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無機質な声が頭の中に響きオレは目が覚めた。横にお菊さん、ゆきさん、出入り口に金剛君が座り眠っていた。
色々夢を見ていたような気がするけどなんだろう・・・。そういえば農業神様がなにか言ってたような・・・未来は変わるだっか?なんかあれは農業神様ではないような気もする・・・。とりあえずみんなに挨拶を・・・
「ゆきさん?お菊さん?金剛君?おはよう」
「「「剣城様!!」」」
「剣城様起きましたか!?」
いや鈴ちゃん!?どこから現れた!?居なかっただろう!?
オレはどうやら1日寝っぱなしだったらしい。今は倒れてから二日目の夜半みたいだった。鈴ちゃんが色々教えてくれた。新たに来た人達の中に不届者が居たと。
やっぱあれは夢じゃなく本当の事だったんだ・・・。
「今何時かな?」
「剣城様が分かる時間で言えば・・・2時くらいでしょうか」
「げっ!?夜中か・・・さすがにもう寝れないな。起きておこう。顛末聞いていいかな?」
それからオレが本当に意識がなくなってる時の事を聞いた。剛力君が急いで作った牢屋に大河原って人を入れてる事。
国友さん、芳兵衛君が血相を変えお見舞いに来てどのような作りにしたか分からないが内側に針が付いてるような牢屋らしい。国友スペシャルとも言っていたそうだ。
それと村の人達も大河原って人の拷問?をすると言って諌めるのに大変だったと。新たに来た人達のために沢彦さんを呼んでいた事が功を奏して民の人達を宥めてくれた。
ただ、沢彦さんも過激な発言があったようで『真の呪詛を掛けてやろう』とか言っていたらしい。『拙僧がかすていらを食べれなくなればお主は二度と輪廻転生が出来ぬ様に呪いをかけてやる』とか言ってたらしい。
結局食い物かよ!?とオレは思う。やはり食は日常。大事な事だ。
「剣城様どうぞ。お粥です」
「ゆきさんありがとう・・・美味いね」
「とりあえず、体の毒素は抜けたと思いますが無理をしないようにできれば今ここで技の飲み物を飲んでください」
「鈴ちゃんもありがとう。ちょっとオレは倉庫に向かうよ。ちゃんとそこで飲むから。色々補填しておくから」
「着いていきます」「私も着いて参ります」
「一人で大丈夫だから。みんなは休んでいていいよ」
「いや、そういうわけにはーー」
「大丈夫だから」
「分かりました」
オレは一人になりたかった。村のオレの家の6件隣の倉庫というか蔵だ。
どれどれ?いやあれだけあった日本酒やらビールが全然なくなってるな!?こっちの戸棚の薬は・・・いや薬もあまりないな。
《業務用小麦×50》
《麦茶パック×10》
《緑茶パック×10》
《オレンジジュース2ℓ×20》
《サイダー2ℓ×20》
《リンスインシャンプー×300》
《石鹸×300》
《歯磨きセット×300》
《汗拭きタオル10ダース》
《ノート筆記用具セット×200》
《ビール1ケース×30》
《日本酒一升×100》
《大容量清酒4ℓ×100》
《ウイスキー700ml×50》
《コーラ2ℓ×50》
《業務用醤油×30》
《業務用味噌×30》
《業務用料理酒×30》
《業務用塩30kg×30》
《業務用砂糖30kg×30》
《神様印 切り傷軟膏×10》
《神様印 皮膚再生軟膏×10》
《神様印 栄養ドリンク×100》
《神様印 止血剤軟膏×10》
《神様印 麻酔軟膏×10》
《神様印 金色ニワトリ鶏糞肥料》
《板チョコ×100》
《チョコシュー×100》
《クッキー詰め合わせ×100》
《ポテチ×100》
《缶詰各種×200》
《緊急用レトルト食品各種×200》
《贈答用クッキー詰め合わせ×20》
《贈答用 焼酎×10》
《贈答用6缶パックビール×30》
よし!とりあえずこれだけ買えばいいかな?値段が・・・・500万少々か・・・また随分と金が減ったな。また草とか石とか探そうかな?
