261 / 373
永禄の改革
戦神から齎された数々の伝説の装備
しおりを挟む
「剣城様?」
「あぁ!ゆきさん?驚かせてしまったね?あれがオレがよく言っていた農業神様だよ。色々疑問はあるだろうけどみんなはこの事起きたら忘れていると思うから2人だけの秘密だからね?」
「まさか本当に神様が居るなんて・・・」
「居る居る!他にもオレが知っているのは芸術神様と商業神様って神様が居るらしいよ?ただ、本来は人間の営みに神が手を出す事は禁忌らしいから多分そんなに会える事はないと思うからみんなには内緒だよ!?」
「分かりました!!ではあの農業神様に感謝しないといけませんね?」
「うん?何で感謝?」
「だって、あの神様が剣城様をこの地に呼び私と夫婦(めおと)となるようにしていただいたのですから・・・」
うん。本当は農業神様じゃなくあの人のパパのゴッドファーザーの部下のせいなんだよ!って言いたいけど言えないな。
「そうだね。オレもゆきさんと出会えて良かったよ」
「剣城様・・・・」
チュッ
みんなが寝ているのをよそに祠の前でキスをした。
「うっ、う~ん・・・」
「あっ、奇妙様!?大丈夫でしょうか!?」
「ここは、どこでしょうか!?確か五穀豊穣を願い祈っていたところで・・・」
その後は順にみんなが目を覚まし同じような事を口走りオレが答えた事は・・・
「雷が落ちて気絶したんだ!」
という事にした。だって説明がめんどうだから。
「雷の割にはなんだか身体がスッキリしているがなんなんだろうな?剣城?」
「慶次さん!今回はマジだから!!」
「ふん。そういう事にしといて・・・やるわけねーだろ!馬鹿!お前俺達に嘘は言わないって言っただろ!?この見た事ない業物や大工道具はなんだ!?」
うん。回避失敗・・・結局みんなに本当の事を言った。それで記憶を消された事も。
「それでその神様達が俺達の祈りに返答をくれたのだな?」
「端的に言えば。ただ、人間の営みに手を出したり加担したりはないからそれだけ注意するように」
「ふ~ん。で、この業物はどうするのだ?」
あの甘党神様・・・失礼・・・戦神様からの贈り物、武器や大工道具の数々をどうしようか考えていると国友さんが鑿を手に取り木を掬うように試していた。
「なんだこれは!?まるで抵抗がない!?なのにこんなに木が削れておる!?茶碗蒸しを掬っているような感覚だ!」
「頭領!こっちの鋸も使ってみてください!」
「うん?どれどれ・・・」
サクッサクッサクッ
「はっ!?これも簡単に木が切れるではないか!?」
さすが戦神様からの贈り物だ。うん?近くに紙が落ちてあるぞ?どれどれ・・・
【よく気付いた人間よ。此度の供物は大変喜ばしい物であった。カヌレに関してはもう少し甘くとも良いと料理人に伝えてくれ。ホットケーキなる物は最高に美味である!そしてお主達に渡した物は我を崇拝するドワーフやエルダードワーフ達が我に捧げた供物である!正直使い道がないのでお主達で役立てよ。我の民達は何故か武器や道具ばかり供物を捧げ食い物がないのだ!その点我が盟友は良い民を持った。羨ましいの一言である!次は更に甘い究極の物を所望する!さらばだ!】
プシュン
「え!?消えた!?」
「うん?どうされましたか?」
「いや、金剛君なんでもないよ」
戦神様?よく気付いたなってあれだけ堂々と光っている紙があれば気付くでしょう!?そもそもそんなに甘い菓子が欲しいならそのドワーフとかいう人達に直接言えばいいんじゃないですか!?
