184 / 373
この時代の一員になる
本格的な内政
しおりを挟む
部屋に戻ってきたオレはゆきさんを呼ぶ。
「ゆきさん居る?」
「はっここに」
「おう!ビックリした。はい。これプレゼントね?」
「フォトですか!?」
いやなんで英語!?写真でよくない!?変な言葉覚えてしまったな。
「お父さんは元気そうだったよ。お土産もいっぱい渡したから。それと関所の人なんだけど・・・襲った人か分からなかったけどとりあえず落とし前はつけたよ。野田さんが人物はそうそう入れ替わりしないって言ってたから」
「剣城様・・・私のせいでわざわざすいません」
「いいよ!まっ、そういう事だから!もしかしたら栄養ドリンクも渡したし勧誘もしたからこっちに来るかもしれないよ?」
「本当にありがとうございます。この恩は必ずお返しします」
「気にしなくていいからね。じゃまた明日ね~」
次の日の朝信長さんに呼ばれ、ここ岐阜を本拠にすると言われた。オレが壊した城門は責任を持ってオレが直すようにと。それに画期的な城の防備を考えオレの配下を使い大工集団を育成せよ。との事だった。
「その件はしばらく考えてみます。それと一度村に戻りたいのですがよろしいですか?」
「かまわん。これより貴様は内政に励んでもらう。本格的に楽市を行う」
信長さんが言ったのは中学生の時に歴史の授業で習った楽市楽座、商売をするには座が取り仕切っているがそれを撤廃させ誰でも自由な商売をしていいということだった。
確かこの楽市楽座にも欠点か悪い事があったと思うけどなんだったかな・・・。思い出せん。とりあえずその都度悪い所は指摘していこうか。
「何か含みがありそうな顔じゃな?」
「いや、この楽市は初期の頃はいいんです。むしろ銭が動き市場に活気がでるでしょう。ですが欠点もあったと思います。私が気づけばその時にまた言います」
「ワシも手探りじゃ。貴様の思う事は遠慮なく言え。それと、以前鐚銭を作り直すと言っていたがどうじゃ?」
「国友さんに聞いてみないことにはどうしようも言えませんが色々な兵器を作ってる所を見ると、国友さんならなんなく作り直しできそうな感じはします。ただこれは最初出会った時の頃に言ったように諸刃の剣です」
オレはざっくりインフレデフレの事を教えた。
「インフレーションとは物価が上がり続けて、お金の価値が下がり続けること。対してデフレーションとは、物価が下がり続けて、お金の価値が上がり続けることです」
「ほう。続けよ」
いや続けよと言われてもそこまでオレもこの時代の事はわからんぞ!?
「うろ覚えで未来の考えで申し訳ないですが、実はこの時代は貨幣制度が染み渡っています。年貢がどのような仕組みかまでは私は分かりませんが年貢を払えない所は銭で払ったりしていますよね?」
「そうじゃ」
「どうしても農民は質の悪い銭を所有してる事が多いはずなのでまずはここをどうにかしましょう。まずは物を安定的に供給できるシステムを作り、安全な輸送システムの構築、死銭を作らないようにします」
「簡潔に述べよ」
「あの村は結構な警備をしていただいております。何人も付近の村々に行き指導しています。これをもっと大々的にします。東は松平様の方から西は蟹江の方まで。しばらくは内政を強化し力を蓄えましょう」
「よし!その件は貴様に任す!必要な物、銭はワシに言え!一々確認取らんでもある程度は任せる!」
「ありがとうございます。頑張ります」
「それと、聞いておるだろうが浅井と同盟を成す事になった。市の輿入れも決まった。皐月の中旬を予定しておる。貴様も付いて行け」
いや何でオレが!?一応オレって隠密部隊だろ!?
「私なんか役に立てますでしょうか?」
「分かっておらんようだな。ワシと同腹の妹の輿入れだ。そこらの馬の骨と同じにするな。ということが分からぬか?」
豪華にしろ!ってことですね。今分かりました。
「上限はありますか?」
「全て貴様に任す!この同盟は、朝倉、六角も見ているだろう。織田の財力を見せてやれ!」
「了解致しました」
オレは稲葉山城改め岐阜城に用意してもらったオレの部屋に行き、これからの事を考える。
「ゆきさん居る?」
「はっ」
「ゆきさんは、楷書書ける?」
「はっ。日々精進しております」
「なら今から言う事書いてくれる?」
オレはやる事リストを作った。
1 城の改修工事 剛力 青木 15名
2 輸送 販売網の構築 大膳 大野 10名
3 輿入れ時の警備、装備、調度品、贈り物調達 鈴、奏、琴 3名
4 市場調査 慶次 小川 5名
5 村の護衛 オレの護衛 小泉 お菊 野田 40名
6 オレのやる事リスト・・・・九鬼さんに会い船の開発、操船勉強、近辺の人達の学力up、村々に訪問農業の知識を教える。
「いや最後はオレはあまり分からないから八兵衛村長にお願いしてみよう。使える人はどんどんお願いしよう。あの村の人なら信用できるしな。勘助さんももっと働いてもらおう」
「以上でよろしいですか?」
あっ!!!利家さんにおまつさんとの馴れ初め・・・どうやってあんなうらやま・・・けしからん!な嫁を捕まえた事を事細かく一字一句間違えないように聞かないといけない!あんなロリ女を・・・ゲフンゲフン!