うん?こんな所にスイッチなんかあったか?
ポチッとな?
ブォォォォーーーーーン
なんだ!?なんだ!?そういえばジオラマもアップデートするとか言ってたような気がするけど・・・
音がなった後、蔵の足元に床下収納のような取手がある事に気付いた。それとどこからともなく蔵の中が冷たいような気がする。
こんな物あったかな?空けてみるか。よいしょ・・・うん!?冷たい!?霜がある・・・冷凍庫か!?どういう原理なんだ!?分からん!!
農業神様!!私はあなたに一生付いて参ります!かなり嬉しいです!!
また岐阜で追々硝石氷は試すとしてこれはこれで良いな!ついでにアイスとかも補填しておこうかな!冷凍食品もいいな!
《バニラアイス×20》
《チョコアイス×20》
《抹茶アイス×20》
《肉巻きポテト一袋×10》
《ミートボール一袋×10》
《焼きおにぎり一袋×10》
《チーズササミ一袋×10》
《唐揚げ一袋×10》
《坦々麺×10》
《チャーハン一袋×10》
《冷凍海老一パック×10》
《牛、豚 バラ肉各一パック×50》
買った買った。また散財してしまった・・・。追加で70万も使ってしまったな・・・いつもオレは金が貯まんねーな!?えっとどれも効能が同じだが・・・
(株)天照物産の新製法【無双三段】この製法は常温40分で温かい物は温かく、冷たい物は冷気が逃げにくい当社のみが使用できる製法を使用している。神界特許庁に出願中。
なんだ!?なんだ!?凄い技術だな!?冷たい物が常温に戻るのじゃなく温かくなるのか!?素晴らしいぞ!!その製法の名前・・・【無双三段】とな!?カッコイイぞ!?
これで肉のストックもできて好きな時に肉が食べれるぞ!
補填の方はこれで良しだな。次は大河原さんって人の所に行くか・・・牢屋・・・牢屋は・・・。
牢屋は村の端っこ、慶次さんの家の横にあった。うん。かなり禍々しいトゲトゲの床だけで他は鉄の箱型の牢屋だった。あんなに鉄を使うのはもったいないな。
「き、貴様は!!!?」
「夜中にすいませんね?なんでもオレを殺そうとしたとか?随分と殴られてるみたいですね。腕も変な方向に曲がって痛くないですか?」
「我は何も言う事はない!殺せ!」
「正直、あなたにそこまで怒りはないんですよね。なんなら治してあげてもいいかな?とすら思うんですよ」
「ふん。変わった男だ。このような怪我が治るはずがなかろう。腕は使い物にならんだろう。意識も徐々にだが遠くなってきておる」
「ところが私なら治せるんですよね。まあ、怒りはなくてもあの女ともう一人、諭吉さんの家に火を点けた男は許せないですがね」
「何故我は許せると?」
「倒れてから夢を見てましてね。火事も最小限で食い止めてくれてるみたいですし。あなたが火を点けたところは消化のしやすい井戸の近くだったでしょう?明らかに人が居ないところに点けてましたよね?」
「何故それを知っている?それにそれはたまたまだ!」
「だから夢を見たと言ったでしょう?火を点けた場所は意図的にだと思っています。何か考えがあるなら私は本当にあなたを放逐しても良いかと思っています。さっき言った諭吉さんの家・・・あそこには子供が3人も居るんですよ。まあ、私の配下は優秀なので怪我すらないと思いますがね」
「全幅の信頼をしてるのだな。甲賀者に」
「当たり前ですよ。私が面倒見るって約束で来てもらいましたからね。それで・・・あまり話してみんなを起こしたくないんです。どうします?」
「こちらから我が君の声がする!!」
「何!?剣城様の目が覚めたと!?」
あぁ~あ、みんな気づいてしまったじゃん。
「そこに居られるは・・・我が君ぃぃぃぃ!!!!!」
"キャハッ♪剣城っち♪ノア頑張ったんだよ?褒めて?ねぇ褒めて?"
ガジガジガジガジガジガジガジガジ
いやノア嬢さん?捕まえてくれたのは嬉しいし褒めてあげたいけど強噛みは違うんじゃないすか!?病み上がりで涎まみれは嫌っすよ!?