とにかく、大工道具は決まりだな。国友さん達にプレゼントだ。
「ゆきさん?あれを慶次さんに」
「はい!慶次様?剣城様からぷれぜんとです!」
「ぷれぜんととは確か人に物を渡す言葉だったよな?うん?この大業物はなんだ!?」
「その槍で機嫌直してください。皆朱の槍でいいのかな?確か武功一等の人に与える物でしたよね?とにかく、オレが持ってる槍で1番のやつです。ロンギヌス槍って名前でーー」
ビシューーーーーンッッッ!!!
「素晴らしい!こんな大業物は初めて見た!刀匠は誰だ!?」
いやいきなり地を這った斬撃なんだが!?
「え!?知らないっす!さっき言った戦神様から貰った物で海を割り地を裂くとか説明に書いてあったような・・・」
「確かにこれは伊勢や那古屋の海をも真っ二つにできそうな気がする!剣城!礼を言う!この槍でお前を守ってやるよ!この槍に恥じぬ芝田家一の働きを見せてやる!そうだな・・・お前は今日から平三角造直槍(ひらさんかくづくりすぐやり)だ!」
いやロンギヌス槍って言っただろ!?まあ本人が好きなように言ってもいいか。
「剣城様?この見た事ない武器は!?」
「あっ、奇妙様すいません。よければ一つどうですか?好きなの選んでください!私からの贈り物です」
「え!?構わないのですか!?」
「若!?こんな大業物を頂くならば何か返礼もそれ相応の物を用意せねばーー」
「あっ、確か毛利様でしたよね?」
「名を覚えておいででしたか」
「当たり前じゃないですか!」
この人は毛利良勝。元々、河尻さん達と同じ黒母衣衆だったが信長さんからの信任厚く、奇妙君の傅役になった人だ。周りから見れば左遷であるが本人はこの傅役を誇りに思っている人だ。たまに話すくらいだが嫌いではない。少し他人行儀な感じが否めないが。
「剣城殿!?これを!これをよろしいでしょうか!?」
武器を前に嬉々としているな?本来の4歳・・・年が変わったから5歳児だな!
「いいですよ。毛利様もいかがです?使えそうな物があるならどうぞ?」
「いやしかし・・・返礼となる物が・・・」
「いいから!いいから!これなんかどうです!?日本刀となんら変わらない感じですし使えそうではないですか!?」
奇妙君が選んだのも日本刀となんら変わらない形の剣だ。一応なんて名前の剣か気になり鑑定にかけてみた。
《ゴッドセイブザクイーン》売却価格\1
効能・・・・この世の全てを手に入れた王妃の愛剣。異国の刃の形状をしている。斬れ味大。カリスマ性が上がる。
《ゴッドセイブザキング》売却価格\1
効能・・・・この世の全てを手に入れた王の愛剣。異国の刃の形状をしている。斬れ味超大。カリスマ性が上がる。
は!?この世の全てを手に入れた王って誰だよ!?それにまた伝説的な剣か!?この二つの名前はなんぞ!?めちゃくそカッコいいんだが!?カリスマ性が上がるとか最高じゃん!?ただこれも例の如く売却価格1円か!?
「剣城殿?本当によろしいのですね!?」
「え!?えぇ・・・いいですよ!ちなみに名前は奇妙様の方がゴッドセイブザキングで毛利様の方がゴッドセイブザクイーンという名前です」
「神よ王を守りたまえですか・・・中々素晴らしい意味合いですね!ならばこの剣は神よ織田を守りたまえ!って意味になりますね!」
いやなんなんだろう・・・少し恐ろしくもある。なんで英語も既に理解しているのだろうか・・・。
「我が君!この槍をワシにくださりませぬか!?」
「奇妙様?失礼を。あっ、本当に返礼は要らないのでその二つ好きなようにお使いください!名前も好きなように付けていただいて構いませんので!!」
「小川さんはハルモニアのスーツがあるから…………」
「奇妙様?あの者が織田に来て良かったですな?この刀の意味は某には分かりませぬが勝手に意味をつけるならば・・・我が刃は奇妙様の為に」
「毛利殿?若輩者の世話役なんかを引き受けてくれ嬉しく思う。それに某は毛利殿のような勇猛な将になりたくも思う。これからもよろしくお頼み申し上げまする」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
うん?何で拍手!?あっ・・・・カッコいい・・・・
外国の王と騎士が忠誠を誓い合うような片膝付いてる動作しているぞ!?あれがカリスマか!?カリスマなのか!?