「抜けてる所あるかもしれないからその時はまたその時に付け加えてくれる?その紙はいつでも見れるようにお願いね。それと前田利家さんに・・・その・・・ね?どうやっておまつさんと結婚できたか・・・聞いてくれれば・・・」
「・・・・・了解致しました。剣城様はおまつ様みたいな方が・・・?」
「いやいや!そんな事は思ってないけどね!?どうやって結婚したのかな!?と思って気になってたんだよ!?ははは!・・・・虚しいな・・・ゆきさんごめん。最後のは無かったことにお願い・・」
「・・・分かりました」
「それでと・・・甲賀衆全員集合させてくれる?」
城の外に行き、全員集合した所で先程書いた紙の事をみんなに伝える。
「ははは!市場調査か!?任されよ!銭は剣城の持ち出しだろう?」
「そうですけどお菊さんに貰ってくださいね?物の価格、店の配置なども考えてくださいよ?どこにどのような店があるといいとかって感じです」
「剣城様・・・俺の名前が見当たりませんが・・・」
「杉谷さん、隼人君達は馬のお世話をお願いしたいんだよ。一定期間の後に交代するからお願いできる?」
「はっ。畏まりました」
「私達は・・・・」
「鞠ちゃん、凛ちゃんはここ岐阜の町で・・・まだ町とは言えないけど病院開設してもらうから」
「本当ですか!?なら私がドクターですか!?」
いやどこで覚えたんだよ!?
「う、うん。頑張ってほしい。ついでだからあの馬連れて来てくれる?」
4頭の馬の振り分けだ。慶次さんは除外するけど公平にジャンケンだ。まずジャンケンの説明からしたけど、小川さん小泉さんなんかは『お前がぐーでも、ワシのちょきは石でも斬れる』とかルール無視な事言うからルール無視する人は参加させないと言ったら大人しく従ってくれた。まずは隣で2人組になりそこからジャンケンをしてもらい余った人はオレとジャンケンした。
「よもや貴様がここまで残るとはのう?小泉!」
「ふん。お前だけには負けんぞ!小川!」
いやジャンケンってこんなに殺伐としてたか!?さりげなくお菊さんも参加してるんだが!?
白熱としたジャンケンの勝ち残りは、八百長か!?と言いたくなる結果だった。
「決定!お菊さん!鈴ちゃん!小川さん!野田さん!大膳ッ!!」
大膳が勝ち残った事がオレは腹が立ってしょうがない。未だあの変な踊りを辞めないし。
「野田さんだけ馬指定するけど甲賀に行った馬に乗ってくれますか?ノア嬢が言うには乗り方が優しくて良かったそうです」
"キャハッ♪剣城っち違うよ!操作が上手って事だよ♪"
"細かい事はいいんだよ!"
