨大な水槽 その両左右にスピーカー。
水槽の中に居るグロい人魚、その姿のシュールさ加減がなんとも言えない…MR.チョー。
その人魚はこちらに気づくと手を振ってきた。
綺麗な七色の鱗に全身覆われた中年腹が哀しい…ハゲのおっさん…。
「よお!マスター!
おっ!また新しい子かいな!なんや、今回のねーちゃんも寒そうやなぁ。」
「あ、初めまして、猫屋敷 茜と言います。」
「こんちわぁ~はじめましてぇ おじょーちゃん。」
「す…すごく綺麗なオーラですね! 私こんなオーラ初めてです。」
「お?なんや、なんやぁ わいの凄さが判るんか?
隠しても滲み出るもんなんやなぁ。
ええやん!気に入った!わいの弟子にしたってもええで~。」
水槽の横のスピーカーから流れてくるのは相変わらず訛りの強い流暢な日本語…。
グルングルン水槽の中で回り七色に輝く綺麗な鱗が美しく光るみっともこっ恥ずかしい中年腹を
たるんたるんと不気味に揺らめかせながら
調子こく人魚中年オヤジ…見ていて見苦しい…MR.チョー。
しかし、在ろう事か先輩は、理解し難いくらいMR.チョーに心酔してしまったのだ。
「凄い、凄いんですよ、あの方の纏う空気…。光が凄くて、あんなオーラ見たの初めてで…。」
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「弟子にしてやる。」と言われ、先輩はうれしそうに飛び上がり
「弟子にして頂けれるんですか?
嬉しいです!ありがとうございます!弟子にしてください!」
「ぇぇえええええええぇ!?」
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有無を言わさず、問答無用で先輩を救命ポットへ押し込んだくらいだ。
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