「剣城様?某はこれを所望したく・・・」
「あっ、大野さんは好きなのいいですよ!」
「えぇ!?何故この小川は!?小川三左衛門は自由に選ばせていただけぬのでしょうか!?」
あの二人の剣に剣城は後々、助けられるようになる。これはもっともっと後の話である。
織田信忠の愛剣
・織田信忠の愛剣として現在は国立織田博物館にて保管されている。
・いつどのようにして作られたか、刀匠など年代までも不明ではあるが信忠が最後まで手にした刀であると言われている。残念ながら刀の名前などは伝わってはいないが信忠はよくこの刀を片手に掲げ『神よ!みんなを守りたまえ!』と言い、戦の後なんかには部下を労っていたと言われている。
エピソード
・この刀を持ち鍛錬に励んでいる所、傅役の毛利良勝と共に清洲城の庭にて素振りをして門壁を切断したと言い伝えがある。
・ある日文官の林秀貞が鍛錬ばかりでなく内政の事も目を向けるようにと信忠を探していたところ先の出来事があり、傅役の毛利良勝は主君、織田信長にこっぴどく叱られ、信長小姓の遠藤とランニングをさせられたと信長公記に書かれている。
・信忠の元を最後まで離れようとしなかった毛利良勝の刀も信忠の刀に負けぬ斬れ味と言われ同じ国立織田博物館に保管されている。
「あぁ!ゆきさん?驚かせてしまったね?あれがオレがよく言っていた農業神様だよ。色々疑問はあるだろうけどみんなはこの事起きたら忘れていると思うから2人だけの秘密だからね?」
「まさか本当に神様が居るなんて・・・」
「居る居る!他にもオレが知っているのは芸術神様と商業神様って神様が居るらしいよ?ただ、本来は人間の営みに神が手を出す事は禁忌らしいから多分そんなに会える事はないと思うからみんなには内緒だよ!?」
「分かりました!!ではあの農業神様に感謝しないといけませんね?」
「うん?何で感謝?」
「だって、あの神様が剣城様をこの地に呼び私と夫婦(めおと)となるようにしていただいたのですから・・・」
うん。本当は農業神様じゃなくあの人のパパのゴッドファーザーの部下のせいなんだよ!って言いたいけど言えないな。
「そうだね。オレもゆきさんと出会えて良かったよ」
「剣城様・・・・」
チュッ
みんなが寝ているのをよそに祠の前でキスをした。
「うっ、う~ん・・・」
「あっ、奇妙様!?大丈夫でしょうか!?」
「ここは、どこでしょうか!?確か五穀豊穣を願い祈っていたところで・・・」
その後は順にみんなが目を覚まし同じような事を口走りオレが答えた事は・・・
「雷が落ちて気絶したんだ!」
という事にした。だって説明がめんどうだから。
「雷の割にはなんだか身体がスッキリしているがなんなんだろうな?剣城?」
「慶次さん!今回はマジだから!!」
「ふん。そういう事にしといて・・・やるわけねーだろ!馬鹿!お前俺達に嘘は言わないって言っただろ!?この見た事ない業物や大工道具はなんだ!?」
うん。回避失敗・・・結局みんなに本当の事を言った。それで記憶を消された事も。
「それでその神様達が俺達の祈りに返答をくれたのだな?」
「端的に言えば。ただ、人間の営みに手を出したり加担したりはないからそれだけ注意するように」
「ふ~ん。で、この業物はどうするのだ?」