「剣城はどうかしてるぞ?許すだって?」
「慶次さん、ありがとうございます。聞いてたんですか?」
「当たり前だ。隣の家に居たんだからな」
まああんな声で喋れば聞こえるよな。
「殿!ご無事で何よりでございまする。この小七郎、大七郎 殿が彼岸に旅立つならお供させていただく所存でしたが誠にご無事で何よりでございます」
「いや追ってこなくてもいいですからね!?」
「「「剣城様!!!!!」」」
「みんな静かに!村の人達も起きてしまいます!オレは無事なので!」
「剣城!無事だったか!!!」
「権助さん!すいません、起こしてしまいましたね。これだけ人が集まれば起きるさ。倒れたと聞いた時はさすがに焦ったぞ?」
「鈴ちゃん達のおかげですよ・・・諭吉さん・・・すいません!家は新築4LDKを用意するんで許してください!」
「よんえる!?なんだ!?いやそんな事はかまわねーんだが・・・体の方はだいじょうぶなのか?」
「大丈夫も大丈夫!以前より調子いいくらいですよ!ただ、家は明日にでもすぐに建て直しますので!!」
「いや案外、げるてんとも悪くはないぞい?金剛様に用意していただいたのだ」
いやなんで金剛君は様付けでオレは呼び捨てなんだよ!?
「この人の処遇任せてもらっていいですか?」
「あぁ。剣城に任す。オレは寝るぞ!おい!たま!帰るぞ」
「これどうぞ。剣城様の悪病が去るように掘った物です」
「あっ、わざわざありがとうございます!このおかげで治りました!たまさん?すいませんでした!」
「新しい家・・・・期待しています」
たまさん・・・家を期待しているか・・・。女は怖い・・・。けどお守りまで作ってくれるか・・・案外嬉しいかも。ちゃんとミニチュア農業神様みたいだしな。
「この際ここで言います。異論はあるかと思いますがこの大河原さんは許したいと思う。後の二人は絶対に許さないけど。みんなの意見は?」
「剣城は時折り強い言霊を使うな。それでこそ統率できるもんだ。オレは剣城に任す」
「我が君の思い通りに」
「ワシはこの手で捻り潰したいくらいだが任せます」
別に普通に聞いたつもりだけどな。なんでだろうな。この大河原さんって人は今後重要な人のような気がするんだよな。虫の知らせってやつかな?オレを殺そうとしたけどあまり脅威にも思わないんだよな。
概ねオレに賛同するか。
「剣城殿・・・・」
「望月さん?消火活動頑張ってくれたみたいですね?ありがとうございます!ってか、凄い寝巻きですね!?ジャージは不便ですか?」
「と、殿!それは違います!」
「おい?望月頭領?つまらん事は考えるな」
うん?寝巻きじゃないの?白装束・・・切腹?何で望月さんが切腹すんの!?
「まさか切腹ですか?」
「甲賀を纏めきれなかった某が他の者の潔白を晴らします」
いやいやいや!!あなたは何も関係ない事知ってるから!なんでみんな死にたがりなんだよ!?みんな太田さんの血が混ざってるのか!?
「これもこの際だから言います。あっ、まずは短刀預かります。オレの許可なく切腹禁止!てか、切腹は余程の事がない限り禁止!勝手に死ぬ事も禁止!死ぬなら畳の上で往生して!」
「な?望月頭領?言っただろう?剣城はこんな奴だ!つまらん事考える暇あるならどう失敗を挽回するかだ!」
「クハハハハ!確かに面白い男だな?我もつまらん六角に忠節なんぞ貫くんじゃなかったな。芝田殿?此度の事はすまぬ。我は処刑で結構。他の者は関係なし。どうかこの首ーー」
「いやだから今言ったじゃん!?処刑も切腹もオレは嫌いなの!なんならグロいの苦手なの!そりゃ少しはこの時代に来て慣れはしたけど無理なもんは無理!」
「この時代?な、何を言っておられるか!?」
「とりあえず望月さんは今まで通り、まずは生活に慣れて・・・いや、罰として珍しい草とか石とか持ってきてください!それで許します!」
「く、草とか石でしょうか!?」
「はい。この大河原さんは望月さん預かりにします。良いですね?」
「しゃーねーなー!望月頭領?ちゃんと頼むぜ?それに初任務、石集めと草集め頑張ってくれよ?」
「鈴ちゃん?倉庫に補填してるから例のドリンクを」
「・・・・・・」
「鈴ちゃん!?」
「しゃーですよ?」
しゃー!?しゃー!?とはしゃーなしのしゃーか!?どこで覚えたんだよ!?
