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友人たち
森-2
しおりを挟む私の友人の村瀬の後輩に「森」がいる。
村瀬 「今日さ、森が来るぞ」
私 「え? 何しに?」
村瀬 「今度は、法政を受けるんだって」
私 「わかった。じゃあ、夜に行くよ」
村瀬から情報を受けた私は、森の激励のため夜7時ごろ村瀬の下宿を訪れた。
すでに森は来ていて、寝そべってテレビを見ていたが
私の顔を見るなり
「ギャー、悪魔が来た!」と叫んだ。
悪魔?
まるで、前回の失敗を私のせいにしている。
「おいおい、人聞きの悪いことを言うと、酒飲むぞ!」
と、わけのわからない脅しを言うと
「すみません。お願いだから酒は飲まないでください」と懇願する。
かわいそうなので、その日は早々に帰った。
後日、村瀬に聞くと森は
名古屋大学に入ったようだ。
「おお、よかったじゃん。早稲田より国立だべ」と言って
それをサカナに、又、二人で飲んだ。
村瀬曰く
あいつは地元を離れない方がいい。
地元で成功するよ。
との事。
そうなればいいね。
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