あの甘党神様・・・失礼・・・戦神様からの贈り物、武器や大工道具の数々をどうしようか考えていると国友さんが鑿を手に取り木を掬うように試していた。
「なんだこれは!?まるで抵抗がない!?なのにこんなに木が削れておる!?茶碗蒸しを掬っているような感覚だ!」
「頭領!こっちの鋸も使ってみてください!」
「うん?どれどれ・・・」
サクッサクッサクッ
「はっ!?これも簡単に木が切れるではないか!?」
さすが戦神様からの贈り物だ。うん?近くに紙が落ちてあるぞ?どれどれ・・・
【よく気付いた人間よ。此度の供物は大変喜ばしい物であった。カヌレに関してはもう少し甘くとも良いと料理人に伝えてくれ。ホットケーキなる物は最高に美味である!そしてお主達に渡した物は我を崇拝するドワーフやエルダードワーフ達が我に捧げた供物である!正直使い道がないのでお主達で役立てよ。我の民達は何故か武器や道具ばかり供物を捧げ食い物がないのだ!その点我が盟友は良い民を持った。羨ましいの一言である!次は更に甘い究極の物を所望する!さらばだ!】
プシュン
「え!?消えた!?」
「うん?どうされましたか?」
「いや、金剛君なんでもないよ」
戦神様?よく気付いたなってあれだけ堂々と光っている紙があれば気付くでしょう!?そもそもそんなに甘い菓子が欲しいならそのドワーフとかいう人達に直接言えばいいんじゃないですか!?
とにかく、大工道具は決まりだな。国友さん達にプレゼントだ。
「ゆきさん?あれを慶次さんに」
「はい!慶次様?剣城様からぷれぜんとです!」
「ぷれぜんととは確か人に物を渡す言葉だったよな?うん?この大業物はなんだ!?」
「その槍で機嫌直してください。皆朱の槍でいいのかな?確か武功一等の人に与える物でしたよね?とにかく、オレが持ってる槍で1番のやつです。ロンギヌス槍って名前でーー」
ビシューーーーーンッッッ!!!
「素晴らしい!こんな大業物は初めて見た!刀匠は誰だ!?」
いやいきなり地を這った斬撃なんだが!?
「え!?知らないっす!さっき言った戦神様から貰った物で海を割り地を裂くとか説明に書いてあったような・・・」
「確かにこれは伊勢や那古屋の海をも真っ二つにできそうな気がする!剣城!礼を言う!この槍でお前を守ってやるよ!この槍に恥じぬ芝田家一の働きを見せてやる!そうだな・・・お前は今日から平三角造直槍(ひらさんかくづくりすぐやり)だ!」
いやロンギヌス槍って言っただろ!?まあ本人が好きなように言ってもいいか。
「剣城様?この見た事ない武器は!?」
「あっ、奇妙様すいません。よければ一つどうですか?好きなの選んでください!私からの贈り物です」
「え!?構わないのですか!?」
「若!?こんな大業物を頂くならば何か返礼もそれ相応の物を用意せねばーー」
「あっ、確か毛利様でしたよね?」
「名を覚えておいででしたか」
「当たり前じゃないですか!」
この人は毛利良勝。元々、河尻さん達と同じ黒母衣衆だったが信長さんからの信任厚く、奇妙君の傅役になった人だ。周りから見れば左遷であるが本人はこの傅役を誇りに思っている人だ。たまに話すくらいだが嫌いではない。少し他人行儀な感じが否めないが。
「剣城殿!?これを!これをよろしいでしょうか!?」
武器を前に嬉々としているな?本来の4歳・・・年が変わったから5歳児だな!
「いいですよ。毛利様もいかがです?使えそうな物があるならどうぞ?」
「いやしかし・・・返礼となる物が・・・」
「いいから!いいから!これなんかどうです!?日本刀となんら変わらない感じですし使えそうではないですか!?」
奇妙君が選んだのも日本刀となんら変わらない形の剣だ。一応なんて名前の剣か気になり鑑定にかけてみた。
《ゴッドセイブザクイーン》売却価格\1
効能・・・・この世の全てを手に入れた王妃の愛剣。異国の刃の形状をしている。斬れ味大。カリスマ性が上がる。
《ゴッドセイブザキング》売却価格\1
効能・・・・この世の全てを手に入れた王の愛剣。異国の刃の形状をしている。斬れ味超大。カリスマ性が上がる。
は!?この世の全てを手に入れた王って誰だよ!?それにまた伝説的な剣か!?この二つの名前はなんぞ!?めちゃくそカッコいいんだが!?カリスマ性が上がるとか最高じゃん!?ただこれも例の如く売却価格1円か!?
「剣城殿?本当によろしいのですね!?」
「え!?えぇ・・・いいですよ!ちなみに名前は奇妙様の方がゴッドセイブザキングで毛利様の方がゴッドセイブザクイーンという名前です」
「神よ王を守りたまえですか・・・中々素晴らしい意味合いですね!ならばこの剣は神よ織田を守りたまえ!って意味になりますね!」
いやなんなんだろう・・・少し恐ろしくもある。なんで英語も既に理解しているのだろうか・・・。
「我が君!この槍をワシにくださりませぬか!?」
「奇妙様?失礼を。あっ、本当に返礼は要らないのでその二つ好きなようにお使いください!名前も好きなように付けていただいて構いませんので!!」
「小川さんはハルモニアのスーツがあるから…………」
「奇妙様?あの者が織田に来て良かったですな?この刀の意味は某には分かりませぬが勝手に意味をつけるならば・・・我が刃は奇妙様の為に」
「毛利殿?若輩者の世話役なんかを引き受けてくれ嬉しく思う。それに某は毛利殿のような勇猛な将になりたくも思う。これからもよろしくお頼み申し上げまする」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
うん?何で拍手!?あっ・・・・カッコいい・・・・
外国の王と騎士が忠誠を誓い合うような片膝付いてる動作しているぞ!?あれがカリスマか!?カリスマなのか!?
「剣城様?某はこれを所望したく・・・」
「あっ、大野さんは好きなのいいですよ!」
「えぇ!?何故この小川は!?小川三左衛門は自由に選ばせていただけぬのでしょうか!?」
あの二人の剣に剣城は後々、助けられるようになる。これはもっともっと後の話である。
織田信忠の愛剣
・織田信忠の愛剣として現在は国立織田博物館にて保管されている。
・いつどのようにして作られたか、刀匠など年代までも不明ではあるが信忠が最後まで手にした刀であると言われている。残念ながら刀の名前などは伝わってはいないが信忠はよくこの刀を片手に掲げ『神よ!みんなを守りたまえ!』と言い、戦の後なんかには部下を労っていたと言われている。
エピソード
・この刀を持ち鍛錬に励んでいる所、傅役の毛利良勝と共に清洲城の庭にて素振りをして門壁を切断したと言い伝えがある。
・ある日文官の林秀貞が鍛錬ばかりでなく内政の事も目を向けるようにと信忠を探していたところ先の出来事があり、傅役の毛利良勝は主君、織田信長にこっぴどく叱られ、信長小姓の遠藤とランニングをさせられたと信長公記に書かれている。
・信忠の元を最後まで離れようとしなかった毛利良勝の刀も信忠の刀に負けぬ斬れ味と言われ同じ国立織田博物館に保管されている。
0
お気に入りに追加
599
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
16世紀のオデュッセイア
尾方佐羽
歴史・時代
【第12章を週1回程度更新します】世界の海が人と船で結ばれていく16世紀の遥かな旅の物語です。
12章では16世紀後半のヨーロッパが舞台になります。
※このお話は史実を参考にしたフィクションです。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる