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マジの傑物 奇妙丸君
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建築工具を剛力君達や甲賀の方に見てもらうと当たり前だがかなり驚いていた
「剣城様!このようなノコギリがあるとは・・・」
「いやいや、大野殿ノコギリも大変素晴らしいがこちらの釘を打つ方は武器にもなりそうだ!」
「各々方、全部素晴らしいが誠に素晴らしいのはこの小さな釘や錐が全て同じ形状してる事だ!」
「さすが小泉殿!確かに全部同じ物なら使い勝手が良く作る物に差が出にくそうではあるな!」
てかみんな、順応早っ!しばらくは放心状態くらいになると思ったんだけど!?例の本は金剛君や剛力君に見てもらい建築関係は小泉さん一族が担うと言ってくれたので金剛君の下に着いてもらうようにした。
陣地構築の方は剛力君に見せ大野さん一族が戦働きをしたいと言ってくれたので剛力君には大野さんを下に着いてもらう事にした。
「では、大野さん、小泉さん達は2人の下に着いてもらえますか?歳の関係でいざこざが起こるかもしれまさんがこの2人は私の右腕左腕なので良く聞いてやってください」
「剣城殿も人が悪い。こんないい生活させてもらって采配に文句の言いようはない。存分に励みまする」
「ありがとうございます。金剛君、剛力君?裏の森の木を切り即席で陣地構築できるような加工の練習を早急にお願いね?本に書いてると思うけどプレハブ工法を覚えたら迅速に陣地構築できるから」
「はっ。分かりました!」
次の日オレは国友さんの鍛冶場に行き進捗を聞くともうだいぶ鉄砲も作れたらしくそろそろ小牧山城に持って行くという話しを聞いたので、本来なら信長さんの小荷駄隊が持って行くと聞いたがどうせなら行軍練習をしようと慶次さんに相談した
「ということで例の書物で勉強してもらう組はこのまま待機ですが、救護隊と輸送隊の練習をしようと思うのですがいいです?」
「ははは!剣城は良い事言うな!そろそろ俺も訓練じゃ飽きてきた頃だったんだ!良し!どうせなら実践気味に行こうじゃないか!」
慶次さんが言う実践気味と言うのはちゃんと背の高さ順に前の方が身長が高い人を集めて、真ん中に荷車を押す人、後ろは身長の低い人で固めて行軍する事だった。
杉谷さんは鉄砲の先生で村に居てもらわないといけないからな・・・輸送は大膳にやらそうか。隼人君は念の為、狙撃班で連れて行こう。
「大膳君!行軍訓練だ!この国友さんが作った銃を信長様が居る小牧山城まで届ける事になった!しっかりと着いてこい!」
「某がこんな大任を・・・・」
また変な踊りで喜びだしてムカついたので荷車に石でも積んで重くしてやろうかとも思う。
戦闘服は10着しかないので俺の家に最初に来た金剛君達に渡したのでとりあえず今までの甲冑にダウンジャケットを渡して行軍する事にした。オレ?オレはもちろん完全防寒のカシミアのマフラーに軍手を装備しての行軍だ。
「剣城?なんだその服装は?」
「だって寒いんだからしょうがないでしょう?半日くらいの距離なんでしょう?」
「大将がそんな装備では笑われるぞ!」
オレは慶次さんに身包み剥がされ慶次さんの予備の甲冑やらを装備させられた。その上にみんなと同じダウンジャケットを着ようとしたらため息をされたので仕方なく甲冑だけで行く事になった。
「そうだ!大将はそうでなくてはならない!下の者が苦しい時は明るく気丈に振る舞うのだ!大将は皆から憧れるような存在でないとならない!剣城!覚えておけ!」
いやめっちゃカッコいい言葉だけどオレ別に大将にならなくていいんだけど・・・
「慶次さん、お菊さん、村の倉庫のイージスの振り分けお願いします。オレは城に木下様と奇妙丸様に小牧山城に行く事を伝えて来ます」
「おう!剣城が戻ってくるまでに準備終わらせておくからな!」
「剣城様、兵糧の方はどうしますか?」
「あっ、忘れてたわ。とりあえず急遽なんで大膳君にカップラーメンとペットボトルに水を用意させて持って行くように伝えてくれる?一人一人の装備はリュックに水と少しの甘味とパンを!」
「了解致しました」
オレは大黒剣に乗り急いで城に向かい、奇妙丸君に謁見をお願いする。信長さんが居ないせいか急いでいる時に待たされ少しイライラする
奇妙丸君の世話役の人に案内されやっと通された。
「待たせてしまって申し訳ありませぬ。早く通せと伝えたのですが時間が掛かりました。本日はそのような格好で剣城殿も父上に呼ばれたのですか?」
「いえ、実は信長様にお渡しする必殺の物資の輸送を私の軍で演習を兼ねてみようと思い2日程お暇する許しを頂こうと思いまして」
「そのような事某に許可を貰わなくとも剣城殿の好きなようにして良いと思います。某は仮の存在です。剣城殿は存分に演習をなさってください」
いやマジでこの子ヤバいんじゃないの!?雰囲気が会社の上役と話してる時みたいな感じなんだが!?
「はっ。ありがとうございます。村の者にも見せてる建築関係の書物になります。暇な時お読みください。沢彦さん勉学の事任せっきりにすいません」
「剣城殿は忙しい方、存分に励みなさい。拙僧も奇妙丸様と共に学ばせてもらって楽しいですよ」
「木下様はどうですか?」
「木下殿はどうも勉学が苦手のようでな?あまり現れんのだ」
「なら私から一言、言っておきます。では行ってまいります」
「剣城殿?我が織田家の発展今後もよろしくお頼み申し上げます。お気をつけて演習なさってください」
これはマジですっごい傑物になるんじゃなかろうか!?まだ4歳の子だろ!?オレですら違う意味の畏怖してしまうんだが!?
「剣城様!このようなノコギリがあるとは・・・」
「いやいや、大野殿ノコギリも大変素晴らしいがこちらの釘を打つ方は武器にもなりそうだ!」
「各々方、全部素晴らしいが誠に素晴らしいのはこの小さな釘や錐が全て同じ形状してる事だ!」
「さすが小泉殿!確かに全部同じ物なら使い勝手が良く作る物に差が出にくそうではあるな!」
てかみんな、順応早っ!しばらくは放心状態くらいになると思ったんだけど!?例の本は金剛君や剛力君に見てもらい建築関係は小泉さん一族が担うと言ってくれたので金剛君の下に着いてもらうようにした。
陣地構築の方は剛力君に見せ大野さん一族が戦働きをしたいと言ってくれたので剛力君には大野さんを下に着いてもらう事にした。
「では、大野さん、小泉さん達は2人の下に着いてもらえますか?歳の関係でいざこざが起こるかもしれまさんがこの2人は私の右腕左腕なので良く聞いてやってください」
「剣城殿も人が悪い。こんないい生活させてもらって采配に文句の言いようはない。存分に励みまする」
「ありがとうございます。金剛君、剛力君?裏の森の木を切り即席で陣地構築できるような加工の練習を早急にお願いね?本に書いてると思うけどプレハブ工法を覚えたら迅速に陣地構築できるから」
「はっ。分かりました!」
次の日オレは国友さんの鍛冶場に行き進捗を聞くともうだいぶ鉄砲も作れたらしくそろそろ小牧山城に持って行くという話しを聞いたので、本来なら信長さんの小荷駄隊が持って行くと聞いたがどうせなら行軍練習をしようと慶次さんに相談した
「ということで例の書物で勉強してもらう組はこのまま待機ですが、救護隊と輸送隊の練習をしようと思うのですがいいです?」
「ははは!剣城は良い事言うな!そろそろ俺も訓練じゃ飽きてきた頃だったんだ!良し!どうせなら実践気味に行こうじゃないか!」
慶次さんが言う実践気味と言うのはちゃんと背の高さ順に前の方が身長が高い人を集めて、真ん中に荷車を押す人、後ろは身長の低い人で固めて行軍する事だった。
杉谷さんは鉄砲の先生で村に居てもらわないといけないからな・・・輸送は大膳にやらそうか。隼人君は念の為、狙撃班で連れて行こう。
「大膳君!行軍訓練だ!この国友さんが作った銃を信長様が居る小牧山城まで届ける事になった!しっかりと着いてこい!」
「某がこんな大任を・・・・」
また変な踊りで喜びだしてムカついたので荷車に石でも積んで重くしてやろうかとも思う。
戦闘服は10着しかないので俺の家に最初に来た金剛君達に渡したのでとりあえず今までの甲冑にダウンジャケットを渡して行軍する事にした。オレ?オレはもちろん完全防寒のカシミアのマフラーに軍手を装備しての行軍だ。
「剣城?なんだその服装は?」
「だって寒いんだからしょうがないでしょう?半日くらいの距離なんでしょう?」
「大将がそんな装備では笑われるぞ!」
オレは慶次さんに身包み剥がされ慶次さんの予備の甲冑やらを装備させられた。その上にみんなと同じダウンジャケットを着ようとしたらため息をされたので仕方なく甲冑だけで行く事になった。
「そうだ!大将はそうでなくてはならない!下の者が苦しい時は明るく気丈に振る舞うのだ!大将は皆から憧れるような存在でないとならない!剣城!覚えておけ!」
いやめっちゃカッコいい言葉だけどオレ別に大将にならなくていいんだけど・・・
「慶次さん、お菊さん、村の倉庫のイージスの振り分けお願いします。オレは城に木下様と奇妙丸様に小牧山城に行く事を伝えて来ます」
「おう!剣城が戻ってくるまでに準備終わらせておくからな!」
「剣城様、兵糧の方はどうしますか?」
「あっ、忘れてたわ。とりあえず急遽なんで大膳君にカップラーメンとペットボトルに水を用意させて持って行くように伝えてくれる?一人一人の装備はリュックに水と少しの甘味とパンを!」
「了解致しました」
オレは大黒剣に乗り急いで城に向かい、奇妙丸君に謁見をお願いする。信長さんが居ないせいか急いでいる時に待たされ少しイライラする
奇妙丸君の世話役の人に案内されやっと通された。
「待たせてしまって申し訳ありませぬ。早く通せと伝えたのですが時間が掛かりました。本日はそのような格好で剣城殿も父上に呼ばれたのですか?」
「いえ、実は信長様にお渡しする必殺の物資の輸送を私の軍で演習を兼ねてみようと思い2日程お暇する許しを頂こうと思いまして」
「そのような事某に許可を貰わなくとも剣城殿の好きなようにして良いと思います。某は仮の存在です。剣城殿は存分に演習をなさってください」
いやマジでこの子ヤバいんじゃないの!?雰囲気が会社の上役と話してる時みたいな感じなんだが!?
「はっ。ありがとうございます。村の者にも見せてる建築関係の書物になります。暇な時お読みください。沢彦さん勉学の事任せっきりにすいません」
「剣城殿は忙しい方、存分に励みなさい。拙僧も奇妙丸様と共に学ばせてもらって楽しいですよ」
「木下様はどうですか?」
「木下殿はどうも勉学が苦手のようでな?あまり現れんのだ」
「なら私から一言、言っておきます。では行ってまいります」
「剣城殿?我が織田家の発展今後もよろしくお頼み申し上げます。お気をつけて演習なさってください」
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