「後は各々選んでください!名前もちゃんと決めてあげてくださいね!」
「決まった?じゃあ各々頑張ってください!」
《世界の城の全て》\1000
効能・・・・全宇宙人類が発展した城を写真に収めた本。鍛治神の解説付き
《様々な位の女性の暮らし》\1000
効能・・・・高貴な人から平民まで様々な時代で活躍した女性の暮らしぶりが分かる本。芸術神監修
《神様印の船の操船から漁までこの一冊で》\1500
効能・・・・古くは弥生時代から~令和の時代までの船を記した書物。漁の事や船の構造、原料まで書かれている。習熟度up
「剛力君!この本を見て参考にしてみてほしい。琴ちゃんはこっちの本を見てお市さんが使えそうな物を選んでほしい。信長様に度肝抜くようにって言われたから盛大にしよう。お金は気にしなくていいから欲しい物書き出しておいて!」
「「ありがとうございます!!」」
あれだけ寂しそうなお市さんは初めて見たからな。送り出す時は盛大に忘れられないくらいにしてあげよう。ってかお市さんって100万円も何に使ったんだ!?履歴とかないのか!?その後は、ノアに乗り久しぶりに清洲のあの村に戻った。
「ゆきさん居る?」
「はっここに」
「おう!ビックリした。はい。これプレゼントね?」
「フォトですか!?」
いやなんで英語!?写真でよくない!?変な言葉覚えてしまったな。
「お父さんは元気そうだったよ。お土産もいっぱい渡したから。それと関所の人なんだけど・・・襲った人か分からなかったけどとりあえず落とし前はつけたよ。野田さんが人物はそうそう入れ替わりしないって言ってたから」
「剣城様・・・私のせいでわざわざすいません」
「いいよ!まっ、そういう事だから!もしかしたら栄養ドリンクも渡したし勧誘もしたからこっちに来るかもしれないよ?」
「本当にありがとうございます。この恩は必ずお返しします」
「気にしなくていいからね。じゃまた明日ね~」
次の日の朝信長さんに呼ばれ、ここ岐阜を本拠にすると言われた。オレが壊した城門は責任を持ってオレが直すようにと。それに画期的な城の防備を考えオレの配下を使い大工集団を育成せよ。との事だった。
「その件はしばらく考えてみます。それと一度村に戻りたいのですがよろしいですか?」
「かまわん。これより貴様は内政に励んでもらう。本格的に楽市を行う」
信長さんが言ったのは中学生の時に歴史の授業で習った楽市楽座、商売をするには座が取り仕切っているがそれを撤廃させ誰でも自由な商売をしていいということだった。
確かこの楽市楽座にも欠点か悪い事があったと思うけどなんだったかな・・・。思い出せん。とりあえずその都度悪い所は指摘していこうか。
「何か含みがありそうな顔じゃな?」
「いや、この楽市は初期の頃はいいんです。むしろ銭が動き市場に活気がでるでしょう。ですが欠点もあったと思います。私が気づけばその時にまた言います」
「ワシも手探りじゃ。貴様の思う事は遠慮なく言え。それと、以前鐚銭を作り直すと言っていたがどうじゃ?」
「国友さんに聞いてみないことにはどうしようも言えませんが色々な兵器を作ってる所を見ると、国友さんならなんなく作り直しできそうな感じはします。ただこれは最初出会った時の頃に言ったように諸刃の剣です」
オレはざっくりインフレデフレの事を教えた。
「インフレーションとは物価が上がり続けて、お金の価値が下がり続けること。対してデフレーションとは、物価が下がり続けて、お金の価値が上がり続けることです」
「ほう。続けよ」
いや続けよと言われてもそこまでオレもこの時代の事はわからんぞ!?
「うろ覚えで未来の考えで申し訳ないですが、実はこの時代は貨幣制度が染み渡っています。年貢がどのような仕組みかまでは私は分かりませんが年貢を払えない所は銭で払ったりしていますよね?」
「そうじゃ」
「どうしても農民は質の悪い銭を所有してる事が多いはずなのでまずはここをどうにかしましょう。まずは物を安定的に供給できるシステムを作り、安全な輸送システムの構築、死銭を作らないようにします」
「簡潔に述べよ」
「あの村は結構な警備をしていただいております。何人も付近の村々に行き指導しています。これをもっと大々的にします。東は松平様の方から西は蟹江の方まで。しばらくは内政を強化し力を蓄えましょう」
「よし!その件は貴様に任す!必要な物、銭はワシに言え!一々確認取らんでもある程度は任せる!」
「ありがとうございます。頑張ります」
「それと、聞いておるだろうが浅井と同盟を成す事になった。市の輿入れも決まった。皐月の中旬を予定しておる。貴様も付いて行け」
いや何でオレが!?一応オレって隠密部隊だろ!?
「私なんか役に立てますでしょうか?」
「分かっておらんようだな。ワシと同腹の妹の輿入れだ。そこらの馬の骨と同じにするな。ということが分からぬか?」
豪華にしろ!ってことですね。今分かりました。
「上限はありますか?」
「全て貴様に任す!この同盟は、朝倉、六角も見ているだろう。織田の財力を見せてやれ!」
「了解致しました」
オレは稲葉山城改め岐阜城に用意してもらったオレの部屋に行き、これからの事を考える。
「ゆきさん居る?」
「はっ」
「ゆきさんは、楷書書ける?」
「はっ。日々精進しております」
「なら今から言う事書いてくれる?」
オレはやる事リストを作った。
1 城の改修工事 剛力 青木 15名
2 輸送 販売網の構築 大膳 大野 10名
3 輿入れ時の警備、装備、調度品、贈り物調達 鈴、奏、琴 3名
4 市場調査 慶次 小川 5名
5 村の護衛 オレの護衛 小泉 お菊 野田 40名
6 オレのやる事リスト・・・・九鬼さんに会い船の開発、操船勉強、近辺の人達の学力up、村々に訪問農業の知識を教える。
「いや最後はオレはあまり分からないから八兵衛村長にお願いしてみよう。使える人はどんどんお願いしよう。あの村の人なら信用できるしな。勘助さんももっと働いてもらおう」
「以上でよろしいですか?」
あっ!!!利家さんにおまつさんとの馴れ初め・・・どうやってあんなうらやま・・・けしからん!な嫁を捕まえた事を事細かく一字一句間違えないように聞かないといけない!あんなロリ女を・・・ゲフンゲフン!