「本当は私も許したくないのですが剣城様が言うなら仕方ありません」
「よっ!奥方がそう言うならしゃーねーな!がははは!」
なんとなくオレはカッコつけようと思いプロミネンス剣に頭で話し掛ける。
"えっと・・・言葉分かります?"
"面白い男だね?分かるさね。どうしたんだい?"
"あの男が入ってる鉄なんだけど斬れる?"
"他愛ない。私を誰だと思ってるんだい?"
いや、名前も聞いた事ないっす。存じ上げませんです。
"分かりました。頼みますね"
"あいよ!"
オレは静かにプロミネンス剣を抜き素早く横に薙ぎ払いをした。
ジャキィィィィィーーーーンッ!!!
「「「「「おぉぉぉぉぉーーー!!!!」」」」」
「次はさすがにないと願うけどもし同じ事すれば次はないですよ?死ぬ事より辛い事、生き地獄を見せますからね?大河原さん?」
「・・・・・・・・・・」
あれ!?めっちゃ決まったと思うんだけど!?何故に無言!?
「大河原さん?」
「は、は、は、はいっ!!き、肝に命じてお、おきます!」
「がははは!我が君は病み上がりだというのにやりますな!?鉄を斬りますか!ワシもまだまだ精進せねばなりますまい!」
いやあなたはもう化け物の域に達してると思うよ!?なんて言ってもスーパー爺さんだろ!?強弓すら貫通しなかったんだろ!?
無機質な声が頭の中に響きオレは目が覚めた。横にお菊さん、ゆきさん、出入り口に金剛君が座り眠っていた。
色々夢を見ていたような気がするけどなんだろう・・・。そういえば農業神様がなにか言ってたような・・・未来は変わるだっか?なんかあれは農業神様ではないような気もする・・・。とりあえずみんなに挨拶を・・・
「ゆきさん?お菊さん?金剛君?おはよう」
「「「剣城様!!」」」
「剣城様起きましたか!?」
いや鈴ちゃん!?どこから現れた!?居なかっただろう!?
オレはどうやら1日寝っぱなしだったらしい。今は倒れてから二日目の夜半みたいだった。鈴ちゃんが色々教えてくれた。新たに来た人達の中に不届者が居たと。
やっぱあれは夢じゃなく本当の事だったんだ・・・。
「今何時かな?」
「剣城様が分かる時間で言えば・・・2時くらいでしょうか」
「げっ!?夜中か・・・さすがにもう寝れないな。起きておこう。顛末聞いていいかな?」
それからオレが本当に意識がなくなってる時の事を聞いた。剛力君が急いで作った牢屋に大河原って人を入れてる事。
国友さん、芳兵衛君が血相を変えお見舞いに来てどのような作りにしたか分からないが内側に針が付いてるような牢屋らしい。国友スペシャルとも言っていたそうだ。
それと村の人達も大河原って人の拷問?をすると言って諌めるのに大変だったと。新たに来た人達のために沢彦さんを呼んでいた事が功を奏して民の人達を宥めてくれた。
ただ、沢彦さんも過激な発言があったようで『真の呪詛を掛けてやろう』とか言っていたらしい。『拙僧がかすていらを食べれなくなればお主は二度と輪廻転生が出来ぬ様に呪いをかけてやる』とか言ってたらしい。
結局食い物かよ!?とオレは思う。やはり食は日常。大事な事だ。
「剣城様どうぞ。お粥です」
「ゆきさんありがとう・・・美味いね」
「とりあえず、体の毒素は抜けたと思いますが無理をしないようにできれば今ここで技の飲み物を飲んでください」
「鈴ちゃんもありがとう。ちょっとオレは倉庫に向かうよ。ちゃんとそこで飲むから。色々補填しておくから」
「着いていきます」「私も着いて参ります」
「一人で大丈夫だから。みんなは休んでいていいよ」
「いや、そういうわけにはーー」
「大丈夫だから」
「分かりました」
オレは一人になりたかった。村のオレの家の6件隣の倉庫というか蔵だ。
どれどれ?いやあれだけあった日本酒やらビールが全然なくなってるな!?こっちの戸棚の薬は・・・いや薬もあまりないな。
《業務用小麦×50》
《麦茶パック×10》
《緑茶パック×10》
《オレンジジュース2ℓ×20》
《サイダー2ℓ×20》
《リンスインシャンプー×300》
《石鹸×300》
《歯磨きセット×300》
《汗拭きタオル10ダース》
《ノート筆記用具セット×200》
《ビール1ケース×30》
《日本酒一升×100》
《大容量清酒4ℓ×100》
《ウイスキー700ml×50》
《コーラ2ℓ×50》
《業務用醤油×30》
《業務用味噌×30》
《業務用料理酒×30》
《業務用塩30kg×30》
《業務用砂糖30kg×30》
《神様印 切り傷軟膏×10》
《神様印 皮膚再生軟膏×10》
《神様印 栄養ドリンク×100》
《神様印 止血剤軟膏×10》
《神様印 麻酔軟膏×10》
《神様印 金色ニワトリ鶏糞肥料》
《板チョコ×100》
《チョコシュー×100》
《クッキー詰め合わせ×100》
《ポテチ×100》
《缶詰各種×200》
《緊急用レトルト食品各種×200》
《贈答用クッキー詰め合わせ×20》
《贈答用 焼酎×10》
《贈答用6缶パックビール×30》
よし!とりあえずこれだけ買えばいいかな?値段が・・・・500万少々か・・・また随分と金が減ったな。また草とか石とか探そうかな?
うん?こんな所にスイッチなんかあったか?
ポチッとな?
ブォォォォーーーーーン
なんだ!?なんだ!?そういえばジオラマもアップデートするとか言ってたような気がするけど・・・
音がなった後、蔵の足元に床下収納のような取手がある事に気付いた。それとどこからともなく蔵の中が冷たいような気がする。
こんな物あったかな?空けてみるか。よいしょ・・・うん!?冷たい!?霜がある・・・冷凍庫か!?どういう原理なんだ!?分からん!!
農業神様!!私はあなたに一生付いて参ります!かなり嬉しいです!!
また岐阜で追々硝石氷は試すとしてこれはこれで良いな!ついでにアイスとかも補填しておこうかな!冷凍食品もいいな!
《バニラアイス×20》
《チョコアイス×20》
《抹茶アイス×20》
《肉巻きポテト一袋×10》
《ミートボール一袋×10》
《焼きおにぎり一袋×10》
《チーズササミ一袋×10》
《唐揚げ一袋×10》
《坦々麺×10》
《チャーハン一袋×10》
《冷凍海老一パック×10》
《牛、豚 バラ肉各一パック×50》
買った買った。また散財してしまった・・・。追加で70万も使ってしまったな・・・いつもオレは金が貯まんねーな!?えっとどれも効能が同じだが・・・
(株)天照物産の新製法【無双三段】この製法は常温40分で温かい物は温かく、冷たい物は冷気が逃げにくい当社のみが使用できる製法を使用している。神界特許庁に出願中。
なんだ!?なんだ!?凄い技術だな!?冷たい物が常温に戻るのじゃなく温かくなるのか!?素晴らしいぞ!!その製法の名前・・・【無双三段】とな!?カッコイイぞ!?
これで肉のストックもできて好きな時に肉が食べれるぞ!
補填の方はこれで良しだな。次は大河原さんって人の所に行くか・・・牢屋・・・牢屋は・・・。
牢屋は村の端っこ、慶次さんの家の横にあった。うん。かなり禍々しいトゲトゲの床だけで他は鉄の箱型の牢屋だった。あんなに鉄を使うのはもったいないな。
「き、貴様は!!!?」
「夜中にすいませんね?なんでもオレを殺そうとしたとか?随分と殴られてるみたいですね。腕も変な方向に曲がって痛くないですか?」
「我は何も言う事はない!殺せ!」
「正直、あなたにそこまで怒りはないんですよね。なんなら治してあげてもいいかな?とすら思うんですよ」
「ふん。変わった男だ。このような怪我が治るはずがなかろう。腕は使い物にならんだろう。意識も徐々にだが遠くなってきておる」
「ところが私なら治せるんですよね。まあ、怒りはなくてもあの女ともう一人、諭吉さんの家に火を点けた男は許せないですがね」
「何故我は許せると?」
「倒れてから夢を見てましてね。火事も最小限で食い止めてくれてるみたいですし。あなたが火を点けたところは消化のしやすい井戸の近くだったでしょう?明らかに人が居ないところに点けてましたよね?」
「何故それを知っている?それにそれはたまたまだ!」
「だから夢を見たと言ったでしょう?火を点けた場所は意図的にだと思っています。何か考えがあるなら私は本当にあなたを放逐しても良いかと思っています。さっき言った諭吉さんの家・・・あそこには子供が3人も居るんですよ。まあ、私の配下は優秀なので怪我すらないと思いますがね」
「全幅の信頼をしてるのだな。甲賀者に」
「当たり前ですよ。私が面倒見るって約束で来てもらいましたからね。それで・・・あまり話してみんなを起こしたくないんです。どうします?」
「こちらから我が君の声がする!!」
「何!?剣城様の目が覚めたと!?」
あぁ~あ、みんな気づいてしまったじゃん。
「そこに居られるは・・・我が君ぃぃぃぃ!!!!!」
"キャハッ♪剣城っち♪ノア頑張ったんだよ?褒めて?ねぇ褒めて?"
ガジガジガジガジガジガジガジガジ
いやノア嬢さん?捕まえてくれたのは嬉しいし褒めてあげたいけど強噛みは違うんじゃないすか!?病み上がりで涎まみれは嫌っすよ!?
「剣城はどうかしてるぞ?許すだって?」
「慶次さん、ありがとうございます。聞いてたんですか?」
「当たり前だ。隣の家に居たんだからな」
まああんな声で喋れば聞こえるよな。
「殿!ご無事で何よりでございまする。この小七郎、大七郎 殿が彼岸に旅立つならお供させていただく所存でしたが誠にご無事で何よりでございます」
「いや追ってこなくてもいいですからね!?」
「「「剣城様!!!!!」」」
「みんな静かに!村の人達も起きてしまいます!オレは無事なので!」
「剣城!無事だったか!!!」
「権助さん!すいません、起こしてしまいましたね。これだけ人が集まれば起きるさ。倒れたと聞いた時はさすがに焦ったぞ?」
「鈴ちゃん達のおかげですよ・・・諭吉さん・・・すいません!家は新築4LDKを用意するんで許してください!」
「よんえる!?なんだ!?いやそんな事はかまわねーんだが・・・体の方はだいじょうぶなのか?」
「大丈夫も大丈夫!以前より調子いいくらいですよ!ただ、家は明日にでもすぐに建て直しますので!!」
「いや案外、げるてんとも悪くはないぞい?金剛様に用意していただいたのだ」
いやなんで金剛君は様付けでオレは呼び捨てなんだよ!?
「この人の処遇任せてもらっていいですか?」
「あぁ。剣城に任す。オレは寝るぞ!おい!たま!帰るぞ」
「これどうぞ。剣城様の悪病が去るように掘った物です」
「あっ、わざわざありがとうございます!このおかげで治りました!たまさん?すいませんでした!」
「新しい家・・・・期待しています」
たまさん・・・家を期待しているか・・・。女は怖い・・・。けどお守りまで作ってくれるか・・・案外嬉しいかも。ちゃんとミニチュア農業神様みたいだしな。
「この際ここで言います。異論はあるかと思いますがこの大河原さんは許したいと思う。後の二人は絶対に許さないけど。みんなの意見は?」
「剣城は時折り強い言霊を使うな。それでこそ統率できるもんだ。オレは剣城に任す」
「我が君の思い通りに」
「ワシはこの手で捻り潰したいくらいだが任せます」
別に普通に聞いたつもりだけどな。なんでだろうな。この大河原さんって人は今後重要な人のような気がするんだよな。虫の知らせってやつかな?オレを殺そうとしたけどあまり脅威にも思わないんだよな。
概ねオレに賛同するか。
「剣城殿・・・・」
「望月さん?消火活動頑張ってくれたみたいですね?ありがとうございます!ってか、凄い寝巻きですね!?ジャージは不便ですか?」
「と、殿!それは違います!」
「おい?望月頭領?つまらん事は考えるな」
うん?寝巻きじゃないの?白装束・・・切腹?何で望月さんが切腹すんの!?
「まさか切腹ですか?」
「甲賀を纏めきれなかった某が他の者の潔白を晴らします」
いやいやいや!!あなたは何も関係ない事知ってるから!なんでみんな死にたがりなんだよ!?みんな太田さんの血が混ざってるのか!?
「これもこの際だから言います。あっ、まずは短刀預かります。オレの許可なく切腹禁止!てか、切腹は余程の事がない限り禁止!勝手に死ぬ事も禁止!死ぬなら畳の上で往生して!」
「な?望月頭領?言っただろう?剣城はこんな奴だ!つまらん事考える暇あるならどう失敗を挽回するかだ!」
「クハハハハ!確かに面白い男だな?我もつまらん六角に忠節なんぞ貫くんじゃなかったな。芝田殿?此度の事はすまぬ。我は処刑で結構。他の者は関係なし。どうかこの首ーー」
「いやだから今言ったじゃん!?処刑も切腹もオレは嫌いなの!なんならグロいの苦手なの!そりゃ少しはこの時代に来て慣れはしたけど無理なもんは無理!」
「この時代?な、何を言っておられるか!?」
「とりあえず望月さんは今まで通り、まずは生活に慣れて・・・いや、罰として珍しい草とか石とか持ってきてください!それで許します!」
「く、草とか石でしょうか!?」
「はい。この大河原さんは望月さん預かりにします。良いですね?」
「しゃーねーなー!望月頭領?ちゃんと頼むぜ?それに初任務、石集めと草集め頑張ってくれよ?」
「鈴ちゃん?倉庫に補填してるから例のドリンクを」
「・・・・・・」
「鈴ちゃん!?」
「しゃーですよ?」
しゃー!?しゃー!?とはしゃーなしのしゃーか!?どこで覚えたんだよ!?
「本当は私も許したくないのですが剣城様が言うなら仕方ありません」
「よっ!奥方がそう言うならしゃーねーな!がははは!」
なんとなくオレはカッコつけようと思いプロミネンス剣に頭で話し掛ける。
"えっと・・・言葉分かります?"
"面白い男だね?分かるさね。どうしたんだい?"
"あの男が入ってる鉄なんだけど斬れる?"
"他愛ない。私を誰だと思ってるんだい?"
いや、名前も聞いた事ないっす。存じ上げませんです。
"分かりました。頼みますね"
"あいよ!"
オレは静かにプロミネンス剣を抜き素早く横に薙ぎ払いをした。
ジャキィィィィィーーーーンッ!!!
「「「「「おぉぉぉぉぉーーー!!!!」」」」」
「次はさすがにないと願うけどもし同じ事すれば次はないですよ?死ぬ事より辛い事、生き地獄を見せますからね?大河原さん?」
「・・・・・・・・・・」
あれ!?めっちゃ決まったと思うんだけど!?何故に無言!?
「大河原さん?」
「は、は、は、はいっ!!き、肝に命じてお、おきます!」
「がははは!我が君は病み上がりだというのにやりますな!?鉄を斬りますか!ワシもまだまだ精進せねばなりますまい!」
いやあなたはもう化け物の域に達してると思うよ!?なんて言ってもスーパー爺さんだろ!?強弓すら貫通しなかったんだろ!?
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12章では16世紀後半のヨーロッパが舞台になります。
※このお話は史実を参考にしたフィクションです。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
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朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
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鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
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この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
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しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
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