コレクターガールの憂鬱な日常

遥香の憂鬱

脳内会話

メティの案内で操舵室の奥へ進む。

操舵室にあるメインコンピューターの

複雑な上に細かい造形の美しさに見とれ溜息

すごいわね～って

一応言っとくけど、もちろんこのコンピューター見たって

何がなんやら解ってないわよ…。

でも、形が綺麗なのが良い

ボタンの色とか形、何気に装飾がすごい。


そして、何気に気がついたけど

トレモロも男の人なはずなんだけど

顔が見えない、頭の中で率直に思った事で

会話が出来るから、ある意味本当に楽だ。

いつになくおしゃべりが楽しめてる。




トレモロ、この船本当にすごい装飾が綺麗ね!!

「ああ、作者の趣味だな。」

システムとかも凄そう!!

「ああ、メティアローズは最先端科学の結晶だ。」

トレモロはこの船でもう、ずっと旅してるの？

「ああ、そうだな。」

トレモロ、どこから来たの？

「生まれた時から宇宙船にいた。先祖の星が何処か知らない。」


すごいね!! 本当に居たんだ宇宙人！何回ドキドキするわ！

「そうか？普通にいるぞ？

それに俺からすればお前ら地球人も宇宙人だがな…。」

あっ、そうか笑


そうだトレモロ、この船には何人のクルーがいるの？

なんか何気に部屋がたくさんあるけど？


「あっああ、今は、俺と…魚と メティアローズだけ…。」


魚？魚いるの？見てみたい!!


「こちらです笑」