「抜けてる所あるかもしれないからその時はまたその時に付け加えてくれる?その紙はいつでも見れるようにお願いね。それと前田利家さんに・・・その・・・ね?どうやっておまつさんと結婚できたか・・・聞いてくれれば・・・」
「・・・・・了解致しました。剣城様はおまつ様みたいな方が・・・?」
「いやいや!そんな事は思ってないけどね!?どうやって結婚したのかな!?と思って気になってたんだよ!?ははは!・・・・虚しいな・・・ゆきさんごめん。最後のは無かったことにお願い・・」
「・・・分かりました」
「それでと・・・甲賀衆全員集合させてくれる?」
城の外に行き、全員集合した所で先程書いた紙の事をみんなに伝える。
「ははは!市場調査か!?任されよ!銭は剣城の持ち出しだろう?」
「そうですけどお菊さんに貰ってくださいね?物の価格、店の配置なども考えてくださいよ?どこにどのような店があるといいとかって感じです」
「剣城様・・・俺の名前が見当たりませんが・・・」
「杉谷さん、隼人君達は馬のお世話をお願いしたいんだよ。一定期間の後に交代するからお願いできる?」
「はっ。畏まりました」
「私達は・・・・」
「鞠ちゃん、凛ちゃんはここ岐阜の町で・・・まだ町とは言えないけど病院開設してもらうから」
「本当ですか!?なら私がドクターですか!?」
いやどこで覚えたんだよ!?
「う、うん。頑張ってほしい。ついでだからあの馬連れて来てくれる?」
4頭の馬の振り分けだ。慶次さんは除外するけど公平にジャンケンだ。まずジャンケンの説明からしたけど、小川さん小泉さんなんかは『お前がぐーでも、ワシのちょきは石でも斬れる』とかルール無視な事言うからルール無視する人は参加させないと言ったら大人しく従ってくれた。まずは隣で2人組になりそこからジャンケンをしてもらい余った人はオレとジャンケンした。
「よもや貴様がここまで残るとはのう?小泉!」
「ふん。お前だけには負けんぞ!小川!」
いやジャンケンってこんなに殺伐としてたか!?さりげなくお菊さんも参加してるんだが!?
白熱としたジャンケンの勝ち残りは、八百長か!?と言いたくなる結果だった。
「決定!お菊さん!鈴ちゃん!小川さん!野田さん!大膳ッ!!」
大膳が勝ち残った事がオレは腹が立ってしょうがない。未だあの変な踊りを辞めないし。
「野田さんだけ馬指定するけど甲賀に行った馬に乗ってくれますか?ノア嬢が言うには乗り方が優しくて良かったそうです」
"キャハッ♪剣城っち違うよ!操作が上手って事だよ♪"
"細かい事はいいんだよ!"
「後は各々選んでください!名前もちゃんと決めてあげてくださいね!」
「決まった?じゃあ各々頑張ってください!」
《世界の城の全て》\1000
効能・・・・全宇宙人類が発展した城を写真に収めた本。鍛治神の解説付き
《様々な位の女性の暮らし》\1000
効能・・・・高貴な人から平民まで様々な時代で活躍した女性の暮らしぶりが分かる本。芸術神監修
《神様印の船の操船から漁までこの一冊で》\1500
効能・・・・古くは弥生時代から~令和の時代までの船を記した書物。漁の事や船の構造、原料まで書かれている。習熟度up
「剛力君!この本を見て参考にしてみてほしい。琴ちゃんはこっちの本を見てお市さんが使えそうな物を選んでほしい。信長様に度肝抜くようにって言われたから盛大にしよう。お金は気にしなくていいから欲しい物書き出しておいて!」
「「ありがとうございます!!」」
あれだけ寂しそうなお市さんは初めて見たからな。送り出す時は盛大に忘れられないくらいにしてあげよう。ってかお市さんって100万円も何に使ったんだ!?履歴とかないのか!?その後は、ノアに乗り久しぶりに清洲のあの村に戻った。
0
お気に入りに追加
597
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
執着系男子のオムニバス【R18】
栗原さとみ
恋愛
執着・溺愛・一途・強引愛の男子に、流されやすく快楽に弱い女子がいいようにされてしまうお話を集めました。1頁1話完結。1頁ごと単体で読めます。
それぞれのお話につながりはありません。
※頁の差し替えと、最新話の追加更新があります
①story.1とstory.3を入れ替えました。
②story.4は以前、短編で発表したお話ですので、ご了承下さいませ。
(R5.6月連載中に戻しました。)
③story.5を追加する予定は延期
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる